㈱クエストリー 社長 櫻田弘文「ブランディング」通信 | 経営者会報 (社長ブログ)
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「東北太平洋沖巨大地震」で感じること
「人々が幸せになるブランド」をプロデュースしているクエストリーの櫻田です。
東北地方太平洋沖で起きたマグニチュード 9.0という観測史上最大の地震による
被災の広さと深刻さには言葉を失い驚くばかりです。
被災された皆様に心からお見舞い申し上げます。
また、不幸にして亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げます。
そして救援を待つ人たちが、一時も早く安全な場所に逃れられることを願っています。
僕は、香港出張から10日の夜に戻ってきて、翌日出社していました。
この日の帰国でしたら、成田空港が封鎖で戻れませんでした。
地震発生時には、弊社ではメンバー全員が社内で業務をしていました。
弊社はビルの6階にありますが、かつて感じたことがない揺れと衝撃に騒然としました。
棚の上のものが落ち、ガラス製品や台所の食器が割れ、女性メンバーはテーブルの下に逃れました。
長い揺れが収まった後、非常階段を使い、すぐ近くの公園に全員無事に避難しました。
2時間ほど公園で様子を見ましたが、その間にも余震が続き、携帯電話も通じませんでした。
会社に一旦戻りましたが、公共の交通機関が動いていないため帰宅が出来ません。
この公園がこんなに人で埋め尽くされたのは初めてです。
11時近くまで待機し、その後、徒歩と動き出した電車で12時過ぎに全員帰宅することが出来ました。
震度5の東京でこういう状態ですから、被災地は本当に大変だったと思います。
しかも地震の後に来た津波は本当に恐ろしいものがあります。
大事なことは、一人ひとりが出来ることをしっかりと見定めて行動することだと思います。
会社としては、社員の安全が第一ですので、避難方法と連絡手段の確認をしました。
避難時に必要な品もリュックにつめ、すぐに持ち出せるようにしました。
確かにこの悲惨な状態を見ますと胸が痛みますが、むやみな過剰の反応は禁物だと思っています。
いたずらに不安や混乱を引き起こすような行動は慎まなければなりません。
また不確定要素のことを憶測で語るのも風評被害を招くだけです。
“悲惨な状態⇒予定していたことも中止⇒商売やビジネスがダメだと悲観”
こういった精神的な負のスパイラルに陥らないことです。
とくに顧客接点の小売店の役割は大きいと思います。
暗く重くるしい表情の商売になれば、ますます社会の雰囲気は悪くなります。
多くの海外メディアが地震の被害を伝えると同時に、
冷静に助け合いながら行動している日本人を高く評価しています。
米国のCNNは、秩序を守ってコンビニに列を作る日本人の写真を掲載し、その姿を称賛しています。
中国メディアも“日本の民衆の落ち着きが強い印象を与えている”(第一財経日報)
“日本人はなぜこんなに冷静なのか”(新京報)と報じています。
日本に辛口と言われる国際情報紙の環球時報でさえも
“日本人の冷静さが世界に感慨を与えている”と掲載しています。
ロシアの独立系紙ノーバヤ・ガゼータ(電子版)は、
“日本には最も困難な試練に立ち向かうことを可能にする人間の連帯がいまも存在している”
とゴロブニン・タス通信東京支局長の称賛の記事を掲載しています。
実際に地震発生の11日の夜、公共の交通機関が止まり、多くの人々が帰宅の足を奪われた東京では、
レストランや商店がペットボトル入りの飲料水を無料で提供し、トイレを開放していました。
やっと動き始めた電車にも譲り合いながら乗車をしています。
“みんな大変だから”と言う言葉を耳にするたびに、大震災の甚大な被害にもかかわらず、
社会的秩序を失わない日本人の絆の強さを実感しています。
皆様、どうかお互いに力を合わせてがんばりましょう。
※海外メディアの内容は、「asahi.com」「楽天Social News」「産経ニュース」を参照しました。
※今回のブログは、本日配信の「ブランディング・レポートVol453」の“メッセージ”を
一部省略、修正して掲載しています。レポートの有料購読者の皆様、ご了承ください。
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(株)クエストリー工藤典子のブログ (株)クエストリー岡本亮二のブログ
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クエストリー・ブランディングレポート (株)クエストリーホームページ
東北地方太平洋沖で起きたマグニチュード 9.0という観測史上最大の地震による
被災の広さと深刻さには言葉を失い驚くばかりです。
被災された皆様に心からお見舞い申し上げます。
また、不幸にして亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げます。
そして救援を待つ人たちが、一時も早く安全な場所に逃れられることを願っています。
僕は、香港出張から10日の夜に戻ってきて、翌日出社していました。
この日の帰国でしたら、成田空港が封鎖で戻れませんでした。
地震発生時には、弊社ではメンバー全員が社内で業務をしていました。
弊社はビルの6階にありますが、かつて感じたことがない揺れと衝撃に騒然としました。
棚の上のものが落ち、ガラス製品や台所の食器が割れ、女性メンバーはテーブルの下に逃れました。
長い揺れが収まった後、非常階段を使い、すぐ近くの公園に全員無事に避難しました。
2時間ほど公園で様子を見ましたが、その間にも余震が続き、携帯電話も通じませんでした。
会社に一旦戻りましたが、公共の交通機関が動いていないため帰宅が出来ません。
この公園がこんなに人で埋め尽くされたのは初めてです。
11時近くまで待機し、その後、徒歩と動き出した電車で12時過ぎに全員帰宅することが出来ました。
震度5の東京でこういう状態ですから、被災地は本当に大変だったと思います。
しかも地震の後に来た津波は本当に恐ろしいものがあります。
大事なことは、一人ひとりが出来ることをしっかりと見定めて行動することだと思います。
会社としては、社員の安全が第一ですので、避難方法と連絡手段の確認をしました。
避難時に必要な品もリュックにつめ、すぐに持ち出せるようにしました。
確かにこの悲惨な状態を見ますと胸が痛みますが、むやみな過剰の反応は禁物だと思っています。
いたずらに不安や混乱を引き起こすような行動は慎まなければなりません。
また不確定要素のことを憶測で語るのも風評被害を招くだけです。
“悲惨な状態⇒予定していたことも中止⇒商売やビジネスがダメだと悲観”
こういった精神的な負のスパイラルに陥らないことです。
とくに顧客接点の小売店の役割は大きいと思います。
暗く重くるしい表情の商売になれば、ますます社会の雰囲気は悪くなります。
多くの海外メディアが地震の被害を伝えると同時に、
冷静に助け合いながら行動している日本人を高く評価しています。
米国のCNNは、秩序を守ってコンビニに列を作る日本人の写真を掲載し、その姿を称賛しています。
中国メディアも“日本の民衆の落ち着きが強い印象を与えている”(第一財経日報)
“日本人はなぜこんなに冷静なのか”(新京報)と報じています。
日本に辛口と言われる国際情報紙の環球時報でさえも
“日本人の冷静さが世界に感慨を与えている”と掲載しています。
ロシアの独立系紙ノーバヤ・ガゼータ(電子版)は、
“日本には最も困難な試練に立ち向かうことを可能にする人間の連帯がいまも存在している”
とゴロブニン・タス通信東京支局長の称賛の記事を掲載しています。
実際に地震発生の11日の夜、公共の交通機関が止まり、多くの人々が帰宅の足を奪われた東京では、
レストランや商店がペットボトル入りの飲料水を無料で提供し、トイレを開放していました。
やっと動き始めた電車にも譲り合いながら乗車をしています。
“みんな大変だから”と言う言葉を耳にするたびに、大震災の甚大な被害にもかかわらず、
社会的秩序を失わない日本人の絆の強さを実感しています。
皆様、どうかお互いに力を合わせてがんばりましょう。
※海外メディアの内容は、「asahi.com」「楽天Social News」「産経ニュース」を参照しました。
※今回のブログは、本日配信の「ブランディング・レポートVol453」の“メッセージ”を
一部省略、修正して掲載しています。レポートの有料購読者の皆様、ご了承ください。
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コメント一覧
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