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2017年05月28日(日)更新

映画『マンチェスター・バイ・ザ・シー』

昨日、何とも切ない映画を観ました。
切ないけれども、心が揺さぶられるいい作品です。

第89回アカデミーショーで主演男優賞(ケイシー・アフレック)と
同時に脚本賞も受賞した作品です。

マンチェスターといえば、先日イギリスでテロがありましたが、
この作品の舞台はアメリカのマンチェスター・バイ・ザ・シーという小さな町です。

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個人的にネタバレになるのは本意ではないのでストーリーは書きませんが、
人には簡単に乗り越えられない過去があるということがストーリーの主題です。

どんな悲しみを心の奥底に抱えながらも、人は生きなければなりません。
それでも生きていると人の暖かさに触れるのが救いです。

とくに最後のシーンは、唐突ですが、ああっよかったという感じで終わります。

なんだかわからない内容になってしまいましたが、とにかくいい作品です。

2017年04月10日(月)更新

「しなやかな経営」と「したたかな経営」

今朝書いたFBの続きです。

組織が硬直化する顕著な現象は、前例主義に陥ることです。
先例に基づいてのみ行動することは、ある意味では後退です。

あるいは前例がないからやらないのは、座して死を待つのと同じです。

それにしても経営は山あり谷ありです。

思わず頭を抱え込みたくなるような事態もおきます。
ぎゃあといって逃げたくなるような場面もあるかもしれません。

しかし、どんな状況においても、経営者には「しなやか」であることが求められます。

「しなやかな経営」とは、課題を真っ正面から受け止め、受け入れて、
課題の解決に取り組み経営です。

「しなやかな経営」の対極にあるのは「したたかな経営」です。
したたかとは、相手の顔を伺い、隙あらば動くような態度や姿勢です。

経験則ですが、したたかな経営は他社の成功事例をまねる傾向になりがちです。

結果的には同質化競争に中で四苦八苦することになります。
どんなに状況が厳しかろうとも、したたかな経営は結果的には支持されません。


「しなやかな経営」のためには、
チームやメンバーの個性やアイディアを活かし、モチベーションを高め、
その創造性を存分に発揮出来るための土壌づくりを進めていくことが大事です。

しかし、しなやかさは時には緩い組織につながりかねません。
そこで目的や価値観を明確にした「軸=ミッション」が必要となります。

ぶれない軸を持ち、柔軟に組織をかき混ぜることで、
さらに組織にしなやかさが生まれてきます。

2017年03月13日(月)更新

物事はとらえ方次第で、楽しくも恐くもなります

会社のメンバーの一人と朝話していたことです。

親戚の三歳児(もうすぐ4歳)の男の子がすごくわんぱくなのですが、
意外と恐がりのところもあるという話しです。

あるとき「黒ひげ危機一髪ゲーム」をいっしょにやったのだそうです。

黒ひげ危機一髪ゲームはご存知ですよね。
タカラトミーから発売されている定番ゲームです。

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樽に剣を差して、樽の中に閉じ込められた黒ひげを
飛び出させるシンプルなゲームですが、これが大人も結構はまります。


三歳児は黒ひげが飛び出したところで、相当ビビった様で半泣きだったとか!
恐くてもうゲームをやらないと言い出したのだそうです。

ところが、近くにいた大人が飛び出したら勝ちだよ、と教えると
これがおもしろいことにどんどんと剣を突き刺し、
飛び出るたびに「やったあ」と大喜びだったそうです。

「飛び出る→負け→恐い」が「飛び出る→勝ち→楽しい」に変わったということですね。

まあ、これだけの話しですが、物事はとらえようです。

飛び出ることが負けか勝ちかで、恐いと楽しいに変わるのですから・・・。
ご商売やビジネスにも同じようなことがあるように思います。

何となく三歳児に人間の心理を教えてもらったような感じでした(少々大げさかな)。

2017年03月12日(日)更新

伝えることによって生まれる価値

自宅近くの地下鉄の駅のことです。
その駅の構内にいつも季節の生花が飾られています。

どこが飾っているのかは知りませんが、花は定期的に変わります。
殺風景な構内もそこだけは明るく感じられます。

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普段は足早に通り過ぎるのですが、
よく見ると、花瓶の下に紙が下がっています。

立ち止まって、じっくりと見ると、
飾られている花がイラストで描かれ、名前が添えられています。

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何気ないことのように感じられるかもしれませんが、
この一枚の解説の紙で、この花の演出の価値が変わると思うのです。

飾り手がそこまで考えているかどうかはわかりませんが、
花を眺めるだけではなく、花を知る、花を学ぶという価値が生まれます。

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伝え手にとっては当たり前のことでも、
わかりやすく伝えることで、新しい価値に変換することができますね。
 

2017年03月10日(金)更新

小豆と小石

今朝のFBの続きのような話しで、ちょっと思い出したのでブログに書きます。

今日も冬晴れのいい天気でした。気温も上がります。
そして同時に花粉も飛んでいました。

目が痒い、鼻水が出る、くしゃみ連発・・・このところ、スギ花粉でメロメロです。

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振り返れば、春先の異変に気が付いたのは、社会人になった時のことでした。
風邪のような状態が新入社員教育を受けている時に続いたのを覚えています。

それを働くことのストレスとだと思い、
「働くということに向いていないのかも・・・」と感じました。

でも、それがスギ花粉のせいだとだったのとわかるのはずっと後のことです。

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花粉症は、異物を排除しようとする身体の免疫機能が引き起こします。

この免疫機能というやつは、会社という組織にもあるように思います。

組織には暗黙のルールみたいなものがあり、
無意識のうちに組織内の異物を排除しようとします。

でもね、単なる異物はNGですが、
組織のマンネリをかき回す異物は歓迎すべきだと思います。

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と言うところで、免疫機能から、思い出したのが、
随分前にある方から教えていただいた「小豆と小石」の話しです。

といっても単純な内容、お赤飯のことです。
お赤飯には入っている小豆はおいしさを引き立てます。

ところが、よく似た小石が入っていると食べることは出来ません。

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その方は、組織には異質は要らないが、他質は必要と言っていました。
つまり、小豆は他質で美味しさを引き立てる、しかし小石は異質で不要なもの、

組織はどんどん他質を入れていかなければ、必ずマンネリになるということです。
そんな話しですが、組織の免疫機能から考えると、一理あると思うのです。

2017年03月07日(火)更新

「自分の感受性くらい」・・・茨木のり子 作

昨日、ネットであることを調べていて出会ったのが
茨木のり子さんの「自分の感受性くらい」という詩です。

茨木のり子さんは、1926年(大正15年)に生まれ、
2006年に79歳で亡くなられた詩人です。

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ご存知の方も多いのかもしれませんが、
僕はまったく茨木さんのことは知りませんでした。

たまたま読んだ「自分の感受性くらい」にガツンとやられたのです。


ぱさぱさに乾いてゆく心を
ひとのせいにはするな
みずから水やりを怠っておいて

気難しくなってきたのを
友人のせいにはするな
しなやかさを失ったのはどちらなのか

苛立つのを
近親のせいにはするな
なにもかも下手だったのはわたくし

初心消えかかるのを
暮らしのせいにはするな
そもそもが ひよわな志しにすぎなかった

駄目なことの一切を
時代のせいにはするな
わずかに光る尊厳の放棄

自分の感受性くらい
自分で守れ
ばかものよ



いかがですか?
茨木さんが51歳のときの作品です。

この作品以外の詩も読みたくなって
Amazonで岩波文庫の『茨木のり子詩集~谷川俊太郎選』をオーダーしました。

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世の中には知らない、素晴らしい人がたくさんいますね。
詩集が届くのがとても楽しみです。

2017年03月06日(月)更新

学生時代を思い出して、ぶらぶら散歩

先週の土曜日に新宿方面に用事があって出かけたときのこと、
ふと思い出して、学生時代に2年半ほど住んでいた初台駅で下車しました。

初台駅から歩いて10分ほどのところの代々木警察署の裏のアパートに
大学4年から就職した1年目まで住んでいました。

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数えれば、かれこれ40年も前のことです。
1階に3部屋、2階に同じく3部屋あったのを覚えています。

僕が住んでいたのは、2階の奥の部屋でしたが、
不思議なことに入り口は1階で、扉を開けると2階に上がる急な階段がありました。

ここで弟と2年、その後はいまのかみさんと半年ほど暮らしました。
(まるで『神田川』の世界・・・)

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さて、駅から歩いて向かっていると、
当然のことですが、街は様変わりしています。

甲州街道はそのままですが、
駅前には「東京オペラシティ」という複合施設がそびえています。

ここはかつては東京工業試験場(何か暗かった印象)だったと記憶しています。

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甲州街道沿いを歩いていくと、代々木警察署が見えてきました。
建物はおおよそ当時のままでした。

代々木警察といえば、学生時代に深夜に酔って帰った時に、
自宅の鍵が見当たらず、ドアをどんどんと叩いて弟を起こしていると、
二人連れの警察官にライトで照らされ、職務質問を受けたことがありました。

ドアを開けて出てきた弟が驚いたのを覚えています。

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さて、そんなことを思い出しながら、警察署を右に曲がると
アパートの手前の大家さんの家が見えてきました。

立て替えられたようで、いまはわりかし新しい建物です。

また、思い出したのは、大家さんはご主人をなくした
年配(当時60歳くらいだったと思う)のおばさんで、
すぐ近くに息子さんご夫婦が暮らしていました。

このおばさんがすごくいい方だったのです。

2階の僕の部屋の下が大家さんの台所だったのですが、
「櫻田さん、お皿もってきなさい」といっておかずを分けてくれました。

テレビを買い替えたときには、古いテレビを譲ってくれました。

「結婚するので、引っ越します」と伝えると、
何かは忘れましたが、プレゼントを渡されました。


さて、大家さんの家の隣りが、アパートだったのですが、
何とアパートは取り壊されて、駐車場になっていました。

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駐車場の奥に入って、ここが部屋の入り口だったなあと、しばし感慨に浸っていました。

駐車場の端には梅の花が咲いていましたが、
梅の木があったことは思い出せませんでした。

梅の花に気が付く年齢ではなかったのだと思います。

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まあ、そんなことで、ちょっと胸が熱くなった
土曜日の感傷のぶらぶら散歩でした。
 

2017年03月01日(水)更新

会社の壁の絵を架け替える

3月に入ったので、気分転換で会社の壁に飾ってある絵を架け替えました。

かつて銀座にアポロギャラリーという画廊があり、年末になるとバーゲンをしていたので、
数年かけて買った絵画やエッチングが社内に8枚あります。

といっても、どれも数万円程度のモノです。
しかも、エッチングは原本から刷ったものだけではなく、
刷ったものの複製もあるので、どれだけ価値があるかはわかりません。

まあ、インテリア感覚ですのでいいのです。


季節ごとに架け替えているのですが、今日はシャガールにしました。
題名は忘れましたが、不思議な雰囲気の作品です。ちょっと孤独感を感じます。

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シャガールがこんなことを語っています。

心を込めて創り出した時は、たいてい何でも上手く行く。
頭を唸ってひねって作り出しても、おおよそ無駄である


作品づくりだけではなく、仕事もいっしょですね。

2017年02月27日(月)更新

目指すべきお客様を絞り込む勇気

いまのお客様は提供される満足度、あるいはその反対の不満度に対して非常に敏感です。

なぜならば、数多くのサービスの体験によって、
求める満足度のハードルが高くなり続けているからです。

不満は離反客を生み出します。

お客様は言葉に出して不満を述べないだけで、静かに去っていくだけです。
これが本当に恐いのです。


もしあなたが会社から、すべてのお客様に高い満足を提供するように指示されたとします。
あなたはそれが出来ますか?

はっきり言って無理ですよね。
いや無理というよりも無茶なことといわざるを得ません。

商売において、すべてのお客様を対象にするということは、
一見当たり前のように感じますが、実は非常に困難な道をゆくこととなります。

自店の目指すべきお客様を規定しない商売は、
目の前のお客様を追いかけ、ひたすら迎合して行く商売になります。

別な見方をすると、不特定多数を相手にすることは、膨大なコストが発生します。
大きな人的なエネルギーも必要になってきます。

すべてのお客様に満足していただくことは、非常に難しい道なのです。

 
いま必要なのはお客様を絞ることです。勘違いしないでくださいね、
お客様を切り捨てることではないのですから………。

いらっしゃっていただく方はすべてお客様です。
でも、その中から目指すべきお客様を絞ることです。


「顧客を絞る→来店客が減少する→売上が減少する」
こういう見方をする経営者がいます。

「顧客を絞る→満足度が向上する→評判が高まる→利用客が増える→売上が向上する」
こう考える経営者もいます。


確かに絞るということは怖いですよね。
一時的には客数が減る可能性があります。

しかし、「失うもの多し、されど得るもの多し」ですよ。

絞ることによって、満足度の方向性が定まってきます。

虫眼鏡で太陽の光を集めると、次第に熱を持ち、
やがて煙が出てきて火がつくのと同じことです。

店のパワーも同じです。1点に集中することによって高い満足度を創り出すことが出来ます。
 

2017年02月20日(月)更新

『ヒューゴの不思議な発明』が素晴らしく良かった

先週の金曜日から日曜日まで
青森県八戸市、十和田市でとても楽しいひとときを過ごしました。

そのことを書こうと思ったのですが、
FBでも投稿していますので、ちょっと別なことを書きます。


昨日八戸から東京に戻る新幹線の中で、Amazon プライムビデオから、
iPadにダウンロードしてあった『ヒューゴの不思議な発明』という映画を観ました。

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第84回アカデミー賞で五部門で受賞した作品です。


監督は巨匠「マーティン・スコセッシ」です。

マーティン・スコセッシといえば、
僕らの世代にとっては『タクシードライバー』が忘れられません。

ロバート・デニーロの演じるトラヴィス、ジュディ・フォスターの演じる娼婦アイリス
どちらも大学生だった僕の心に強烈に焼き付けられました。

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20代にこれにガツンとやられたのです。


『タクシードライバー』がマーティン・スコセッシのベスト作品だと思っているので、
『ヒューゴの不思議な発明』はだいぶ前にダウンロードしたままでした。


ところが、この作品はまた別の意味で
マーティン・スコセッシの名作のひとつだと思います。

ネタバレになるのストーリーの解説はしませんが、
夕闇のせまるパリの街を時計台から見下ろしながら
主人公のヒューゴが少女イザベルに語るシーンがあります。

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何にでも目的がある。機械にでさえ。
時計は時を知ら、汽車は人を運ぶ。

みんな果たすべき役目があるんだ。

壊れた機械を見ると悲しくなる。役目を果たせない。

人も同じだ。目的を失うと人は壊れてしまう。


ここからは世界がひとつの大きな機械に見える。

機械には不要な部品はない。

使われている部品はすべてが必要なんだ。

だから世界がひとつの機械なら、
僕は必要な人間なんだ。

理由があってここにいる。

君にも理由があるはずだ。
 

このセリフがこの映画の素晴らしさを語っています。
ブランディングの目指すところと同じではないかと思うのです。

ぜひ、お子さんやご家族といっしょにご覧になってください。
何かが変わるはずです。

予告編がYouTUBEにありましたのでご覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=UXgYiwBAbHA
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会社概要

(株)クエストリーは2003年に「店がブランドになる」ことを支援・プロデュースするために設立されました。「店がブランドになる」ためのプロセスをわかりやすく整理し、具体的な成果につながるコンサルティング、プロデュース、クリエイティブを展開しています。代表取締役の櫻田弘文は、これまでに300社以上...

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個人プロフィール

1955年生まれ、自然豊かな山梨県南アルプス市で育つ。高校卒業後、大学に進むが、学業には目を向けず、芝居に夢中になる日々を過ごす。大学卒業後、広告・マーケティング会社に入社。5年区切りで、コピーライティング、広告プランニング、マーケティング、店舗開発、マネージメント指導などの業務を経験する。2...

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