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2015年02月27日(金)更新

ブランドは常識を超える!~足元に眠る豊かさがブランドになる時代~

「小さくても光り輝くブランド」をプロデュースしているクエストリーの櫻田です。


3月19日(木)に「第31回ブランディングセミナー」を
東京・両国の「国際ファッションセンター」で開催します。皆様、ぜひご予定ください。

今回のテーマは
「ブランドは常識を超える!~足元に眠る豊かさがブランドになる時代~」


詳しい概要は下記をご覧ください。
http://www.questory.co.jp/tabid/194/Default.aspx


ところで今回のテーマに入っている「常識」ってなんでしょうかね。

ウィキッてみると「社会の構成員が有していて当たり前のものとしている価値観、知識、判断力のこと」
あるいは「客観的に見て当たり前と思われる行為、物事のこと」と説明されています。

僕たちの生活は自分の置かれた常識に縛られています。

常識は「このいう場合は普通はこういう方法だ」
「業界ではこのやり方でやってきたから問題ない」といった既成概念で
がんじがらめになったメンタルブロックを生み出します。これが本当に曲者なのです。

でも常識は狭い内々の世界のものでしかありません。
よく聞く話ですが、海外では通じない日本の常識がたくさんあります。

例えば親指を立てて「グッジョブ」を表現する人がいますが、
これはイスラム圏では最大の侮辱に当たり、やったら険悪な雰囲気になるようです。



「ブランドになることなど、中小企業や地方では無理、夢物語」
とお考えでしたら、それこそ大きな間違いです。

ブランドになるためには、他にない独自の価値が軸になりますが、それは足元に眠っています。
残念なことに、多くの経営者がそれに気が付いていないだけなのです。

地域再生の声とは裏腹に、現実は大都市圏に益々人口や経済が集中し、
地方はどんどん疲弊しています。破綻寸前の地方行政も少なくありません。

クエストリーでも地域行政の仕事をしていますが、
なぜもっと足元の豊かな資源を掘り起こさないのかと思わざるを得ません。

今回のセミナーでは一次産業や六次化を目指す事例を中心に取り上げますが、
企業や店もまったく同じです。

ないものねだりをしても向かうべき道は見つかりません。
自分たちに「しかないもの」を見つけ出し、それを価値に育てていくことがいま求められています。




クエストリー:http://www.questory.co.jp

2015年02月23日(月)更新

やったほうがいいことはすべてやる

「小さくても光り輝くブランド」をプロデュースしているクエストリーの櫻田です。
 
 
先週訪問したお取引先の小売店で、
先日放送されたNHKの「プロフェッショナル・仕事の流儀」に登場した
「グランドハイアット東京」のチーフコンシェルジュの阿部佳さんの話になりました。

この番組は僕も出張先のホテルで見ました。
早めに寝るつもりでしたが、最後まで見入ってしまいました。
 


番組ではさまざまな実例を挙げてコンシェルジュの仕事を紹介していました。
阿部さんがお客様に向き合うときに大切にするのは「言葉の向こうの心を読む」こと。

「コンシェルジュの仕事の8割9割はどれだけ相手に近づけるかということ」だと言います。
 
さらにこうも語っています。
「考えていること、イメージしていることが、これだ!っと合ったときに、
これをして差し上げればこの方は喜んでくださる、ということがわかる。それが醍醐味」。

お取引先の社長は、ホテルも小売業も同じ、これが求められていると語っていました。

 
個人的になるほどと思った阿部さんの一言は
「やるべきことだけではなく、やったほうがいいことはすべてやる」。

期待通りでは可もなく不可もなく、期待以上、期待をはるかに超えるには、
後者の「やったほうがいいことはすべてやる」これに尽きますね。
 

それにしても真のプロフェッショナルは実に自然体です。

力むこともなく、偉ぶることもなく、
「コンシェルジュの仕事は趣味」と語る阿部さんの素敵なこと。

お会いしてみたい方がまた一人増えました。
 


クエストリー:http://www.questory.co.jp

2015年02月16日(月)更新

社内に飾られた雛人形

「小さくても光り輝くブランド」をプロデュースしているクエストリーの櫻田です。
 
 
クエストリーでは季節の行事や習慣を
出来るだけメンバーといっしょに感じるようにしています。

2月3日(火)には節分の豆まきをしましたが、
いまは雛祭りに向けて雛人形が社内に飾られています。

貝合わせの雛人形はメンバーの金田の私物、
ミニチュアの道具は先日浅草橋で購入してきたらしい。

今日は出社したらひなあられが加わっていた。


 
家庭で失われつつある季節の行事や習慣を大事にするのは、
金田の影響が大きいと思う(彼女はこういうことをすごく大事にする)。

まあ、社長としてはメンバー全員が楽しんでくれたらいいし、
忙しい毎日に節目があることは大歓迎です。
 
 


クエストリー:http://www.questory.co.jp
 

2015年02月13日(金)更新

情報は引き出しにしまって忘れてしまおう

「小さくても光り輝くブランド」をプロデュースしているクエストリーの櫻田です。
 
 
情報収集に熱心な人って結構います。

新しい店がオープンすれば足を運ぶし、いろいろなメディアにもよく目を通しています。
新しい情報や知識でいっぱい。こういう人に多いのは、評論家風なタイプかな。
 
情報を集めることは、もちろん悪いことではないけど、
集めることで満足してしまう人も少なくありません。

いくら情報を集めても、それを編集しないと宝の持ち腐れになってしまいます。
情報の量よりも編集の質が問われていますね。
 
あっちとこっちを、くっつけ、組み合わせ、こねくり回し、
練りこみ、変形させて、いままでになかった新しい価値を生み出すこと。

ちょっと乱暴な言い方かもしれないけど、これが情報編集だと思う。

もちろん誰かを幸せにする価値でなければダメだけど………。

でも、情報編集はうんうんと唸ってするものじゃあないね。

いろいろな情報を記憶の中の引き出しにしまっておく。

時々その引き出しを上下や右左に入れ替えたり、
思い切って捨ててしまったりしているうちに、これっておもしろいねってことになる。
 
ポイントは、引き出しにしまったら、一度忘れてしまうこと。

そうでなくても、よっぽど強烈の情報でなければ普通はすぐに忘れます。
僕なんか最近とくにその傾向が強いなあ。忘れてはいけないことまで、すぐに忘れてしまう。

 
忘れていた情報が新しい価値として編集されるのは、人と話しているときに多いね。

紙に向かってあれこれメモやいたずら書きをしていても出てくるけど、
話しているときのほうが圧倒的に多い。

そういう意味では、情報編集には雑談が大事ですねえ。



クエストリー:http://www.questory.co.jp

2015年02月02日(月)更新

「逃げる」・・・毎月届くハガキより

「小さくても光り輝くブランド」をプロデュースしているクエストリーの櫻田です。


日向は暖かいのですが、日陰に入るとぐっと寒さを感じますね。
とくにビルの谷間は、日向が少なく、日陰が多いなあ。

人生も似たようなもので、日向ばかりではなく、日陰もたくさんあります。
あっ、別に落ち込んでいるわけではありませんよ。


さて、毎月1日になると、1枚のハガキが届きます。

もう25年ほど前に前職の会社の時に知り合い、
何度かいっしょに仕事をした店舗設計事務所の代表の方からです。

事務所が静岡県ということもあり、最近はご無沙汰しています。
それにも関わらず、毎月送ってくださるので、届くたびに恐縮してしまいます。

その都度、いろいろな言葉や文章が印刷されているのですが、
今月は「逃げる」という内容でした。読んで納得です。




「人間各々の価値は、その人が熱心に追い求める対象の価値に等しい」
ローマの哲人、マルクス・アウレリウスの言葉です。

何を追い求めているか。
それがそのまま、その人の価値になる。
追い求めているものの内容が、その人の人間を決定するということです。

古今東西、不変の真理というべきでしょう。

現状に悶々と楽しまない人もいるかもしれません。
そういう人のために、2つの言葉。

「つらいから逃げるのではない。逃げるからつらくなるのだ」
ウイリアム・ジェームス

「いやだな、つらいなと思ってもやらなかればならないことがある。
その、いわば『修行』を捨ててしまうのは、みずから『宝』を捨てることである。」
松下幸之助




クエストリー:http://www.questory.co.jp
 

 

会社概要

(株)クエストリーは2003年に「店がブランドになる」ことを支援・プロデュースするために設立されました。「店がブランドになる」ためのプロセスをわかりやすく整理し、具体的な成果につながるコンサルティング、プロデュース、クリエイティブを展開しています。代表取締役の櫻田弘文は、これまでに300社以上...

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個人プロフィール

1955年生まれ、自然豊かな山梨県南アルプス市で育つ。高校卒業後、大学に進むが、学業には目を向けず、芝居に夢中になる日々を過ごす。大学卒業後、広告・マーケティング会社に入社。5年区切りで、コピーライティング、広告プランニング、マーケティング、店舗開発、マネージメント指導などの業務を経験する。2...

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