㈱クエストリー 社長 櫻田弘文「ブランディング」通信 | 経営者会報 (社長ブログ)
「店がブランドになる」ことを支援・プロデュース! コンサルティング会社・社長のジャム・セッション
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元気のいい現実を注視
「店がブランドになる」ことを支援・プロデュースしているクエストリーの櫻田です。
以前も書きましたが、毎月お取引き先へご請求書をお送りするときに、
個人的な思いまとめた手紙を同封させていただいております。
まあ、一種の応援のようなものです。今月は次のようなことを書きました。
本格的な夏の訪れを迎えました。陽射しのまぶしさに思わず目を細めてしまう、今日この頃です。
しかし、世の中を見渡しますと、長引く景気の悪化、国民不在の政治の空転、
凶悪犯罪の増加などのニュースが続き、明るい材料がなかなか目につきません。
それでも、街を歩いてみますと、行列が出来たり、熱烈なファンがいる
元気なお店がたくさんあることに気が付きます。
毎週お届けしておりますショップブランディング・レポートの
ブランドウォッチングで取り上げているお店もそのひとつです。
この1ヶ月間に取り上げたのは、
ドッググッズのオリジナル&セレクトショップ「犬の生活」、
台湾茶とプーアール茶の専門店「三徳堂」、
ボールペンと鉛筆の専門店「五十音」、
アウトドアブランド「L.L.Bean」、高級鯛焼き「柳屋」などです。
共通していることは、弊社がブランドの4つの法則として述べてきたことです。
「①独自性の発見」→「②顧客価値の創造」→「③物語の熟成」→「④イメージの形成」の4つです。
持論が正しいといいたいのではありませんので、誤解をされませんように………。
大事だなと思い、弊社の社員にも伝えていることは、“元気な現実を注視すること”です。
元気のない現実をいくら研究しても答えは見えてきません。
反対に元気のある現実とは、お客様が熱烈に支持している現実です。
そこには、何かの理由があるはずなのです。
“それは都会だから”、“若い人の店だから”、“ウチとは業種が違うから”………
こういう反応をされる方がいます。
以前は、熱心に反論していたのですが、最近はあまり固執せずに、
“でも、機会がありましたらご覧になられた方がいいですよ”というようにしています。
大変革のいまを生き残るには、変化を喜んで受け入れることです。
新しい変化を観ないで、最初から否定していては話にならないのです。
素直に事実を観て、何がポイントなのかを見定める目が必要なのです。
その上で、自社ならばどうしたらいいのかを考えることです
100年に一度の危機は、別な見方をしますと、100年に一度のチャンスでもあります。
これまでのパラダイム(枠組み)が崩壊し、新しいものに変わりつつあるのです。
それを頭で考えるのではなく、元気のいい現実から学ぶ姿勢が
私たちには必要なのではないでしょうか。
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以前も書きましたが、毎月お取引き先へご請求書をお送りするときに、
個人的な思いまとめた手紙を同封させていただいております。
まあ、一種の応援のようなものです。今月は次のようなことを書きました。
本格的な夏の訪れを迎えました。陽射しのまぶしさに思わず目を細めてしまう、今日この頃です。
しかし、世の中を見渡しますと、長引く景気の悪化、国民不在の政治の空転、
凶悪犯罪の増加などのニュースが続き、明るい材料がなかなか目につきません。
それでも、街を歩いてみますと、行列が出来たり、熱烈なファンがいる
元気なお店がたくさんあることに気が付きます。
毎週お届けしておりますショップブランディング・レポートの
ブランドウォッチングで取り上げているお店もそのひとつです。
この1ヶ月間に取り上げたのは、
ドッググッズのオリジナル&セレクトショップ「犬の生活」、
台湾茶とプーアール茶の専門店「三徳堂」、
ボールペンと鉛筆の専門店「五十音」、
アウトドアブランド「L.L.Bean」、高級鯛焼き「柳屋」などです。
共通していることは、弊社がブランドの4つの法則として述べてきたことです。
「①独自性の発見」→「②顧客価値の創造」→「③物語の熟成」→「④イメージの形成」の4つです。
持論が正しいといいたいのではありませんので、誤解をされませんように………。
大事だなと思い、弊社の社員にも伝えていることは、“元気な現実を注視すること”です。
元気のない現実をいくら研究しても答えは見えてきません。
反対に元気のある現実とは、お客様が熱烈に支持している現実です。
そこには、何かの理由があるはずなのです。
“それは都会だから”、“若い人の店だから”、“ウチとは業種が違うから”………
こういう反応をされる方がいます。
以前は、熱心に反論していたのですが、最近はあまり固執せずに、
“でも、機会がありましたらご覧になられた方がいいですよ”というようにしています。
大変革のいまを生き残るには、変化を喜んで受け入れることです。
新しい変化を観ないで、最初から否定していては話にならないのです。
素直に事実を観て、何がポイントなのかを見定める目が必要なのです。
その上で、自社ならばどうしたらいいのかを考えることです
100年に一度の危機は、別な見方をしますと、100年に一度のチャンスでもあります。
これまでのパラダイム(枠組み)が崩壊し、新しいものに変わりつつあるのです。
それを頭で考えるのではなく、元気のいい現実から学ぶ姿勢が
私たちには必要なのではないでしょうか。
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