㈱クエストリー 社長 櫻田弘文「ブランディング」通信 | 経営者会報 (社長ブログ)
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生誕150年記念「ルネ・ラリック」展
「店がブランドになる」ことを支援・プロデュースしているクエストリーの櫻田です。
先週の土曜日に六本木の国立新美術館で開催されている
「生誕150年記念 ルネ・ラリック展」を観にいってきました。
ルネ・ラリック展→http://www.tokyo-np.co.jp/event/lalique/
ルネ・ラリックは19世紀末から20世紀半ばにかけて、
アールヌーヴォーのジュエリー制作者、アール・デコのガラス工芸家として、
ふたつの分野で活躍した人です。
ルネ・ラリックは1860年にフランスのシャンパーニュ地方に生を受け、1945年に85歳で亡くなりました。
以前ここで観たピカソもそうでしたが、長生きですね。
創作へのエネルギーが生命力を高めるのでしょうか。
今回の展示会では、ジュエリーの時代とガラスの時代の二つに分け、
約400点の作品が一堂に集められていました。
ジュエリーの時代は16歳から40歳頃までです。その頂点は1900年に開催されたパリ万博でした。
その後、ルネ・ラリックはガラス工芸への道に進んでいき、数々の名作を世に発表します。
ガラスを使ったオブジェはもちろんのこと、香水瓶、花器、グラス類のテーブルウェア、
インテリア、カーマスコットなど幅広い作品を作っていることに驚きました。
ジュエリー、ガラスのどちらの時代の作品も素晴らしいのですが、
とくに普段あまり見ることが出来ないジュエリーの時代の作品は思わずため息が出てしまうほどでした。
いまの時代のジュエリーが色あせてしまうほど、大胆でいて繊細な作品の数々です。
才能といってしまえばそれまでですが、
どうしてここまで一人の芸術家が数多くの美しい作品を紡ぎ出せるのかと思ってしまいます。
作品といっしょに鉛筆のデザイン画やデザイン帳が展示されているのですが、それも興味深かったですね。
常に自分の創り出す作品をスケッチしている様子がうかがえました。
単にひらめき型の才能ではなく、コツコツと努力を積み上げていくタイプの作家だったと思います。
こういう展示会や美術展を見るたびに、わずか1,500円で世界的な芸術を、
たっぷりと鑑賞することが出来る喜びを感じます。
ルネ・ラリック展を観た後は、1階のカフェの屋外の席でビールを飲みました。
目の前に緑の濃い風景が広がり、遠くには六本木ヒルズのビルが見える気持ちのいい場所です。
展示会の余韻に浸るにはお勧めのコーナーですよ。
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先週の土曜日に六本木の国立新美術館で開催されている
「生誕150年記念 ルネ・ラリック展」を観にいってきました。
ルネ・ラリック展→http://www.tokyo-np.co.jp/event/lalique/
ルネ・ラリックは19世紀末から20世紀半ばにかけて、
アールヌーヴォーのジュエリー制作者、アール・デコのガラス工芸家として、
ふたつの分野で活躍した人です。
ルネ・ラリックは1860年にフランスのシャンパーニュ地方に生を受け、1945年に85歳で亡くなりました。
以前ここで観たピカソもそうでしたが、長生きですね。
創作へのエネルギーが生命力を高めるのでしょうか。
今回の展示会では、ジュエリーの時代とガラスの時代の二つに分け、
約400点の作品が一堂に集められていました。
ジュエリーの時代は16歳から40歳頃までです。その頂点は1900年に開催されたパリ万博でした。
その後、ルネ・ラリックはガラス工芸への道に進んでいき、数々の名作を世に発表します。
ガラスを使ったオブジェはもちろんのこと、香水瓶、花器、グラス類のテーブルウェア、
インテリア、カーマスコットなど幅広い作品を作っていることに驚きました。
ジュエリー、ガラスのどちらの時代の作品も素晴らしいのですが、
とくに普段あまり見ることが出来ないジュエリーの時代の作品は思わずため息が出てしまうほどでした。
いまの時代のジュエリーが色あせてしまうほど、大胆でいて繊細な作品の数々です。
才能といってしまえばそれまでですが、
どうしてここまで一人の芸術家が数多くの美しい作品を紡ぎ出せるのかと思ってしまいます。
作品といっしょに鉛筆のデザイン画やデザイン帳が展示されているのですが、それも興味深かったですね。
常に自分の創り出す作品をスケッチしている様子がうかがえました。
単にひらめき型の才能ではなく、コツコツと努力を積み上げていくタイプの作家だったと思います。
こういう展示会や美術展を見るたびに、わずか1,500円で世界的な芸術を、
たっぷりと鑑賞することが出来る喜びを感じます。
ルネ・ラリック展を観た後は、1階のカフェの屋外の席でビールを飲みました。
目の前に緑の濃い風景が広がり、遠くには六本木ヒルズのビルが見える気持ちのいい場所です。
展示会の余韻に浸るにはお勧めのコーナーですよ。
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