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魚屋さんのコンセプトリニューアル

投稿日時:2009/06/10(水) 11:42rss

「店がブランドになる」ことを支援・プロデュースしている櫻田です。

先日、都内の魚屋さんのコンセプトリニューアルのご相談を受けました。
プロジェクトに関わるメンバーの方々と中華料理屋さんで食事をしながらのディスカッションでした。

野菜・果物、精肉、鮮魚は毎日の食卓に欠かせないものですが、
生鮮食料品の専門店の数は確実に減少しています。
原因としては、GMSやSCなどの大型小売店の増加、消費者の食生活の多様化、
店主の高齢化と後継者難などがあげられます。

今回ご相談いただいた魚屋さんも、家族経営のお店です。
ご主人の体調の問題もあり、一時は店を閉めることも考えたそうですが、
息子さんが継ぐ気になり、新しい仕組みを取り入れた店に変えたいというご相談でした。

成熟市場の消費者の本音は、魚は魚屋、野菜は八百屋、肉は肉屋で
買ってもいいかなと思っているのではないでしょうか。
ただ、便利性や価格、営業時間などから、GMSやSCに流れています。
当然、専門店が同じことをやっても勝算はありません。

一般的には、専門店は、対面販売や専門知識や技術を強みにする場合が多いのですが、
それだけでは消費者の購買行動の変化についていけません。
第一、魚を料理して食べるという食習慣自体が変化してきているのですから………。

じゃあ、魚が嫌いなのかというと、そんなことはありません。
東銀座の歌舞伎座の数軒先に、「炭火焼干物食堂 越後屋八十吉」という
干物の焼き魚のお店がありますが、お昼時は行列が出来ています。
僕も時々食べに行きますが、みんな魚を食べたいんだなあと思います。




 この画像は魚屋さんとは関係ありません。
 「炭火焼干物食堂 越後屋八十吉」の店頭です。
 煙もうもうの魚を焼いている匂いがたまりません。





新しい仕組みの話は、詳しくは書けないのですが、魚という商品を売る店から、
「魚の献立」を売る店へ転換するコンセプト案をアドバイスさせていただきました。

魚を食べるというライフスタイルを受け身ではなく、
献立を先に提供して魚とその関連商品を販売するシナリオです。

商品を売るのではなく、それを手に入れることによって得られる体験を売る店への転換です。
ネーミングやステートメント、店舗空間、販促等は、
コンセプトを物語して伝えることもちょっとだけアドバイスさせていただきました。

お客様の生活がハッピーになって、お店で働く方も楽しくて仕方がない、
そんなお店になればいいなあと思っています。


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(株)クエストリーは2003年に「店がブランドになる」ことを支援・プロデュースするために設立されました。「店がブランドになる」ためのプロセスをわかりやすく整理し、具体的な成果につながるコンサルティング、プロデュース、クリエイティブを展開しています。代表取締役の櫻田弘文は、これまでに300社以上...

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1955年生まれ、自然豊かな山梨県南アルプス市で育つ。高校卒業後、大学に進むが、学業には目を向けず、芝居に夢中になる日々を過ごす。大学卒業後、広告・マーケティング会社に入社。5年区切りで、コピーライティング、広告プランニング、マーケティング、店舗開発、マネージメント指導などの業務を経験する。2...

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