㈱クエストリー 社長 櫻田弘文「ブランディング」通信 | 経営者会報 (社長ブログ)
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「3+4=□」という算数と「□+□=7」という算数
「人々が幸せになるブランドをプロデュースする」クエストリーの櫻田です。
オーストラリア出身の哲学者で教育学者のルドルフ・シュタイナーという人がいました。
詳しいことは知りませんが、18世紀から19世紀にかけて活躍した人のようです。
とくに教育の世界ではいまでもシュタイナーの意思を受け継ぐ
「シュタイナー」「ヴァルドルフ」という名前を冠せられたフリースクールが
ヨーロッパを中心に世界におよそ1000以上存在し、根強い人気を誇っているのだそうです。
物事には必ず賛否両論があるのでシュタイナー教育もいろいろな見方や評価をされているようです。
シュタイナーは神秘学も研究した人ですのでその影響もあるのかもしれません。
シュタイナー教育については詳しくはないのですが、
「なるほどそういう考え方もあるなあ」と思ったことがひとつあります。
それは算数のことです。
僕たちが小学校で学んだ算数の授業を思い出してください。
「3+4=□」「8-2=□」といったような問題が出ましたよね。
答えは必ずひとつでした。
「3+4」の答えは必ず「7」でなければ正解ではなく、テストでは×になってしまいました。
ところがシュタイナー学校ではこんな問題が出るのだそうです。
「□+□=7」「□-□=2」いったような問題です。
つまり、答えはいくつも考えらえるのです。
「7」であるためには「2+5」でも「6+1」でも「3+4」でも○なのです。
かつて日本にはキャッチアップする事例がありました。
そのひとつは先進国といわれた欧米でした。
しかし、低成長経済、成熟消費、少子高齢化社会に突入したいまはお手本がありません。
誰にでも共通するような答えはもはやないのです。
誰かのやり方を真似すれば何とかなる時代ではなくなりました。
しかも、昨日の正解が今日も正解である保証はどこにもありません。
いまは目指すところは同じであっても、そこにたどり着く方法は様々なのです。
答えがひとつだけではなく、答えがいくつもあるということはすごく大事なこと。
人の真似をして一喜一憂するのではなく、自分の信じるところを自分で切り開いていく時代なのです。
これをチャンスと見るか、ピンチと見るかで世の中の風景はまったく違ってきますね。
オーストラリア出身の哲学者で教育学者のルドルフ・シュタイナーという人がいました。
詳しいことは知りませんが、18世紀から19世紀にかけて活躍した人のようです。
とくに教育の世界ではいまでもシュタイナーの意思を受け継ぐ
「シュタイナー」「ヴァルドルフ」という名前を冠せられたフリースクールが
ヨーロッパを中心に世界におよそ1000以上存在し、根強い人気を誇っているのだそうです。
物事には必ず賛否両論があるのでシュタイナー教育もいろいろな見方や評価をされているようです。
シュタイナーは神秘学も研究した人ですのでその影響もあるのかもしれません。
シュタイナー教育については詳しくはないのですが、
「なるほどそういう考え方もあるなあ」と思ったことがひとつあります。
それは算数のことです。
僕たちが小学校で学んだ算数の授業を思い出してください。
「3+4=□」「8-2=□」といったような問題が出ましたよね。
答えは必ずひとつでした。
「3+4」の答えは必ず「7」でなければ正解ではなく、テストでは×になってしまいました。
ところがシュタイナー学校ではこんな問題が出るのだそうです。
「□+□=7」「□-□=2」いったような問題です。
つまり、答えはいくつも考えらえるのです。
「7」であるためには「2+5」でも「6+1」でも「3+4」でも○なのです。
かつて日本にはキャッチアップする事例がありました。
そのひとつは先進国といわれた欧米でした。
しかし、低成長経済、成熟消費、少子高齢化社会に突入したいまはお手本がありません。
誰にでも共通するような答えはもはやないのです。
誰かのやり方を真似すれば何とかなる時代ではなくなりました。
しかも、昨日の正解が今日も正解である保証はどこにもありません。
いまは目指すところは同じであっても、そこにたどり着く方法は様々なのです。
答えがひとつだけではなく、答えがいくつもあるということはすごく大事なこと。
人の真似をして一喜一憂するのではなく、自分の信じるところを自分で切り開いていく時代なのです。
これをチャンスと見るか、ピンチと見るかで世の中の風景はまったく違ってきますね。
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