㈱クエストリー 社長 櫻田弘文「ブランディング」通信 | 経営者会報 (社長ブログ)
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「じぶんを知るって、めんどうくさいけど、おもしろい」
本日メルマガで配信をした内容をブログでも投稿します。
先週は北海道の帯広市でブランディングについての講演でした。
今回のテーマは「ブランディング5つの作法」です。
事例を交えて、5つのブランディグのポイントをお伝えしたのですが、
ポイントの一番目は「他にない自分の強みの見つける方法」でした。
とかち帯広空港に向かうJALの機内でウトウトした後に、
機内誌「SKYWARD」をめくっていると、ある本を紹介しているコラムが目に入りました。
紹介されていたのは『ぼくのニセモノをつくるには』という絵本です。
作者はヨシタケシンスケさんという方、ぼくにとっては未知の作家です。
自慢ではないですが、わりかし本については鼻がきく方だと思っています。
この本はすぐにピンときたのです。
帯広に着くとすぐにAmazonで発注しました。
翌日、講演の仕事を終えて自宅に戻ると絵本が届いていました。
帯広で買ってきたパンをワインと一緒に食べながらページをめくったのですが、
30ページほどの絵本ですから、スイスイと読めてしまいます。
ところが、読み進めているうちに、ヨシタケさんの世界にグッと引き込まれてしまったのです。
ストーリーはこんな感じです。
宿題やお手伝いや部屋の掃除、やりたくないことだらけゲンナリしていた
小学三年生のケンタくんは、ある日いいことを思いつきました。
それはニセモノを作ってそいつに全部やってもらうこと。
ケンタくんはお小遣いを全部つかって、一番安いお手伝いロゴボットを一体買ったのです。
家までの帰り道、ケンタくんはロボにニセモノ作戦を説明します。
それに対して、ロボは「じゃあ、あなたのことを詳しく教えてください」と答えました。
ケンタくんはロボの質問に順番に答えていきます。
名前と家族、外から見た自分、好きなものと嫌いなもの、出来ることと出来ないこと、
昔からいままでのこと、周りから見た自分、自分の居場所、ケンタくんしか知らないこと、などなど。
質問に答えていくうちに、いろいろなことに気がつくケンタくん。
自宅に着く直前にケンタくんはこんな風にロボに話します。
「う~ん、ぼくってなんだろう……かんがえればかんがえるほどいろいろでてきちゃう。
でも、じぶんのことをかんがえるのって、
めんどうくさいけど、なんかちょっとたのしい気もする」
読み終わって、「これって昨日、帯広で話したことと同じだなあ」と感じたのです。
ブランディングの第一歩は自分自身の「あるもの探し」です。
ケンタくんがたどり着いた結論は「ぼくはひとりしかいない」。
ブランディングも同じです。
他にない自社、自分ならでは唯一無二の価値を光り輝かせることです。
ということで、「ぼくのニセモノをつくるには」という絵本、オススメです。ぜひ、ご一読を!
Amazonでは下記からどうぞ。
https://www.amazon.co.jp/ぼくのニセモノをつくるには-ヨシタケ-シンスケ/dp/4893095919
先週は北海道の帯広市でブランディングについての講演でした。
今回のテーマは「ブランディング5つの作法」です。
事例を交えて、5つのブランディグのポイントをお伝えしたのですが、
ポイントの一番目は「他にない自分の強みの見つける方法」でした。
とかち帯広空港に向かうJALの機内でウトウトした後に、
機内誌「SKYWARD」をめくっていると、ある本を紹介しているコラムが目に入りました。
紹介されていたのは『ぼくのニセモノをつくるには』という絵本です。
作者はヨシタケシンスケさんという方、ぼくにとっては未知の作家です。
自慢ではないですが、わりかし本については鼻がきく方だと思っています。
この本はすぐにピンときたのです。
帯広に着くとすぐにAmazonで発注しました。
翌日、講演の仕事を終えて自宅に戻ると絵本が届いていました。
帯広で買ってきたパンをワインと一緒に食べながらページをめくったのですが、
30ページほどの絵本ですから、スイスイと読めてしまいます。
ところが、読み進めているうちに、ヨシタケさんの世界にグッと引き込まれてしまったのです。
ストーリーはこんな感じです。
宿題やお手伝いや部屋の掃除、やりたくないことだらけゲンナリしていた
小学三年生のケンタくんは、ある日いいことを思いつきました。
それはニセモノを作ってそいつに全部やってもらうこと。
ケンタくんはお小遣いを全部つかって、一番安いお手伝いロゴボットを一体買ったのです。
家までの帰り道、ケンタくんはロボにニセモノ作戦を説明します。
それに対して、ロボは「じゃあ、あなたのことを詳しく教えてください」と答えました。
ケンタくんはロボの質問に順番に答えていきます。
名前と家族、外から見た自分、好きなものと嫌いなもの、出来ることと出来ないこと、
昔からいままでのこと、周りから見た自分、自分の居場所、ケンタくんしか知らないこと、などなど。
質問に答えていくうちに、いろいろなことに気がつくケンタくん。
自宅に着く直前にケンタくんはこんな風にロボに話します。
「う~ん、ぼくってなんだろう……かんがえればかんがえるほどいろいろでてきちゃう。
でも、じぶんのことをかんがえるのって、
めんどうくさいけど、なんかちょっとたのしい気もする」
読み終わって、「これって昨日、帯広で話したことと同じだなあ」と感じたのです。
ブランディングの第一歩は自分自身の「あるもの探し」です。
ケンタくんがたどり着いた結論は「ぼくはひとりしかいない」。
ブランディングも同じです。
他にない自社、自分ならでは唯一無二の価値を光り輝かせることです。
ということで、「ぼくのニセモノをつくるには」という絵本、オススメです。ぜひ、ご一読を!
Amazonでは下記からどうぞ。
https://www.amazon.co.jp/ぼくのニセモノをつくるには-ヨシタケ-シンスケ/dp/4893095919
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