㈱クエストリー 社長 櫻田弘文「ブランディング」通信 | 経営者会報 (社長ブログ)
「店がブランドになる」ことを支援・プロデュース! コンサルティング会社・社長のジャム・セッション
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世界観とは何でしょうか?
「小さくても光り輝くブランド」をプロデュースしているクエストリーの櫻田です。
先日「上顧客とファンの違い」を、昨日は「大坊珈琲店の世界観」をブログで書きました。
今日は「世界観」の話しです。
結論から述べますと、小さな会社や店のファンは世界観から生まれると思っています。
ところで「世界観」って何でしょうかね。ファンと同様に極めて曖昧。
雰囲気とかイメージと同じような意味合いで使われているように感じます。
しかし、世界観の意味するところはもう少し深いところにあります。
世界観とは読んで字のごとく世界の「観」方です。人はそれぞれ異なる感性を持っています。
「この世の中がどんな風に感じられるのか」………
当然のことですが、それは一人ひとり違います。
それぞれの世界についての「感じ方」が世界観です。
世界の見方は選択や判断の基準に現れます。
そしてこれらの目に見えない要素が目に見える要素を決めていきます。
喋り方や仕草、持ち物や使い方、趣味や関心事………
ここから「○○○らしい」「○○○ならでは」が生まれてきます。
個人だけではなく、もちろん会社や店にも世界観はあります。
その多くは経営者のものの見方や代々伝わる考え方がバックボーンになっています。
見方や考え方を明文化したミッションや経営理念は世界観の相当大きな要素ですね。
ブランディングはミッションを軸として、経営のさまざまな要素を、
統一性を維持しながら細部にまで落とし込んでいく取り組みです。
一貫性を持った取り組みから、会社や店ならではの独特の雰囲気、
つまり世界観が醸し出されます。
「大坊珈琲店」に初めて入ったときに感じたのは、
「すごく自分に合っている」という感覚でした。
どれがということではないのです。
言語にならない部分や見えないところの集合体の印象が居心地のよさを形づくっていたのです。
カウンターの上の棚には、早川書店のポケットミステリーや
池波正太郎や司馬遼太郎の小説が並んでいました。
これがコミック本(コミックがダメということではありませんよ)では、
「大坊珈琲店」世界観は異なります。
言語にならない部分や見えないところの集合体を主体的にコントロールすることを
ブランディングでは「デザイン」と表現します。
デザインはビジュアルに限定した狭義の意味ではありません。
言葉や音、香りや肌感覚など五感全体を通じて感じるもの全体を
コントロールすることがブランドのデザインです。
言い方を変えれば、顧客接点全体を「統一感を持って継続的にコントロールする」ことが
ブランディングデザインです。
もちろん、デザインはミッションとリンクしています。
ブランドの世界観は「ミッション」と「デザイン」の
組み合わせから生まれると言っても過言ではありません。
「大坊珈琲店」はそれが見事に結実していたのです。
商品やサービス、接客やおもてなし、立地や店舗………
これらはファンを生み出す要素の一部です。
全体に関わるデザインから生まれる世界観が人を惹き付けるのです。
「神は細部に宿る」の言葉通り、細部のこだわりと全体の調和が世界観を生み出します。
それを体感していただくことによりファンが生まれてくるのです。
まさに「大坊珈琲店」の僕のように………。
クエストリー:http://www.questory.co.jp
クエストリー・ブランディングクラブ
http://www.questory.co.jp/tabid/120/Default.aspx
先日「上顧客とファンの違い」を、昨日は「大坊珈琲店の世界観」をブログで書きました。
今日は「世界観」の話しです。
結論から述べますと、小さな会社や店のファンは世界観から生まれると思っています。
ところで「世界観」って何でしょうかね。ファンと同様に極めて曖昧。
雰囲気とかイメージと同じような意味合いで使われているように感じます。
しかし、世界観の意味するところはもう少し深いところにあります。
世界観とは読んで字のごとく世界の「観」方です。人はそれぞれ異なる感性を持っています。
「この世の中がどんな風に感じられるのか」………
当然のことですが、それは一人ひとり違います。
それぞれの世界についての「感じ方」が世界観です。
世界の見方は選択や判断の基準に現れます。
そしてこれらの目に見えない要素が目に見える要素を決めていきます。
喋り方や仕草、持ち物や使い方、趣味や関心事………
ここから「○○○らしい」「○○○ならでは」が生まれてきます。
個人だけではなく、もちろん会社や店にも世界観はあります。
その多くは経営者のものの見方や代々伝わる考え方がバックボーンになっています。
見方や考え方を明文化したミッションや経営理念は世界観の相当大きな要素ですね。
ブランディングはミッションを軸として、経営のさまざまな要素を、
統一性を維持しながら細部にまで落とし込んでいく取り組みです。
一貫性を持った取り組みから、会社や店ならではの独特の雰囲気、
つまり世界観が醸し出されます。
「大坊珈琲店」に初めて入ったときに感じたのは、
「すごく自分に合っている」という感覚でした。
どれがということではないのです。
言語にならない部分や見えないところの集合体の印象が居心地のよさを形づくっていたのです。
カウンターの上の棚には、早川書店のポケットミステリーや
池波正太郎や司馬遼太郎の小説が並んでいました。
これがコミック本(コミックがダメということではありませんよ)では、
「大坊珈琲店」世界観は異なります。
言語にならない部分や見えないところの集合体を主体的にコントロールすることを
ブランディングでは「デザイン」と表現します。
デザインはビジュアルに限定した狭義の意味ではありません。
言葉や音、香りや肌感覚など五感全体を通じて感じるもの全体を
コントロールすることがブランドのデザインです。
言い方を変えれば、顧客接点全体を「統一感を持って継続的にコントロールする」ことが
ブランディングデザインです。
もちろん、デザインはミッションとリンクしています。
ブランドの世界観は「ミッション」と「デザイン」の
組み合わせから生まれると言っても過言ではありません。
「大坊珈琲店」はそれが見事に結実していたのです。
商品やサービス、接客やおもてなし、立地や店舗………
これらはファンを生み出す要素の一部です。
全体に関わるデザインから生まれる世界観が人を惹き付けるのです。
「神は細部に宿る」の言葉通り、細部のこだわりと全体の調和が世界観を生み出します。
それを体感していただくことによりファンが生まれてくるのです。
まさに「大坊珈琲店」の僕のように………。
クエストリー:http://www.questory.co.jp
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http://www.questory.co.jp/tabid/120/Default.aspx
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