㈱クエストリー 社長 櫻田弘文「ブランディング」通信 | 経営者会報 (社長ブログ)
「店がブランドになる」ことを支援・プロデュース! コンサルティング会社・社長のジャム・セッション
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コインランドリーとバーが融合した「WASBAR」
「小さくても光り輝くブランド」をプロデュースしているクエストリーの櫻田です。
今日の日経の朝刊に載っていたコインランドリーとバーが融合した「WASBAR」。
ちょっと気になってネットで調べてみると、これがなかなかおもしろい。
サイトはこちら、動画もあります。http://www.wasbar.com
どうもコインランドリーやバーというジャンルを超えて、
人と人とのつながりを生み出す一種のコミュニティのような存在ですね。
店内はおしゃれなカフェのようです。
コインランドリーって学生時代には利用したけど、いまはまったく使わないなあ。
一昨年に今は亡き愛猫「ぷり」に布団におしっこをされた時に利用したくらいかな。
でも学生さんや独身者は使うんだろうね。乾燥器もついているから便利だしね。
そう言えば、以前「WASH&FOLD」という洗濯代行のビジネスを取材したのを思い出しました。
さて、日経の記事の要約はこんな感じです。
2012年10月にオープンした「WASBAR」の1号店があるのは
ベルギーの首都ブリュッセルから約50キロの古都ヘント、2号店はアントワープにあります。
この店を立ち上げたのはドリース・ヘナウさんとユーリ・ファンデンボーガールデさん、
二人とも20代の若者です。
二人は起業の理由を次のように語っています。
「退屈で古びたランドリーが多い。音楽や飲食も提供できれば、より良い雰囲気の空間を作れるはず」。
確かに、コインランドリーの店内で、所在なさそうに携帯をいじっている人を見かけますね。
日本でもベルギーでも同じなんだね。
コインランドリーとバーが融合を考えた二人は、
地元テレビ局で起業のアイデアを競う番組に出演し、応募者約800名の中から見事優勝。
メディアが取り上げたこともあり、すぐにビジネスは軌道に乗りました。
いまでは定期的に店内でミニコーサートなどのイベントも開催しています。
二人は現在3号店を準備中で、FCでの出店計画、海外進出も考えているとのこと。
すぐに多店舗展開ができそうですね。
まるでパーティ会場かライブハウスのようです。
ところで、このビジネス、若者がアイデアと勢いだけで作ったように見えますが、
そこはしっかりとマーケティングがなされています。
同店でランドリーを利用する人の約8割は自分で洗濯をするのが初めて。
店員に洗濯機の基本的な使い方を尋ねる人も少ないそうです。
実はここに二人のビジネスのポイントがあります。
実はランドリーの利用者が後で洗濯機を購入する場合、以前使った製品を選ぶ傾向があるのだそうです。
メーカーがここに注目、マーケティングの一環として
「WASBAR」に備え付ける洗濯機や洗剤などを無償で提供しているのだそうです。
頭いいよなあ。確かにこれはメーカーは飛びつきます。
こういう事例を見ると、経営に本当に必要なのは、
消費者や顧客が求めている本質な価値を深く追求することだと感じます。
生活に必要なものはひと通り充足しているいま、
目先をちょっと変えた程度のものでは、すぐに飽きられて陳腐化します。
トレンドの追求や価格競争ではなく、
大事なのは消費者や顧客も気がついていない本質的な価値を想像し、創造すること。
そのためには、消費者や顧客のなかに飛び込んで、
同じ目線で観察し、それを体感するしかありませんね。
「WASBAR」……そのうち日本でもどこかが提携して始めそうな気がします。
クエストリー:http://www.questory.co.jp
クエストリー・ブランディングクラブ
:http://www.questory.co.jp/tabid/120/Default.aspx
今日の日経の朝刊に載っていたコインランドリーとバーが融合した「WASBAR」。
ちょっと気になってネットで調べてみると、これがなかなかおもしろい。
サイトはこちら、動画もあります。http://www.wasbar.com
どうもコインランドリーやバーというジャンルを超えて、
人と人とのつながりを生み出す一種のコミュニティのような存在ですね。
店内はおしゃれなカフェのようです。
コインランドリーって学生時代には利用したけど、いまはまったく使わないなあ。
一昨年に今は亡き愛猫「ぷり」に布団におしっこをされた時に利用したくらいかな。
でも学生さんや独身者は使うんだろうね。乾燥器もついているから便利だしね。
そう言えば、以前「WASH&FOLD」という洗濯代行のビジネスを取材したのを思い出しました。
さて、日経の記事の要約はこんな感じです。
2012年10月にオープンした「WASBAR」の1号店があるのは
ベルギーの首都ブリュッセルから約50キロの古都ヘント、2号店はアントワープにあります。
この店を立ち上げたのはドリース・ヘナウさんとユーリ・ファンデンボーガールデさん、
二人とも20代の若者です。
二人は起業の理由を次のように語っています。
「退屈で古びたランドリーが多い。音楽や飲食も提供できれば、より良い雰囲気の空間を作れるはず」。
確かに、コインランドリーの店内で、所在なさそうに携帯をいじっている人を見かけますね。
日本でもベルギーでも同じなんだね。
コインランドリーとバーが融合を考えた二人は、
地元テレビ局で起業のアイデアを競う番組に出演し、応募者約800名の中から見事優勝。
メディアが取り上げたこともあり、すぐにビジネスは軌道に乗りました。
いまでは定期的に店内でミニコーサートなどのイベントも開催しています。
二人は現在3号店を準備中で、FCでの出店計画、海外進出も考えているとのこと。
すぐに多店舗展開ができそうですね。
まるでパーティ会場かライブハウスのようです。
ところで、このビジネス、若者がアイデアと勢いだけで作ったように見えますが、
そこはしっかりとマーケティングがなされています。
同店でランドリーを利用する人の約8割は自分で洗濯をするのが初めて。
店員に洗濯機の基本的な使い方を尋ねる人も少ないそうです。
実はここに二人のビジネスのポイントがあります。
実はランドリーの利用者が後で洗濯機を購入する場合、以前使った製品を選ぶ傾向があるのだそうです。
メーカーがここに注目、マーケティングの一環として
「WASBAR」に備え付ける洗濯機や洗剤などを無償で提供しているのだそうです。
頭いいよなあ。確かにこれはメーカーは飛びつきます。
こういう事例を見ると、経営に本当に必要なのは、
消費者や顧客が求めている本質な価値を深く追求することだと感じます。
生活に必要なものはひと通り充足しているいま、
目先をちょっと変えた程度のものでは、すぐに飽きられて陳腐化します。
トレンドの追求や価格競争ではなく、
大事なのは消費者や顧客も気がついていない本質的な価値を想像し、創造すること。
そのためには、消費者や顧客のなかに飛び込んで、
同じ目線で観察し、それを体感するしかありませんね。
「WASBAR」……そのうち日本でもどこかが提携して始めそうな気がします。
クエストリー:http://www.questory.co.jp
クエストリー・ブランディングクラブ
:http://www.questory.co.jp/tabid/120/Default.aspx
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