㈱クエストリー 社長 櫻田弘文「ブランディング」通信 | 経営者会報 (社長ブログ)
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「Quest×Story」という理念と安岡正篤氏の「立命の学」
「人々が幸せになるブランド」をプロデュースするクエストリーの櫻田です。
今日はクエストリーの理念の話です。(時々書かないと考えないので・・・)
クエストリーの理念は「Quest×Story」です。9年前に会社を説りした時に掲げました。
「クエストリー:QUESTORY」という社名も「Quest」と「Story」を重ねた造語です。
「Quest」とは「調査、探索、冒険」、「Story」は「物語、解決策」の意味で、
クエストリーは、じっくりと対象を「調査、探索」し、
具体的な「解決策」を提示することが仕事という思いから名付けた社名であり、理念です。
しかし、当たり前のことですが、仕事においては人が一番重要という思いに強くなりました。
とくにウチの仕事の「ブランディング」は人の主体性なくして実現することは不可能。
理念の「Quest×Story」にもその思いを盛り込みたいなあと思い、
うんうん唸りながら考えて、6年ほど前に次の一文を加えました。
私は自らの人生の主人公、
私自身を探索し、私にしか出来ないシナリオを作り、
私ならではのブランドを築き上げる。
これはウチの社員だけではなく、お取引先や外部のブレーンも含めて、
ブランディングに関わる人すべてにそうであって欲しいという思いが詰まっています。
しかし、実際にどうしたらいいのかというと、一筋縄ではいきません。
わかっているようでいて、一番わからないのが、自分自身です。
4年ほど前に、自分を「Quest」とした結果、会社を辞めることにしましたという社員がいました。
正直いってこれには驚きました。
辞めるのはいいのですが、どのように「Quest」した結果、
辞めるという「Story」にたどり着いたのかは残念ながら聞くことはできませんでした。
いまでも、徹底的自分自身を「Quest」すれば、
いま何をやるべきかという「Story」は自ずから導き出されるという思いがあります。
しかし、これをうまく伝えることが難しい。
伝えらないものを実践しろという方に無理があるのかと思う時もありますね。
ところで、話は変わりますが、僕の机の上には、
いつも「安岡正篤 一日一語」(安岡正泰監修致知出版)という本が置かれています。
気が向くとその日のページをぱらぱらと見ているわけです。
安岡正篤氏は、いわずと知れた東洋思想の大家です。
30代の後半から40代にかけて、夢中になって読みました。
わからないことだらけでしたが、
安岡さんを読まねば答えが見い出せないという思いで読みました。
正直いって、相当無理をして読みました。
とりあえず、こういうことが書いてあるということだけを確認した感じです。
「安岡正篤 一日一語」に戻りますが、
たまたま今日11月6日の項には次のようなことが書かれていました。
「立命の学」
人と生まれた以上、本当に自分を究尽し、修練すれば、
何十億も人間がおろうが人相は皆違っているように、
他人にはない性質と能力を必ず持っている。
それをうまく開発すれば、誰でもそれを発揮することができる。
これを「運命学」「立命学」という。
今日の言葉でいうならば「人間科学」というものだ。
これが東洋哲学の一番の生粋である。
「Quest×Story」で伝えたいのは、まさにこの「立命の学」です。
でもやっぱり安岡正篤さんは若い人には難しく感じる見たい。
「いっしょになって、切磋琢磨して、ともに気づいていくこと」だと最近では腹をくくっています。
なんだか今日はまとまらないブログになってしまったなあ。
今日はクエストリーの理念の話です。(時々書かないと考えないので・・・)
クエストリーの理念は「Quest×Story」です。9年前に会社を説りした時に掲げました。
「クエストリー:QUESTORY」という社名も「Quest」と「Story」を重ねた造語です。
「Quest」とは「調査、探索、冒険」、「Story」は「物語、解決策」の意味で、
クエストリーは、じっくりと対象を「調査、探索」し、
具体的な「解決策」を提示することが仕事という思いから名付けた社名であり、理念です。
しかし、当たり前のことですが、仕事においては人が一番重要という思いに強くなりました。
とくにウチの仕事の「ブランディング」は人の主体性なくして実現することは不可能。
理念の「Quest×Story」にもその思いを盛り込みたいなあと思い、
うんうん唸りながら考えて、6年ほど前に次の一文を加えました。
私は自らの人生の主人公、
私自身を探索し、私にしか出来ないシナリオを作り、
私ならではのブランドを築き上げる。
これはウチの社員だけではなく、お取引先や外部のブレーンも含めて、
ブランディングに関わる人すべてにそうであって欲しいという思いが詰まっています。
しかし、実際にどうしたらいいのかというと、一筋縄ではいきません。
わかっているようでいて、一番わからないのが、自分自身です。
4年ほど前に、自分を「Quest」とした結果、会社を辞めることにしましたという社員がいました。
正直いってこれには驚きました。
辞めるのはいいのですが、どのように「Quest」した結果、
辞めるという「Story」にたどり着いたのかは残念ながら聞くことはできませんでした。
いまでも、徹底的自分自身を「Quest」すれば、
いま何をやるべきかという「Story」は自ずから導き出されるという思いがあります。
しかし、これをうまく伝えることが難しい。
伝えらないものを実践しろという方に無理があるのかと思う時もありますね。
ところで、話は変わりますが、僕の机の上には、
いつも「安岡正篤 一日一語」(安岡正泰監修致知出版)という本が置かれています。
気が向くとその日のページをぱらぱらと見ているわけです。
安岡正篤氏は、いわずと知れた東洋思想の大家です。
30代の後半から40代にかけて、夢中になって読みました。
わからないことだらけでしたが、
安岡さんを読まねば答えが見い出せないという思いで読みました。
正直いって、相当無理をして読みました。
とりあえず、こういうことが書いてあるということだけを確認した感じです。
「安岡正篤 一日一語」に戻りますが、
たまたま今日11月6日の項には次のようなことが書かれていました。
「立命の学」
人と生まれた以上、本当に自分を究尽し、修練すれば、
何十億も人間がおろうが人相は皆違っているように、
他人にはない性質と能力を必ず持っている。
それをうまく開発すれば、誰でもそれを発揮することができる。
これを「運命学」「立命学」という。
今日の言葉でいうならば「人間科学」というものだ。
これが東洋哲学の一番の生粋である。
「Quest×Story」で伝えたいのは、まさにこの「立命の学」です。
でもやっぱり安岡正篤さんは若い人には難しく感じる見たい。
「いっしょになって、切磋琢磨して、ともに気づいていくこと」だと最近では腹をくくっています。
なんだか今日はまとまらないブログになってしまったなあ。
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