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2019年01月25日(金)更新

混迷の海を漂うジュエリー業界

昨日、久しぶり(3年ぶりくらい)に「国際宝飾展:IJT」に行った。
知らなかったが、今年で30回目だそうだ。

前職の会社、いまの会社の初期の頃はジュエリー業界の仕事が多かった。
いまでもお取引先があるが、随分と数は減った。というか、減らしてきたと言った方が正しい。



会場では何人かの知り合いにもあった。10数年ぶりの方もいる。

元気な人も、そうでない人もいるが、
総じて口をついて出るのは厳しい経営環境のオンパレード。

バブルがはじけた後でも、2005年頃まではジュエリーはそれなりに売れていた。
しかし、いまは買わない、売れない、だから新しいものが作れない・・・・

会社の初期の頃は、仕事の多くがジュエリー業界だったので、お世話になったお取引先が多い。
だからこそ、寂しいと言うと適切ではなく、ちょっと残念な気持ちになる。


確かに情緒的な商品カテゴリーだけに景気の変動を受けやすい。
高額なものが多いので、ほしくても買えないのかもしれない。

しかし、仮に景気が回復基調になっても、
ジュエリーはそう簡単には好調期のようにはならないと思う。




何が変わったのだろうか。
いくつもの要因が挙げられるが、一番は消費者の価値観の変化だと思う。

会場を回ってもワクワクしない。惹き付けられるブース少ない。
あいかわらず、商品の機能的価値、突き詰めると価格での訴求が圧倒的に多いのだ。

ブランディングではセグメンテーションが重要なステップになる。
市場や消費を小さく切り分けをし、自社はどこを目指すのかを決める大事なステップだ。


でも、ジュエリーのセグメンテーションは10数年、いや20年前と基本的には変わっていない。

資産価値、希少価値、継承価値、コレクション価値
ブライダル、ファッション、アニバーサリー・・・

言葉の表現や売り方は変わったとしても、大きなカテゴリーから抜け出してはいない。

しかも、素材、品質、デザイン、価格などの機能的な価値がほとんどのように感じる。
業界の方々からは反論が多いと思うが、その裏付けや根拠が曖昧なものが少なくない。


しかし、消費者は変わった。
商品の価値だけで売ろうとしても売れないのは、どの業界にも共通の事実だと思う。

価値観の変化に合わせて、さまざまな市場や消費が生まれている。


もっとたくさんのセグメンテーションがジュエリーに求められている。
小さく分けて考えれば、まだまだ消費は生み出せる、眠っているニーズを掘り起こせる。

ジュエリー業界の復活は、価値の細分化、多様化が胆ではないかなあ。
もちろん、僕が知らないだけで、真剣に取り組んでいる企業や個人がたくさんいるに違いない。

 

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「3月度ブランディングセッション」━━━━━━━━━━ 
 


◆テーマ

えがおが集う場所を創造する
人が主役の店づくりへのチャレンジ   
 

●日 時:2019年3月13日(水)13:30~17:00(受付開始 13:10)
●会 場:銀座ブロッサム(中央会館)7階 ジャスミン


【ゲスト講師】

西岡政憲氏 有限会社西岡家具/カフェクヌート 取締役取締役


▼お問合せ・お申込みは下記からどうぞ
株式会社クエストリー
http://www.questory.co.jp/tabid/94/Default.aspx 
または 03-5148-2508まで

2019年01月24日(木)更新

なぜ経営には軸が必要なのでしょうか  

本日配信のメルマガに書いたことです。

「経営理念」「ミッション」「在り方」………表現はどうであれ、経営には軸が必要です。
しかも、はっきりと明文化されたものでなければ、企業の力になりません。


「経営の軸」とは社会の中で、自社の役割を見出すものです。
しかし、経営の軸がしっかりと定まっている企業はそれほど多くはありません。


「それに縛られてしまうのも窮屈」「その場その場で最もいいと思うことをやればいい」……
真っ当な意見のようですが、時流対応、いや時流迎合という言葉にすり替えているように感じます。


そんな経営者の声を聞くたびに感じるのは、
「膨大な情報があふれ、世の中の動きが早い時代に、そんな悠長なことでいいのかなあ」



多くの経営者は目に見える成果を追いかけることが仕事だと思っています。
でも、目に見える成果の背景には目に見えない仕事があります。


「なぜ働くのか」「なぜお金を稼ぐのか」「何が大事なのか」「何が許せないのか」……
見えるところ、見えないところも含めて全部仕事です。


とくに経営者にとってはこれを明確にすることが最大の仕事です。


「軸=ミッション」が明確になり、社内に浸透することで、こんな5つのことが生まれます。


①企業の向かう方向を全員で共有できる
②判断に迷うとき、困難に陥ったときに立ち戻れる
③個々の社員が自律的に判断、行動できる
④価値観に共感する優秀な人材を採用できる
⑤価値観に共感する人たちから信頼を得られる」

何かいいことだらけではないですか。


でも頭ではわかっていても、これに本気で取り組む経営者はそれほど多くはありません。

なぜならば手間と時間とエネルギーがかかるからです。
そして成果がすぐに見えてこないからです。



だからこそ、チャンスなのです。ある意味では「早くやったもん勝ち」です。
変革期のいまこそ、経営の軸=ミッションが力を発揮しますよ。



 

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「白老町魅力発見セミナー」━━━━━━━━━━ 
 



◆テーマ

地域を味方につける経営    
魅力的な白老町のコンテンツを見つけて活用する

●日 時:2019年2月13日(水)18:00~20:30(受付開始 17:30)
●会 場:白老町コミュニティセンター 201ホール


【ゲスト講師】

久米信行氏 株式会社 久米繊維工業株式会社 取締役相談役

▼お問合せ・お申し込みは
チーム白老→teamshiraoi@gmail.comまで
株式会社クエストリー →03-5148-2508まで

2019年01月23日(水)更新

北海道・白老町でセミナーを開催します

北海道の白老町でブランディングを学んできた5名の仲間(チーム白老)とともに
「白老町魅力発見セミナー」を開催します(主催はチーム白老)。

開催日は2月13日(水)18時から20時30分、会場は「白老町コミュニティセンター201」です。

テーマは「地域を味方につける経営~魅力的な白老町のコンテンツを見つけて活用する」
そうです、先日開催した「1月度ブランディングセッション」の白老版です。



内容は二部構成、第1部は久米信行さんの講演です。

「旅の達人になろう」「地元通No.1になろう」「パトロモーターになろう」
講演をきっかけに白老町で「勝手に観光協会」に取り組む経営者が増えるといいなあ。


第2部はパネルセッション、コーディネーターは僕がやります。
パネリストは3名の方にお願いしております。
 

お一人は第1部の久米信行さん(全幅の信頼、安心できます)
地元からは、蒲原亮平さん(有限会社蒲原水産 代表取締役)と
菊地辰徳さん(株式会社haku 代表取締役)にご登壇いただきます。

虎杖浜地区にある蒲原水産は、
3代に渡り、たらこの加工品を中心に製造から小売りまでを行ってきました。
白老の魅力とそれをどう活かしたらいいのかを語っていただきます。

白老町に移住された菊地さんが現在取り組まれているのは、
白老駅前の近くにある10年前に廃業した旅館のリノベーション、
ホステル&カフェバーとして今春の開業予定です。


振り返れば、白老とご縁ができたのは5年ほど前のこと、
正直言って白老町ってどこにあるのかも知りませんでした。



その後、白老町役場の仕事に取り組み、昨年からはチーム白老の5名の若手経営者とともに
「白老ブランドミーティング」という5回シリーズの勉強会を行ってきました。


小さな会社の発展は地元の繁栄とセットで取り組まなければうまくいきません。

しかも、行政頼りではなく、民間主導型の取り組みの方が
アイディアの量も質も大きく、取り組むスピードも早い。


今回のセミナーが、白老町という小さな地域と地元の小さな企業が
光り輝くブランドになるきっかけになるといいなあ、本当にそう思います。


 

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「白老町魅力発見セミナー」━━━━━━━━━━ 
 



◆テーマ

地域を味方につける経営    
魅力的な白老町のコンテンツを見つけて活用する

●日 時:2019年2月13日(水)18:00~20:30(受付開始 17:30)
●会 場:白老町コミュニティセンター 201ホール


【ゲスト講師】

久米信行氏 株式会社 久米繊維工業株式会社 取締役相談役

▼お問合せ・お申し込みは
チーム白老→teamshiraoi@gmail.comまで
株式会社クエストリー →03-5148-2508まで

2019年01月21日(月)更新

ブランディングクラブ会員限定の「会員スタディ」のご案内

「ブランドになること」を目指す経営者の集まりである
ブランディングクラブを主催しています。

会員は業種も業態も規模も地域もさまざま、
企業だけではなく、個人で入会している人もいるし、学校法人も会員です。

前職の仕事が業界特化だったので、これは僕の望んでいたところ、
現在は実に多種多様な企業23社が集まっています。


ところで、「クラブの会員になったら何があるんですか」とよく聞かれる。


こういう活動は有形無形の価値があるんだけど、
それでは答えにならないので、形式的には次の4つのコンテンツを挙げている。

毎朝7時に配信している「おはようメール」(本日で2532号)
毎週月曜日に配信している「クラブ会報」(昨日の配信で856号)
2ヶ月1度奇数月に開催している「ブランディングセッション」(1月の開催で34回)


この3つを中心に運営していたのですが、思うところがあり、
昨年10月から「会員スタディ」という集まりを始めました。

思うところとは何か?(ちょっと偉そうですが)それは・・・・


クラブの運営の目的は「BONDING(ボンディング)」、
接着剤のボンドのように人と人をつなぐことがクラブだと思っています。

もちろん、ブランディングセッションでもいろいろなつながりが生まれている。


でも、もっと少人数で、何よりも現場(セッションではこれが難しい)で話し合いをしたい、
そんな思いから「会員スタディ」を始めました。

セッションはオブザーバー参加が可能だが、会員はスタディは会員限定の企画です。

これまで開催したのは次の2回、
10月の亀有の行列のできるコッペパンの店「吉田パン(株式会社吉田屋)」
12月の両国の創業40年のちゃんこ料理店「巴潟(株式会社巴潟)」
 
     


次は2月20日(水)のスタディ先は「学校法人 武蔵野東高等専修学校」
健常児と発達障害児がともに学ぶ混合教育の国内の先駆的存在の学校です。
http://www.musashino-higashi.org/koto.php

最近、NHKでも発達障害のことが取り上げられましたが、その教育面はまだまだ知られていない。
当日は学校内を視察し、常務理事の清水信一先生にお話をいただくことになっています。



クエストリーは同校の生徒募集案内やホームページにも関わっていますが
もっともっと多くの人に知ってもらいたい学校です。

まずは、クラブ会員のみなさんに現場を見ていただきたい、
夜は清水先生たちと一献傾けながら、懇親を深めます。

そんな会員スタディ企画、ご関心のある方はご連絡をください。


 

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「3月度ブランディングセッション」━━━━━━━━━━ 
 


◆テーマ

えがおが集う場所を創造する
人が主役の店づくりへのチャレンジ   
 

●日 時:2019年3月13日(水)13:30~17:00(受付開始 13:10)
●会 場:銀座ブロッサム(中央会館)7階 ジャスミン


【ゲスト講師】

西岡政憲氏 有限会社西岡家具/カフェクヌート 取締役取締役


▼お問合せ・お申込みは下記からどうぞ
株式会社クエストリー
http://www.questory.co.jp/tabid/94/Default.aspx 
または 03-5148-2508まで

2019年01月21日(月)更新

顧客を絞り込む理由

今週から6ヶ月間の新しいブランディングプロジェクト(こういう名称ではないけど)が始まる

どんなお取引先なのかは、守秘義務があるので詳しくは書けないけど
小売業で業績も安定しているし、社内の雰囲気も悪くない

1回目のミーティングでは
「顧客の絞り込み」を、お取引先のみんなとワークショップも交えて話し合う

顧客の絞り込みはブランディングの基本的なテーマだけど、

いくつかの落とし穴があるような気がする(これまで痛い思いをしたからね)


例えば、こんな落とし穴がある


絞り込みを「削りこみ」だと思うこと
相対的に量を削ってしまえば、当然業績は失速気味になる

だから、絞り込み=削り込みだと勘違いした経営者は不安になり、取り組みに躊躇する
そりゃあ、当然だと思う、「客数×客単価=売上」はわかりやすいからね

本当は
「客数×客単価×利用頻度=売上」なんだけどね
これは実際に絞り込みに取り組んで見ないと実感しにくい


もう一つの落とし穴は、顧客を絞り込む
方法だけが先行してしまうこと

もちろんそれも大事なのだけれども、
押さえておく必要があるのは
「なぜ顧客を絞り込む必要があるのか」ということです

これに対して明確な答えを持っている人は案外少ない
何となく絞り込むのがいいと思っているが、その理由というと「?」


こういうことって結構あるし、答えを求められることも多い
なぜかというと、やり方の方がおもしろいからね

それに、
経営者の多くはせっかちで、早く具体的な答えを欲しがる
「いやいや、その前に」と言っても「それはわかっているから」・・・となる

曖昧なままスタートすると、
途中で「絞り込みって本当に必要なんですか」ということになる


「じゃあお前はどうなんだ」と言われそうなので、
顧客を絞り込んだほうがいい理由を10項目挙げてみる




10項目に意味があるわけでなないし、順番も関係ない(少しはあるけど)
それぞれが関連して「絞ったほうがいい理由」になっているから

まあ、枝葉になればもっと具体的な理由が挙げられるけど
概ねこの10項目が「顧客を絞り込み」ことの意味です

さて、
ここを共有した上で、どんな風に絞り込んでいくかだが、
やっぱり現状の顧客をよく知ることが先決だと思う


そんなことを、みんなで(このみんなでやることがすごく重要)よく話し合ってみよう
ということでプロジェクトがとても楽しみです



 


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┗■「3月度ブランディングセッション」━━━━━━━━━━ 

 


◆テーマ
えがおが集う場所を創造する
人が主役の店づくりへのチャレンジ    

●日 時:2019年3月13日(水)13:30~17:00(受付開始 13:10)
●会 場:銀座ブロッサム(中央会館)7階 ジャスミン

【ゲスト講師】
西岡政憲氏 有限会社西岡家具/カフェクヌート 取締役取締役


▼お問合せ・お申込みは下記からどうぞ
株式会社クエストリー
http://www.questory.co.jp/tabid/94/Default.aspx 
または 03-5148-2508まで


 

2019年01月20日(日)更新

『コートにすみれを』ってどういう意味なんだろう?

ランニングしようと思いながら、かみさんと買い物に出かけたり、
図書館に行ったり、本を読んだりしているうちに夕方になってしまった。

仕事もちょっとした。
少しでも手をつけておかなきゃという仕事があったからね。


Amazonミュージックでジャズをずっと流していた。
コルトレーンが聴きたくなって、検索すると、PRESTIGEの『COLTRANE』が出てきた。


LPもCDも持っているけど、ジャケット、いいね


このアルバムの中に『コートにすみれを』というバラードが入っている、何度聴いてもいいね。
https://www.youtube.com/watch?v=b4bTWo2HkzA


学生時代から聴いているけど、ふと思ったのは
『コートにすみれを』ってどういう意味何だろう。

コートからテニスコートみたいなものを思い浮かべ、
「すみれの花を植えて育てよう」、そんなしょうもないことを漠然と思っていた。


Google先生に教えてもらったら、
実はこの曲は「フランクシナトラ」が歌って有名になったラブソングでした。
歌詞はこんな風に甘くてロマンチック、シナトラの甘い歌声にぴったりの曲です。

僕はすみれを買って君のコートにつけた
あの束の間の春を覚えているかい
僕はすみれを買って君のコートにつけた
12月なのに4月が訪れたみたいだったね



https://ameblo.jp/ta2015blog/entry-12210019073.html

原題が『Violets for yours fues』だから、ここでいうコートはトレンチではなく毛皮。
それにしても「毛皮にすみれをつける」・・・シナトラなら似合うね。


それにしても、「コート=テニスコート=地面」という思い込み、なんだかなあ。
そんな風に思った日曜日の午後です。


 

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「3月度ブランディングセッション」━━━━━━━━━━ 
 


◆テーマ

えがおが集う場所を創造する
人が主役の店づくりへのチャレンジ   
 

●日 時:2019年3月13日(水)13:30~17:00(受付開始 13:10)
●会 場:銀座ブロッサム(中央会館)7階 ジャスミン


【ゲスト講師】

西岡政憲氏 有限会社西岡家具/カフェクヌート 取締役取締役


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2019年01月19日(土)更新

「神楽坂」界隈の探訪

このところの興味関心は「界隈」や「横丁」
天気もいいので、ちょっと気になっていた「神楽坂」に出かけてみた

神楽坂は何度か訪問したことはあるけれども、じっくりとは見たことはない

神楽坂という言葉からは、花街だった頃の優雅な響きが感じられるが、
いまではカフェや雑貨の店、路地裏の飲食店などが人を惹き付けているらしい


まずは「赤城神社」に参拝、何かおしゃれですよね
建築家・隈研吾さんの監修により、2010年に大幅にリニューアルされ、
ガラス張りのモダンな社殿に生まれ変わったのだという
 
女性の願いを叶えるパワースポットとして人気


続いて、赤城神社の近くの「亀井堂」さんに立ち寄る
ここの一番人気はふわふわのクリームパン
購入して食べたが、たしかにふわふわで美味しい

外観からはそう見えないが、本当は和菓子屋さん


次は昭和10年創業の和菓子の「梅花亭」さん
ここではうぐいす餅と豆大福を購入
なんだか買い物ツアーっぽくなってきたぞ。
 
もともとは池袋にあったが神楽坂に移転、あっというまに人気店に。


神楽坂の顔ともいえる「毘沙門天善國寺」
創設400余年の歴史、水戸黄門も参拝したとか
そう大きくはないが、独特の雰囲気が惹き付けるね
 
本堂の前には二体の狛虎が鎮座している(狛犬ではなく「狛虎」)


神楽坂は美味しい店が軒を並べている
こちらはフランス生まれのパン屋さん「PAUL」
ウインドウに並んでいるパンに魅せられて店内へ。
 
カフェもあり満席状態、みんな美味しいところを良く知っている


再び坂を上がって本命の「かもめブックス」へ
ここで「ミレニアム5・上下」と「ソトコト」を購入
荷物になるし、ここで買う必要はないのだが何か買いたくなるのはブランドの力

外観はしょぼいが店内は本とカフェで充実している


もう一つの本命が商業施設「la Kagu」
新潮社の旧倉庫を新潮社とサザビーリーグがコラボして開発した物件
外観は素敵ですが、テナントはいまひとつの感じかな
 
周囲を本に囲まれた小さなホールはいいですね、ウチもこういう空間がほしい


神楽坂の魅力は表通りよりも裏通りや坂の路地裏
昼間は閉まっている店も多いけど、下町の風情があり好きですね

人と人が行き交い、立ち止まって挨拶を交わして語り合う
ごちゃごちゃした人間臭いところが「界隈」の魅力だと思う

  
  

チェーン店も少なく、地元のお店や個店ががんばっている印象
坂という条件もあるのだろうけど、どこもそれほど大きくないね

ということで、約3時間の「神楽坂」界隈の探訪でした
今度は夜に飲みに行こう、良さそうな店もチェックしたしね

2019年01月18日(金)更新

「3月度ブランディングセッション」のご案内

今週はブランディングクラブの「1月度ブランディングセッション」が終了し、
ちょっとほっとしています(やることがたまっているのですが……)


次回の「3月度ブランディングセッション」は
3月13日(水)、会場は銀座ブロッサムです。

ゲストは香川県観音寺にある「西岡家具」の代表取締役、西岡政憲さん、
テーマは「えがおが集う場所を創造する~人が主役の店づくりへのチャレンジ」です。

西岡社長は、仕事も人生も、物事を深く掘り下げて真摯に取り組む方、
といって、堅物ではなく、ユーモアあふれ、いつも笑顔が素敵です。





テーマの趣旨を抜粋して紹介します。

西岡家具は、1958年に観音寺で家具製造業として創業、
同時期に自宅を店舗にした家具の小売りも始めました。

その後、幹線道路沿いの現在の地に店舗を移転し、
製造業から小売業へと本格的な事業転換を果たしました。

西岡社長が大阪での修行を終え、家業に戻った当時は不振に喘ぐ状態が続いていました。

この状況から抜け出すために、西岡社長は店舗のリニューアル、本格的な雑貨の導入、
カフェクヌートの開業など、次々と手を打ってきたのです。

その中でたどり着いたのが「えがおの集う場所を創造する」というコンセプトです。

コンセプトを確立することで何が変わったのか?
「えがお」を軸にした店づくりとは何か?
なぜ「四国のえがおのランドマーク」を目指すのか?

少子高齢化、住宅着工数の減少、大手による寡占化など、課題は山積みですが、
「えがお」を追求していった先には、人を主役にしたコミュニティ型の店づくりの構想があります。
西岡社長に具体的な取り組みを語っていただきます。



西岡家具→http://www.n-oka.net/
西岡政憲さんのFB→https://www.facebook.com/masanori.nishioka.1
西岡家具のFB→https://www.facebook.com/nishiokainteriorstore/posts/2291711007540145
カフェクヌート→https://www.facebook.com/CAFEKNUT2007/


 


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┗■「3月度ブランディングセッション」━━━━━━━━━━ 
 


◆テーマ
えがおが集う場所を創造する
人が主役の店づくりへのチャレンジ  
  

●日 時:2019年3月13日(水)13:30~17:00(受付開始 13:10)
●会 場:銀座ブロッサム(中央会館)7階 ジャスミン


【ゲスト講師】
西岡政憲氏 有限会社西岡家具/カフェクヌート 取締役取締役


▼お問合せ・お申込みは下記からどうぞ
株式会社クエストリー
http://www.questory.co.jp/tabid/94/Default.aspx 
または 03-5148-2508まで

2019年01月17日(木)更新

僕の地元のイチ押しは「高尾穂見神社」

昨日の「1月度ブランディングセッション」のテーマは「地域を味方につける経営」でした。

セッションはいつもアイスブレイキングを兼ねた参加者の自己紹介から始まるのですが、
今回はゲストの久米さんからのご提案で「地元のイチ押し」を語っていただきました。

「へえ、そんなところ、そんなものががあるんだ」というようなイチ押し続出でした。
久米さんからは「みなさん、レベルが高い」というコメントをいただきました。



地元はいま住んでいることでも、会社近辺でも、故郷でもOK!


ところで、僕の「地元のイチ押し」を考えてみたのですが、
浮かんできたのが故郷の山梨県南アルプス市高尾地区にある「高尾穂見神社」です。

この神社は櫛形山の標高870mの山腹にあり、
五穀豊穣、養蚕成就、商売繁盛のご利益で知られています。

創建年代は明らかではありませんが、相当古いのは間違いありません。
平安時代にまとめられた「延喜式」にも載っているそうです。

毎年11月の下旬には夜祭りが行われ、県内外から大勢の参拝者が訪れます。
残念ながら行ったことがないのです。


 
周りを森に囲まれた拝殿です


これまで何度か行ったことはありますが、
山の中なので気軽に行けるところではありません。

神社のある高尾地区も住んでいるのはもう数軒だけのようです。
そういえば、中学の時に同級生がいたけど、毎日役場の車が送り迎えをしていたなあ。

3年ほど前に弟夫婦と久しぶりに行ってみましたが
何ともいえない神々しさが感じられました。


 
神楽殿、夜祭りでは太々神楽が奉納されるそうです、見てみたいなあ。

 
拝殿の狛犬です、確か木製だったと思います。

 
こういう細部も見応えがあります

 
御神木の大杉です、風格があります

2019年01月16日(水)更新

数えてみたら、今回で34回目の「ブランディングセッション」

今日はクエストリーブランディングクラブの「1月度ブランディングセッション」です。
ゲストは久米信行さん、クエストリーのパートナーです。

ブランディングクラブは今年の7月で6年目に入ります。


クラブ会員のコンテンツメニューとして、
2ヶ月に一度奇数月にこのブランディングセッションを開催しています。

数えてみたら、今回で34回目のセッションの開催です。
よくねちっこく続けているなあと思うのです。


 今日の1月度ブランディングセッションの案内です


クラブを立ち上げる前から、定期的な勉強会を開催していたので、
「それなりにやれるよな」と簡単に思っていたのですが、これが結構たいへんです。

ゲストの設定や運営の段取り、参加者の確認など、頭の痛いことも多々あります。
「ええい、もうやめたるわ」と思うときもあるのです(滅多にないけど)。


でも、セッションが終わると、毎回やってよかったなあと思うのです。
アフターセッションも毎回盛り上がりるしね。

 
 アフターセッションはこんな感じ、左が9月、右が11月です


クラブ会員から年会費をいただいているで、
通年では持ち出しはないのですが、セッション単体ではほとんど利益はでません。

それでも数字だけではないという確信があります。
数字だけだったらとっくにやめています。


これって何でしょうね。
セッションを通じていろいろな人と人がつながります。

「Bonding(つながる)」がクラブの方針のひとつですが、
セッションではそれが実感できます。

痺れるようなゲストをお招きして、みんながつがなることでワクワクします。

このつがなりが結果的には、いろいろな価値や成果を生み出してくれています。
それもセッションの回数を重ねてきた結果です。

まあ、一番楽しんで、学んでいるのはクエストリーかな。
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会社概要

(株)クエストリーは2003年に「店がブランドになる」ことを支援・プロデュースするために設立されました。「店がブランドになる」ためのプロセスをわかりやすく整理し、具体的な成果につながるコンサルティング、プロデュース、クリエイティブを展開しています。代表取締役の櫻田弘文は、これまでに300社以上...

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個人プロフィール

1955年生まれ、自然豊かな山梨県南アルプス市で育つ。高校卒業後、大学に進むが、学業には目を向けず、芝居に夢中になる日々を過ごす。大学卒業後、広告・マーケティング会社に入社。5年区切りで、コピーライティング、広告プランニング、マーケティング、店舗開発、マネージメント指導などの業務を経験する。2...

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