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2019年02月14日(木)更新

知ってるつもりになっていた「白老」

「価値のタネがない企業はありません」と言ってきましたが、地域も同じです。

と言うよりも、ちょっと反省です、白老には何もないと言われたことを鵜呑みにしてきたのです。
白老とは昨日から一泊二日の出張先の北海道の白老町です。

昨日は地元の若手経営者とともに「白老町魅力発見セミナー」を開催しました。


今日はそのうちの1社との個別ミーティングの前に、
昨日講演していただいた久米信行さん、お取引先の方と一緒に
白老の魅力を発見するために何ヶ所を回りました。


正直言って、いつもスケジュールがキツキツで
新千歳空港とミーティング会場の往復で終わっていたのです。

なかなかじっくりと白老町を回るチャンスがなかったのです(と言うよりも作らなかった)。

今日回った中で「ああ、こんなにいいところがあったんだ」と思ったのは
虎杖浜地区のアヨロ鼻灯台の近辺です。



灯台としての役目を終えて、取り壊し寸前まで行った灯台が、
残そうという声に後押されて残ったのです。

車で行けるところまで行き、その後は雪が積もっているところを歩いて
灯台下の海岸まで降りると、なんとも言えない風景が広がっていました。


目の前の海はゆるかな円弧を描き、海に突き出た崖には枯山山水のような木が、
そして海岸には不思議な岩が並んでいます。

どうやらアイヌの人たちにとっても聖なる場所だったようです。

 
 

この海岸でどんなことをしたら楽しいか、
大人4人であれこれと話すこと自体がおもしろい。

とくに久米さんの提案は各地での経験に裏付けされているので群を抜いたおもしろさです。

「知ってるつもり」から抜け出そうと言いながら、知ってるつもりになっていた白老、
たくさんのコンテンツ、しかも奥深いものがあるのを認識した今日の白老でした。




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┗■「3月度ブランディングセッション」━━━━━━━━━━ 




◆テーマ
えがおが集う場所を創造する
人が主役の店づくりへのチャレンジ    

●日 時:2019年3月13日(水)13:30~17:00(受付開始 13:10)
●会 場:銀座ブロッサム(中央会館)7階 ジャスミン

【ゲスト講師】
西岡政憲氏 有限会社西岡家具/カフェクヌート 取締役取締役


▼お問合せ・お申込みは下記からどうぞ
株式会社クエストリー
http://www.questory.co.jp/tabid/94/Default.aspx 
または 03-5148-2508まで

2019年02月14日(木)更新

北海道・白老町魅力発見セミナー終了!

今日は北海道・白老町魅了発見セミナーが無事に終了しました。
今夜はとりあえず画像をあげますね。

 

 

 

 

2019年02月12日(火)更新

最初から地域や地元のことを考えていたわけではない

毎日新聞のビジネスサイトの「経済プレミア」に
月に1度「地域活性化の挑戦者たち」という連載を初めて1年が経ちました。

ご自分の地域を活性化させようと、
あれこれと活躍している方をご紹介しています。
https://mainichi.jp/premier/business/%E6%AB%BB%E7%94%B0%E5%BC%98%E6%96%87/


ご登場いただいたのは、弊社がブランディングのお手伝いをしている企業や団体
クラブ会報で取材させていただいた方、
ブランディングセッションでご講演をお願いした方など、多彩な顔ぶれです。

ほとんどが企業や店の方なのですが、中には行政の方もいます。


連載を振り返ってみると、ちょっとおもしろいことに気が付きます。

多くの方が、最初から地域活性化を考えていたわけではないと言っています。

あるいは、いまでも地域を活性化させようとは思っていない、
自分がいるところを心地よくしたかっただけと語る方もいます。




何か矛盾するように感じられるかもしれませんが、それでいいのだと思います。

自分の会社や店を良くしたい、売上を伸ばしたい、利益を高めたい。
経営者ってそういうものです。理屈抜きで背負うものがありますからね。


でもね、自分の仕事に必死に取り組んでいるうちに、
実は地元とのつながりが大事であることや、
地域の資源を活用することに気が付いたという方が多いのです。

自社や自店のことを考えれば考えるほど、実は地元や地域とつながらざるを得ない
これが本当のところなのだと思います。


「地域のことなんか考えている余裕なんかない」という声も聞きます。

それは一面では正しいのかもしれませんが、
別な面から見ると、いやいやそうじゃあないようなと感じるのです。


毎朝、会社の前を掃除している、社員が元気に挨拶している
くわえ煙草で歩きながらポイッと捨てている
地元の祭りには会社ぐるみで協力している・・・などなど

地元や地域の人って、思った以上に企業や店、もっと言うと経営者をよく見ています。
これってあたたかくもあり、実はシビアでもある目線です。

「宅配便に務める父親から働くならあの会社」
娘さんが父親から言われたという話です。

「地元のためにがんばっているのを知っているからしないわけにはいかない」
融資が決まったときに銀行の支店長から聞いたという経営者の声です。

中小企業の発展と地域の活性化は表裏一体の関係、そんな風に思うのです。

2019年02月11日(月)更新

冷えきった社内に陶器のひな人形

ううぅ、雪は止んだけど、寒いなあ。
マンションの下の広場もうっすらと雪景色です。



出社した社内は冷え切っています。
原稿と提案書づくりだけど、自宅か近くのカフェにすれば良かったかな。



社内のテーブル前にひな人形が飾ってありました。
これを見ると気持ちがほっとしました。

この陶器のひな人形はお取り引きの岡浩之さんからいただいたもの、
長年陶芸をやられており、もうプロですね。

あっ、左の犬も岡さん作です。岡さん、ありがとうございます。

さて、気を取り直して、もう少しです。早めに片付けて帰りましょう。



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えがおが集う場所を創造する
人が主役の店づくりへのチャレンジ    

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西岡政憲氏 有限会社西岡家具/カフェクヌート 取締役取締役


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2019年02月10日(日)更新

小さな店の「地域のコミュニティ・ハブモデル」

「製菓製パン」という和菓子とパンの業界誌に毎月原稿を書いています。
昨日1月号を読んでみたら、いいこと書いてるなあ(笑)

原稿を書き上げて入稿するときには、
「やったぜ、いい原稿を書いたぜ」と思うのです。

でも、本が届いて読んでみると「ああもっとこう書けばよかった、ここが足りないなあ」と
ちょっとだけ軽い自己嫌悪に陥ります。


でも、1月号は「2019経営指針」という提言っぽい特集なので、
結構気合を入れて書きました(そうでもないかあ)。

タイトルは『小さな店の繁盛のシナリオは「地域コミュニティ」のハブになることです」
このテーマは、このところ問題意識にあるので、わりかし書きやすかった。


原稿量が約3000字あるので、全部は掲載できないし、出版社にも悪いような気がする。
そこで、原稿に添えて、掲載した図をブログに載せますね。

見ていただいて、なんとなく僕の考えていることが伝えわるかな。
文章がないとわかりにくいかも、さてさて、こんな感じの図です。







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2019年02月09日(土)更新

ファンは何を応援しているのか?

三連休の初日に降った東京の雪はすぐに溶け、残ったのはじわじわとした寒さ
いろいろな小さなことが立て込み、出社して仕事を片付けていました。

一息ついた午後に思ったことをちょっとメモにまとめました。

「ファンは何を応援しようとしているのか?」


まず浮かんだのは「この人の夢を応援する」・・・
熱烈なファンの心理をたどっていくとここにたどり着きます。

ということは、人をぐっと惹き付け、人を酔わせるような、
「夢」がなければファンは生まれない。

そんな風に思うのです。


でも、もう一つ踏み込んで考えてみる。

人を惹き付け、酔わせる夢の存在も大事だけれども、
その夢を実現することに本気になっている人でなければ、ファンは生まれない

やっぱりファンは人の発する熱量から生まれる

「この人がやろうとしている夢と、それを実現しようとする本気度を応援する」
ファンの心理の奥底はここにあるのでは・・・そんな風にも思うのです。


なんだかよくわからないような内容になってしまいましたね。
ちょっと疲れたので、そろそろしまいにします。


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2019年02月08日(金)更新

「小さな思いやりの積み重ね」がサービスを輝かせる

出張先の広島駅の駅前のバスターミナルで、どのバスに乗ったらいいのか迷っていると
案内係の女性がすっと寄ってきて「ご案内いたします」の声。

行き先を告げると、笑顔でこう答えてくれた。
「24番にもうすぐ来るバスに乗ってください」
「15分ほど行ったところの加古町というバス停で下車してください」


初めて入ったイタリアンレストランで若い女性スタッフに、
ショップカードをもらえませんかと尋ねた。

しばらくして持ってきたのはドリンク一杯無料チケット
「申し訳ございません、ショップカードを切らしています」
「これに他のお店の情報も載っていますので、どうぞお使いください」


サービスって何だろうね。

無料であろうと有料であろうと、
相手が何を望んでいるかをつかみその要望や期待に応えることだが、
そこに「小さな思いやり」が加わることで、ありがたみが全然違ってくる。

「小さな思いやりの積み重ね」……これがサービスを輝かせるのだと思う。



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2019年02月07日(木)更新

漠然たる不安の正体

常々思っていることで、昨日の広島のブランドミーティングでも話したことです。

多くの経営者が漠然たる不安を感じています。なぜなのでしょうか。


結論から言うと、これまでの方程式が通じないと感じているからです。

過去とは全然違う「新しい時代」がきていることを体感することができず、
これまでと同じ方程式に無理やり当てはめようとしているからです。


じゃあ、新しい時代って何か?
いろいろな見方がありますが、昨日のミーティングではこの四つを話しました。

一つ目は「消費が成熟化」した時代です。
安くての良いものが大量に求められた成長の時代が終わり、
高くても本当に価値があるものが求められる成熟の時代になりました。

二つ目は「目に見えない競争」の時代です。
地元のリアル店舗同士の競争だけでなく、
ECサイトや無店舗販売など国境を越えた競争が日常化しています。

三つ目は「透明化の時代」です。
インターネットによって誰でも、どこでも、手軽に
ほぼコストゼロで情報を発信できる時代は取り繕った嘘はすぐにばれます。

四つ目は「バラバラになりやすい時代」です。
正規、非正規、正社員、契約社員など雇用の形態がさまざまになり、
在宅ワーク、副業解禁、フリランスなど働き方も多様化しています。


これらの新しい変化を歓迎すると言いながら、
着なれていない服に袖を通せないことが、不安の正体ではないでしょうか。

しかし、いままでの着なれた自分の服に時代が合わせてくれることはなく
自ら新しい服を着ることが求められているのです。

でも、これがなかなか厄介・・・だから漠然たる不安が生まれます。


でも、人によっては新しい時代をチャンスととらえ、
積極的に新しい時代にあった服を着はじめているのです。

一度袖を通してしまえば、ああこんなものかと案外すっきりするものです。




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2019年02月06日(水)更新

経営者はもっと変態になろう!

一歩間違えると誤解されそうなタイトルですが、「変態」はいいと思うのです。

今日は午後から広島にある家具のボランタリーチェーンの加盟店の十数社が参加しての、
2回目のブランドミーティングでした。

5時間じっくりとブランドについて語り合いました。
かなり濃厚だったので、参加者の頭のなかはぱんぱんだった思う。

自社のことをこれだけの時間を費やして考えることって、早々ないと思うんだけどなあ。
僕も全エネルギーを出しての5時間でした。でもいい時間だよね。


それはそうとして、終了後の懇親会(希望者のみ)の席上で語られた「変態披露」がおもしろかった。
ここでいう変態とは、自分が偏愛していること、もっと言うと2時間は語れることです。

最初は遠慮気味だった方々がいつの間にか語るねえ。

「アロアナ(熱帯魚)の変態」「アフリカの変態」「ビリヤードの変態」「格闘技の変態」などなど、
みんなあれこれ変態ネタを持っています。すごいなあ。


これって仕事ではまったく役立たないと思うけど、「変態」であることがすごい。
何かに一途というのはこれからの経営者の資質だと思うのですが、どうでしょうかね。


という僕は引き算をしていったら残るのは「JAZZ」、振り返ると節目節目にジャズの存在がありました。
大したことはないのですが、「JAZZ」の変態であり、それに救われたことは事実です。

「変態」、いいじゃあないですか。何かにのめりこむのは経営者の大事な資質です。
経営者はどんどん「変態」なろう!そんな風に感じた今日でした。



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2019年02月05日(火)更新

会社に対する三つの貢献

上機嫌な雰囲気の会社ってすぐにわかります。
その反対に不機嫌な雰囲気な会社もあります。

その違いは何かと考えると、
一人ひとりが会社に貢献しているかどうかです。

みんなが貢献できている会社は上機嫌です。
一部の人しか貢献できていない会社は不機嫌な雰囲気が漂います。


会社に対する貢献は三つあると思うです。

一つ目は「お金」・・・これが普通かもしれません。
売上や利益を生み出すために貢献することです。
これは目に見えるだけに貢献度がわかりやすいね。

二つ目は「時間」・・・これも大事な貢献です。
でも、短縮や生産性だけとは限りません。
時間を大事に使うことそのものが貢献だと思うのです。

三つ目は「雰囲気」・・・誰でもできるけど、なかなか難しい
その人がいるだけで、社内が明るくなる、そんな貢献です。
もしかしたら、これは最強かもしれません。


一つ目と二つ目の貢献だけで会社を運営しようとすると、
社内はぎくしゃくし、上機嫌と不機嫌に揺れ動きます。

三つの貢献のバランスが会社には必要です。



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会社概要

(株)クエストリーは2003年に「店がブランドになる」ことを支援・プロデュースするために設立されました。「店がブランドになる」ためのプロセスをわかりやすく整理し、具体的な成果につながるコンサルティング、プロデュース、クリエイティブを展開しています。代表取締役の櫻田弘文は、これまでに300社以上...

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個人プロフィール

1955年生まれ、自然豊かな山梨県南アルプス市で育つ。高校卒業後、大学に進むが、学業には目を向けず、芝居に夢中になる日々を過ごす。大学卒業後、広告・マーケティング会社に入社。5年区切りで、コピーライティング、広告プランニング、マーケティング、店舗開発、マネージメント指導などの業務を経験する。2...

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