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2017年07月18日(火)更新

企業ブランディングの決めセリフ!

ブランディングのプロジェクトのミーティングでは
その内容に合わせたパワポの基本資料を作ります。

明日は盛岡でミーティングですので、
今日はあれこれとこれまでのパワポのデータを整理したり、
新しいデータを作っていました。


その中で、感じたことが企業の決めセリフ!

決めセリフというと、大見得を切った言葉のように感じるかもしれませんが、
その企業にこそふさわしい言葉、あるいは企業を思い浮かべる言葉です。

明日は盛岡の企業のコンセプトに基づく接客の決めセリフを
ワークショップで作り出すのですが、その時に思い出したのが映画の決めセリフです。


そのセリフを聞くとあの映画だよねと思い出すような言葉です。
映画のような決めセリフを企業を対象に作りたいのです。

もちろん、その源にあるのはミッションであることは言うまでもありません。

でも、ミッションってやはり内側の言葉であり、固いですよね。

あれこれと参加者で論議をしながら、
こんな映画のような決めセリフが作り出せたらといいなあと思うのです。


「フォースと共にあらんことを」
そうです、あのスターウォーズの決めセリフです。


「I'LL BE BACK(必ず帰ってくる)」
そうです、そうです、これはあのターミネーターの決めセリフです。


もう一ついきましょうか。
「それを言っちゃおしまいよ」
もうお分かりですよね、「フーテンの寅さん」の決めセリフです。


こんな風にこの言葉を聞いたらあの会社、その店を思い出す、そして行きたくなる
そんな決めセリフがブランディングには必要です。

2017年01月21日(土)更新

ブランドを難しく考えない

デューク・ジョーダン、アールグレイ、ニューシネマパラダイス、ブルックスブラザース、
Mac、トスカーナ……これらは何かというと、僕が個人的に好きなものやこと。

というよりもなくてはちょっとと思えるほど好きなものです。
(まあ、他にもたくさんありますがね)
 
デューク・ジョーダンはジャズピアニスト、アールグレイは紅茶、
ニューシネマパラダイスはイタリア映画、ブルックスブラザースはアメリカの洋服ブランド、
MacはApple社のPC、トスカーナはイタリアの地方名です。

 

 

一つひとつの脈絡はないし、おそらく他の人にとってはどうでもいいことかもしれないけれども、
僕にとっては特別なものです。だから、名前を見聞きすると、気になるわけです。
 
デューク・ジョーダンのCDがあれば持っているかどうか確認するし、
紅茶で選ぶのはアールグレイになるし、何度もニューシネマパラダイスを観るし、
トスカーナのことが書いてあれば、他を飛ばしても読むわけです。
 

ちょっと専門的な言い方をすれば、
こういうのは感情的な価値が高いものということになります。

理屈や理論ではなく、感情として好きなことやものです。
もっと言うと、好きを通り越しているわけで、ここがブランドの大事なところです。
 

「アールグレイってベルガモットで香りをつけたフレーバーティ、紅茶としては邪道です」
「そうな風に論理的にいわれても、好きだから仕方がないよね」

これがブランドにはあるのです。(念のために紅茶全般が好きですよ)

 

ということは、ブランディングって好きを通り越して、
「熱烈なファンになってもらうこと」と考えたらわかりやすい。

そのためには、ぶれない軸や他にない世界観が求められるわけです。
もちろん、それらを生み出す仕組みも必要で、それが僕らの仕事ということです。
 

ブランドってあれこれ難しいことを言う人がいるけれども、
僕らは「幸せの記憶のスタンプ」と言っています。

幸せの記憶のスタンプを捺してもらう取り組みが
ブランディング(INGが付いているからね)ということです。
 


┏┓
┗■【お知らせ】━━━━━━━━━━━━━━━━━
 
「第35回ブランディングセミナー」のご案内


◆テーマ
「ブランドは独自性!見方を変えたら世界が変わる」
     
●日 時:2017年3月8日(水)13:30~18:00(受付開始 13:10)
●会 場:東京国際フォーラム Gブロック4階・408会議室 

現在の厳しい経営環境を一時的な景気の問題としてとらえることは、
物事の一面からの判断でしかありません。
成熟した消費の価値観の変化、ITによる膨大な情報力、グローバルな市場経済等は、
経営のあり方を大きく変えてしまいました。

みんなと同じ方向に向かい、一生懸命に努力をすれば、結果がついてくる時代ではないのです。
これまでと同じやり方を踏襲するだけでは、中小企業は生き残れません。
気付かないうちに大きな波に呑み込まれてしまいます。

荒海に呑み込まれないための羅針盤は「独自性」です。
本セミナーでは「ブランドは独自性!見方を変えたら世界が変わる」をテーマに、
独自性を生み出すための視点転換の考え方を、3名の講師の講演をもとに具体的に学びます。
 

2011年06月28日(火)更新

「第24回ブランディングセミナー」を8月25日(木)に開催

夏恒例の「第24回ブランディングセミナー」を8月25日(木)に開催します。

テーマは、「楽しくなければブランドじゃない!」

最近思うのは、中小企業のブランディング肝は、経営者自身のブランディングということ。
ほらほら、もう腰が引けている方がいませんか。

「自分はそんなカリスマタイプじゃあないよ、自分のブランディングなんてもってのほか」
どうやら、ブランディングと言うと、何やらいばらの道のようにお感じの方がいます。

中小企業の経営者の方にお会いすると、
仕事に誰よりも一番情熱を持っている方がたくさんいます。
情熱と言う言い方が大げさだとすると、一番仕事を楽しんでいると言ってもいいでしょうね。

確かに、ブランディングはやることも多く、苦労もたくさんあります。
でも、好きなことや楽しいことをしているからこそ、精神的にも、経済的にも満たされます。
まさに「楽しくなければブランドじゃない!」です。

当日は夏の暑さに負けない、熱い3講座を用意しています。
特別ゲスト講演は、小杉光司さん(COSUCOJI 代表)。
埼玉県の北浦和で、「COSUCOJI」という子供服と雑貨のお店を2店舗運営されています。

お会いして、すぐにこの方に講演していただこうと思い、その旨を伝えると
にこやかな笑顔で「いいですよ」と快諾!
とにかく小杉さんは明るく、元気、そして、笑顔が魅力的な経営者。
まさに、好きな事を軸に楽しく仕事されています。


明後日、弊社のメンバーが打ち合わせに行ってきますので、詳しいことはまた後日ご報告いたします。

小杉氏

◆「第24回ブランディングセミナー」の詳細はコチラ
http://www.questory.co.jp/Portals/0/image02/24thseminer.pdf

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会社概要

(株)クエストリーは2003年に「店がブランドになる」ことを支援・プロデュースするために設立されました。「店がブランドになる」ためのプロセスをわかりやすく整理し、具体的な成果につながるコンサルティング、プロデュース、クリエイティブを展開しています。代表取締役の櫻田弘文は、これまでに300社以上...

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個人プロフィール

1955年生まれ、自然豊かな山梨県南アルプス市で育つ。高校卒業後、大学に進むが、学業には目を向けず、芝居に夢中になる日々を過ごす。大学卒業後、広告・マーケティング会社に入社。5年区切りで、コピーライティング、広告プランニング、マーケティング、店舗開発、マネージメント指導などの業務を経験する。2...

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