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2013年04月09日(火)更新

変態のススメ!

「小さくても光輝くブランド」をプロデュースしているクエストリーの櫻田です。


僕の周りには「変態」がいっぱいいます。と言っても俗にいう性的な変態ではありませんよ。

例えば、「牡蠣の変態」、「肉の変態」、「ちゃんこの変態」、「宝石の変態」、「ブランド時計の変態」・・・
僕も「ブランディグの変態」かもしれない(言われたことはないけど)。
 
周りから「変態」っていわれるくらいひとつの世界を突きつめれば、必ず独自性が生まれます。
人は注目し、関心を持って、あなたのことを知ろうとします。

だからってここでいうところの「変態」とは、実は最高の褒め言葉。 


例えば、先ほどの「牡蠣の変態」とは、
オイスターバー&レストラン「Ostrea:オストレア」を運営している
株式会社バル.ジャパンの取締役営業部長の吉村憲一郎さんのこと。

「Ostrea:オストレア」さんと吉村さんには
僕の本「小さくても光り輝くブランド」にもご登場いただいていますよ。

株式会社バル.ジャパン http://www.barjapan.co.jp/
Oyster Bar & Restaurant「Ostrea」 http://www.ostrea.jp/



吉村さんはとにかく子供のころから牡蠣が好き。しかも、バル.ジャパンの藤野社長も牡蠣好き。
それが高じて「オストレア」を開業したわけだけど、
吉村さんは牡蠣について話し始めたら半端じゃない。
 

さらに牡蠣だけではなく、牡蠣の生産者にも愛情を注いでいる。
年間14~15回、毎月1回以上は生産者のもとに足を運んでいるのです。
こんなに「牡蠣生産者LOVE」の人は見たことも聞いたこともないね。

 
一度、「オストレア」で牡蠣を食べながら吉村さんの話を聞くと、たちまち虜になってしまう。
実際に僕の知り合いにはそんな人がたくさんいます。

言うなれば熱狂的なファンになってしまうわけ。おっかけなければ気がすまなくなるのです。
 
しかも吉村さんの周りには「牡蠣の変態」2号、3号・・・などの分身がたくさんいます。
この牡蠣の変態集団が、今月16日(火)に「オストレア」の6店舗目を恵比寿に開業します。
ぜひ、足を運んで、牡蠣の変態たちに会ってください。
 

Oyster Bar & Restaurant「Ostrea恵比寿店」
東京都渋谷区恵比寿1-8-4 COCO SPACE 恵比寿1F
TEL.03-5793-4160 



 
そうそう、忘れるところだった。
ところであなたは何の変態ですか?あるいはどんな変態になりたいですか?

2013年04月08日(月)更新

熱狂的な状況をつくり出す

「小さくても光り輝くブランド」をプロデュースしているクエストリーの櫻田です。




1週間の始まりですね。風邪が強く荒れ気味の天気ですが、がんばっていきましょう。

今日4月8日は20世紀を代表する芸術家「パブロ・ピカソ」が亡くなった日です。

1881年10月25日にスペインのマラガで生を受け、
40年前の1973年4月8日に南仏ニース近くの自宅で世を去りました。
 

ピカソは数々の名言を残していますが、僕が好きなのは次の言葉。
 

「大切なことは、熱狂的状況をつくり出すことだ」
 

多くの芸術家は基本的には一人で作品を生み出すわけだけど、
ピカソは創作する時に自分の心の中に熱狂的な状況を作り出していたんだろうな。
 
芸術だけでなく仕事も同じ。

どんなに優秀で仕事が出来ても、スキルやノウハウをいっぱい持っていても、
絶対に叶わないのは熱狂的状況を作り出せる力です。
 
自分のハートに火を付けられなきゃ、ブランディングは難しいね。

 

熱狂的なセミナーを開催します。
4月17日(水)に開催する「第27回ブランディングセミナー」です。


今回は、出版記念講演や実践でご活躍されている3名のパネルディスカッション、
特別ゲスト講演と、内容・質とも充実したものになっています。熱いですよ!

↓詳しいご案内はコチラ
http://www.questory.co.jp/Portals/0/image02/__MACOSX/0327第27回セミナーDM_A4縦長.pdf

「小さくても光り輝くブランド」出版記念!
『第27回ブランディングセミナー』

日時:4月17日(水) 13:30-18:00 (受付13:10~)
会場:銀座キレイが丘9階会議室

↓お申込みはコチラ
http://www.questory.co.jp/tabid/94/Default.aspx

2013年04月07日(日)更新

空いている時間を見つけるためのスケジュール管理

「小さくても光り輝くブランド」をプロデュースしているクエストリーの櫻田です。



今日は風が強く荒れた天候ですね。こちらも体調がいまひとつピリッとしないので、
自宅で本を読んだり、インターネットをしながらごろごろとしています。
 
2 年ほど前までクエストリーでは、週末になると週間スケジュール表を回覧し、
書き込んだものを月曜日にコピーして配布するということをやっていました。

これが結構面倒くさいのですが、ずっと続けてきたことなので習慣でやっていたのです。
習慣って怖いね。

ところが、あることをきっかけにグーグルカレンダーでスケジュール管理をすることにしました。
やってみると、これがすこぶる便利、何で早くしなかったんだろうと思います。
 
個人的にはシステム手帳も使っているけど、いまではメインはグーグルカレンダー。
もう手帳はなくてもいいくらい、会社に置いたままだし本当に念のための予備。
 
グーグルカレンダーなら全員のスケジュールも見られるし、書き込むことも可能。
出先でもスマホで見られます。To Doリストも便利だな。いまではこれが当たり前になりました。
 

先ほども来週のスケジュールをグーグルカレンダーで確認していたのですが、
スケジュール管理で大事なのは、自分の空いている時間がどれだけあるかということ。
 
スケジュールって本当に不思議。スケジュールが埋まっているとなんとなく安心してします。
時にはしなくてもいい事をしているのに、仕事をしている気分になります。
 
自分でしか出来ないこと、あるいは自分のやりたいことをやるためには、
空いている時間を増やすしかありません。

スケジュール管理ってここがポイントだと思います
 
自分でなくても出来ることは、誰か別の出来る人にやってもらわなければ、
自分の時間は生まれませんね。

いっぱいのコップには新しい水は注げないのと同じことだと思います。
 
そう思ってるんだけど、来週もスケジュールいっぱいだなあ。
やりたいことや僕でなかれば困ることがあれこれあるんだけど、さてとどうするかな。


4月17日(水)に「第27回ブランディングセミナー」開催します。
今回は、出版記念講演や実践でご活躍されている3名のパネルディスカッション、
特別ゲスト講演と、内容・質とも充実したものになっています。

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『第27回ブランディングセミナー』

日時:4月17日(水) 13:30-18:00 (受付13:10~)
会場:銀座キレイが丘9階会議室

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2013年04月06日(土)更新

情報をどんどん出した方がうまくいきます。

「小さくても光り輝くブランド」をプロデュースしているクエストリーの櫻田です。



ヘンリー・フォードがこんなことを言っています。

成功は何も珍しいものではない。
困難にうまく適応し、人々が必要としているものを与えることができるかどうかが問題なのだ。
ほとんどの人が成功とは手に入れるものだと思っている。
だが、成功は与えることから始まるのだ。

 
三井財閥の創立者の岩崎弥太郎もこういう風に言っています。

おおよそ事業をするにはまず人に与えることが必要です。
それは必ず大きな利益をもたらすからです」。

 

「成功は与えることから始まる」・・・これってどうやら真理です。
 
事業で成功するには、成功の方法やチャンスを
人より早く手に入れることだと思っている経営者が少なくありません。

あるいは、自分の手元にあるものが
少しでも減っていくのが耐えられない経営者に会いました。

だからいつも鵜の目鷹の目で他の成功事例や儲かる話を追いかけている。
 これを浮草経営と言います。風が吹けば、あっちにこっちにと動いていく経営のことです。


 

「与えればいい」と言うと、もったいないと感じたり、何か損するような感覚を抱く人がいます。
でも、別に大きなお金のかかることだけが与えることではないですよ。
 
例えば、笑顔もそのひとつ。
笑顔で接して、笑顔をつくりだせば、それも与えたことにあります。
コストはかかりませんし、しかも効果は絶大です。

 
でもね、ビジネスでもっと大事なのは情報をどんどん出すこと。もちろん無料ですよ。

「情報を出すと他の人やライバルに手の内が知られてしまう」
そんな風に考えているからうまくいかないんだと思う。

大丈夫、大丈夫、情報だけを手に入れても成功しないから。
「心配しないで、とにかくやってみたら」と言うしかありません。
 
あなたもプロならば、一般の人が知らないレアな情報がたくさんあるはずです。
BtoBでも同じです。取引先も気が付いていないようなネタを持って営業に行けばいいのです。
 

ただし、ポイントがあります。
ただ伝えるだけではなく、あなただけのメディアに編集して発信すること。
 
話だけでは消えてしまうかもしれないし、広く伝播されません。次への期待も高まりにくいのです。

いまはソーシャルメディアが自分メディアとして力を発揮してくれます。
「先日ブログに書いたことですけど・・・」こういう営業や接客がお客様の心をつかむのです。

 
えっ、そんな情報やネタがない!?
あなたもプロならば必ずあるはず、もしないのならば再度プロとしての力を磨くしかないですね。



4月17日(水)に「第27回ブランディングセミナー」開催します。
今回は、出版記念講演や実践でご活躍されている3名のパネルディスカッション、
特別ゲスト講演と、内容・質とも充実したものになっています。ライブでの体感をお見逃しなく!

↓詳しいご案内はコチラ
http://www.questory.co.jp/Portals/0/image02/__MACOSX/0327第27回セミナーDM_A4縦長.pdf

「小さくても光り輝くブランド」出版記念!
『第27回ブランディングセミナー』

日時:4月17日(水) 13:30-18:00 (受付13:10~)
会場:銀座キレイが丘9階会議室

↓お申込みはコチラ
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2013年04月05日(金)更新

心から湧き出るブランディング・・・トム・ピーターズのデザイン魂より

「小さくても光り輝くブランド」をプロデュースしているクエストリーの櫻田です。



数日前から、ちょっと理由があって(原稿も書かなくてはならないのですが・・・)
「ブランディングデザイン」について考えていました。

昨日は弊社の岡本マネージャーともディスカッションを行い
いくつか参考資料にも目を通し、組み立てを終え、先ほどやっと原稿を書き上げました。

ふうっと安堵のため息をついたところ、
デスクの奥の積まれている本に目が行きました。

「トム・ピーターズのマニュフェスト①・・・デザイン魂」
しまった、この本があったじゃあないか。

2005年に発刊された4部作シリーズの
「トム・ピーターズのマニュフェスト」は僕のお気に入り。

もちろん内容も素敵なんだけど、この本は本文のレイアウトがすごく斬新。

しかし、翻訳本を出版にするに当たり、英語版をそのまま踏襲したようですが、
正直言って日本語ではそのレイアウトのよさを出すのは難しい。

文字も小さく、恐ろしく読みにくいレイアウトになっています。
それにもめげず、ページをめくっているとこんな文章にに出会いました。
(読むたびに新しい発見がある本です)




心から湧き出るブランディング

「本物の」ブランディングとは、ひとりひとりのものだ。
「本物の」ブランディングとは、誠実さだ。
「本物の」ブランディングとは、記憶に刻まれるものだ。
「本物の」ブランディングとは、一貫性と新奇性だ。
「本物の」ブランディングとは、偉大なストーリーだ。
「本物の」ブランディングとは、(社員にとって、顧客にとって、サプライヤにとって)大いにかかわるのあることだ。
「本物の」ブランディングとは、情熱と感情だ。
「本物の」ブランディングとは、われわれが朝、ベッドから起き出す理由だ。
「本物の」ブランディングとは、決してごまかしがきかないものだ。
「本物の」ブランディングとは、年中無休で、全部署をあげて、全員が取り組むものだ。



まったくもって同感、やっぱりいいじゃないか、トム・ピーターズ。

2013年04月01日(月)更新

4月17日(水)!第27回ブランディグセミナーを開催

 自画自賛になりますが、今回のブランディングセミナーはいつにもまして充実した内容。
 
期日は4月17日(水)13:30~18:00、会場は「銀座キレイガ丘」。

テーマは「揺るぎないミッションこそ強いブランドになるための条件」。


今回は「ミッション」について徹底的に掘り下げますよ。


 
混沌とした時代に経営の舵取りをどうしたらいいのか?多くの経営者が悩むことですね。
昔みたいに商品や価格や広告・販促に頼っているだけでは経営は難しくなります。
他の成功事例をキャッチアップするだけでもうまくいきません。
 
とくに小さな店や会社はミッションに基づき、
経営を組み立てなければ、生き残れないとさえ思っています。

でもミッションの大事なことはわかるけど、実際にどうしたらいいの?
と悩んでいる方にこそ参加して欲しいセミナーです。
 

今回のセミナーは、「知る」「組み立てる」「実践する」という3部構成になっています。

第1部が「知る」という段階です。
ここでは出版記念講演も兼ねて、僕が「ミッション」とは何か、なぜ重要なのかについて話します。
 
第2部が「組み立てる」という段階。
実際にミッションに取り組んだ3名の30~40代の経営者のパネルディスカッションを行います。
弊社が3社のミッション立案のお手伝いをしましたので相当踏み込んだ話になると思います。
コーディネーターは弊社の岡本亮二です。


 
●秋山 裕太郎氏(株式会社秋山製作所 代表取締役)
秋山さんは山梨県甲府市の創業65周年を迎える宝飾メーカーの若き3代目社長。
社長に就任したのは3年前の27歳の時のことでした。

●大原 潔氏(アナスティアオーナーシェフ)
大原さんは銀座のイタリアンレストランのオーナーシェフ。
創業3年を迎えるに当たり、軸を明確にすることに取り組みました。

●藤森 真(株式会社シャルパンテ 代表取締役)
藤森さんは東京神田で欧風居酒屋「ヴィノシティ」と「ヴィノシティマジス」を経営。
超繁盛店がなぜミッションに取り組んだのでしょうか?

 
第3部が「実践する」の段階です。このゲスト講演にご登壇いただくのは
「中央タクシー(長野県長野市)」の代表取締役会長の宇都宮恒久氏です。

ミッションを社内に浸透させるプロセスと具体的なポイントについて90分間語っていただきます。
 
現在のタクシー業界は9割以上の会社が赤字だと言います。
しかも地元の協定が厳しく、新しい取り組みが遅れているのも事実です。
厳しくかつ閉鎖的な環境の中で中央タクシーは
理念の「お客様が先、利益は後」を貫き、好業績を上げ続けています。
 
こう言うと簡単に聞こえるかもしれませんが、
宇都宮氏は数々の試行錯誤や失敗を繰り返しながら、ミッションを磨き高め、
業界の常識を打ち破り、お客様も社員も幸せになる会社を作り上げました。
 

いかがですか、おもしろそうだと思いませんか。
ぜひお時間のご調整をして、「第27回ブランディングセミナー」にお越しくださいね。

あっ、もちろん一般参加もできますよ。
参加料は一般の場合15,000円ですが、間違いなく元の取れるセミナーだと自負しています。


「小さくても光り輝くブランド」 櫻田弘文著
Amazonにて発売中!


2013年03月18日(月)更新

感動!㈱シャルパンテさんのミッション発表会

「人々を幸せにするブランド」をプロデュースするクエストリーの櫻田です。
 

今日は㈱シャルパンテ(東京都千代田区)さんのミッション発表会でした。
株式会社シャルパンテ http://societe-charpente.com/


11月から4ヶ月かけて藤森社長と3名のマネージャーで
作り上げたミッションを社員全員と共有する場です。
 
ミッションプロジェクトは11月の全スタッフ参加のミッション勉強会から始まりました。
続いて、スタッフ全員と外部の方のヒヤリング。

これに基づき、「できること」、「やりたいこと」、
そして「求まれていること」の絞り込みを行い、
検討を重ねに重ね、暗中模索の中で何度もミーティングを開きました。
(僕たちには答えが出せません。答えはシャルパンテさんの中にあるのですから・・・)
 
最終的にミッションは「経営ポリシー」「事業コンセプト」「行動指針」の3つに構成され、
一人ひとりが携帯できる「クレド」にまとめられました。

そのミッションを発表し、クレドを一人ひとりに渡し、
目指すべきところを共有する場が今日のミッション発表会でした。


 
ミッションをスタッフに発表したマネージャーさんたちの言葉には
「ミッションに基づき、自分たちの会社をよくしていくんだ」と言う思いが強く込められていました。
 
藤森社長の話からは厳しさと同時にスタッフ一人ひとりに対する愛情を感じました。
ミッションを決めると言うことは、自分たちの仕事に「厳しさ」を求めることです。
その厳しさを愉しさに変え、乗り越えて行けるのはともに働く仲間の「優しさ」があるからです。
 
表面的な人間関係を大事にし、感情のきしみを避けようとすると、
必ず仕事に「甘さ」が出ます。言うなれば仲良しクラブの組織になります。

甘さは居心地の良さのように感じますが、実は甘さの反対は「無関心」です。
これが仲間の成長を停滞させ、切磋琢磨する関係を切り崩していくのです。
 
自分の成長を本気で考えてくれるの厳しさには人は付いていきます。
一人ひとりにミッションを手渡しする時の藤森社長のコメントにそのことを感じました。

そしてクレドを受け取ったスタッフからのコメントも素晴らしかった。
他人事ではなく、当事者意識を持って自分の感じたことを語ってくれました。


 
ミッションプロジェクトを通じてつくづく感じるのは「場の力」です。

ミッションにはお手本やあらかじめ決まった正解はありません。
プロジェクトでは組み立ての参考例は提示させていただきますが、
最終的には自分たちで納得できたものが正解なのです。
 
これまで取り組んできたプロジェクトの中では
「こんなことをやっている時なのか」と言う声も耳にしますし、
取り組む姿勢からもそれを感じる時があります。

しかし、それを包み込み、引っ張っていくのはやはりトップの思いと覚悟ですね。
 
そのトップの思いと覚悟に引っ張られ、うんうんと頭を悩ましながら考える場、
何度も文字にする検討作業の場、目指すべき方向を共有する場、
仲間の意見に感動を分かち合う場が生まれます。

この場が強い力を生み出すのです。
 
まさに「場の力」が心を揺さぶり、ともに働く仲間とのつながりを強くし、
最終的には会社を動かしていく大きなエネルギーになっていくのです。


そのことをあらためて感じさせてくれた㈱シャルパンテさんのミッション発表会でした。
 
そして、これからが本番です。がんばってくださいね、シャルパンテの皆さん。
ミッションに基づき、素晴らしい会社をつくり上げましょう。
 


僕の初めての本「小さくても光り輝くブランド」にも
事例として㈱シャルパンテさんを掲載しています。

2013年03月15日(金)更新

僕が「小さくても光り輝くブランド」を出版した4つの理由

「人々を幸せにするブランド」をプロデュースするクエストリーの櫻田です。
 


たくさんのご縁に支えられ、3月下旬に「商業界」様から、
「小さくても光り輝くブランド」と言うタイトルで、初めての本を出版することとなりました。

お力をいただいた皆様に心から感謝申し上げます。

 

今日は、なぜ僕がこの本を書いたのか?その理由を書きたいと思います。その理由は4つです。
 
僕が代表を務める株式会社「クエストリー」は2003年の6月2日に法人登記した会社です。
それまでは個人事務所として2年ほど活動しましたが、
新卒の女性メンバーを迎えるに当たり法人にしたのです(彼女は2年後に北海道にお嫁に行きました)。
 
クエストリーが設立以来、一貫して取り組んできたのは「小さな店や会社のブランディグ」です。
慌ただしい毎日の中で、それほど明確に感じていたわけではないのですが、
設立10年目頃までにはブランディグの本が出せればいいなあと感じていました。
 
そのきっかけとなったのが、月刊「商業界」の編集長の笹井清範さんとのお打ち合わせでした。
「櫻田さん、本にしませんか?」「えっ、本になりますか」「うん、大丈夫、本になりますよ」、
この一言にどんなに勇気づけられたかわかりません。
 
「設立10年目前までに本が出せればいいなあ」
という漠然とした気持ちに火を付けてくれた笹井編集長の一言、
これが本を書いた理由のひとつです。

この時から1年7カ月かかりましたが、10年目の節目の年に出版することができました。
本当にうれしく思います。

 

ところで書店の本棚を見ますと、
本来スモールビジネスにこそブランディングが必要であるのにも関わらず、
出版されているブランド関連の書籍の多くは
アカデミックなものや大手企業でしか展開出来ないものが目立ちます。
(もちろんいい本がたくさんありますよ)
 
実務においてもブランディグという言葉だけが独り歩きをし、
状況に合わせて都合のいいように使われているのも事実です。

「もっと地に足がついた小さな店や会社のブランディグについての本があればなあ」
といつも実感してきました。
 
「ないのならば、実際に取り組んできた事例やセミナーで講演していただいた事例をもとに、
ブランディグの考えと実践をわかりやすい本としてまとめたい」、

次第にそう思うようになったのです。僕が本を書いた2番目の理由がここにあります。

 


設立当初は、とくに「店がブランドになる」にこだわっていたのですが、
「ブランドで飯が食えれば世話はないよ?」「そんなきれいごとで経営はできない」
そんな言葉をたくさんいただきました。言葉でなくても無言の反応を感じました。
 
「どうしてわからないんだろう(実はこちらの稚拙さに問題があったのですが・・・)」と
いら立つことも少なくありませんでした。

しかし、小さな店や会社の素晴らしい経営者と出会いがブランディグを後押ししてくれました。
 
とくに5年前に出会った久米繊維工業株式会社の久米信行さん(取締役会長)からは
ブランディングについてのさまざまな示唆をいただきました。
 
それでも「ブランディング、ブランディング・・・」と言い続けているとおもしろいものです。
やがてブランディグの考えに共感をしてくださるお取引先が生まれ出したのです。
 
そして「ブランドになる」ための取り組みが各地で始まったのです。

当初は、ブランディグの仕組みも暗中模索でしたので、ご迷惑を掛けたことも少なくありません。
 取引先と試行錯誤を繰り返し、次第にミッション立案、ファンづくり、プロモーション企画などの
ブランディグの展開が形作られてきました。

そう言う意味では弊社のブランディングの仕組みはお取引先との合作であることは間違いありません。
 
昨年立ち上げをしましたブランディグクラブの会員からもたくさんの気づきをいただいています。
この素晴らしい経営者とその取り組みをたくさんの方に知っていただきたい、これが3番目の理由です。
 


最後の4番目の理由は、いつもいっしょになってがんばってくれているクエストリーのメンバーに
自信と誇りを持ってもらいたかったことです。
夜遅くまであれやこれやと話し合ったり、頭を抱えながら共に悩んだ時間の結晶がまさにこの本です。
 
原稿は僕が書きましたが、実際にはクエストリーのメンバー全員(現在も過去も含めて)で書いた本です。
ぜひ、お読みいただき、ご意見、ご感想などをお聞かせください。

 

また、はなはだ勝手なお願いですが、お知り合い等へのご紹介や
ブログやFacebookやTwitterなどで取り上げていただければうれしい限りです。
 

長々とした文章を最後まで読んでいただきありがとうございました。感謝です。


「Amazon事前予約キャンペーン」を3月21日(木)まで開催しています。

 

2013年03月08日(金)更新

大西遥さんの卒業制作

「人々が幸せになるブランド」をプロデュースしているクエストリーの櫻田です。


一昨年の10月から弊社にアルバイトで来てくれている大西遥さん。
アルバイトに来た時には「阿佐ヶ谷美術専門学校」の視覚デザイン科の学生でした。

昨年3月に学校を卒業し、この1年間は研究科の学生として阿佐美に通い、
しかも京都造形大学の通信教育も受講するがんばりやさんです。



先週の土曜日に「阿佐ヶ谷美術専門学校」の卒業・修了制作展が横浜で開催されました。
弊社のメンバーの金田といっしょに見に行ってきました。

大西さんの卒業制作は実際に小田原にある老舗のうめぼし屋さんのブランディング。

若い女性を対象として新しいイメージを作り上げ、各種のブランドツールを制作しました。
ブランドマニュアルも整備され、いますぐにでも使えような出来映えの作品でした。



大西さんは来週12日に卒業式を終え、4月からは弊社にブランドデザイナーとして入社します。
いつもそうですが、新しい社員を迎えると言うことは、責任があります。


弊社に「経営ポリシー」は

「QUEST×STORY」

私は自らの人生の主人公、
私自身を探索し、私にしか出いないシナリオを創り、
私ならではのブランドを築き上げる。



大西さんの持っている資質や天分を、弊社で思い切り発揮してもらいたいと思います。

2013年03月07日(木)更新

出版書籍の案内パンフが出来ました

「人々が幸せになるんブランド」をプロデュースするクエストリーの櫻田です。


昨日、弊社のクリエイティブチームが
僕の初めての出版書籍の案内パンフレットをつくってくれました。感謝です。




「Amazon事前予約キャンペーン」を3月21日(木)まで開催しています。
よろしくお願いします。
http://www.questory.co.jp/tabid/129/Default.aspx


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会社概要

(株)クエストリーは2003年に「店がブランドになる」ことを支援・プロデュースするために設立されました。「店がブランドになる」ためのプロセスをわかりやすく整理し、具体的な成果につながるコンサルティング、プロデュース、クリエイティブを展開しています。代表取締役の櫻田弘文は、これまでに300社以上...

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個人プロフィール

1955年生まれ、自然豊かな山梨県南アルプス市で育つ。高校卒業後、大学に進むが、学業には目を向けず、芝居に夢中になる日々を過ごす。大学卒業後、広告・マーケティング会社に入社。5年区切りで、コピーライティング、広告プランニング、マーケティング、店舗開発、マネージメント指導などの業務を経験する。2...

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