㈱クエストリー 社長 櫻田弘文「ブランディング」通信 | 経営者会報 (社長ブログ)
「店がブランドになる」ことを支援・プロデュース! コンサルティング会社・社長のジャム・セッション
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これらの仕事で大事になるのはコミュニケーションに基づく信頼関係です。
ところがこのコミュニケーションの考え方、とらえ方が
あいまいのままですと、真の信頼関係は生まれません。
わかっているようでいて、これがときには大きなトラブルになるのです。
2015年10月27日(火)更新
スタバの銀座マロニエ通り店でラテを飲んでいると思い出すこと
「小さくて光り輝くブランドをプロデュースしている」クエストリーの櫻田です。
出張先や初めての土地でのことなのですが、
「ちょっと時間があるのでお茶でも・・・」ということが結構あります。
そんな時にどんなお店に入りますか?
僕は珈琲がイマイチ苦手なので紅茶派なのですが、この店選びがなかなか難しい。
当然のことですが、地元の気の利いたお店を探そうとします。
美味しいことはもちろんですが、雰囲気が良くてゆったりできてところを、
iPhoneやiPadで検索します。
でも、ピンとこなかった時にはどうするか?
僕の場合は、そこそこの都市や繁華街ならば「スタバ」を探します。
なぜスタバなのでしょうか?
それは、これまでの経験から「スタバならばOK」という記憶のスタンプが捺されているからです。
人々の心に「幸せの記憶」として蓄積されていくのがブランドです。
もちろん、企業やショップ、商品やサービスに価値がなければ、これは実現できません。
僕にとってのスタバのように、認識価値を上げることがブランディングです。
ブランド力が強いとどうなるのでしょうか。
「安いよ、お得だよ、いまなら超お買い得」といった価格訴求をしなくてもすむようになります。
それどころか、他よりも高いプレミアム価格で継続的に販売することが可能になるのです。
僕がオーダーするのはほとんどラテなのですが、スタバは安くはありません。
価格だけ考えたら、CVSも含めて他の選択肢がたくさんあります。
雰囲気の良さや美味しさでも、知らないだけでもっといいところがあるに違いありません。
月曜日の朝は、会社近くの銀座マロニエ通りのスタバで、1週間の予定を確認します。
そんな時に思い出すのは、フリーで仕事をしていた時に、ここが事務所代わりだったことです。
お取引先ともここで何度も打ち合わせをしたなあ。
大事なミーティングが不発に終わり、ちょっとへこんだことも覚えています。
店舗設計の方と打ち合わせを終えて、久しぶりの休暇で栃木に行くことを話すと、
その方が車で栃木県まで送ってくれたこともありました。
まあ、そんなことも含めて、ここでいろいろな人に助けられたなあと思うのです。
ということで、スタバの中でも、このマロニエ通り店は
幸せ(ちょっと苦しさも含めて)の記憶のスタンプが強く捺されているのです。
11月度ブランディングセッション
「危機を乗り切るために経営者がすべきこと」
◆日時:11月18日(水) 13時30分~17時
◆会場:銀座ブロッサム(中央会館)7Fジャスミン
クエストリー:http://www.questory.co.jp
出張先や初めての土地でのことなのですが、
「ちょっと時間があるのでお茶でも・・・」ということが結構あります。
そんな時にどんなお店に入りますか?
僕は珈琲がイマイチ苦手なので紅茶派なのですが、この店選びがなかなか難しい。
当然のことですが、地元の気の利いたお店を探そうとします。
美味しいことはもちろんですが、雰囲気が良くてゆったりできてところを、
iPhoneやiPadで検索します。
でも、ピンとこなかった時にはどうするか?
僕の場合は、そこそこの都市や繁華街ならば「スタバ」を探します。
なぜスタバなのでしょうか?
それは、これまでの経験から「スタバならばOK」という記憶のスタンプが捺されているからです。
人々の心に「幸せの記憶」として蓄積されていくのがブランドです。
もちろん、企業やショップ、商品やサービスに価値がなければ、これは実現できません。
僕にとってのスタバのように、認識価値を上げることがブランディングです。
ブランド力が強いとどうなるのでしょうか。
「安いよ、お得だよ、いまなら超お買い得」といった価格訴求をしなくてもすむようになります。
それどころか、他よりも高いプレミアム価格で継続的に販売することが可能になるのです。
僕がオーダーするのはほとんどラテなのですが、スタバは安くはありません。
価格だけ考えたら、CVSも含めて他の選択肢がたくさんあります。
雰囲気の良さや美味しさでも、知らないだけでもっといいところがあるに違いありません。
月曜日の朝は、会社近くの銀座マロニエ通りのスタバで、1週間の予定を確認します。
そんな時に思い出すのは、フリーで仕事をしていた時に、ここが事務所代わりだったことです。
お取引先ともここで何度も打ち合わせをしたなあ。
大事なミーティングが不発に終わり、ちょっとへこんだことも覚えています。
店舗設計の方と打ち合わせを終えて、久しぶりの休暇で栃木に行くことを話すと、
その方が車で栃木県まで送ってくれたこともありました。
まあ、そんなことも含めて、ここでいろいろな人に助けられたなあと思うのです。
ということで、スタバの中でも、このマロニエ通り店は
幸せ(ちょっと苦しさも含めて)の記憶のスタンプが強く捺されているのです。
11月度ブランディングセッション
「危機を乗り切るために経営者がすべきこと」
◆日時:11月18日(水) 13時30分~17時
◆会場:銀座ブロッサム(中央会館)7Fジャスミン
クエストリー:http://www.questory.co.jp
2015年10月22日(木)更新
「寄り添う」と「媚びる」の違い
「小さくても光り輝くブランド」をプロデュースしているクエストリーの櫻田です。
クエストリーはカタチのあるものを提供している会社ではありません。
コンサルティングやプランニングはもとより、
目に見えるブランドシンブルや印刷媒体やホームページなどの、
見に見えるカタチを創る仕事もありますが、基本は目に見えないデザインの仕事です。
クエストリーはカタチのあるものを提供している会社ではありません。
コンサルティングやプランニングはもとより、
目に見えるブランドシンブルや印刷媒体やホームページなどの、
見に見えるカタチを創る仕事もありますが、基本は目に見えないデザインの仕事です。
これらの仕事で大事になるのはコミュニケーションに基づく信頼関係です。
ところがこのコミュニケーションの考え方、とらえ方が
あいまいのままですと、真の信頼関係は生まれません。
わかっているようでいて、これがときには大きなトラブルになるのです。
コミュニケーションの本質は「違いを明確にすること」です。
これまでずっとそう思って仕事をしてきました。
結果的にはそれがぶつかり合いになることもありました。
でも、そのぶつかり合いは双方が良くなるためのものであり、感情的ないがみあいではありません。
これまでずっとそう思って仕事をしてきました。
結果的にはそれがぶつかり合いになることもありました。
でも、そのぶつかり合いは双方が良くなるためのものであり、感情的ないがみあいではありません。
「コミュニケーション=仲良くすること」という考えには抵抗があるのです。
それでも一般的には「相手と仲良くすること」「揉めないですますこと」が
コミュニケーションだという風潮があります。
「仲良く、揉めないで」の行き着く先は「媚びる」ことにつながります。
それでも一般的には「相手と仲良くすること」「揉めないですますこと」が
コミュニケーションだという風潮があります。
「仲良く、揉めないで」の行き着く先は「媚びる」ことにつながります。
もちろん、無用なぶつかり合いは意味がありませんが、
「自分の考え方はこうだけど、あなたはどう思いますか?」
といったやりとりこそがコミュニケーションだと思います。
これは真剣に相手を認め、お互いの思いをすり合わせる「寄り添う」気持ちがなければできません。
「自分の考え方はこうだけど、あなたはどう思いますか?」
といったやりとりこそがコミュニケーションだと思います。
これは真剣に相手を認め、お互いの思いをすり合わせる「寄り添う」気持ちがなければできません。
お客様満足という大義名分のもと、お客さんの要望を何でも
「はい、はい」と聞き入れるようになってしまってはNGです。
大人の知恵だという考えもあるかもしれませんが、
やはり「媚びる」精神は個人的に好きになれません。
「はい、はい」と聞き入れるようになってしまってはNGです。
大人の知恵だという考えもあるかもしれませんが、
やはり「媚びる」精神は個人的に好きになれません。
ましてや相手に好かれるための歓心を買うようなおべんちゃらやリップサービスは辟易するのです。
相手の強さや魅力の前で、自信を失い、自ら屈しているとしか思えないのです。
偉そうな態度という表層的な見方ではなく、どうであれお互いの課題の前では対等です。
相手の強さや魅力の前で、自信を失い、自ら屈しているとしか思えないのです。
偉そうな態度という表層的な見方ではなく、どうであれお互いの課題の前では対等です。
媚びたり擦り寄ったりすることよりも、お互いの持っている考え方、経験、能力を重ね合わせ、
より方向に持っていくことがコミュニケーションです。
媚びること」と「寄り添うこと」はまったくの別物です。
ここを勘違いすると大変なことになります・・・と常に肝に命じています。
11月度ブランディングセッション
「危機を乗り切るために経営者がすべきこと」
◆日時:11月18日(水) 13時30分~17時
◆会場:銀座ブロッサム(中央会館)7Fジャスミン
クエストリー:http://www.questory.co.jp
より方向に持っていくことがコミュニケーションです。
媚びること」と「寄り添うこと」はまったくの別物です。
ここを勘違いすると大変なことになります・・・と常に肝に命じています。
11月度ブランディングセッション
「危機を乗り切るために経営者がすべきこと」
◆日時:11月18日(水) 13時30分~17時
◆会場:銀座ブロッサム(中央会館)7Fジャスミン
クエストリー:http://www.questory.co.jp
2015年10月16日(金)更新
上質な批判精神
「小さくて光り輝くブランドをプロデュースしている」クエストリーの櫻田です。
クエストリーの若手女性メンバー3名が、話題の店やスポットに行き、
そこで感じたことを「ブランディングクエスト」というタイトルで、
毎月一度「ブランディグクラブ」の会報で発表しています。
これまでに取り上げたのは、「インスパイアード by スターバックス池尻大橋店」
「かもめブックス」「100 本のスプーン」「伊東屋銀座本店」
「銀座NAGANO」「無印良品有楽町店」です。なかなかいいセレクトをしています。
取材先や取材方法等は、自由に任せているので、あまり干渉しないのですが、
「伊東屋銀座本店」の視察報告を聞いていて、
「これは、ちょっとおかしいぞ」というよりも「まずいぞ」と思ったことがあり、
少しだけ注文をつけました。
3名は取材前にネットで検索をし、視察店の情報を調べていました。
これは問題ありませんし、必要なことです。
しかし、ネットで確認をしたコンセプトなどに縛られて、視察を行うと、
それに合わせて物事を見るようになります。
つまり予定調和的な視察になるのです。
「ここがコンセプトを表現している」「これは情報の通り」といった感じですね。
あながち間違いではないのですが、ネット情報が正しいと思い込むと、
大事なことを読み違える危険性があります。
こちらが伝えたのは「上質な批判精神」でした。
本当に正解のない時代です。伝え手側が言っていうことがすべて正しいわけではありません。
実際にはコンセプトと大きくかけ離れた事象はたくさんあります。
視察には、いい意味での重箱の隅を突っつくような「あら探し」が必要です。
プロならば、情報をインプットしたら、一度それを封印し、シンク(考える)して、
アウトプットすることがすごく大事だと思うのです。
3名はこちらの言わんとしていることを理解してくれて、
その後は「インプット→シャットアウト→シンク→アウトプット」を実践してくれているようです。
まあ、シンク(考える)の内容にはまだ物足りなさを感じる時もありますが………。
11月度ブランディングセッション
「危機を乗り切るために経営者がすべきこと」
◆日時:11月18日(水) 13時30分~17時
◆会場:銀座ブロッサム(中央会館)7Fジャスミン
クエストリー:http://www.questory.co.jp
クエストリーの若手女性メンバー3名が、話題の店やスポットに行き、
そこで感じたことを「ブランディングクエスト」というタイトルで、
毎月一度「ブランディグクラブ」の会報で発表しています。
これまでに取り上げたのは、「インスパイアード by スターバックス池尻大橋店」
「かもめブックス」「100 本のスプーン」「伊東屋銀座本店」
「銀座NAGANO」「無印良品有楽町店」です。なかなかいいセレクトをしています。
取材先や取材方法等は、自由に任せているので、あまり干渉しないのですが、
「伊東屋銀座本店」の視察報告を聞いていて、
「これは、ちょっとおかしいぞ」というよりも「まずいぞ」と思ったことがあり、
少しだけ注文をつけました。
3名は取材前にネットで検索をし、視察店の情報を調べていました。
これは問題ありませんし、必要なことです。
しかし、ネットで確認をしたコンセプトなどに縛られて、視察を行うと、
それに合わせて物事を見るようになります。
つまり予定調和的な視察になるのです。
「ここがコンセプトを表現している」「これは情報の通り」といった感じですね。
あながち間違いではないのですが、ネット情報が正しいと思い込むと、
大事なことを読み違える危険性があります。
こちらが伝えたのは「上質な批判精神」でした。
本当に正解のない時代です。伝え手側が言っていうことがすべて正しいわけではありません。
実際にはコンセプトと大きくかけ離れた事象はたくさんあります。
視察には、いい意味での重箱の隅を突っつくような「あら探し」が必要です。
プロならば、情報をインプットしたら、一度それを封印し、シンク(考える)して、
アウトプットすることがすごく大事だと思うのです。
3名はこちらの言わんとしていることを理解してくれて、
その後は「インプット→シャットアウト→シンク→アウトプット」を実践してくれているようです。
まあ、シンク(考える)の内容にはまだ物足りなさを感じる時もありますが………。
11月度ブランディングセッション
「危機を乗り切るために経営者がすべきこと」
◆日時:11月18日(水) 13時30分~17時
◆会場:銀座ブロッサム(中央会館)7Fジャスミン
クエストリー:http://www.questory.co.jp
2015年10月14日(水)更新
生活の課題を解決し、人を幸せにする専門家集団
「小さくて光り輝くブランドをプロデュースしている」クエストリーの櫻田です。
「商品をおけば売れる時代の体質から抜け切っていない」
これはイトーヨーカ堂の2割閉鎖に踏み切った
セブン&アイ・ホールディングスの鈴木敏文会長の言葉です。
この言葉を借りるならばまさに敵は心中にありですね。
中小企業や小さな店が生き残るには、
大量販売、価格訴求という土俵は最も避けなければなりません。
同質化競争で一喜一憂するよりも、別な土俵に軸足を移し、
買い手の立場に立って、どうしたら喜んでもらえるのかという
シンプルな問いに対する答えを出さなければなりません。
その答えは、安さや量のスピードの同質化競争ではなく、
「人を幸せにする」という価値を軸にしたものです。
しかも、それは部分的な手法や一時的な対応のレベルではなく、
経営の軸(=ミッション)そのものを定めることが求められています。
あらためてミッションを構成する
ポリシーやコンセプトやカルチャーの重要性を感じます。
ミッションによって、物事の判断基準が明確になり、
やることとやらないことがはっきりとしてくるのです。
「ミッションって何だかめんどうだし、本当に必要なの?」
いやいや中小企業や小さな店は、ミッションなくして生き残るのは困難な時代ですよ。
絞り込むことに不安を覚える経営者が少なくありませんが、
不思議なことに、とんがればとんがるほど、支持が高まってきます。
集中化することで、無駄はコストを使う必要がありません。
限られた経営資源を一点に集中化することが強さを生んでいきます。
とくに人的な資源をプロフェッショナル化することです。
「生活の課題を解決し、人を幸せにする専門家集団」が、
いま新しいビジネスモデルになるのを感じます。
11月度ブランディングセッション
「危機を乗り切るために経営者がすべきこと」
◆日時:11月18日(水) 13時30分~17時
◆会場:銀座ブロッサム(中央会館)7Fジャスミン
クエストリー:http://www.questory.co.jp
「商品をおけば売れる時代の体質から抜け切っていない」
これはイトーヨーカ堂の2割閉鎖に踏み切った
セブン&アイ・ホールディングスの鈴木敏文会長の言葉です。
この言葉を借りるならばまさに敵は心中にありですね。
中小企業や小さな店が生き残るには、
大量販売、価格訴求という土俵は最も避けなければなりません。
同質化競争で一喜一憂するよりも、別な土俵に軸足を移し、
買い手の立場に立って、どうしたら喜んでもらえるのかという
シンプルな問いに対する答えを出さなければなりません。
その答えは、安さや量のスピードの同質化競争ではなく、
「人を幸せにする」という価値を軸にしたものです。
しかも、それは部分的な手法や一時的な対応のレベルではなく、
経営の軸(=ミッション)そのものを定めることが求められています。
あらためてミッションを構成する
ポリシーやコンセプトやカルチャーの重要性を感じます。
ミッションによって、物事の判断基準が明確になり、
やることとやらないことがはっきりとしてくるのです。
「ミッションって何だかめんどうだし、本当に必要なの?」
いやいや中小企業や小さな店は、ミッションなくして生き残るのは困難な時代ですよ。
絞り込むことに不安を覚える経営者が少なくありませんが、
不思議なことに、とんがればとんがるほど、支持が高まってきます。
集中化することで、無駄はコストを使う必要がありません。
限られた経営資源を一点に集中化することが強さを生んでいきます。
とくに人的な資源をプロフェッショナル化することです。
「生活の課題を解決し、人を幸せにする専門家集団」が、
いま新しいビジネスモデルになるのを感じます。
11月度ブランディングセッション
「危機を乗り切るために経営者がすべきこと」
◆日時:11月18日(水) 13時30分~17時
◆会場:銀座ブロッサム(中央会館)7Fジャスミン
クエストリー:http://www.questory.co.jp
2015年10月13日(火)更新
真似も10年続ければ・・・
「小さくて光り輝くブランドをプロデュースしている」クエストリーの櫻田です。
ノーベル賞を日本人が二人受賞されましたね。とくにうれしかったのは、
僕の故郷の山梨県出身の大村智さんが生理学・医学賞を受賞されたことです。
大村さんの口癖は、「人の真似をするな」だそうです。
「真似をやったらそれを超えることはできない」と語っています。
ブランディングも同じですねえ。
成功事例は成功した人のものであり、
それをそのまま真似しても上手くいくという保証はどこにもありません。
いつもいろいろな事例を見ると、そんな風に感じるのですが、
先日お会いした経営者の方がおもしろいことを語っていました。
その店はお客様へのサービスであることを続けているのですが、
「どんなところから生まれたアイデアですか」
というこちらの質問に対してこう答えたのです。
「あるメーカーさんからアイデアをいただいたんです。
でも肝心のメーカーはそれをやめてしまいました。
私どもはかれこれ10年以上続けています」
それに続いておっしゃられたのが
「真似も10年以上続ければオリジナルになります」という言葉でした。
思わず「なるほどそういう考え方もあるなあ」と妙に納得したのです。
確かに10年以上も続けていると、やり方や伝え方にも独自の工夫が生まれます。
これが結果として、オリジナルになってくるのだと思います。
「オリジナルは継続の力から生まれる」
そんな風に考えを新たにさせられた瞬間でした。
11月度ブランディングセッション
「危機を乗り切るために経営者がすべきこと」
◆日時:11月18日(水) 13時30分~17時
◆会場:銀座ブロッサム(中央会館)7Fジャスミン
クエストリー:http://www.questory.co.jp
ノーベル賞を日本人が二人受賞されましたね。とくにうれしかったのは、
僕の故郷の山梨県出身の大村智さんが生理学・医学賞を受賞されたことです。
大村さんの口癖は、「人の真似をするな」だそうです。
「真似をやったらそれを超えることはできない」と語っています。
ブランディングも同じですねえ。
成功事例は成功した人のものであり、
それをそのまま真似しても上手くいくという保証はどこにもありません。
いつもいろいろな事例を見ると、そんな風に感じるのですが、
先日お会いした経営者の方がおもしろいことを語っていました。
その店はお客様へのサービスであることを続けているのですが、
「どんなところから生まれたアイデアですか」
というこちらの質問に対してこう答えたのです。
「あるメーカーさんからアイデアをいただいたんです。
でも肝心のメーカーはそれをやめてしまいました。
私どもはかれこれ10年以上続けています」
それに続いておっしゃられたのが
「真似も10年以上続ければオリジナルになります」という言葉でした。
思わず「なるほどそういう考え方もあるなあ」と妙に納得したのです。
確かに10年以上も続けていると、やり方や伝え方にも独自の工夫が生まれます。
これが結果として、オリジナルになってくるのだと思います。
「オリジナルは継続の力から生まれる」
そんな風に考えを新たにさせられた瞬間でした。
11月度ブランディングセッション
「危機を乗り切るために経営者がすべきこと」
◆日時:11月18日(水) 13時30分~17時
◆会場:銀座ブロッサム(中央会館)7Fジャスミン
クエストリー:http://www.questory.co.jp
2015年10月01日(木)更新
情けない!かすれ声での講演
「小さくても光り輝くブランド」をプロデュースしているクエストリーの桜田です。
盛岡のお取引先でのブランディングセミナーを終えて、仙台に移動しました。
今夜は仙台泊まりです。強い雨・・・明け方まで大荒れのようです。
話すことはコンサルティングの仕事で不可欠の要素です。
お取引先と個別の話し合いもありますが、今日のような講演の依頼も少なくあります。
話すことが仕事でありながら、今日は本当に困りました。
というよりも参加者に申し訳なかったなあという気持ちです。
どうしたのかと言いますと、朝から声が出なくなってしまったのです。
まったく出ないということではなく、かすれ声なのです。
今日はハスキーボイスですなどと、講演の頭に話しましたが、
時間が経つにつれ、それどころではありませんでした。
原因は、治ったと思った風邪がぶり返したのです。
風邪なんか年に一度くらいしかひかなかったのになあ・・・。
ひきはじめからもう3週間ほどになりますが、本当にしつこい風邪です。
熱もなく、頭痛もないのですが、喉の調子が変なのです。
咳も出るのですが、それよりもすっかり声がやられてしまいました。
60歳を迎えたら、治癒力も免疫力も落ちてきたかと思うと、いな~あな感じです。
かすれ声になるとは予想しませんでした。
これまでの調子が悪いときもありましたら、話し始めると何とかなったのです。
午前中90分間、午後からワークタイムをはさんで60分間の講演はなんとかこなしましたが、
この状態ですから、参加者にとってはお聞き苦しいことこの上もありません。
セミナー終了後には、新しく始まるプロジェクトを支えてくださる
大事なキーマンの方々とのお引き合わせもあったのですが、こちらもかすれ声でした。
内容以前の問題として、これではダメですねえ。プロ失格です。
早めにしっかりと治して、体力をつけて、常にベストの状態でいなくてはと思う仙台の夜です。
11月度ブランディングセッション
日 時:11月18日(水)13:30~17:00
会 場:銀座ブロッサム(中央会館)7F ジャスミン
テーマ:危機を乗り越えるために経営者がすべきこと
~つぶれてたまるか、ピンチをチャンスに変える!~
クエストリー:http://www.questory.co.jp
盛岡のお取引先でのブランディングセミナーを終えて、仙台に移動しました。
今夜は仙台泊まりです。強い雨・・・明け方まで大荒れのようです。
話すことはコンサルティングの仕事で不可欠の要素です。
お取引先と個別の話し合いもありますが、今日のような講演の依頼も少なくあります。
話すことが仕事でありながら、今日は本当に困りました。
というよりも参加者に申し訳なかったなあという気持ちです。
どうしたのかと言いますと、朝から声が出なくなってしまったのです。
まったく出ないということではなく、かすれ声なのです。
今日はハスキーボイスですなどと、講演の頭に話しましたが、
時間が経つにつれ、それどころではありませんでした。
原因は、治ったと思った風邪がぶり返したのです。
風邪なんか年に一度くらいしかひかなかったのになあ・・・。
ひきはじめからもう3週間ほどになりますが、本当にしつこい風邪です。
熱もなく、頭痛もないのですが、喉の調子が変なのです。
咳も出るのですが、それよりもすっかり声がやられてしまいました。
60歳を迎えたら、治癒力も免疫力も落ちてきたかと思うと、いな~あな感じです。
かすれ声になるとは予想しませんでした。
これまでの調子が悪いときもありましたら、話し始めると何とかなったのです。
午前中90分間、午後からワークタイムをはさんで60分間の講演はなんとかこなしましたが、
この状態ですから、参加者にとってはお聞き苦しいことこの上もありません。
セミナー終了後には、新しく始まるプロジェクトを支えてくださる
大事なキーマンの方々とのお引き合わせもあったのですが、こちらもかすれ声でした。
内容以前の問題として、これではダメですねえ。プロ失格です。
早めにしっかりと治して、体力をつけて、常にベストの状態でいなくてはと思う仙台の夜です。
11月度ブランディングセッション
日 時:11月18日(水)13:30~17:00
会 場:銀座ブロッサム(中央会館)7F ジャスミン
テーマ:危機を乗り越えるために経営者がすべきこと
~つぶれてたまるか、ピンチをチャンスに変える!~
クエストリー:http://www.questory.co.jp
2015年09月24日(木)更新
毎週発行している「クエストリー・ブランディングクラブ」会報のこと
「小さくて光り輝くブランドをプロデュースしている」クエストリーの櫻田です。
毎週金曜日に発行している「クエストリー・ブランディングクラブ」の会報が
明日の発行で690号になります。パチパチパチ!
ブランディングクラブは2013年7月に発足したので、
会報の前には「ショップブランディングレポート」という名称でした。
実はその前は「クエストリーレポート」、始まりは「六然レポート」でした。
つまり、これまでに4回名称が変わったわけです。
変わったのは名称だけではなく、最初はA4にWordの文字だけの1枚のレポートでしたが、
いまではA4・カラーの4ページです。
これは先週発行した689号です。
そういえば、20号目くらいまでは、Faxとメールの両方での送信だったなあ。
最初はお取引先や仕事仲間に20名ほどに送っていました。
いまではクラブ会員と仕事の関係先の50名ほどに送っています(あんまり増えていないなあ)。
クエストリーを立ち上げる前の、フリーランスのときから発行しているのですが、
途中何度か中断もありました。
社内でもやめようという声が何度も上がりましたが、
そのたびに「いや続けよう」と話し、かれこれ15年ほどは続いています。
我ながらしつこいなあと思います。
正直言って、取材や原稿やレイアウトが毎週ですので、
メンバーにとっては結構大変な思いをさせていると思います。
でも、クラブ会報として役割だけではなく、
これがクエストリーの考え方を整理させてくれているのを実感します。
それと「ブランディング対談」という2週に渡り掲載している
ブランディングに取り組んでいる方との対談のコーナーがあるのですが、
これまで50人くらいの方々にご登場いただきました。
このネットワークがクエストリーの大事な資産でもあります。
会報なので、会員以外には出していないのですが、
もしサンプルを見たいという方がいましたら、メールでもFBでも構いませんので、ご連絡をください。
ちょっと前のものになりますが、お送りいたします。
11月度ブランディングセッション
「危機を乗り切るために経営者がすべきこと」
◆日時:11月18日(水) 13時30分~17時
◆会場:銀座ブロッサム(中央会館)7Fジャスミン
クエストリー:http://www.questory.co.jp
毎週金曜日に発行している「クエストリー・ブランディングクラブ」の会報が
明日の発行で690号になります。パチパチパチ!
ブランディングクラブは2013年7月に発足したので、
会報の前には「ショップブランディングレポート」という名称でした。
実はその前は「クエストリーレポート」、始まりは「六然レポート」でした。
つまり、これまでに4回名称が変わったわけです。
変わったのは名称だけではなく、最初はA4にWordの文字だけの1枚のレポートでしたが、
いまではA4・カラーの4ページです。
これは先週発行した689号です。
そういえば、20号目くらいまでは、Faxとメールの両方での送信だったなあ。
最初はお取引先や仕事仲間に20名ほどに送っていました。
いまではクラブ会員と仕事の関係先の50名ほどに送っています(あんまり増えていないなあ)。
クエストリーを立ち上げる前の、フリーランスのときから発行しているのですが、
途中何度か中断もありました。
社内でもやめようという声が何度も上がりましたが、
そのたびに「いや続けよう」と話し、かれこれ15年ほどは続いています。
我ながらしつこいなあと思います。
正直言って、取材や原稿やレイアウトが毎週ですので、
メンバーにとっては結構大変な思いをさせていると思います。
でも、クラブ会報として役割だけではなく、
これがクエストリーの考え方を整理させてくれているのを実感します。
それと「ブランディング対談」という2週に渡り掲載している
ブランディングに取り組んでいる方との対談のコーナーがあるのですが、
これまで50人くらいの方々にご登場いただきました。
このネットワークがクエストリーの大事な資産でもあります。
会報なので、会員以外には出していないのですが、
もしサンプルを見たいという方がいましたら、メールでもFBでも構いませんので、ご連絡をください。
ちょっと前のものになりますが、お送りいたします。
11月度ブランディングセッション
「危機を乗り切るために経営者がすべきこと」
◆日時:11月18日(水) 13時30分~17時
◆会場:銀座ブロッサム(中央会館)7Fジャスミン
クエストリー:http://www.questory.co.jp
2015年09月15日(火)更新
11月度ブランディングセッションのご案内
「小さくて光り輝くブランドをプロデュースしている」クエストリーの櫻田です。
11月18日(水)にクエストリー・ブランディングクラブの
「11月度ブランディングセッション」を開催いたします。
何度目のセッションになるのか調べましたら、13回目のセッションです。
第1回目は2012年の7月でした。
ブランディングセッションは参加者(基本にはクラブの会員)同士が、大いに語り合う場です。
毎回テーマが決まっており、第1部ではゲストをお招きしてテーマ講演をしていただきます。
第2部はゲストも参加してのディスカッションタイムです。
テーマに基づき、毎回熱い論議が繰り広げられます。
クラブは業種や業態、専門分野や立場も異なる方々の集まりのですので、
この時間が実におもしろいのです。
これまで12回のセッションには多彩なゲストが登場しましたが、
不思議なことに製造業の方はいませんでした。
クラブの会員には製造業の方もいますので、一度どなたかと思っていましたが、
今回は素晴らしい製造業の方をお招きいたします。
ご登壇いただくのは、三元ラセン管工業株式会社(大阪市大阪市城東区)の代表取締役、高嶋博さんです。
テーマは「危機を乗り切るために経営者がすべきこと」、
副題は「つぶれてたまるか!ピンチをチャンスに変える!」です。
三元ラセン管工業は、社員数20数名の大坂の小さな町工場です。
ところがこの小さな町工場がすごいのです。
どうすごいのかと言いますと、2006年「IT百選・奨励賞」、
2009年「デル・スモールビジネス賞・国内部門優勝」「関西IT百選・最優秀賞」を受賞しているのです。
7月にお伺いした時に、主力商品のフレキシブルチューブとベローズをご説明していただきました。
フレキシブルチューブは、水回りにある自由自在に曲げられる金属製のチューブのこと。
ベローズはジャバラ状のパイプのような形の
伸縮性やバネ性、機密性を利用した気密封止のための部品です。
正直なところ、高嶋社長からご説明を聞いても何に使われているのかよくわかりませんでした。
高嶋社長も自分たちの想定を超えたところで、さまざまに活用されていると語っておられました。
その理由のひとつは、販路に先端技術を開発している大学があるからです。
「航空機やロケットの部品としても使われているようです」とは高嶋社長の言葉。
大学を販路のひとつとして選択したのは、過去の経営危機からの学びがあったからです。
かつて同社は、少数の既存取引先だけに絞った経営を行っていました。
ところが先代社長の急逝に伴い、既存取引先の数社が離れていったのです。
それだけではなく、量産体制の競合他社の出現による価格競争、新工場のための借り入れなど、
さまざまな条件が重なり、経営は一機に悪化したのです。
高嶋社長はこの危機を乗り切るためにどうしたのでしょうか?
経営は選択の連続と言われますが、この時の高嶋社長の経営判断は、
製造業だけではなく、他の業種や業態でも共通のポイントがあります。
今回のブランディングセッションは、経営危機の乗り切り方を高嶋社長に学び、
自社に当てはめたら何ができるのかをディスカッションしたいと思います。
ぜひご参加をお待ちしています(参加料が7,000円になりますが、一般参加も可能です)。
詳しくはクエストリーのホームページをご覧ください。
クエストリー:http://www.questory.co.jp
11月18日(水)にクエストリー・ブランディングクラブの
「11月度ブランディングセッション」を開催いたします。
何度目のセッションになるのか調べましたら、13回目のセッションです。
第1回目は2012年の7月でした。
ブランディングセッションは参加者(基本にはクラブの会員)同士が、大いに語り合う場です。
毎回テーマが決まっており、第1部ではゲストをお招きしてテーマ講演をしていただきます。
第2部はゲストも参加してのディスカッションタイムです。
テーマに基づき、毎回熱い論議が繰り広げられます。
クラブは業種や業態、専門分野や立場も異なる方々の集まりのですので、
この時間が実におもしろいのです。
これまで12回のセッションには多彩なゲストが登場しましたが、
不思議なことに製造業の方はいませんでした。
クラブの会員には製造業の方もいますので、一度どなたかと思っていましたが、
今回は素晴らしい製造業の方をお招きいたします。
ご登壇いただくのは、三元ラセン管工業株式会社(大阪市大阪市城東区)の代表取締役、高嶋博さんです。
テーマは「危機を乗り切るために経営者がすべきこと」、
副題は「つぶれてたまるか!ピンチをチャンスに変える!」です。
三元ラセン管工業は、社員数20数名の大坂の小さな町工場です。
ところがこの小さな町工場がすごいのです。
どうすごいのかと言いますと、2006年「IT百選・奨励賞」、
2009年「デル・スモールビジネス賞・国内部門優勝」「関西IT百選・最優秀賞」を受賞しているのです。
7月にお伺いした時に、主力商品のフレキシブルチューブとベローズをご説明していただきました。
フレキシブルチューブは、水回りにある自由自在に曲げられる金属製のチューブのこと。
ベローズはジャバラ状のパイプのような形の
伸縮性やバネ性、機密性を利用した気密封止のための部品です。
正直なところ、高嶋社長からご説明を聞いても何に使われているのかよくわかりませんでした。
高嶋社長も自分たちの想定を超えたところで、さまざまに活用されていると語っておられました。
その理由のひとつは、販路に先端技術を開発している大学があるからです。
「航空機やロケットの部品としても使われているようです」とは高嶋社長の言葉。
大学を販路のひとつとして選択したのは、過去の経営危機からの学びがあったからです。
かつて同社は、少数の既存取引先だけに絞った経営を行っていました。
ところが先代社長の急逝に伴い、既存取引先の数社が離れていったのです。
それだけではなく、量産体制の競合他社の出現による価格競争、新工場のための借り入れなど、
さまざまな条件が重なり、経営は一機に悪化したのです。
高嶋社長はこの危機を乗り切るためにどうしたのでしょうか?
経営は選択の連続と言われますが、この時の高嶋社長の経営判断は、
製造業だけではなく、他の業種や業態でも共通のポイントがあります。
今回のブランディングセッションは、経営危機の乗り切り方を高嶋社長に学び、
自社に当てはめたら何ができるのかをディスカッションしたいと思います。
ぜひご参加をお待ちしています(参加料が7,000円になりますが、一般参加も可能です)。
詳しくはクエストリーのホームページをご覧ください。
クエストリー:http://www.questory.co.jp
2015年09月08日(火)更新
無印良品・有楽町店のリニューアルオープン
小さくても光り輝くブランド」をプロデュースしているクエストリーの櫻田
無印良品が青山に直営1号店を開業したのは1983年のことでした。
30代前後に仕事で近くまで行った時に中に入ったのを覚えています。
でも正直言って、その時はいまひとつぴんときませんでした。
1号店の開業から32年後の9月4日(木)に、
会社から10分程のところにある「無印良品有楽町店」がリニューアルオープンをしました。
今回は1階~3階までの全フロアを改装し、無印良品の最大の旗艦店として生まれ変わりました。
オープンの翌日に大阪出張から戻り、そのまま会社に戻る前に立ち寄りました。
開店30分後ということで店内はゆったりとした感じです。
しかし、1時間半ほどの滞在時間中に時間が経つにつれ客数が増え、
カフェでは列ができるほどのにぎわいでした。
リニューアルで大きく変わったのは住空間ゾーンです。
無印良品最大の売場面積を生かし、家具や寝具、リビング、ファブリックなどが
これまで以上に充実しました。
しっかりした軸に基づき、テイストが統一されたコーディネートは見事です。
また、「MUJI INFILL0(ムジ インフィルゼロ)」、「MUJI INFILL+(ムジ インフィルプラス)」といった
無印良品のリノベーション事業を体験できるコーナーも登場しました。
また、これまでは3階で展開していた書籍コーナー「MUJI BOOKS」は、
2階に場所を移し、東日本一の規模に拡大されました。
天然の無垢材を使用したオリジナルの書棚が並ぶ売場内には、
選りすぐりの書籍2万冊が並んでいます。
無印良品の商品とそれに関連した書籍を融合した複合売場は、
無印良品の世界観をさらに奥深く見せています。
本のテーマとセレクトも独特の感性を感じます。これは今回の大きな見どころのだと思います。
ちなみに本のセレクションは、編集工学研究所の松岡正剛所長によるものです。
無印良品のコンセプト発案者の一人であり、日本のグラフィックデザイン界を代表する
故田中一光氏の自宅蔵書棚を再現したコーナーもありました。
さらに、くつろぎながら着席して、好きな本に目を通して選べる
テーブルと椅子が用意されているのもうれしい。
近くに100円でコーヒーが買えるコーヒーマシーンが設置されています。
味はいまひとつ、それとゴミ箱がなかったのが残念でした。
あまり時間がなかったため、2階の「Cafe&Meal MUJI」は
レジへの行列を見た瞬間入るのを諦めました。
近いので、また今度ゆっくりと入ろうと思います。
第32回ブランディングセミナー
「軸が会社を強くする~幸せな会社づくりに必要なもの」
◆日時:9月9日(水) 13時30分~18時
◆会場:国際ファッションセンタービル 10F Room108
クエストリー:http://www.questory.co.jp
無印良品が青山に直営1号店を開業したのは1983年のことでした。
30代前後に仕事で近くまで行った時に中に入ったのを覚えています。
でも正直言って、その時はいまひとつぴんときませんでした。
1号店の開業から32年後の9月4日(木)に、
会社から10分程のところにある「無印良品有楽町店」がリニューアルオープンをしました。
今回は1階~3階までの全フロアを改装し、無印良品の最大の旗艦店として生まれ変わりました。
オープンの翌日に大阪出張から戻り、そのまま会社に戻る前に立ち寄りました。
開店30分後ということで店内はゆったりとした感じです。
しかし、1時間半ほどの滞在時間中に時間が経つにつれ客数が増え、
カフェでは列ができるほどのにぎわいでした。
リニューアルで大きく変わったのは住空間ゾーンです。
無印良品最大の売場面積を生かし、家具や寝具、リビング、ファブリックなどが
これまで以上に充実しました。
しっかりした軸に基づき、テイストが統一されたコーディネートは見事です。
また、「MUJI INFILL0(ムジ インフィルゼロ)」、「MUJI INFILL+(ムジ インフィルプラス)」といった
無印良品のリノベーション事業を体験できるコーナーも登場しました。
また、これまでは3階で展開していた書籍コーナー「MUJI BOOKS」は、
2階に場所を移し、東日本一の規模に拡大されました。
天然の無垢材を使用したオリジナルの書棚が並ぶ売場内には、
選りすぐりの書籍2万冊が並んでいます。
無印良品の商品とそれに関連した書籍を融合した複合売場は、
無印良品の世界観をさらに奥深く見せています。
本のテーマとセレクトも独特の感性を感じます。これは今回の大きな見どころのだと思います。
ちなみに本のセレクションは、編集工学研究所の松岡正剛所長によるものです。
無印良品のコンセプト発案者の一人であり、日本のグラフィックデザイン界を代表する
故田中一光氏の自宅蔵書棚を再現したコーナーもありました。
さらに、くつろぎながら着席して、好きな本に目を通して選べる
テーブルと椅子が用意されているのもうれしい。
近くに100円でコーヒーが買えるコーヒーマシーンが設置されています。
味はいまひとつ、それとゴミ箱がなかったのが残念でした。
あまり時間がなかったため、2階の「Cafe&Meal MUJI」は
レジへの行列を見た瞬間入るのを諦めました。
近いので、また今度ゆっくりと入ろうと思います。
第32回ブランディングセミナー
「軸が会社を強くする~幸せな会社づくりに必要なもの」
◆日時:9月9日(水) 13時30分~18時
◆会場:国際ファッションセンタービル 10F Room108
クエストリー:http://www.questory.co.jp
2015年08月29日(土)更新
60歳、還暦を迎えました
「小さくても光り輝くブランド」をプロデュースしているクエストリーの櫻田です。
昨日は60歳の誕生日でした。いわゆる還暦というやつを迎えたわけです。
若い時には、還暦という言葉を聞くと、だいぶ年配者のことのように感じたものです。
しかし、実際に迎えてみるとあまり実感がありません。
もちろん身体は年齢相応にガタがきています。
腰が痛かったり、肩こりがひどかったり、目もすっかり老眼だし、当然瞬発力も落ちています。
でも、負け惜しみではないけれども、気持ちだけは若いつもりです。
それはそうとして、昨日は銀座のスタバに直行して
ちょっとお手伝いをしているNPOの方と打ち合わせでした。
お昼前に会社に戻ると、こんなお祝いのメッセージが社内のあちこちに用意されていました。
ある程度予想はしていたものの、ウチのメンバー、やってくれるなあ。いつ作ったんだろう。
窓に紙で作った60の文字が。書棚にはこんなコラージュが・・・
ホワイトボードにはこんなメッセージ、PCのトップ画面もこれに変わっていました。
仕事終了後には、毎月恒例の食事会なのでしたが、
社内でクエストリーのメンバーとお知り合いの方々に、誕生日のお祝いをしていただきました。
いっしょに会社を立ち上げた金田の手料理と飲み物、サプライズのバースデー映像、
そして、赤いちゃんちゃんこではなく、ブルックスの赤いポロシャツのプレゼント・・・
本当にありがとう、ありがとう。
お忙しい中を、わざわざケーキを届けてくださった方もいました。
夜遅くプレゼントを持って駆けつけてくれたお取引先の方もいました。
その会社の皆様からのコメントが書かれたバースデーカードも付いていました。
うれしい限りです。心から感謝です。
また、FBではたくさんのメッセージやコメントもいただきました。
この歳になると………と思っていましたが、やっぱりうれしいものです。
お返事は戻していませんが、感激でいっぱいです。本当にありがとうございます。
左の金田はなぜかグウ(笑)、右はクエストリーの若手の女性たち、がんばってくれています
たくさんの感謝と同時に、ぐるりと干支もひとめぐりしたことですし、
いろいろと環境や場面も変えて、新しいことにチャレンジしてみたい・・・
そんなことを感じる60歳、還暦を迎えた男の気持ちです。
第32回ブランディングセミナー
「軸が会社を強くする~幸せな会社づくりに必要なもの」
◆日時:9月9日(水) 13時30分~18時
◆会場:国際ファッションセンタービル 10F Room108
クエストリー:http://www.questory.co.jp
昨日は60歳の誕生日でした。いわゆる還暦というやつを迎えたわけです。
若い時には、還暦という言葉を聞くと、だいぶ年配者のことのように感じたものです。
しかし、実際に迎えてみるとあまり実感がありません。
もちろん身体は年齢相応にガタがきています。
腰が痛かったり、肩こりがひどかったり、目もすっかり老眼だし、当然瞬発力も落ちています。
でも、負け惜しみではないけれども、気持ちだけは若いつもりです。
それはそうとして、昨日は銀座のスタバに直行して
ちょっとお手伝いをしているNPOの方と打ち合わせでした。
お昼前に会社に戻ると、こんなお祝いのメッセージが社内のあちこちに用意されていました。
ある程度予想はしていたものの、ウチのメンバー、やってくれるなあ。いつ作ったんだろう。
窓に紙で作った60の文字が。書棚にはこんなコラージュが・・・
ホワイトボードにはこんなメッセージ、PCのトップ画面もこれに変わっていました。
仕事終了後には、毎月恒例の食事会なのでしたが、
社内でクエストリーのメンバーとお知り合いの方々に、誕生日のお祝いをしていただきました。
いっしょに会社を立ち上げた金田の手料理と飲み物、サプライズのバースデー映像、
そして、赤いちゃんちゃんこではなく、ブルックスの赤いポロシャツのプレゼント・・・
本当にありがとう、ありがとう。
お忙しい中を、わざわざケーキを届けてくださった方もいました。
夜遅くプレゼントを持って駆けつけてくれたお取引先の方もいました。
その会社の皆様からのコメントが書かれたバースデーカードも付いていました。
うれしい限りです。心から感謝です。
また、FBではたくさんのメッセージやコメントもいただきました。
この歳になると………と思っていましたが、やっぱりうれしいものです。
お返事は戻していませんが、感激でいっぱいです。本当にありがとうございます。
左の金田はなぜかグウ(笑)、右はクエストリーの若手の女性たち、がんばってくれています
たくさんの感謝と同時に、ぐるりと干支もひとめぐりしたことですし、
いろいろと環境や場面も変えて、新しいことにチャレンジしてみたい・・・
そんなことを感じる60歳、還暦を迎えた男の気持ちです。
第32回ブランディングセミナー
「軸が会社を強くする~幸せな会社づくりに必要なもの」
◆日時:9月9日(水) 13時30分~18時
◆会場:国際ファッションセンタービル 10F Room108
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