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2014年09月22日(月)更新

型破りとは、型があるからこそ出来ること

「小さくても光り輝くブランド」をプロデュースしているクエストリーの櫻田です。


隣の芝生はきれいに見えるといいますが、仕事や経営が行き詰ると、
何か新しいことをしなければというような、追い詰められたような気持ちになりますよね。

しかし、これがなかなか曲者なのです。

以前、お会いしたある経営者は、
「型破りとは、型があるからこそ出来ること」と語っていました。

どうやら歌舞伎の世界に由来する言葉のようですが、ブランディングも同じです。


画像は昨年2月に亡くなられた十二代目市川團十郎さんです。

自分のところにある「型」を磨きぬくことが、実は窮地から抜け出す有効な方法なのです。

でも、勘違いしないでくださいね。
これまでと同じことをやればいいということではありません。

習慣的に行っていることをすべて疑ってかかり、一つひとつ改善、革新することです。

地味で、おもしろみのないことのように感じるかもしれませんが、
そこを抜け切ってこそ、新しい世界が見えるのではないでしょうか。



11月度ブランディングセッション:11月18日(火)開催


クエストリー:http://www.questory.co.jp


クエストリー・ブランディングクラブ
http://www.questory.co.jp/tabid/120/Default.aspx



 

2014年09月19日(金)更新

やっぱり「伝道師」にならなきゃねえ

「小さくても光り輝くブランド」をプロデュースしているクエストリーの櫻田です。


規模の大小は問わず、トップの仕事は常に選択の連続です。
出来れば結論を後回しにしたい時もありますよね。

僕も小さな会社の経営者ですが、正直な話、声に出すか、出さないかは別として、
社員に向かって「何度言ったらわかるんだ、どうしてこんなことがわからないんだ」
と感じることが何度もありました。

でもね、思うのは「こちらが思っていることは、実は伝わっていないんだ」ということです。
勘違いしないでくださいね。社員がダメだといっているのではないのですよ。



物事はなかなか簡単には伝わりにくいという認識のことです。
最初から伝わりにくいものだと思えば、取るべき行動ははっきりしてきます。

同じことを繰り返し、繰り返し伝えることです。
最低でも10回繰り返さなければ伝わらないということを、最初から織り込んでいるかどうかなのです。

いい意味での「ねちっこさ」が経営には必要ですね。


強いブランドには、強いリーダーシップが存在しています。
ブランドを構築し、守り、育成していくには、強烈な旗振り役が必要なのです。

まさに、経営者はブランドの伝道師(エバンジェスト)です。
ミッションの浸透は布教活動に近いものがありますね。


大事なのは、ミッションや方針が経営者や幹部の段階で止まっていないようにすることです。

実務レベルの問題まで広がってこそ本物です。
そうでなければ、机上の組み立てでしかありません。

顧客接点の場面において、社員一人ひとりが「自分は信頼されている、ここは私以外には守れない」と
感じて行動出来る組織こそが強いブランドを創り上げます。

これが実現出来たチームはすごいですよ。爆発的なパワーを発揮します。


そのためには、しつこいようですが、繰り返し、繰り返しの伝道活動が必要です。
伝道活動を通じて、社員を感化していくことです。

人を感動させるのは、人しかいません。
顧客の感動はひとつのミッションの下、熱くそれを語る社員からしか生まれないのです。



「11月度ブランディングセッション」を11月18日(火)に開催!


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2014年09月11日(木)更新

既知の罠から生まれるギャップ

「小さくても光り輝くブランド」をプロデュースしているクエストリーの櫻田です。


出張で飛行機を利用することが結構あります。

7~8年前までは搭乗手続きを対面のカウンターで行うことが多かったと思うのですが、
いまでは自動チェックイン機ですね。

予約番号を入力するか、航空機会社のカードを入れると
バーコードが付いたチケットが出てきます。

このバーコードをかざして手荷物検査場や搭乗口を通過します。

以前は搭乗ゲートでチケットを機械に通すと、座席番号が書かれた半券が出てきました。
実はこの半券をいつも捨てずに持っていました。

なぜならば、大きさや紙の厚さが本のしおりにちょうどよかったのです。

 

 “既知の罠”という言葉をご存知でしょうか。
売り手側の“プロだから詳しい”と言う思い込みが、消費者との間に大きなギャップを生んでいます。

なぜならば、売り手は、売ることのプロだとしても
“使い方のプロ”ではない可能性があるからです。

先ほどの搭乗チケットの半券のように、消費者は購入した商品やサービスを、
作り手、売り手の本来の目的や機能とは異なる使い方をしていることがあるのです。

“実は自分たちは消費者の気持ちや行動をよく知らない”、
そう思った方がいいのかもしれません。

消費者の要望や期待を知ろうとしても、そう簡単にはわかりません。
アンケート調査などをしても見つけられません。


ならばどうしたらいいのでしょうか。

ひとつの方法は継続的に取材をすることです。
ここで言う取材とは、事実の聞き取りや観察のこと。

事実は興味深いことを教えてくれます。



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2014年09月04日(木)更新

「年間経営計画」ってどう作ったらいいのでしょうか?

「小さくても光り輝くブランドをプロデュースする」クエストリーの櫻田です。


昨日はお取引先の新年度経営計画発表会会に参加させていただきました。

多くの会社が年度の経営計画を作られていると思います。
もちろん、クエストリーも作っています。

しかし、経営計画の立案でいくつか気になることがあります。

ああ、その前に計画そのものを作っていないという会社もありますよね。

「計画なんかなくても何とかなる」という意見が多いのですが、
そういう会社に多いのはジョットコースターみたいに上がったり下がったりです。
やはりその場しのぎの場当たり的な経営に陥りやすいのです。

 
さて、経営計画を二つの面で切り分けをしてみましょう。
一つは経営計画そのものの中身のことです。
もう一つは計画を社内全体で共有することの意味です。

 
まずは中身のことから考えてみましょう。
「経営計画は作ってある」という会社の多くは数値計画のことを言っているように思います
数値計画は必要ですが、これはやはり計画の一部分でしかありませんね。
 
年間の売上、粗利益、販売一般管理費、そして営業利益の4点セットと、
それを部門別、月別の二つに分類したものが数値計画の基本中の基本です。

しかし、多くの経営計画は売上だけの計画に終わっています。
しかもそれは前年比較の目標が多いのです。
 
「出来る根拠と条件を明確にしましょう」が
数値計画の合言葉なのですが、なかなかこれを理解してもらえません。

最後は「数字に縛られたくない」・・・フーテンのとらさんじゃあないけど
「それを言っちゃおしまい」です。

 
数値計画以外に大事な要素があります(数値計画だけでは人は動きません)。

1年後の出来栄えを明確にした基本方針と重点施策が必要です。
「できていないことを出来るように」
「できていることの精度をさらに高めるために」これがポイントです。
 

基本方針は「このことの実力を何としてもつけたい」「このことをどうしても解決したい」
という強い思いがこもった事項を持ってきます。

基本方針が、結果的には重点施策の解決や数値計画の達成につながることがベストです。

 
基本方針も、重点施策も、聞こえごこちがいい言葉でまとめる必要はありません。
無骨でもいいので、思いのこもった言葉で表現してください。
ただ、出来るだけ簡潔に短くまとめることが肝になります。

そして、最後に経営計画発表会を必ず開催することです。
資料を配って終わりでは、魂が入りません。

全員で何としてもこの計画を実現しよう、という強い思いを共有する場が経営計画発表会です。



9月17日(水)に東京国際フォーラムにて開催!



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2014年09月03日(水)更新

「タオルって何?」と問われたら・・・?

「小さくても光り輝くブランドをプロデュース」するクエストリーの櫻田です。
 

9月17日(水)の「第30回ブランディングセミナー」のテーマは「情報編集力の磨き方」です。
そして、第3部のゲスト講演はタオル専門サイト「タオルはまかせたろう.com」を
運営してされている寺田元さん(株式会社京都工芸)です。

 

「タオルって何?」と問われたら、
多くの方が何を当たり前のことを聞くのだという顔をして「拭くもの」と答えますよね。
僕もそうでした。寺田さんの著書を読み、ご本人に滋賀県大津市まで会い行くまでは………。

 
話しは変わりますが、クエストリーのブランディングの手法の一つに
「ローリング」と「リフトアップ」があります。

商品やサービス、店や会社を、他と差別化、独自化するプランづくりで使います。
 
「ローリング」は消費のカテゴリーを変えることです。
同じカテゴリーでは競合がたくさんあるけれども、
カテゴリーを変えることにより、競争から抜け出すことが出来ます。
何気ないことだけど、これが意外と高等技術なんだなあ。
 

先日、取材で訪れて購入した「邪悪なハンコや死にものぐるい」の
ネーム入りハンコは認め印というカテゴリーから抜け出しています。
原稿が進まないときにぺたぺたと捺しているのですが、こうなると気分転換グッズですね。

邪悪なハンコや死にものぐるい→http://www.ito51.com


 
「リフトアップ」は機能や利便性などモノ的な価値を一度手放し、
使う側の体験の価値に持ち上げることです。

カテゴリー変更の「ローリング」が差別化だとすると、
体験価値への変換の「リフトアップ」は独自化です。
 

笑顔創造店舗「COSUCOJI」(埼玉県さいたま市)の事業展開は、
真似できそうだけども、やって見ると意外とチープな感じになってしまいます。

笑顔創造店舗「COSUCOJI」ブログ→http://plaza.rakuten.co.jp/cosucoji/

なぜならば、家族の笑顔と言う体験を提供する強い意思が希薄だからです。
 
オーナーの小杉さんの「家族の笑顔」に対する思いは
真似しようと思っても出来るものではありません。

小杉さん自身の体験から生まれ多ミッションであり、
それを心から味わってもらいたいという情熱が店を支えているからです。
 

実は、このローリングとリフトアップを強く感じたのが、
寺田さんの「タオルはまかせたろ.com」を通じた取り組みです。

もらうもの、量販店で買うものが当たり前のタオルの価値を
ここまで磨き上げた人を僕は他には知りません。

 

タオルは拭くものではないという視点からの「ローリング」、
使った人にどんな体験をしてもらいたいかという「リフトアップ」
これはまさに寺田さんの情報編集力から生まれたものです。
 

ぜひ、「タオルはまかせたろ.com」のサイトをご覧ください。
そして、9月17日(水)に東京国際フォーラムで寺田さんの講演をお聞きください。

タオルがネットで売れるわけがわかりますから………まさに目から鱗ですよ。
 
「タオルはまかせたろ.com」→http://www.makasetaro.com



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2014年09月02日(火)更新

アイデア・ランチミーティング

「小さくても光り輝くブランドをプロデュースしている」クエストリーの櫻田です。

 
昨日は毎月の社内恒例の「アイデアランチミーティング」でした。
本当は8月下旬の開催でしたが、仕事が重なり、昨日に変更になりました。
ふうぅ、何かと忙しいね。
 
このミーティングは、各人が気になる情報を
ランチ(昨日はお寿司でした)を食べながらご披露するもの。

ただし、今回から一つ注文をつけました。

 
それは実際の仕事に生かすアイデアも添えてということ。
そうでないと、アイデアと言いながらも、2次情報の紹介で終わってしまいます。
 
本日の「アイデアランチミーティング」について、
岡本マネージャーが昨日配信のクエストリーの
メルマガ「ブランドの魂」の編集後記で紹介しています。以下は引用です。
 
 
クエストリーでは、月に一度メンバー全員が仕事のタネを持ちよる
「アイデアランチ・ミーティング」があります。
実は今日のランチがまさにその日です。

情報は、本人が意識しないとそのままスルーしがちですが、
常に問題意識を持つと自然の色んなものが目に飛び込んでくるものです。
ただ、メモか何かに残さないと忘れてしますが……(汗)

今回は、ブランドになるためのヒントやコンテンツを盛り込んだ
クエストリーならではの「実践!ブランディングノート」や
社内にある大量の書籍の活用プランなど幅広く出てきました。

もちろん、アイデア出しも大事ですが、
そのアイデアをカタチにする実行力が何よりも重要ですね。

アイデアランチ・ミーティングから
新しいビジネスが誕生する日も近いかも・・・。
 

 
やっぱりアイデアって積み重ねだと思います。
それは画期的なものが出れば言うことはないけど、なかなかそうはいかないね。
 
アイデアの引き出しにしまっておくことが大事です。
何かの拍子に、それが組み合わさってものになった経験がたくさんあります。
 
ミーティングの良さは、誰かのアイデアに自分のアイデアを被せられること。
アイデアは触発させられて磨かれていきます。これがアイデアの肝だと思うなあ。

「へえそうなんだあ」という新しい気付きが毎日あるのはうれしいこと。
新しいことや経験のないことを受け入れる心がなくなったら終わりですね。
 



いろいろ2週間後、9月17日(水)に開催です。



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2014年09月01日(月)更新

インプットよりもアウトプット

「小さくても光り輝くブランドをプロデュースしている」クエストリーの櫻田です。

 
蛇口にコップを持っていき、水を注ぐとすぐにいっぱいになって溢れてきます。
おなじように、情報もインプットするだけでは、すぐにいっぱいになってきます。

満杯になったコップには新しい水は入りません。情報もまた同様です。

 
情報はインプットすることも必要ですが、もっと大事なのはアウトプットです。

無尽蔵のように思える情報の許容量も実は有限です。
だから人には忘れるという能力があるのだと思います。
完全に消去できるわけではありませんが・・・。

 
ところでアウトプットするにはどうしたらいいのでしょうか?
当たり前のことですが、
それは得た情報をどんどん使うことです。

上手に加工しようと思わずに、まずは使うこと。
使っているうちに、その意味と活用方法がはっきりとしてきます。
 
ただし、情報の出所や出典は明確にすること。
あたかも自分で気がついたように語る人がいますが、見る人が見ればわかります。

すぐにはわからなくても、後でわかります。
これは情報の使い方というよりも、人としての資質のことですが・・・。

出所や出典を明確にすることは、情報提供側への敬意の意味もあります。
ある意味ではこちらの方が大事かもしれません。
 
また、悪気はないのでしょうが、
正しいかどうかがわからずに情報の出し惜しみをする人もいます。

でも、正しい情報などありません。
何に対して、いつが正しいのかが問われています。使えば使うほど、磨かれてくるのが情報です。



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2014年08月27日(水)更新

生活課題からニーズやウォンツを作り出す!

「小さくても光り輝くブランドをプロデュースする」クエストリーの櫻田です。


ニーズという言葉があります。ウォンツという言葉もよく聞きます。
では、ニーズとウォンツはどう違うのでしょうか?
 
マーケティングでは、「喉が渇いた」というのがニーズであり、
「ビールを飲みたい」と言うのがウォンツであるといった感じで説明されます。

「何かが欠乏している、不足している」状態がニーズであり、
「何か具体的なものが欲しい」がウォンツと言うわけです。


 

まあ、ニーズでもウォンツでもいいのですが、
それを発見しそれに対応するということが意味をなさなくなっているように感じます。

明確なニーズやウォンツなど、もはやないといったら乱暴に聞こえるかもしれませんが、
これらに対応するビジネスは限りなく競争の原理に押し流されてしまいます。


いま必要なのは、ニーズやウォンツを創り出すことだと思います。
顧客の声に耳を傾けてそれに真剣に応えていくことの重要性はもちろんですが、
そのことだけでは顧客は満足しなくなっています。


モノを売ろう売ろうとするほどモノが売れず、
反対に楽しいことおもしろいところに人が集まるような現象があります。

「お客様は自分の課題を持ってお店に来る、店の仕事はその課題を解決すること」と
セミナー等で話したことがあります。この考えはいまでも間違っていないと思います。


しかし、もう一歩踏み込んで考えてみると、
顧客自身も自分の課題がわかっていないのではないかと思います。

買いたいモノがないというお客様の声がそのことを表しています。


それではどうするのか、ニーズやウォンツに対応するのではなく、
お客様自身も気が付いていない生活課題を見つけ、
それに対する解決策を「ほら、こんなのどう?」という感じで提供することだと思います。


ニーズやウォンツへの対応ではなく、それを作り出すこと
ここがモノを売るポイントのように感じます。



9月17日(水)に「第30回ブランディングセミナー」を開催します。



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2014年08月18日(月)更新

作家「マーク・トウェイン」の言葉

「小さくても光り輝くブランド」をプロデュースしているクエストリーの櫻田です。


さて、夏期休暇も終わり、今日から仕事再開、8月も後半戦です。
 
「トム・ソーヤの冒険」で知られるアメリカの作家「マーク・トウェイン」は
数々の含蓄のある言葉を残しています。顔写真を見るとすごく気難しく見えますが・・・・

その言葉を並べると、いい仕事をするためのセオリーが出来上がりました。


 
人生で一番大事な日は二日ある。生まれた日と、なぜ生まれたかを分かった日
そうだよなあ、人には必ず天命があります。
自分のミッションが腑に落ちたときに本当の力が出てきます。

 
悲しさは一人でも十分味わえるが、楽しさを十分味わうには誰かの助けが必要である
一人でも仕事は出来るけれども、
いっしょに頑張れる社内外の仲間がいることの喜びは、何物にも代え難いことです。

 
先に進むための秘訣は、まず始めること。
まず始めるための秘訣は、複雑で圧倒する仕事を、
扱いやすい小さな仕事に分解して、最初のひとつを始めることだ
「列挙」「優先順位」「段取り」の3点セットが仕事を始めるときの基本です。
それに、この「小さく分解して、まず始めること」を加えましょう。

 
私がこれまで思い悩んだことのうち、98パーセントは取り越し苦労だった
これも自分自身の経験則で納得です。
取り越し苦労で悩むことが大半、ただし2%を見誤ると大変なことになります。

 
人生に絶対確実なんてありえない。ただ、チャンスがあるだけだ
これはもう本当にそう思う。絶対に確実はないね。
目の前のチャンス生かすだけ、それには念入りな準備が必要です。
 

生涯を合衆国の大統領として過ごすよりも、
1年間でいいからシャーウッドの森で山賊をやりたい
これはとくに「マーク・トウェイン」らしい言葉。
仕事にはこういう遊び心がないと続けられません。人の魅力は立場や地位ではないね。

 
許しとは、踏みにじられたスミレの花が、
自分を踏みにじったかかとに放つ香りである
含蓄に飛んだ言葉です。
評価されないときや、理不尽な扱いを受けたときにこの言葉を思い出します。



「第30回ブランディングセミナー」を開催します。
お申し込みは下記サイトからどうぞ。



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2014年08月11日(月)更新

億劫がる気持ち

「小さくても光り輝くブランドをプロデュースしている」クエストリーの櫻田です。


会社は9連休の夏季休暇中ですが、今日は僕も含めて役員3名は出社です。
僕ともう1名は、お取引先のブランディングプロジェクト。

クーラーの効いた部屋でミーティングをしているので暑さを感じませんが、
外へ出ると凄まじい猛暑でした

 
今日のプロジェクトミーティングで感じたこと。
ブランディングプロジェクトには複数の人間が関わります。

また、定期的に顔の見える人もいれば、そうでない人もいます。
取引先によっては組織の階層が多重で、意思決定のプロセスも複雑な場合があります。

そんな中で、自戒も込めて、億劫がり屋はプロジェクトには不向きだと感じました。



その場ですぐにやればいいことを後に遅らせると、タイミングを逃すことが多々あります。
ちょっとした連絡やメールやメモですむことが、時間の経過で大きな誤解につながります。

 
とくに忙しい相手であればあるほど、その可能性は高くなり、状況は変化します。
返事がないこともストレスになるのだと思 います。

なぜ、タイムリーにコミュニケーションができないのか?

多くの場合、それは億劫がる気持ちに要因があります。
 

いくら論議を重ねても、要は「やるか、やらないか」。
やらなければ、状況は変わらないし、やれば、どうであれ向かうべき方向が見えてきます。

まあ、人ごとではなく、まずは自分自身から気を付けなければです。
クエストリーのメンバーも要注意ですよ。

 
さて、これから出社しているメンバーといっしょに、暑気払いも兼ねて、
新宿に8日にオープンしたお取引先の新店舗「オストレア新宿3丁目店」に、
美味しい牡蠣を食べに行ってきます。



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会社概要

(株)クエストリーは2003年に「店がブランドになる」ことを支援・プロデュースするために設立されました。「店がブランドになる」ためのプロセスをわかりやすく整理し、具体的な成果につながるコンサルティング、プロデュース、クリエイティブを展開しています。代表取締役の櫻田弘文は、これまでに300社以上...

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個人プロフィール

1955年生まれ、自然豊かな山梨県南アルプス市で育つ。高校卒業後、大学に進むが、学業には目を向けず、芝居に夢中になる日々を過ごす。大学卒業後、広告・マーケティング会社に入社。5年区切りで、コピーライティング、広告プランニング、マーケティング、店舗開発、マネージメント指導などの業務を経験する。2...

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