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2016年01月11日(月)更新

図書館LOVE

「小さくても光り輝くブランド」をプロデュースしているクエストリーの桜田です。


千葉から東京に引っ越して2ヶ月半、、うれしいことの一番は通勤時間が四分の一になったことです。
他にもいろいろとうれしいことがあるのですが、図書館が目の前にあることもそのひとつ。

何と歩いて5分で行けるところに、それなりの規模の図書館があるのです。

 
大学に入り、東京に来た時から数えて6回目の引っ越しです。

引越しの数が多いのか少ないのかわかりませんが、
確か片岡義男さん(植草甚一さんだったかもしれません・・・)が
エッセイかなんかで住むんだったら図書館の近くということを書いていたように思います。
 

そういえば、数ヶ月前に、大手出版社や作家らが、
公立図書館の貸し出しにより本が売れなくなっているとして、
発売から一定期間、新刊本の貸し出しをやめるよう求める動きがありました。

不況にあえぐ出版業界の深刻さがわかるような物言いです。

しかし、たった一冊だけですが、本を出版している者から見ても、
これはちょっと無理があるように思うのです。

本好きを増やすことが本離れを好転させると思うのですが、
それに棹差すような物言いだと感じるのです。

簡単な問題ではないことは十分承知していますが・・・。
 

そんなことを感じながら、昨日も年末に借りた本を返しに近所の図書館に行ってきました。
ビジネス書のコーナーは無視して、小説やエッセイや紀行文のところを見て回ります。

静まり返っているのでもなく、といってうるさいわけでもない図書館の雰囲気がいいですね。

 
雑誌のコーナーも結構気に入っています。
自分ではまず買わない釣りや洋装の雑誌をぼんやりと眺めている時間はいいものです。

それにしても、昨日は雑誌を膝の上に置き、大きないびきをかいている年配の男性がいました。
早く自宅に戻って横になればいいのに・・・。

 
最近、おもしろいなあと思っているのが宇江佐真理さんの時代小説です。
昨日も文庫文を3冊借りてきました。

派手な立ち回りや大きな事件があるわけではなく、
庶民の人情噺をさりげなくにまとめた作風が、歳を重ねたこちらの性に合っているのかもしれません。

 
残念なことに、宇江佐さんは昨年66 歳で癌でこの世を去ってしまいました。
まだまだこれからが楽しみなのに・・・残念です。

残された作品を少しずつ楽しみながら読んでいきたいと思います。

「図書館LOVE」、世の中に本好きがもっと増えるといいなあ。
そんなことを考えながら、休日の読書を楽しんでいます。



「1月度ブランディングセッション」を開催します
日時:1月27日(水)13:30~17:00
会場:銀座ブロッサム 7階 ミモザ

2016年01月09日(土)更新

ゆかいな若冲・めでたい大観——HAPPYな日本美術——

「小さくても光り輝くブランド」をプロデュースしているクエストリーの櫻田です。
 

三連休の初日は恵比寿駅から緩やかな坂を上り、「山種美術館」(初めて訪問です)で今週から始まった
「ゆかいな若冲・めでたい大観」展に行ってきました。

伊藤若冲 生誕300年記念の特別展です。
 


「HAPPYな日本美術」という副題の通り、長寿や子宝、富や繁栄を象徴する
幸福への願いが込められた作品を集めた日本画の展示会です。

鶴亀、松竹梅、七福神などを始め、干支をテーマにした作品などが約70点展示されていました。
 

とくに観たかったのは「伊藤若冲」の作品でした。
若冲は江戸中期に京都で活躍した画家です。

京の胃袋といわれる錦小路の青物問屋の長男として生まれ、22歳で父が没した後、家業を継ぎました。
 
家業のかたわら、30歳を過ぎてから絵を本格的に学び始め、39歳で弟に家督を譲って隠居し、
以後、四半世紀の間、ずっと作画に専念する人生を送りました。
 

若冲はすごいなあと思ったのは、
2008年に北陸の旧家から発見された「象鯨図屏風」という作品を観てからです。


その空想力と構図の奇抜さは群を抜いています。まさに「奇想の画家」と呼ばれるだけのことはあります。
 

まあ、今回の展示会は「ゆかいな若冲」というだけあり、和やかな作品が多かったのですが、
その中でもこの「郡鶏図」は若冲らしい作品でした。若冲は鶏が好きで数々の作品を残しています。



こんなほのぼのとした作品もありました。
 

右側が若冲の「河豚と蛙の相撲図」です。




「1月度ブランディングセッション」
http://www.questory.co.jp/tabid/204/Default.aspx
 
◆日時:1月27日(水) 13時30分~17時
    交流会:17:30~19:30(銀座界隈のお店)
◆会場:銀座ブロッサム(中央会館)7Fミモザ
 

 
クエストリー:http://www.questory.co.jp
 

2016年01月08日(金)更新

ひと目惚れをしたストールをプレゼント

「小さくても光り輝くブランドをプロデュースしている」クエストリーの櫻田です。
 

昨日は、クエストリーをいっしょに立ち上げたチャーターメンバーの金田の誕生日でした。

メンバーの誕生日は社内でお祝いをすることになっているので、
今回もみんなでワインを飲みながら食事をしました。
 

いつもはプレゼントなしですが、金田には個人的にプレゼントを用意しました。
フリー時代も含めて、創業以来ずっとがんばってくれているからねえ。
 

何をプレゼントしたかというとストールです。



実は昨年12月にブランディングクラブの会員の
「山崎織物(山梨県南都留郡)」さんにお伺いした時のことです。

同社のオリジナルブランドの「富士桜工房」の商品を見せていただき、
1枚のストールにひと目惚れをしたのです。

 
ウールガーゼの柔らかな手触りと、
「かさね」というネーミング通りの2色のコントラストが何とも美しいのです。

しかも首に当たると気になるミシン糸は使わずに、
特殊な織り構造で2枚を合わせてあるのだそうです。



 
この素敵なストールを製作している富士桜工房のコンセプトは「心に花を咲かせる」、
主力商品はネクタイとストールです。

富士山麓で連綿と営まれる郡内織を継承して、
過去と未来を繋ぐものづくりに挑んでいる企業です。

近々ブランディングクラブ会報の「ブランディング対談」にご登場していただきます.
 

金田もとても喜んでくれて、贈ってこちらもうれしくなりました。
山崎さん、どうもありがとうございました。
 
富士桜工房→http://www.fujizakurakoubou.com

 


「1月度ブランディングセッション」
http://www.questory.co.jp/tabid/204/Default.aspx
 
◆日時:1月27日(水) 13時30分~17時
    交流会:17:30~19:30(銀座界隈のお店)
◆会場:銀座ブロッサム(中央会館)7Fミモザ
 
 

クエストリー:http://www.questory.co.jp
 
 

2016年01月07日(木)更新

毎朝7時に届くメール

「小さくても光り輝くブランドをプロデュースしている」クエストリーの櫻田です。
 

毎朝7時にメールが届きます。今朝のメールで1337号目です。

これはクエストリーが主催している「ブランディングクラブ」の
コンテンツのひとつである「おはようメール」です。

まあ、確認のために、自分で自分に送っているわけですが
ブランディングの小さなヒントがつまったメールです。
 


短いメッセージですが、積もり積もれば、
大きな情報になると思っています。


毎月テーマが変わるのですが、今月のテーマは「価値づくり」についてです。
今朝届いた1337号のメールは次のようなものでした。

 
ブランディングクラブの会員の皆さん、おはようございます!!
 
「ブランディングのヒントをお届けする」おはようメールです。
 
モノからコトに消費が移っているのを実感します。
 
それではモノはどうしたら売れるのでしょうか。
 
それは「モノをコトでくるんで提案する」ことです。
 

 
商品の機能や特徴を訴求することも必要です。

商品の背景にある物語や作り手のことを伝えることも大事です。
 
でもいまは「商品を使うことによって得られる体験を共有すること」が求められています。
 
本当にそう思うんだよなあ。


 
「1月度ブランディングセッション」
http://www.questory.co.jp/tabid/204/Default.aspx
 
◆日時:1月27日(水) 13時30分~17時
    交流会:17:30~19:30(銀座界隈のお店)
◆会場:銀座ブロッサム(中央会館)7Fミモザ
 
 

クエストリー:http://www.questory.co.jp

2016年01月06日(水)更新

100ページのブランディングクラブ会報「2015対談集&講演録」が完成!

「小さくても光り輝くブランドをプロデュースしている」クエストリーの櫻田です。
 

クエストリーはブランドになることを目指す経営者のための
「ブランディングクラブ」を主催しています。

クラブ会員には5つのコンテンツでブランディングのヒントを定期的にお届けしています。
ブランディグクラブについてはこちらをご覧ください。
http://www.questory.co.jp/tabid/120/Default.aspx
 

また、ブランディングセミナーやブランディングセッションも
併せて年に6回開催しています。

まあ、この集まりの濃厚なこと、主催者ながら毎回こちらがワクワクするような内容です。
次回は1月27日(水)に銀座で開催します。
 

「1月度ブランディングセッション」
http://www.questory.co.jp/tabid/204/Default.aspx
 
◆日時:1月27日(水) 13時30分~17時
    交流会:17:30~19:30(銀座界隈のお店)
◆会場:銀座ブロッサム(中央会館)7Fミモザ
 

毎週金曜日にはA4サイズ4枚の「ブランディングクラブ会報」を
PDFデータにしてメール添付で配信しています。

今週金曜日の配信が705号になります。粘っこく継続しているのです。
自分ながらしつこい体質だなあと思いますよ。
 

さて、その会報には毎週「ブランディグング対談」が掲載されています。
ブランディングに取り組んでいる経営者にお会いして、2週に渡り対談を掲載しています。
すべて経営者のもとに足を運び取材させていただいたものです。
 

また先ほどのセミナーやセッションでは毎回ゲスト講演があるのですが、
終了後にそれを紙上講演として会報に掲載しています。
どの講演も現場の方だけに生々しい情報に満ちており、参加者の心に強く響いています。
 

さて本題はこれからです。

2015年の「ブランディング対談」と「紙上講演」を
1冊の本にする計画が社内で進んでおりましたが、昨日やっと印刷から上がってきました。
(昨年末に完成の予定だったのですが、ちょっと遅れたのです)
 


デジタルデータで配信していたものが印刷物として一つにまとまると、心に響くものがありますね。

取材のアポイントの苦労、対談の軽い緊張感、
そして原稿やデザインにまとめるために苦しんだことなどがよみがえってきます。
 
全100ページの誌面には27社28名の経営者、経営幹部の方々が登場しています。

業種も業態も規模もエリアも異なる企業の方々ですが、
共通していることは「軸」が明確であることです。

言い換えれば顧客から「選ばれる理由」がはっきりしているのです。

 

また、ブランディングクラブ限定の情報発信や
少人数のセミナー・セッションだからこそ話せる
具体的な経営の手法や仕組みも誌面に掲載されています。

どのページも刺激と示唆にとんだ内容と自負しています。
 

この「2015年対談集&講演録」はクラブ会員、対談や講演をお願いした方、
クエストリーの関係者だけへの配布です。

印刷部数も300部の限定です。もちろん販売はしないので、値段もつけていません。



どうしてもお読みになりたいという方は、
ブランディングクラブにご入会をいただくのが一番なのですが・・・。

試しに手に取ってみたいという方は1月27日(水)に開催します
「1月度ブランディングセッション」にご参加ください。
 
参加できないけれども、どうしてもという方はメールでお問い合わせください。
在庫を確認した上で、お送りさせていただきます。

できれば、お近くの方は弊社にお越しいただければありがたいです。
いろいろな情報交換の機会になりますので・・・。


2016年01月05日(火)更新

クエストリーの仕事始めで僕が語ったこと

「小さくても光り輝くブランドをプロデュースしている」クエストリーの櫻田です。
 

今日からクエストリーは仕事始めです。

全員で社内の掃除をした後の朝のミーティングではまずはお神酒で乾杯、
休暇中のことを報告した後は通常の仕事に突入です。
 
毎年、ブランディングクラブ会報の新年最初の号に、年頭の所信を書いているので、
ミーティングの最後にそのことを話しました。
 

少々長くなりますが、念頭の所信の趣旨は次のようなことです。
 

クエストリーには明確なミッションがあります。

ミッションの要素の一つであるポリシーは
「QUEST×STORY:私は自らの主人公、私自身を探索し、
私にしかできないシナリオを創り、私ならではブランドを築き上げる」です。

クエストリーだけではなく、企業の最大の資産は人です。

一人ひとりには他にない独自性があり、それに気付き、自分の価値を最大限に発揮すること、
そしてそれを応援する企業でありたいという思いから、創業時に明文化しました。

人財こそがクエストリーの一番の財産であり、
「社員一人ひとりの成長の総和が企業発展の基盤」です。

個人的な考えですが、
「誰にも他にない天命があり、それを活かすことが世の中の役に立つこと」だと思うのです。

実は「QUEST×STORY」にはもう一つの解釈があります。
QUESTは「調査、探索」のこと、STORYは「問題解決」を意味しています。

つまり、「QUEST×STORY」には
「調査、探索することで問題を解決する」の意味が含まれているのです。

仕事に詳しくなればなるほど、「知っている、わかっている」という思いが強くなります。
これまで積み上げてきた経験や勘があるだけに、そうなるのだと思います。

しかし、これらが物事を錯覚させる曲者なのです。

長年の経験や勘は大事ですが、もっと重要なのは「商品やサービスが使われている事実」です。

なぜならば、提供側が思いもしなかったような使われ方をすることが少なくないからです。
ここは事実を素直に受け止めるべきです。

クエストリーも同様です。「知っているつもり」になって物事を進めていることが山ほどあります。
「QUEST」・・・やはりここを仕事の原点にしなければと痛感しています。

本当に正解のない時代です。自分自身が信じられることのみが正解です。

それに辿りつくには、手間がかかろうが、時間が必要だろうが、
やはり事実を徹底的に観察するしか手はありません。

2016年、クエストリーは、二つの意味を持つポリシーである
「QUEST×STORY」に立ち返り、仕事を進めていきます。


 
概ねこんな趣旨のことをメンバーに語りました。
今年もメンバー全員が同じ方向を向いて、ブランディングに取り組んでいきます。
どうぞ、よろしくお願いいたします。
 



「1月度ブランディングセッション」を開催します
http://www.questory.co.jp/tabid/204/Default.aspx
 
◆日時:1月27日(水) 13時30分~17時
    交流会:17:30~19:30(銀座界隈のお店)
◆会場:銀座ブロッサム(中央会館)7Fミモザ

2016年01月03日(日)更新

やっぱり土壌づくりが大事です

「小さくても光り輝くブランド」をプロデュースしているクエストリーの櫻田です。
 

今日の東京は1月とは思えない暖かい1日でした。この暖かさは6日まで続くとか。
異常気象かなあと思ってしまいます。

夕方のランニングでは気持ちいい汗をかくことができました。走った後のビールも美味しい。
 

走るといえば、箱根駅伝。今年は青山学院大学が往路も復路も含めて総合優勝で終わりました。
2年連続2度目の総合優勝ですからすごい。

1区から一度もトップを譲らない安定した走りでした。おめでとうございます。
 


ところで、青山学院大学を昨年位続いて優勝に導いた監督の原晋さんとはどんな方でしょうか。
 ネットで調べてみると、指導方法が一般的な体育会系とはちょっと異なります。

原晋さんは中学から実業団までマラソンで活躍した後、27歳のときに怪我で現役引退。
中国電力でサラリーマン生活を送り、伝説の営業マンと言われるほどの優秀な営業成績をあげました。
 

36歳で青山学院大学の監督に就任し、11年目を迎えた昨年初めて優勝、しかも総合優勝です。

その指導方法はサラリーマン時代に実践してきた目標管理を活用しているそうです。
選手には自分自身で毎月の目標を決めさせ、具体的に何をするのかを明確にしているそうです。
 

原監督といえば、怒らない指導方法が注目されていますが、
指導の信念は「人間として、男として自立させること」。

この明確な軸があるからこそ、選手は主体的にトレーニングに取り組むんだろうなあ。

 

そうはいっても、優勝までに要した時間は11年、
その間さまざまな試練があり、試行錯誤の連続からいまの指導方法が生み出されたのだと思います。

企業もそうですが、やっぱり土壌づくりが大事ですね。
そんな風に感じた今年の箱根駅伝でした。



「1月度ブランディングセッション」を開催します
日時:1月27日(水)13:30~17:00
会場:銀座ブロッサム 7F ミモザ
詳しくはこちらから→http://www.questory.co.jp
 

2016年01月02日(土)更新

一言の力

「小さくても光り輝くブランド」をプロデュースしているクエストリーの櫻田です。


箱根駅伝を見ながらブログを書いています。故郷の山梨学院は現在2位、大健闘です。
今日のブログは駅伝ともちょっと関連があります。
 

人の行動は習慣で出来ているといわれますよね。
でも、ひとくちに習慣というけれども、これを変えるのは結構大変です。

でも「習慣になれば強い」と感じたのが11月からはじめたランニングです。


 

なぜランニングを始めたのか?理由は単純です。

今年の8月に60歳になりました。いまひとつピンとこないのですが、いわゆる還暦というやつです。
自分が還暦という実感はいまでもあまりないのですが、身体は正直です。
 

誕生日を迎えた後に体調を崩しました。風邪をひき、病院にいってもなかなか治りません。
咳がひどく再度病院に行くと咳喘息とのこと。

しかも、気管支炎の一歩手前だとお医者さんに言われたのです。
 

歳のせいという考えもありますが、要は長年の不摂生の結果です。

長引く咳に手こずり、治ったら運動でもしなきゃあなあとは漠然と思っていました。
でも、これまでも何度も思いながらそのまま何もしないで過ごしてきたのです。
 

咳もほぼ治まってきた10月下旬のこと、仕事関係の方から誘われてある講演会に参加しました。
講演会の後には懇親会がありました。交流会で年配の男性が話しかけてきました。
 
同年代かなと思っていると、7歳ほど上の方でした。
名刺交換をして、その方に体調不良を何気なく話すと、なぜかランニングの話になり、
ランニングの素晴らしさを熱く語り始めたのです。
 

年齢よりもずっと若く見えるのもランニングの効果だというのです。
こちらも次第にその方の話に引き込まれていきました。

そして、「ランニング?・・・やってみようかなあ」思ったのは次の言葉です。
 
「まずは100mです。100mならば歩くことが出来るでしょう」

はい、確かに100mくらいならばなんとなります。
 

これっていま考えると、結構ずるい言葉です。
市民ランナーの方は「やったほうがいい」とは、これっぽっちも言っていないのです。

でも、あなたにもできるはずと言っているのですね。

これは仕事でもすごく大事なこと。リーダーはとくに気をつけたほうがいいでねえ。
人からいわれて始めたことはなかなか続きませんが、自分で決めたことはやり切れます。
 

ということで、なんかやれそうな気持ちになる一言に押されるように
11月から走り(いや正確には走って、歩いてです)始めたわけです。
 

まだ2ヶ月なので、偉そうには言えませんが、休日の習慣になりつつあります。

ああ、もう一つ忘れていました、シューズやウェアを目立つオレンジにしたのも良かった。
始める時に気合いが入るのです。我ながら単純です。



「1月度ブランディングセッション」を開催します
日時:1月27日(水)13:30~17:00
会場:銀座ブロッサム 7階 ミモザ
詳しくはこちらから→http://www.questory.co.jp​
 

2016年01月01日(金)更新

年末年始休暇は読書三昧です

「小さくても光り輝くブランドをプロデュースする」クエストリーの櫻田です。
 

新年あけましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いいたします。

今年の東京は雲ひとつない冬晴れの元旦でした。
暖かさに誘われて、かみさんとぶらぶらと散歩がてら、初詣もしてきました。
 

東京都江東区の「富岡八幡宮」です。


さて、自分で言うのもなんですが、相当の読書好きだったのですが、
ここ数年めっきりと読書量が減りました。

理由のひとつは、細かい活字を読むのが億劫になったことです(まあ老眼が進んだということです)。
 
もうひとつは、仕事に追われてなかなか時間が取れないこと。
しかし、これは言い訳に近いなあ。飲みに行く時間は適度に確保しているのですから・・・。

以前は出張中が読書タイムだったのですが、最近は思うように読めません。

といことで、年末年始休暇は読書三昧です。

読書量が減ったにもかかわらず、読みたい本があるとすぐに購入します。
結果としては積読状態ですので、本には不自由しません。図書館から借りてきた本もあります。
 

28日が仕事納め、29日は資料整理で出社、30日からいよいよ読書三昧というつもりでしたが、
かみさんに付き合っての買い物や掃除や年賀状書きなどがあり、これがなかなか進みません。

普段が帰りが遅いので、こちらも言い訳できません。半ば強制的です・・・・。
 

それでも、本日アメリカのミステリー作家「ジェフリー・ディーヴァー」の
リンカーン・ライムシリーズの三作目「エンプティー・チェア」を読了。
いつもながら、どんでん返しの連続のディーヴァーワールドを堪能しました。
 


まあ、年末年始だけではなく、今年は意識的に読書量を増やそうと思います。
読書だけではないのですが、やはりインプットが減ると、
モノの見方、考え方がどうしても現状維持に陥りがちです。

現状維持は衰退と同じ、そんな風に感じる2016年の元旦です。
さて、次はちょっと硬めの本にするかな・・・。



「1月度ブランディングセッション」を開催します。
日時:1月27日(水)13:30~17:00
会場:銀座ブロッサム 7F ミモザ
詳細はこちらから→http://www.questory.co.jp​
 

2015年12月18日(金)更新

「誰を」「何を通じて」「どのように幸せにするのか?」

「小さくても光り輝くブランドをプロデュースしている」クエストリーの櫻田です。


出張先の仙台の朝です。随分と冷え込みました。
仙台は光のページョントの真っ最中、昨夜は美しいイルミネーションに見とれました。

ホテルの部屋は空調の関係で乾燥していますねえ。
眼が覚めると、喉に違和感が・・・のど飴をなめて今日もがんばります。


昨日は盛岡のお取引先で、ブランディングのプロジェクトミーティングでした。

3月までに旗艦店のショップコンセプトを再構築するのですが、
クエストリーが提案したのは、
「誰を、何を通じて、どのように幸せにするのか?」を明確にすること。


先月行った社員さんのヒヤリング報告書に基づき、
昨日はコアメンバ−11名と最初のステップの「目指すべき顧客」を検討しました。

「目指すべき顧客」とは言い方を変えれば、「努力に価する顧客」のことです。
これが明確になっていないために、努力が無駄になっているところが実に多いのです。

一般的に顧客設定で多いのは、
目指すべき顧客を年代や世代、性別、所得などの属性情報からの設定です。


しかし、クエストリーは「ライフスタイル」で設定します。

ライフスタイルとは、「生活の中で何を大事にしているか?」ということです。
一見すると簡単そうな問いかけですが、これがなかなか手強いのです。

3つのグループに分かれてのワークショップを行い、
その結果を発表した後に、全員でディスカッションを行いました。

「語る、悩む、唸る、苦しむ、もがく・・・」
まあ、こんな感じのミーティングでしたが、
最終的には、目指すべき顧客が明確に設定できました。


コンセプトの3つの柱である「誰が」が明確になりましたが、
まだ「何を通じて」「どのように幸せにするのか?」が残っています。

これは1月、2月のプロジェクトミーティングで検討します。
メンバーからは「必ずコンセプトを作り上げる」という強い意思を感じました。


1月度ブランディングセッションを開催します。
日時は1月27日(水)、会場は銀座ブロッサムです。


 
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会社概要

(株)クエストリーは2003年に「店がブランドになる」ことを支援・プロデュースするために設立されました。「店がブランドになる」ためのプロセスをわかりやすく整理し、具体的な成果につながるコンサルティング、プロデュース、クリエイティブを展開しています。代表取締役の櫻田弘文は、これまでに300社以上...

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個人プロフィール

1955年生まれ、自然豊かな山梨県南アルプス市で育つ。高校卒業後、大学に進むが、学業には目を向けず、芝居に夢中になる日々を過ごす。大学卒業後、広告・マーケティング会社に入社。5年区切りで、コピーライティング、広告プランニング、マーケティング、店舗開発、マネージメント指導などの業務を経験する。2...

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