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2012年01月28日(土)更新

今週の【ブランディング会社の社長のつぶやき】

「人々が幸せになるブランド」をプロデュースしているクエストリーの櫻田です。
  
 Facebookに毎日投稿している
 【ブランディング会社の社長のつぶやき】の
 今週分(1月23日~27日) をまとめてみました。
 今週は出張先からスマホで投稿することが
 多かった週でした。
 少しでもブランディングのヒントになればと思います。 
 

【1月23日(月):ブランディング会社の社長のつぶやき】
3月7日(水)に東京国際フォーラムで開催する「第25回ブランディングセミナー」。特別ゲスト講演は朝霧重治氏(協同商事・コエドブルワリー代表取締役社長兼CEO)。昨日あらためて「COEDO」ビールの資料を読み返しましたが、まさに瀬戸際からの復活。おいしいと言うことは大きな条件ですが、それと支持されることは別もの。おいしさを、目指すべき消費者の価値でどうくるむかが求められています。http://www.coedobrewery.com/
 
【1月24日(火):ブランディング会社の社長のつぶやき】
不毛な競争の同質化経営から「独自化経営」にシフトするにはどうしたらいいのでしょうか?自社の持つ「強み」や「違い」を活かすことが大事ですが、それだけでは再び同質化競争になる可能性があります。「強み」や「違い」よりももっと重要なのは「好き」の力。好きで夢中になれることが「強み」と「違い」つながった時、初めて「独自性」の扉が開きます。
 
【1月25日(水):ブランディング会社の社長のつぶやき】
「まいった、しんどい」が口癖の社長。「ありがたい、ついてる」が口癖の社長。無意識に出るのが口癖だけど、社長の口癖に社内は感化される。しょぼい社風はしょぼい口癖から生まれると言うこと。その反対もまたしかり。この口癖の感化力を侮ってはならないね。
 
【1月26日(木):ブランディング会社の社長のつぶやき】
ブランディングには「選択と集中」が不可欠ですが、どこにフォーカスするかの見極めが大事。人真似でフォーカスすると前よりも悪くなる。肝は「やりたいこと」と「出来ること」と「求められていること」の重なる1点を見つけ出すこと。とくに「求められていること」を外すとアウト。
 
【1月27日(金):ブランディング会社の社長のつぶやき】
「ミッション」を浸透させる時の失敗のひとつが“出来ていないことを指摘する”こと。これが繰り返されると、「ミッション=叱られる」という構図が出来てしまいますどうしても出来ていないところに目が行きがちですが、それよりも“これはミッションに基づく行動だね”と言う“出来ていること”の確認が必要です。“出来ているよね”の確認により、“「ミッション」に合っていないことは何だろう”と言う疑問が浮かびます。


2012年01月24日(火)更新

「あるもの探し」で「価値のタネ」を見つける

「人々が幸せになるブランド」をプロデュースしているクエストリーの櫻田です。

3月7日(水)に開催する「第25回ブランディングセミナー」のテーマは「眠っている価値を掘り起こせ!」。

1月18日(水)のブログで「当たり前の中に価値が眠っている」を書きました。
http://questory.keikai.topblog.jp/blog_detail/&blog_id=7&id=38

素晴らしい「価値のタネ」があるのに、身近だと意外と気が付かないんですよね。
“灯台もと暗し”ということですね。

「価値のタネ」探しをすると、不思議なことに自店にかけていること、
不足していることばかりに目がいくことが少なくありません。

「価値」と言う言葉を難しく考えて、何かと特別なもの、優れたものでなければと思いこんでしまうのです。

その行きつく先は、他店や成功事例との比較です。
“ウチにも○○○の様なものがないかな”、“○○○があればいいのに”………。こんな感じですね。

でも、これは「ないもの探し」です。

人には自分になくて他人にあるものを求める傾向があります。
その挙句、“やっぱりウチには価値のタネなんかないぞ”と言って、
「価値のタネ」を探すことをあきらめてしまいます。

すべての悩みは比較から始まると言います。

「価値のタネ探し」に比較は必要ありませんよ。ないもの”をいくら探しても見えてきません。

見つめなければならないのは、他ではなく自分のなかの、“あるもの”の事実です。

3月7日(水) の「第25回ブランディングセミナー」では、
“価値のタネ”を「見つける、育てる、カタチにする、伝える」の4つのステップを、
事例を交えてその具体的にご説明します。

3月7日(水)、ぜひご予定くださいね。


第25回ブランディングセミナーのご案内

■日 時:3月7日(水)13:30~18:00
■会 場:東京国際フォーラム(G-408)
■テーマ:眠っている価値を掘り起こせ!


★特別ゲスト講演:
朝霧重治氏 ?協同商事 コエドブルワリー 代表取締役社長 兼 CEO

新たなポジショニングで、新しい市場を切り開いたCOEDOビールのブランディングに迫る!


詳細とお申し込みはこちらから→http://www.questory.co.jp/


2012年01月23日(月)更新

映画「アメリカングラフティ」を思い出しました

「人々が幸せになるブランド」をプロデュースしているクエストリーの櫻田です。

今日、Googleのニュース(http://eiga.com/news/20120123/3/)を見てびっくり。

アメリカの女優プライス・ダラス・ハワードの出産のニュースですが、
そのことよりも彼女の父親である映画監督「ロン・ハワード」の
変わりように驚いたのです(57歳ですから僕と同世代)。

ロン・ハワードはいまでは映画監督として有名ですが、
学生時代に観た「アメリカン・グラフティ」に俳優として出ていました。
ちょっと気弱な優等生の役でした。

この映画は、1960年代のサンフランシスコを舞台に、
高校を卒業して新しい人生を歩んで行く、前の日の夕方から翌日の朝までを描いた作品。
ロマンスと車とロックンロールが満載で古き良きアメリカが描かれています。

「アメリカン・グラフティ」、この映画好きだったなあ。何回も観た覚えがあります。

その昔、渋谷に全線座と言う映画館がありましたが、1977年に閉館。
その時の最後の上映作品が確か「アメリカン・グラフティ」のリバイバルだったように思います。

ちなみにこの映画の監督・脚本はジョージ・ルーカス、プロデューサーはフランシス・フォード・コッポラ。
考えてみると、すごく贅沢な編成です。

他の出演者は、リチャード・ドレイファス、ハリソン・フォード、
チャールズ・マーティン・スミス、シンディ・ウィリアムズなどなど。
そう言えば、ママス&パパスの娘も出ていたように思います。

いまではアメリカを代表する俳優ですが、みんな当時は無名。でもキラキラしていました。
その後、スターウォーズでブレイクするハリソン・フォードは端役で、しかもチンピラのお兄ちゃんの役でした。

映画全体を貫いていたのが、ラジオDJのウルフマン・ジャック(しかも本人)とロックンロール。
最後の「オンリーユー」が流れるシーンに胸がキュンとしたものです。

You Tubeでも観れます。
http://www.youtube.com/watch?v=tp1yhPwnOjc

2012年01月21日(土)更新

今週の【ブランディング会社の社長のつぶやき】

「人々が幸せになるブランド」をプロデュースしているクエストリーの櫻田です。
  
 Facebookに毎日投稿している
 【ブランディング会社の社長のつぶやき】の
 今週分をまとめてみました。
 感じたことを気ままに書いているので、
 ちょっと脈絡がありませんが、
 一応ブランディングに関することです。

 


【1月16日(月):ブランディング会社の社長のつぶやき】
ブランディングって楽しいのにどうしてみんな取り組まないのだろう。同質化競争がそんなにいいのかなあ。一度きりの人生なんだから、人と同じじゃつまらなくないかな。自分がやりたくて、しかも人の役に立つ仕事が必ずあるよ。大事なのは本気でそう思うかどうか。
 

【1月17日(火):ブランディング会社の社長のつぶやき】
「ブランド」の原点は家畜に押していた“焼印”のことだとよく言われますが、ちょっと首をかしげます。焼印は生産者側だけの区別だけでしかありません。商業が発達し、消費社会が出来上がると「ブランド」は生産者とお客様の関係へと変化していきます。生産者側の区別だったものが、お客様側からの区別の基準にもなってきました。
それを後押したのが18世紀の大量輸送手段の発達。これにより見たことのない品物が生活の身近に押し寄せました。同時に選択の基準が難しくなり、偽物も登場し、商標の考えが生まれました。このあたりが原点だと思うですが………。しかし、現在の「ブランド」の概念では商標だけではなく、商品、サービス、店、企業へと広がり、「価値の在り方」そのものに焦点が当たっています。
 

【1月18日(水):ブランディング会社の社長のつぶやき】
ブランディングプロジェクトには複数の人が関わる。だからおもしろいし、またその反対に難しい。大事なのは能力や経験ではなく、物事の判断基準が同じ方向を向いているかどうか?違いの許容範囲を相等絞らないとうまくいかない。ちょっとした甘さが裏目に出ることを痛感。
 

【1月19日(木):ブランディング会社の社長のつぶやき】
同質化競争で戦っている人は「トレンド」が気になって仕方がない。しかも「トレンド」の表面をなぞっただけのパッチワークに一生懸命。ブランディングに取り組んでいる人は「トレンド」は研究するが、基本的には無視をする。人は「トレンド」になろうとして商売や経営をしているのではなく、周りがそれを「トレンド」として評価していることを知っているからです。「トレンド」の後追いはブランディングには合いません。
 

【1月20日(金):ブランディング会社の社長のつぶやき】
ブランドの「ミッション」は精神論ではありません。「ミッション」と「行動」はセットです。横断歩道をお年寄りが大きな荷物を持って渡ろうとしています。親切心がいくらあっても、走って行って“荷物を持ちます”と言わないと親切な行動にはつながりません。「ミッション」は親切心だけではなく、荷物を持つと言う「行動」が伴って意味をなします。
 

【1月21日(土):ブランディング会社の社長のつぶやき】
「ウチの会社にブランドにつながる価値なんてものがあるのかねえ」と言う声に対して、いつも答えるのは「価値がないところはありません。気が付いていないだけのこと。価値はじっと眠ったままですよ。そろそろ起こしましょう」。本当にそう思います。世の中を幸せにする価値を経営の軸に据えましょう。

2012年01月18日(水)更新

当たり前の中に「価値のタネ」が眠っている!

「第25回ブランディングセミナー」の詳細が下記の通り決まりました。

特別ゲスト講演は朝霧重治氏です。朝霧さんはいま話題の“COEDOビール”を作っている
株式会社協同商事・コエドブルワリーの代表取締役社長です。

先日お会いしてきましたが、ブランディングに取り組まれている方にとっては、まさに必聴の講演になります。

さて、今回のセミナーのテーマは「眠っている価値を掘り起こせ!」。

ブランディングプロジェクトでいつも感じることは、
外部から見ると素晴らしい「価値」があるのに、身近だと気が付かないと言うこと。

いつもやっていることなので当たり前過ぎるんでしょうね。

“ウチの会社にブランドにつながる価値なんてものがあるのかねえ”と言う声に対して、いつも答えるのは、
“価値がないところはありません。気が付いていないだけのことです。
価値はじっと眠ったままですよ。そろそろ起こしましょう”と言うこと。

青森県八戸市に“せんべい汁”と言う郷土料理があります。

南部煎餅の“かやき煎餅”を使い、醤油ベースの鶏や豚の出汁で
ごぼう、きのこ、ネギ等の具材といっしょに煮立てたものが“せんべい汁”です。
不思議な食感がクセになる美味しい料理です。

200年も前から食べられてきたこの“八戸せんべい汁”を
一人でも多くの人に食べてもらい、全国ブランドにして町おこしをしようと
2003年に旗揚げされたのが“八戸せんべい汁研究所”です。

所長の木村聡さんのお話をあるセミナーで聞く機会がありました。

“八戸せんべい汁研究所”の活動に対して、地元の反応は冷ややかだったそうです。
“だーも、せんべい汁たべるがー”(せんべい汁なんか誰も食べたがらないよ)。

さらには“せんべい汁何かでアピールするのは恥ずかしい”
と言う声さえも聞こえてきたのです。

他から見ればユニークで新鮮に感じられる“八戸せんべい汁”ですが、
地元から見るとあまりにも当たり前過ぎてそれに光を当てることに抵抗があったのですね。
しかし、B1グランプリへの出場ををきっかけとして“八戸せんべい汁”はブレイクしました。

いまや八戸を代表する郷土料理として広く知られ、地元の八戸も注目を集めるようになりました。

“八戸せんべい汁研究所”の当初の目的通り、八戸の町おこしの推進力になったのです。
これと同じような事例は会社や店にもたくさんありますよ。

どうしたら、眠っている価値を掘り起こすことが出来るのでしょうか。
掘り起こす前に、“価値のタネ”を見つけるにはどうしたらいいのか、
その具体的なシナリオを今回のセミナーでご紹介します。

3月7日(水)、ぜひご予定ください。



第25回ブランディングセミナーのご案内

■日 時:3月7日(水)13:30~18:00
■会 場:東京国際フォーラム(G-408)
■テーマ:眠っている価値を掘り起こせ!


★特別ゲスト講演:
朝霧重治氏 ?協同商事 コエドブルワリー 代表取締役社長 兼 CEO

新たなポジショニングで、新しい市場を切り開いたCOEDOビールのブランディングに迫る!


詳細とお申し込みはこちらから→http://www.questory.co.jp/
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