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2009年12月28日(月)更新

1年間ありがとうございました。

「店がブランドになる」ことを支援・プロデュースしているクエストリーの櫻田です。

弊社は今日で仕事納め、今日は午後から大掃除、夕方からは会社で納会を行います。
2009年を振り返りますと、本当にあっという間の1年間でした。
経営的には厳しさをひしひしと感じましたが、
だからこそいろいろな見直しや新しい取り組みが出来た年でもありました。

そんな2009年を自分なりに振り返ってみたいと思います。

ひとつ目は、昨年11月から始めたショップブランディング・セミナーを、2月、8月、11月に開催し、
弊社の掲げる「店がブランドになるための4つの法則」を発表することが出来ました。
「独自性の発見」「顧客価値の創造」「物語の熟成」「スタイルの形成」という
4つの法則が少しずつではありますが、浸透してきているのを感じます。

セミナーと並行して開催したのは、「ショップブランディング実践塾」でした。
“ファンづくりの技を磨く”を目的として、3月から「ブログ」「ミッションレター」「お店通信」
「体験型DM」「手書きハガキ」「広報」「POP・ショーカード」という7つのテーマで開催。
1月の「メールコミュニケーション」で、8回シリーズが完結します。

ショップブランディング・セミナーとショップブランディング実践塾を開催するための
準備や発表内容の組み立ては相当大変でした。
5月以外は毎月の開催でしたので、徹夜や休日出社も数多くありました。
その結果、弊社独自のすごい資産を作ることが出来たと思っています。

セミナーや実践塾で参加者とともに組み立てたことは、
個別のコンサルティングやプロモーションでも大いに活かすことが出来ました。
また、商業人のための月刊誌「商業界」の3月号と12月号に特集原稿を書く機会をいただき、
ショップブランディングの考えを活字として発表することが出来ました。これもうれしいことのひとつでした。

2001年から始めた毎週金曜日に発信している「ショップブランディング・レポート」は
先週の25日に390号となりました。フリーの時からですから、足掛け8年間の積み重ねです。
残念ながら、当初の情報会員の目標数には届きませんでしたが、これも弊社の大事な情報資産です。

新しい出会いもたくさんありました。今年新たに取り組みが始まったお取引き先は7社。
数を追うのではなく、来年も1社1社ていねいにお手伝いをしていきたいと思います。

セミナーやブログ等を通じて、新しいネットワークも広がりました。
久米繊維工業の久米社長、和僑商会の葉葺社長、ショッププロデューサーの瀧さん、
書斎館の赤堀社長、横山工藝の横山社長、商業界の笹井編集長………
その他にも多くの方々に支えられた1年でした。ありがとうございました。

最後に、毎日夜遅くまでがんばってく入れた弊社のメンバー、
そしてお取引き先の皆様、あらためて感謝申し上げます。ありがとうございました。
来年も、どうぞよろしくお願いいたします。よいお年をお迎えください。


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2009年12月25日(金)更新

連日、忘年会?が続いています。

「店がブランドになる」ことを支援・プロデュースしているクエストリーの櫻田です。

このところ、忘年会が続いています。

先週の土曜日は、赤坂で韓国料理店「兄夫(ヒュンブ)食堂」でクエストリーの忘年会でした。
このお店は初めてでしたが、おいしくて価格もリーズナブル。
「兄夫(ヒュンブ)食堂」http://www.hyungboo.com/

兄夫食堂
最後に鍋にラーメンを入れて食べました、おいしかった

おなかいっぱいになった後は、みんなでダーツバーに行きました。
ウチのメンバーはノリがいいというか、ここでも夢中になり盛り上がりました。

月曜日は月刊商業界の笹井編集長と両国のちゃんこ「巴潟」へ。
ここは高校時代の友人の佐久間君が取締役をしているお店です。
笹井編集長からいろいろと参考になるお話しを聴くことが出来ました。
ちゃんこ「巴潟」http://www.tomoegata.com/

火曜日は以前会社にいた社員さんが来社、会社で飲み会となりました。
彼女は今年6月に結婚式を挙げて幸せいっぱいです。

水曜日は朝早くから河口湖に出張。夕方に東京に戻り、お世話になっている税理士の関谷先生と
築地の「すしざんまい奥の院」で忘年会。関谷先生、いつもありがとうございます。

クリスマスイブの昨日は、甲府のお取引き先に年末のご挨拶。夕方には帰社。
帰りに八丁堀のスタンドバー「maru」でちょっと一杯。いつ行っても雰囲気のいいお店です。

今日は、忘年会ではないのですが、お昼に墨田区の久米繊維工業㈱の久米社長を訪ねました。
久米社長には来年3月16日に開催する「BtoBブランディングセミナー」の講演をお願いしています。
久米社長のおかげで、素晴らしい方とお引き合わせもしていただき、ランチをごいっしょしました。
久米社長、ありがとうございます。ランチ、おいしかったです。

明日は仕事関係の方と会社で打ち合わせをした後、六本木の中国茶房「8」で忘年会の予定です。
このお店はメニューも豊富で、どれもおいしく、しかもお手頃価格です。
中国茶房「8」http://www.cceight.com/

まあ、よく食べて、飲んでいるなあと思いますが、どれも楽しい人たちとの集まりです。
何といっても会話が楽しく、学ぶこと多しです。
社員はもちろんのこと、今年も気持ちの通い合う方々といっしょに
たくさんの仕事が出来たことを心からうれしく思う年末です。

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2009年12月16日(水)更新

「アバクロ」のアジア1号店が銀座6丁目にオープン

「店がブランドになる」ことを支援・プロデュースするクエストリーの櫻田です。

今年も残すところ2週間、つい“早いですね”という言葉が口を衝いて出てしまいます。
銀座の街もクリスマスムード一色となり、週末の歩行者天国は人でいっぱいです。

銀座といえば、昨日「アバクロ」の名前で知られるアメリカのカジュアル衣料ブランド
「アバクロンビー&フィッチ」がアジア1号店を東京・銀座の6丁目にオープンしました。

アバクロ

社員とランチミーティングをした後、見に行きました。
出店した場所は、近くに「H&M」「ユニクロ」「ZARA」が店を構えるファスト・ファッション激戦区。
「H&M」のオープンほどではありませんが、新橋方面に長い列が出来ていました。
(本日の日経MJによりますと約700人が並んだとのこと)

店内を見たかったのですが、とても並ぶ気にはなりませんでした。
高級感のある店内は、1階から11階まで吹き抜けになっており開放感たっぷりのつくりだそうです。

「アバクロ」は必ずしも低価格の展開ではありません。
セレブ御用達のカジュアルブランドとして人気が高く、
ジーンズは2万円前後、Tシャツは5千~1万円程度が多いそうです。
目の肥えた日本の消費者にどこまで通用するのかちょっと気になります。

消費が冷え込む中で、いくつもの高級ブランドショップの撤退がうわさされています。
アメリカの高級ブランド「ブルックス・ブラザース」が撤退した後のスペースには、
10月に隣の「ユニクロ」が出店し、売場面積を1.5倍に広げました。

松坂屋銀座店は「グッチ」が撤退する空スペースにフォーエバー21を誘致するため交渉中です。

銀座の数寄屋橋のエルメスの向かい側で、いま新しいビルの工事が進んでいます。
ここは「ルイ・ヴィトン」が3号店の出店を計画していて、断念したところ。
そこには、米カジュアル大手「ギャップ」が2011年2月をめどに出店する予定です。

銀座もデフレの大波をかぶり、高級ブランドのメッカだった銀座を低下価格ブランドが制圧する勢いです。

価格だけではなく、銀座の持っている独特の文化も商品の一部です。
ここを忘れると、小売店も商業地はたちまちダメになっていきます。


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2009年12月15日(火)更新

映画「ジュリー&ジュリア」を観る

「店がブランドになる」ことを支援・プロデュースするクエストリーの櫻田です。

久しぶりの映画ネタです。
先週の土曜日に日比谷のTOHOシネマズシャンテで、「ジュリー&ジュリア」を観ました。
この映画は「ユー・ガット・メール」「めぐり逢えたら」で知られているノーラ・エフロン監督の最新作。

映画は、ジュリア・チャイルドとジュリー・パウエルという二人の女性を軸に
ストーリーが進んでいきます。ジュリアは実在の人気料理研究家です。
日本では無名ですが、アメリカでは元祖カリスマ主婦シェフとして、人気を博した女性です。

1949年、ジュリアは外交官の夫の任地であるパリで、芸術的なフランス料理の洗礼を受けます。
好奇心旺盛で食べることが大好きなジュリアは、
大胆にも名門料理学校コルドン・ブルーのプロ養成クラスに飛び込むのです。

やがて、パリ仕込みの料理本を出版し一躍脚光を浴び、TVにも進出しました。
映画ではこのプロセスを、夫ポールとの愛情や政治的な背景も織り交ぜて描いています。

ジュリア&ジュリー
 「ジュリー&ジュリア」オフィシャルサイトより

185cmの長身と甲高い声を持っていた実在のジュリアを演じているのは名女優メリル・ストリープです。
この人の演技は実に多彩で、何を演じても独特の存在感があります。

これまで観た映画を思いつくままに挙げていくと、
「ディア・ハンター」「クレーマー、クレーマー」「激流」「マディソン郡の橋」
「今宵、フィッツジェラルド劇場で」「プラダを着た悪魔」「マンマ・ミーア」などがあります。

今回のジュリアは、一見おおらかそうでいて実は繊細な役。
ちょっと大げさかなと思える演技は、実際のジュリアにそっくりなのだそうです。

映画は、ジュリアの時代と交互に、現代のニューヨークに生きる
ジュリー・パウエルという女性の生活を描いています。ジュリアもまた実在の女性です。

ジュリーは作家になる夢に破れ、何をやっても中途半端な自分に苛立っていました。
ある日、ジュエリーは夫のエリックに励まされ、ジュリアの料理本の524のレシピを
小さなアパートのキッチンで毎日一つひとつ料理し、そのことをブログに書き綴り始めたのです。
食べるの大好きな人には生唾モノです。フランス料理はバターをたくさん使うということがよくわかります。

ちょっとネタばれになってしまうのですが、
やがてジュリーのブログは大評判になり、一冊の本になるのです。
この本が今回の映画の原作です。ブログの書き方の参考になる映画でした。

「ジュリ―&ジュリア」オフィシャルサイト→http://www.julie-julia.jp/



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2009年12月11日(金)更新

第7回ショップブランディング実践塾を開催しました

「店がブランドになる」ことを支援・プロデュースしているクエストリーの櫻田です。

昨日、第7回ショップブランディング実践塾を開催しました。
今回のテーマは「POP・ショーカードでお客様の心をつかむ」。

第7回実践塾

この実践塾はブランディングの考えに基づき、店のファンを創る技を磨くことを目的としています。

8回シリーズで開催しており、これまでに「ブログ」「ミッションレター」「お店通信」
「体験型DM」「手書きハガキ」「広報」「POP・ショーカード」の7つのテーマが終了しました。
毎回7~15名程度の小売店の方が参加されています。

7回目が終了した時点で、毎回参加のお店が1店舗(テーマによって参加者を変えられています)、
6回参加の方が4名いらっしゃいます。
(参加者には、毎回終了証書と実践塾バッジをお渡ししています。)

バッジ

テーマを絞って具体的な技を、ワークタイムを方式で学ぶのですが、
実践塾で繰り返しお伝えしているのは、視点を変えて、新しい価値を発見するということです。

デフレが進行するにつれ、価格を下げなければ
商品が売れないのではという思いにとらわれてしまいますが、
中小の専門店が安易な価格の割引訴求を行うことは、ご自分の首を絞めることにつながります。

ていねいにマーケットを見ると、消費者の声にならない要望や期待が渦巻いています。
価格はそのうちの一部でしかありません。
価格も重要ですが、それよりも生活を豊かにする価値の訴求の方が、心を揺さぶります。

昨日は、一例として、ホテルのソーイングキットのことをお話いたしました。
それなりに値段の高いホテルに宿泊しますと、
針、糸、ボタンなどがコンパクトにセットされたソーイングキットが部屋に置いてあります。

しかし、いまのソーイングキットは、何と針に糸が通っているものが増えているのです。
痒いところに手が届く、いや痒くなる前に手が届くような価値の提案が
熱烈なファンを生み出すひとつの例です。

その価値を発信するツールが先に挙げた7つなのです。
そして、いよいよ次回は最終回。
終了後には、卒業交流会を開催する予定です。ぜひご参加ください。

第8回ショップブランディング実践塾
■日時・会場:2010年1月13日(水) 銀座ブッロサム・7階ミモザの間
■テーマ:メルマガで店の情報を発信する


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