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2009年12月15日(火)更新

映画「ジュリー&ジュリア」を観る

「店がブランドになる」ことを支援・プロデュースするクエストリーの櫻田です。

久しぶりの映画ネタです。
先週の土曜日に日比谷のTOHOシネマズシャンテで、「ジュリー&ジュリア」を観ました。
この映画は「ユー・ガット・メール」「めぐり逢えたら」で知られているノーラ・エフロン監督の最新作。

映画は、ジュリア・チャイルドとジュリー・パウエルという二人の女性を軸に
ストーリーが進んでいきます。ジュリアは実在の人気料理研究家です。
日本では無名ですが、アメリカでは元祖カリスマ主婦シェフとして、人気を博した女性です。

1949年、ジュリアは外交官の夫の任地であるパリで、芸術的なフランス料理の洗礼を受けます。
好奇心旺盛で食べることが大好きなジュリアは、
大胆にも名門料理学校コルドン・ブルーのプロ養成クラスに飛び込むのです。

やがて、パリ仕込みの料理本を出版し一躍脚光を浴び、TVにも進出しました。
映画ではこのプロセスを、夫ポールとの愛情や政治的な背景も織り交ぜて描いています。

ジュリア&ジュリー
 「ジュリー&ジュリア」オフィシャルサイトより

185cmの長身と甲高い声を持っていた実在のジュリアを演じているのは名女優メリル・ストリープです。
この人の演技は実に多彩で、何を演じても独特の存在感があります。

これまで観た映画を思いつくままに挙げていくと、
「ディア・ハンター」「クレーマー、クレーマー」「激流」「マディソン郡の橋」
「今宵、フィッツジェラルド劇場で」「プラダを着た悪魔」「マンマ・ミーア」などがあります。

今回のジュリアは、一見おおらかそうでいて実は繊細な役。
ちょっと大げさかなと思える演技は、実際のジュリアにそっくりなのだそうです。

映画は、ジュリアの時代と交互に、現代のニューヨークに生きる
ジュリー・パウエルという女性の生活を描いています。ジュリアもまた実在の女性です。

ジュリーは作家になる夢に破れ、何をやっても中途半端な自分に苛立っていました。
ある日、ジュエリーは夫のエリックに励まされ、ジュリアの料理本の524のレシピを
小さなアパートのキッチンで毎日一つひとつ料理し、そのことをブログに書き綴り始めたのです。
食べるの大好きな人には生唾モノです。フランス料理はバターをたくさん使うということがよくわかります。

ちょっとネタばれになってしまうのですが、
やがてジュリーのブログは大評判になり、一冊の本になるのです。
この本が今回の映画の原作です。ブログの書き方の参考になる映画でした。

「ジュリ―&ジュリア」オフィシャルサイト→http://www.julie-julia.jp/



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