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2009年09月10日(木)更新

丸の内ブリックススクエア

「店がブランドになる」ことを支援・プロデュースしているクエストリーの櫻田です。

9月3日に開業した新商業ゾーン「丸の内ブリックスクエア」をオープンの翌日見てきました。
今日の繊研新聞がオープン後の業績を報じていますが、
8日までの5日間の売上が、計画の倍以上という好スタートだそうです。

同施設を運営する三菱地所は1998年、
“ビジネスに特化した街から、開かれた多様性のある街への転換”を目指して、
丸の内エリアの再開発に取り組んできました。

それが、丸ビル、新丸ビル、東京ビル、丸の内オアゾなどの
東京駅前を中心とした商業ゾーンを開発です。
さらに、2008年から始まる10年間を第2ステージと位置づけており、
第1弾プロジェクトが「丸の内パークビルディング」と「三菱一号館」です。

その「丸の内パークビルディング」の地下1階~4階の商業ゾーンが
今回オープンした「丸の内ブリックスクエア」です。

ブリックススクエア4

「丸の内ブリックススクエア」の中心に復元された三菱一号館は、
1894年(明治27年)に竣工された赤レンガ造りや当時の内装がそのまま復元されています。

1階には銀行営業室として使われた吹き抜けの空間をそのまま活かした
カフェとミュージアムショップがオープンしました。2010年春には「三菱一号館美術館」が誕生します

「丸の内ブリックスクエア」には、日本初・東京初を含めた合計36店舗が出店しています。
36店舗の内訳は、飲食22店舗、物販13店舗、サービス1店舗。
どれも個性的なショップで、日本初・東京初が目立ちます。

メインゲートを入るとそこは「一号館広場」。
この広場は、数十種類のバラを始めとした様々な草花や
噴水などの水景色、オープンカフェで構成されたくつろぎの空間になっています。
ビジネス街の丸ノ内のなかで、他にない独特の空間として話題になることを感じさせます。

ブリックスクエア1

ブリックスクエア2

ブリックスクエア3

ちょうどお昼時でしたので、広場を取り巻く飲食店やオープンカフェは、
近隣のOLやオープンを目当てにきた主婦のグループなどでいっぱいでした。
広場の随所には、ベンチがあり、テイクアウトした飲み物を片手にした人たちがくつろいでいました。
この空間は、「丸の内ブリックスクエア」のひとつの顔になることは間違いありません。

「Marunouchi BRICK SQUARE:丸の内ブリックススクエア」
HP: http://www.marunouchi.com


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2009年09月08日(火)更新

ランチタイムのハッピーバースデー

店がブランドになる」ことを支援・プロデュースしているクエストリーの櫻田です。

クエストリーには僕も含めて5名のメンバーがいますが、
週に3回個別にランチミーティングをしています。

昨日もメンバーの一人といっしょに銀座の2丁目に8月にオープンした
「BERNINI」というイタリアンのお店に行きました。
麻布十番に本店があり、ローマピッツァがおいしいと評判のお店です。
外国の方(イタリア人?)も来店していて、にぎやかに大きなピッツァを食べていました。

僕たちは、1,000円のパスタランチをオーダーしましたが、
「前菜2種+キュウイジュース+フォカッチャ+本日のパスタ」の
組み合わせでおいしかったですよ。お得感もあります。

食後のお茶を飲んでいる時のことです。
突然店内の電気が消えました。

一瞬店内は静まり返りましたが、
すぐに「すみません、ブレーカーが落ちました」のスタッフの声。

そのときです。外国人のグループが「HAPPY BIRTHDAY TO YOU………」と歌い出したのです。

これを聞いて、店内は笑いに包まれました。
僕も思わずいっしょに歌ってしまいましたね。

突然のトラブルをユーモアに変えて笑い飛ばす彼らのセンスに感心しました。
こういうのって、日本人はなかなか苦手ですがいいものです。

BERNINI


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2009年09月07日(月)更新

山梨県北杜市明野町の「ひまわり」から学ぶ

「店がブランドになる」ことを支援・プロデュースしているクエストリーの櫻田です。

毎週メールにて配信しているショップブランディング・レポートの8月28日号に、
山梨県の北杜市明野町のことを書きましたら、いろいろな方から反響がありました。
一部ダイジェストでご紹介します。(レポート読者の方、ご了承くださいね)

※ショップブランディング・レポートの
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北杜市は日本を代表する美しい山岳景観に囲まれたところ。清らかで豊富な水資源もあります。
そのなかで、北杜市の独自性のひとつといえるのが、「日照時間日本一」。
北杜市は、日照時間が年間2,500時間以上の太陽の多照地域なのです。

しかし、「日照時間日本一」といわれても、正直いってピンときませんよね。
普段、日照時間を気にしている方なんてあまりいないと思います。
ましてや日本一といわれても自分には関係のないことです。

「日照時間日本一」をいくら伝えても、誰もワクワクしません。
当然、注目されず、明野町には人は集まりません。

このままでは「日照時間日本一」という独自性は日の目を見ないのですが、
「日照時間日本一」を具体的なイメージに変え、
生活者の身近に引き寄せるアイディアが生まれました。

それが「ひまわり」だったのです。
北杜市商工会青年部では2006年度から、「ひまわり日本一プロジェクト」事業を開始したのです。

明野町のひまわり
 こんな風景を約1ヶ月見ることが出来ました。しかも無料です。

ここがポイントです。
「日照時間日本一」という独自性をローリングさせて、
「ひまわり日本一」という別なジャンルに変えたのです。

「日照時間日本一」では関心を引きませんが、
「ひまわり日本一」になると、ちょっと違ってきます。

もともとは、地元の人たちが植えたのが始まりですが、
いまでは6haヘクタールの農地に、60万本のヒマワリが咲き誇っていました。

さらに、「ひまわり日本一」をリフトアップさせたのが、
「明野サンフラワーフェス」という「ひまわりまつり」です。

キャッチフレーズがいいんです、「太陽がくれた60万本の笑顔」。
さらに拍車をかけたのが、映画「いま、会いにゆきます」のロケ地になったことです。
いまでは、行政も後押しをし、大手の旅行会社もツアー企画を組むようになりました。

大事なのは「使い手」の立場から独自性を見直すことです。
既存のジャンルをひっくり返す「ローリング」、
ライフスタイルに引き上げる「リフトアップ」
がそのシナリオです。


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2009年09月03日(木)更新

風の盆スタイルの富山駅の改札

「店がブランドになる」ことを支援・プロデュースしているクエストリーの櫻田です。

昨日はお取引き先の販売企画の打ち合わせで、富山に日帰り出張をしました。

打ち合わせが4時過ぎに終わり、東京に戻るために富山駅に行きますと、
ホームやコンコースがいつもよりも人であふれています。

改札口の駅員を見て納得しました。

風の盆1
 駅員さんも浴衣や編笠スタイルです

風の盆2
 男性の駅員さんはこんな感じ、よく見ると浴衣にJRの文字が見えます。

1日から富山市八尾町で始まった「おわら風の盆」を見に来た人だったんです。
哀愁を帯びた胡弓の調べと優雅な踊りで知られる「おわら風の盆」は、
五穀豊穣を願い、約300年前に始まった踊りが起源とされ、
浴衣やはっぴに編笠をかぶった男女が3日間、夜を徹して踊る祭りです。

期間中は全国から約20万人が集まるそうです。
富山は仕事でよく行くところなのですが、残念ながらまだ見たことがありません。

ぜひ一度見たいなあと思いながら、今年も機会に恵まれませんでした。
来年あたりは見れるといいなあと思いながら、
ビールを買って越後湯沢行きの特急に乗り込みました。


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