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2016年08月29日(月)更新

音も大事な顧客接点です

ブランディングで大事なことのひとつは、顧客接点を統一し、それを継続することです。

その顧客接点のひとつに音があります。

音って大事だなあと思うことがありましたので、ちょっとまとめてみました。


夏期休暇中にかみさんと散歩がてら30分ほど歩いてランチをしたときのことです。

目当ての店がお休みだったので、
一度かみさんが入ったことがあるというカジュアルなイタリアンに入りました。


料理はまずまずだったのですが、気になったのは一人の年配の女性スタッフ。

ご本人はがんばっているのかもしれませんが、
目線がきょろきょろ、動きがそわそわ、とにかく気ぜわしいのです。

 

もっといただけなかったのが、テーブルの食器を片付ける時の音。
がちゃん、がちゃんとすごい音がするのです。

「えっ、割っちゃったかな」、こちらも含めて、何人もの客が思わず振り返っていました。

 

こうなると、妙にその方の動きと音が気になるのです。
せっかくの料理もちょっと台無し、かみさんも食べ終わると、すぐに「出ようよ」。

レジで笑顔でありがとうございましたと笑顔で見送られたのですが、残念なお店でした。

まあ、店長の責任だと思いますが・・・。



「第34回ブランディングセミナー」のご案内



◆テーマ
 「イノベーションはカルチャーからはじまる」
     
●日 時:2016年9月14日(木)13:30~18:00(受付開始 13:10)
●会 場:東京国際フォーラムGブロック4階・404会議室
 
■ゲスト:井手 直行 氏 株式会社 ヤッホーブルーイング 代表取締役
     忰山 舞 氏 株式会社 丸武 代表取締役
     五味 洋子 氏 五味醤油株式会社
 
▼お問合せ・お申込み
株式会社クエストリー/中野友里惠まで

2016年08月16日(火)更新

夏休みの読書感想文    

「中小企業のブランディングをプロデュースしている」クエストリーの櫻田です。
 

読書でよくない癖だなあと思うのは、読みかけの本があるのに、
他におもしろそうな本があると投げ出してしまうこと。

途中にしおりが挟まったままの本が5~6冊テーブルの上に重なったままです。
 

かみさんからはテーブルの上の本を片付けてと言われているのですが、
本棚に入れてしまうと読まなくなってしまう気がするのです。

ということで、夏期休暇の合間に読みかけの本を片付けようと思いました。

 
ところが、休暇二日目に日帰りの出張の往復で読んだのは
先日購入したばかりの『キリンビール高知支店の奇跡~勝利の方程式は現場で拾え!』(田村潤著)。

著者の田村潤さんは、キリンがスパードライに追い上げられていた1995年に、
キリンの代表的苦戦エリアの高知支店に支店長として赴任した方。

アサヒからトップシェアを奪還するために取り組んだ活動が紹介されています。
 キリン復活の源は一時的ノウハウではなく、
理念とビジョンの再構築だったというところに共感できました。

 

出張から戻ったからの3日間はのんびりとした休暇でした。

近場の外出や娘夫婦や息子との食事もありましたが、
他は涼しい部屋でジャズを聴きながらの読書……至福の時間です。

読みかけだった本がスイスイと読めました。

おもしろい本はメモを取るのですが、どれもメモ、メモ、メモでした。
どうして途中で投げ出したんだろう。読んだ本は次の4冊です。

 
『自らが源泉~ビジネスリーダーの生き方が変わる』(鈴木博著)
とくに「ゲシュタルトの祈り」という詩に強い共感を受けました。
時間をおいて、再読の必要がある一冊です。

 

『低成長時代に業績を伸ばす社長の条件』(関根威著)
一人当たりの労働生産性とブランディングの関係が気になって読んだ一冊。
これもすごく勉強になりました。自社のことに当てはめてあれこれと考えることができました。

 

『400のプロジェクトを同時に進める 佐藤オオキのスピード仕事術』(佐藤ナオキ著)
ハウツーっぽいタイトルですが、ところがどっこいクリエイティブの本質が書かれています。
さすが世界が注目するデザイナーです。弊社のデザイナーに回します。

 
『TUTAYAの謎~増田宗昭に川島蓉子が訊く』(川島蓉子著)
この本は増田さんと川島さんの対談集なのですが、増田さんの話が素晴らしい。
先月、枚方T-SITEを観たばかりなので、刺激的でした。参考になることがいっぱいありました。



とまあ、久しぶりに「本を読んだあ」という感じの3日間でした。
でも、まだ積んだままの本がたくさんあります。

まあ、気分に任せてぼちぼちと読んでいきます。
 
 

「第34回ブランディングセミナー」のご案内
 

◆テーマ
 「イノベーションはカルチャーからはじまる」
     
●日 時:2016年9月14日(木)13:30~18:00(受付開始 13:10)
●会 場:東京国際フォーラムGブロック4階・404会議室
 
■ゲスト:井手 直行 氏 株式会社 ヤッホーブルーイング 代表取締役
     忰山 舞 氏 株式会社 丸武 代表取締役
     五味 洋子 氏 五味醤油株式会社
 

2016年08月01日(月)更新

変えることをよしとする姿勢  

「中小企業のブランディングをプロデュースしている」クエストリーの櫻田です。
 
関東地方も先週梅雨開けをしました。

土日は猛烈な暑さ、そして今日はどんよりとした曇り空です。
都知事選も個人的にはモヤモヤとした結果でした。

 
先週の月末のクエストリーのメンバーズミーティングで
「変える」ということ話し合いました。

今年度の基本方針の「常識を越えろ!」ということからの話し合いでした。


 
仕事柄、経営規模の大小は別として、
素晴らしい経営をされている経営者にお会いする機会がよくあります。

もちろん、仕事のカテゴリーも業務内容も、立ち位置も年齢も異なるのですが、
どこか共通点があるように思います。
 

そのひとつが、「変えることをよしとする」という姿勢です。

多くの経営者の方が経営に正解なんかないと言います。
成功事例やノウハウを探すことに躍起になるのではなく、
「自分がいいと思っていること」を実行しているのです。
 
朝令暮改という言葉がありますが、変化を前提とするならば、朝令暮改は大いに結構です。
その時点ではいいと思ったことも、通用しないと思ったならばすぐに変えることです。
 

社員にいった手前、そう簡単には変えられないなどと考えている方がどうかしています。

状況は待ってくれません。
「変化大歓迎!」の経営体質を創り上げることの方がはるかに大事です。
 
大きな変化でなくてもいいのです。小さな変化の積み重ねこそが、大きな変化につながります。
まず変えることが先決です。

クエストリーもさらに8月から小さな変化をたくさん積み上げます。
 
 
 
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◆テーマ
 「イノベーションはカルチャーからはじまる」
     
●日 時:2016年9月14日(木)13:30~18:00(受付開始 13:10)
●会 場:東京国際フォーラムGブロック4階・404会議室
 
■ゲスト:井手 直行 氏 株式会社 ヤッホーブルーイング 代表取締役
     忰山 舞 氏 株式会社 丸武 代表取締役
     五味 洋子 氏 五味醤油株式会社
 
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