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2013年05月29日(水)更新

久米信行さんと「ブランディングセッション」を行います。


「小さくても光り輝くブランド」をプロデュースしているクエストリーの櫻田です。
 
今日は僕のソーシャルネットワーク(いや人生も含めてだな)のお師匠さんで、
毎年一度は講演をしていただいている
久米繊維工業株式会社の会長の久米信行さんが来社してくれました。


 

7月24日(水)に開催する「7月度クエストリー・ブランディングセッション」で
お話しをいただくので、そのお打ち合わせでした。

 
久米さんにお会いするのは3月の僕の出版記念パーティ以来。
会社でお打ち合わせをすませた後、ランチをごいっしょし、
また会社に戻り、ブランディングの話題で大いに盛り上がりました。


いつもながらの実に楽しいひととき、あっという間の2時間半。
「ブランディグは愛情」この言葉にしびれましたね。 

「7月度ブランディングセッション」のテーマは「小さな会社のソーシャル活動を考える一日」。

大まかな組み立てはしていたのですが、
久米さんと語り合いながら内容にさらに深みと広がりが生まれました。
来週には正式なご案内をリリースできると思います。
 
「ブランディングセッション」は「クエストリー・ブランディングクラブ」の会員限定、
しかも今回は会場の関係で申し訳ないのですが、12名様で閉め切りとなります。

クラブ会員の皆様、お早めにお申し込みくださいね。
 

2013年05月27日(月)更新

足掛け12年、毎週しつこく、ねちっっこく情報発信

「小さくても光り輝くブランド」をプロデュースしているクエストリーの櫻田です。


今日は僕がフリーランスのときから12年間続けている情報発信のことを書きます。

その情報発信とは、弊社が主催している「クエストリー・ブランディグクラブ」の会報のことです。





この会報は毎週金曜日に「ブランディングクラブ」の会員だけに
PDFデータをメール添付で配信しています。
現在はA4サイズ・カラー・4枚のデータです。

昨年5月に「ブランディグクラブ」の会報に位置づけをしましたが、
実はこの情報発信はこれまで5回名称が変わっています。


まだフリーランスだった2001年9月2日号が第1号ですが、
当時の名前は「六然レポート」でした。

この「六然」にはこの頃の僕の思いが相当強く入っているのですが、
「六然」の意味はまた後日書きます。


「六然レポート」はお取引先への毎週1度のこちらからの一方的な情報発信でした。
A41枚~2枚で文字だけのモノクロで、
FAXとメールを併用していたのですから、時代を感じます。
もちろん、費用をいただくなどはとんでもないことで無料配信でした。

「六然レポート」は1年半後の2003年1月13日号の64号で中断します。
この頃はブランディングを志向していたものの、方向性は定まっていませんでした。
社員は3名、ただ毎日が忙しかったのです。


それでも、10ヶ月後の2003年の10月6日の65号から
「クエストリーレポート」と名称を変えて復活します。
仕様もカラーになり、A4・3枚の形式になりました。

この「クエストリーレポート」は2008年3月27日号の299号まで続きます。
足掛け4年半ですから、よく続けられました。
ブランディングの方向性が定まってきたことが後押しをしてくれました。

時期は定かではないのですが、途中で無料配信から有料に変更をしています。
価格は月に3,000円、年間で36,000円でした。
これも続けられた(続けなくてはならない)理由のひとつです。


その後は事業の方向性をショップのブランディグに絞り込んだ関係で
「クエストリーレポート」は2008年4月4日号の300号から
「ショップブランディグレポート」に名称を変更します。

途中、購読数を増やしたいとの思いから、価格を月に1,500円、年間18,000円に変更しました。
しかし、価格ダウンは購読数のアップにはまったく貢献しませんでしたね。


試行錯誤の末、2012年5月に「ブランディングクラブ」を正式に立ち上げました。
そして、2012年5月7日の513号から「ブランディグクラブ会報」に変わったのです。

そして、先週の5月25日に568号を配信しました。
まあ、自分ながら足掛け12年間、しつこくねちっこく続けているなあと思います。

途中、会社のメンバーからは「もう止めましょう」と言う意見も何度か出ましたが、
その都度悩んだ末に続けてきました。


正直言って毎週の配信は決行大変です。
続けたことがよかったかどうかはわかりませんが、
いまの会社の方向性や考え方の基礎になっていることは間違いありません。

これからどこまでいけるかわかりませんが、
これからもしつこくねちっこく続けていきます。



「ブランディングクラブ」についてはこちらをご覧ください。



2013年05月25日(土)更新

再発見、再編集の力「Steteco.com」

「小さくても光り輝くブランド」をプロデュースしているクエストリーの櫻田です。

 
先日、20年来の仕事仲間の女性からプレゼントをいただきました。

渡されたときに「サイズ大きめにしておきました」の一言。
「開けていい?」と尋ねると「どうぞ」・・・何だろうと思って開けると、
これが「ステテコ」でした。
 

商品名は「steteco.com」。
いやあ、「ステテコが人気」と言う話しは聞いていましたが、これは売れるよなあ。



※画像は「steteco.com」からお借りしました。


亡くなった父も夏場になると白のステテコをよくはいていましたが、
従来のお父さんのステテコとはまったく違うイメージ。

カラフルでおしゃれです。これなら外でもOKですよ。

 
どんな会社が作っているのかと思い、ネットを見ると、これまたぶっ飛んでいました。
サイトの名前は「steteco.com ステテコ研究所」。

ステテコ文化の復旧・創造を目的とした世界初のステテコ研究所
しゃれではなく大まじめにステテコに取り組んでいます。

このサイトを見るだけで勉強になりますよ。
「steteco.com」→http://www.steteco.com
 

大阪に本社がある「株式会社アズ」が5年前に立ち上げたプロジェクトのようですが、
目指しているのは「日本発、肌で感じるくつろぎを世界に向けて発信するステテコ研究所」。

ここでポイントはステテコを売るのではなく
「肌で感じるくつろぎを売る」と言うところ、ここが肝ですね。
 

いまある着物の会社が取り組んでいる
「純国産の繭づくりから始める新しい紬づくり」というプロジェクトに関わっていますが、
これのヒントになりました。やっぱりしっかりとしたコンセプトを組み立てなきゃね。
 
「steteco.com」は、保守的な伝統や古い慣習に縛られずに、
かつて日本の日常にあったモノやコトを「再発見」し「再編集」することで
新しいビジネスが生まれるというブランディグの事例です。
 





2013年05月23日(木)更新

6月に静岡で講演をします

「小さくても光り輝くブランド」をプロデュースするクエストリーの櫻田です。


まだちょっと先なんですが、6月27日(木)に静岡で講演をします。
主催者は「B−nest 静岡市産学交流センター」様。
こちらが開催している「マーケティング支援講座」です。

時間は18時30分から20時30分
会場は「B−nest 静岡市産学交流センター 6階プレゼンテーションルーム」

「B−nest 静岡市産学交流センター」http://www.b-nest.jp
 



「B−nest」様での講演は1月に続いて2回目です。
1月は「中小企業のブランド価値の見つけ方、育て方」というテーマで話しました。

今回は次の段階ということで、ブランド価値を「カタチにして」「伝える」を話します。
 

選ばれる理由を「カタチ」にし、顧客との接点を統一し、継続し続けると、
やがてそれは「あなたの会社らしさ」につながり、「あなたの会社ならではのスタイル」になります。

「らしさ」ではなく「ならでは」になるところがポイントです。
 

それを目指すべき相手に「伝える」には選ばれる理由を編集、翻訳し、
情報発信の鮮度と頻度を高めることが重要です。
その手法としては「物語」の力を活用することが有効。事例もたくさんありますよ。

ブランディングには物語が必要ですね。
 

そんなことを事例も交えて話す予定です。
今日、マーケティング講座のご担当の方からメールをいただいたのですが、
定員60名のところ、既に47名の方にお申し込みをいただいているとか。うれしいですね。
 

もしご参加してみようとお思いの方がいらっしゃいましたら、
下記から申し込みできるようですので、どうぞご参加ください。

ちなみに参加料は1,000円。僕がいうのもなんですが、お得だと思います。

「マーケティング支援講座」http://www.b-nest.jp/marketing/h25_03.html
 

2013年05月22日(水)更新

​質問上手の会社になろう


「小さくても光り輝くブランド」をプロデュースしているクエストリーの櫻田です。
 

今日は20年近くおつきあいのある仕事仲間と言うか友人の女性とランチをごいっしょしました。
3月の出版パーティに出席できなかったのでプレゼントを持ってきてくれたのです。
うれしいことですねえ。

彼女は商品開発や販売のコンサルティングの仕事をしているのですが、
食事をしながら、店とお客様の会話のことが話題になりました。


以前、彼女に教えてもらったことのひとつに
「観察」「質問」「商品提示」という販売の技術があります。

その中でいまとくに大事になってきているのが「質問」だと思います。
質問上手の人と話しているとすごく楽しいと言う経験がありませんか?

自分の好きなモノやコト、得意分野や専門領域について
質問してくれるとなんだかうれしくなりますよね。僕なんか単純だから簡単にそう思う。

 
「人は、自分に興味を持ってくれる相手に好感を持つ」と心理学でも言われています。
ということは、これは個人だけでなく、店や会社の経営にも活かすことが出来るのでは。
 
お客様に熱心に関心を持つ会社、お客様のことをいろいろと知ろうとする会社、
お客様に興味津々の会社、お客様の得意なことや専門分野を聞き出す会社・・・

営業だけではなく、社員全員が質問上手になったらきっとファンがたくさん生まれます。
 

でも多くの会社は反対のことをやりがちです。

「こういうことが出来ます」「これが得意です」「これを知ってください」・・・
こんな風に声高に喋ると相手の腰がどんどん引けていく。

「どんなことをして欲しいのか、何を望んでいるのか」を知ろうとする会社に
人はひきつけられ、結果的にファンになるのだと思います。
 

相手に好きになってもらうために質問をするのではなく、
要望や期待に応えるための質問、それが好きという感情を生み、
お客様にとってなくてはならない会社になるのだと思うなあ。

質問上手の会社、これって大事なことだと思いませんか。
経営者はまずは社員に質問ですね。
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