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2016年05月23日(月)更新

地元の価値を掘り起こす  

「中小企業のブランドをプロデュースしている」クエストリーの櫻田です。
 

まだ、進行中の仕事ですが、東京・両国のお取引先が創業40年を迎えることになり、
定期的に年に3回発行しているお客さま向けの新聞(一種のニューズレターです)に、
地元の歴史を掘り起こして、掲載することになりました。
 
どんな内容にするかのお打ち合わせをして、GW中にその原稿を書いたのですが、
これが思った以上に興味深かったのです。

店は構えるといいますが、構えている場所には
さまざまな人やコトが積み重ねてきた歴史があります。
 
 
左は両国の発展に大きく寄与した回向院、右は境内にある歴代相撲年寄の慰霊の力塚


専門的に学んだわけではないのですが、「地元学」というジャンルがあります。
地域の持つ人と自然の力、文化や産業の力に気付き、引き出し、
それを活かしていくための手法のことのようです。
 
いまは過去からの、未来はいまからのつながりです。
売り上げや利益といういまだけのことに目を向けるのではなく、
過去から積み重ねてきた「あるもの」に目を向けてみましょう。

「ないもの探し」よりも「あるもの探し」です。
 

もちろん、すべてがそのまま通用するわけではありませんが、
そこには先達たちの知恵や技術が詰まっています。

それらを再編集することで、新しい価値が生まれます。


 
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┗■【お知らせ】━━━━━━━━━━━━━━━━━
 
「7月度ブランディングセッション」のご案内


 
◆テーマ
 「つなぎ手としての立ち位置の作り方~応援したくなる関係づくり~」
     
●日 時:2016年7月7日(木)13:30~17:00(受付開始 13:10)
●会 場:銀座ブロッサム 7F ミモザ
 
■ゲスト:高橋万太郎 様 株式会社 伝統デザイン工房 代表取締役
 
今回のセッションでは、造り手(生産者)と使い手(消費者)との距離を 縮め、
関わる人々を幸せにする「つなぎ手」としての立ち位置の作り方を学びます。

特別ゲストには、「つなぎ手」の役割を明確にすることで、お客様・取引先との信頼関係を築き、
新しい市場を切り拓いている「職人醤油」の高橋万太郎氏をお招きします。
 
▼お問合せ・お申込み
株式会社クエストリー/中野友里惠
http://www.questory.co.jp/tabid/94/Default.aspx 
または 03-5148-2508