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2016年05月22日(日)更新

生誕300年記念 若冲展  

「中小企業のブランドをプロデュースしている」クエストリーの櫻田です。

「伊藤若冲」のことは4月24日のブログでも書きましたが、
昨日、上野の東京都美術館で開催されている「生誕300年記念 若冲展」にやっと行ってきました。
 
4月24日のブログ→「若冲~天才絵師の謎に迫る~」
http://questory.keikai.topblog.jp/blog_detail/&blog_id=7&id=448
 


やっとというのには二つの意味があります。
一つはGWに行こうと思いながら2時間待ちと言われて先伸ばしていたこと。
もう一つは土曜日に3時間45分並んだことです。
 
事前のNHKでの特番の影響だと思いますが、会場30分前ですでに2時間待ちの大行列。
iPhoneの「Amazon Music」でジャズ、70年代・80代ロック、映画音楽、演歌・歌謡曲と
聴き続けてやっと入場でした。
 
本当は並ぶのは大嫌いです。飲食店でも並ぶというだけで、別な店に移動します。
それにもかかわらず3時間45分も並んだのは、チケットがすでに購入してあったこともありますが、
やっぱり本物の若冲を見たかったのです。
 

今回の展示会は、伊藤若冲(1716-1800)の生誕300年を記念して、
初期から晩年までの代表作を紹介する内容です。

まさに、謎が多い若冲の生涯と画業に迫る企画でした。
 
とくに楽しみにしていたのが、若冲が京都の相国寺に寄進した
「釈迦三尊像」3幅と「動植綵絵」30幅(宮内庁三の丸尚蔵館)です。

とにかく会場内も大混雑だったのですが、この作品はどれも大きいので比較的ゆったりと観られました。
 
 



日本文化の象徴とされていた「わび」や「さび」とは
一線を画しているダイナミックな構図、独特のカラー、そして緻密で大胆な画力……

どれをとっても天才としか言いようがありません。作品のバリエーションが多いのも魅力です。
 

秋には京都で同様な展示会が開かれるようなので、出張の折に立ち寄りたいと思います。
それにしても、足が棒のようになった土曜日でした。

ご年配の方も多かったので、整理券の発行など、入場の仕方にもっと工夫が必要ですね。
 
 
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┗■【お知らせ】━━━━━━━━━━━━━━━━━
 
「7月度ブランディングセッション」のご案内
 
◆テーマ
 「つなぎ手としての立ち位置の作り方~応援したくなる関係づくり~」
     
●日 時:2016年7月7日(木)13:30~17:00(受付開始 13:10)
●会 場:銀座ブロッサム 7F ミモザ
 
■ゲスト:高橋万太郎 様 株式会社 伝統デザイン工房 代表取締役
 
今回のセッションでは、造り手(生産者)と使い手(消費者)との距離を縮め、
関わる人々を幸せにする「つなぎ手」としての立ち位置の作り方を学びます。

特別ゲストには、「つなぎ手」の役割を明確にすることで、
お客様・取引先との信頼関係を築き、新しい市場を切り拓いている
「職人醤油」の高橋万太郎氏をお招きします。


 
▼お問合せ・お申込み
株式会社クエストリー/中野友里惠
http://www.questory.co.jp/tabid/94/Default.aspx 
または 03-5148-2508