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2015年12月18日(金)更新

「誰を」「何を通じて」「どのように幸せにするのか?」

「小さくても光り輝くブランドをプロデュースしている」クエストリーの櫻田です。


出張先の仙台の朝です。随分と冷え込みました。
仙台は光のページョントの真っ最中、昨夜は美しいイルミネーションに見とれました。

ホテルの部屋は空調の関係で乾燥していますねえ。
眼が覚めると、喉に違和感が・・・のど飴をなめて今日もがんばります。


昨日は盛岡のお取引先で、ブランディングのプロジェクトミーティングでした。

3月までに旗艦店のショップコンセプトを再構築するのですが、
クエストリーが提案したのは、
「誰を、何を通じて、どのように幸せにするのか?」を明確にすること。


先月行った社員さんのヒヤリング報告書に基づき、
昨日はコアメンバ−11名と最初のステップの「目指すべき顧客」を検討しました。

「目指すべき顧客」とは言い方を変えれば、「努力に価する顧客」のことです。
これが明確になっていないために、努力が無駄になっているところが実に多いのです。

一般的に顧客設定で多いのは、
目指すべき顧客を年代や世代、性別、所得などの属性情報からの設定です。


しかし、クエストリーは「ライフスタイル」で設定します。

ライフスタイルとは、「生活の中で何を大事にしているか?」ということです。
一見すると簡単そうな問いかけですが、これがなかなか手強いのです。

3つのグループに分かれてのワークショップを行い、
その結果を発表した後に、全員でディスカッションを行いました。

「語る、悩む、唸る、苦しむ、もがく・・・」
まあ、こんな感じのミーティングでしたが、
最終的には、目指すべき顧客が明確に設定できました。


コンセプトの3つの柱である「誰が」が明確になりましたが、
まだ「何を通じて」「どのように幸せにするのか?」が残っています。

これは1月、2月のプロジェクトミーティングで検討します。
メンバーからは「必ずコンセプトを作り上げる」という強い意思を感じました。


1月度ブランディングセッションを開催します。
日時は1月27日(水)、会場は銀座ブロッサムです。