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2013年04月19日(金)更新

二人の通訳の話

「小さくても光り輝くブランド」をプロデュースしているクエストリーの櫻田です。
 

どこで誰から聞いたのかすっかり忘れてしまったけれども、二人の通訳の話です。



一人は語学ばっちりのベテランの通訳さん、
もう一人は仕事を始めたばかりの新人の通訳さん。

ある時、この二人の通訳に、ある会社から
「海外のお客様に自社の商品を売り込みたい」という仕事が入りました。
 

お客様を前にして、ベテランの通訳さんはたんたんと完璧に通訳をこなしました。
専門用語もまったく問題なし、見事な通訳でした。
 
もう一人の新人通訳さんですが、通訳力はまだまだですが、
相手の気持ちを一生懸命伝えたい気持ちは人一倍。

何とか商談を成功させたいという担当者の思いを込めて通訳をしました。
 
結果的に商談がまとまったのは、新人通訳だったそうです。


ちょっと創作くさいのですが、どちらが正しいかは別として、
仕事の在り方とは何かを考えさせられますね。
(もちろん、通訳の仕事だけではありませんが・・・)

 
「やはり技術は目的のためにあるんだよなあ」、そう思います。
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