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2012年06月05日(火)更新

「銀の鈴」も販売イベントになるんだ。

「人々が幸せになるブランド」をプロデュースしているクエストリーの櫻田です。

「眠っている価値」を探そうといい続けていますが、これがなかなか出来ないようですね。
なぜでしょうか。思うのは、ひとつには気持ちに余裕がないこと、
もうひとつはめんどうくさがり屋だということ。

面倒くさがり屋の経営者はブランディングには向いていません。

何よりも「眠っている価値」に気が付かないことが問題。
気が付くことはひとつのセンスだと思いますが、
「価値なんかないよ」の一言で片づけられたらたまったものじゃありませんね。

そのくせ、価格訴求では売れない、売れないといっているんですから………。

通勤途中に東京駅で乗り換えをするのですが、
今朝目についたのが地下のグランスタの「銀の鈴フェア」。



サブタイトルは「6.10は初代『銀の鈴』の誕生日」と書かれています。
そうです、あの待ち合わせによく使う東京駅の地下にある「銀の鈴」のことです。
http://gransta.jp/special/suzu-father/index.php

「銀の鈴」が初めて登場したのは昭和43年(1968年)6月10日のことでした。東京駅の社員の考案だそうです。
驚いたことに、当時の「銀の鈴」は竹を編んで鈴の形をした骨組みに和紙を貼り、
銀紙で装飾をした手製のものだったんですね。

現在の「銀の鈴」は4代目に当たり、
5年前に東京芸術大学の学長の宮田良平氏によって制作されたものです。

初代から変わらず待ち合わせのシンボルとして定着しています。
この「銀の鈴」の前で、いくつもの出会いと別れがあったんでしょうね。

その「銀の鈴」は東京駅の独特の価値そのものです。
ここに着目して、誕生した6月1日を「イベント」にしたんですね。
しかも、グランスタの各ショップが「銀の鈴」にちなんだこだわりの品々を作り上げています。
これもなかなかいいんですよ。


「ウチには『銀の鈴』のような名物はないよなあ」
いやいや、そうじゃあないんですよ。光の当て方ですよ。

よ~く、観てください、感じてください。眠っている価値があるはずです。
いままで価値のないところはありませんでした。気が付いていないだけです。

眠っている価値を探し出すことを知りたい方のためにブランドのセミナーを開催します。
といっても堅苦しいものではなく、かなり緩い感じでやりますので、ご関心がある方はご参加してください。
しかも無料ですよ。(ただし、30名様限定です)


<7月度ブランディングセッションのご案内>

日  時:7月11日(水)PM13:45~17:00(受付開始13:15)
会  場:銀座ブロッサム(中央会館)7階・ジャスミン

参加料:「ブランディングクラブ」発足記念につき、
     限定30名様まで無料!
     (残数が少なくなっています。お申し込みはお早めに)
 
詳細は→http://www.questory.co.jp/

 

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