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2012年05月18日(金)更新

「ブランディングセッションin山梨」が終了しました。



「人々が幸せになるブランド」をプロデュースするクエストリーの櫻田です。

昨日、「ブランディングセッションin山梨」を甲府商工会議所で開催しました。
21名の皆様にご参加いただき、中身の濃い会となりました。
セッション終了後の交流会でも7名の方々と楽しい時間を過ごしました。

山梨は僕の生まれ故郷です。
市町村合併で南アルプス市と言う名前に変わりましたが、
高校を卒業し、東京に出てくるまでそこで18年間を過ごしました。

仕事で甲府に行ったり、実家に帰るたびに、
感じていたのは地方の中小企業の経営の厳しさです。

とくに甲府市の中心部では空洞化が急速に進んでいるように感じます。
要は中心部に人が集まってこないのです。

中心部の空洞化は甲府市だけのことではなく、
大なり小なり全国的なことではないかと思います。

商業施設、人の集まる機能の不足と言うこともありますが、
もっと根本的なところに原因があるように感じていました。

しかし、地方の中小企業に成長のタネがないかと言うとそんなことはありません。
外部から見ますと、素晴らしい価値のタネがあるのに、
それが当たり前過ぎてその価値に気が付いていないのです。

昨日のセッションでは、まず尊敬する久米繊維工業の久米社長に
「ソーシャルメディアで中小企業を元気にするシナリオ」と題して講演をしていただきました。
いつもながら、久米社長のお話は実に興味深いことばかり。
こちらもなるほどと唸りながらお聞きしました。

僕は第2セッションで「中小企業のブランド価値の見つけ方、育て方」と言う話をさせていただきました。
「中小企業の経営課題」、「ブランドとは何か」を踏まえて、
先ほどの「眠っている価値を見つけて、育てる」ことを話しました。

今回の参加者は業種も立場も様々。企業も小売店も行政の方も参加くださいました。
共通点は山梨でがんばっていること。
地元を何とかしなくてはと言う問題意識が高い方がお集まりくださいました。

いずれにしろ、昨日のセッションでたくさんのご縁の糸が結ばれました。
このご縁を大事にし、クエストリーが出来ること、僕がやれることをしっかりと見つめて、
山梨で「楽しい騒ぎ」を起したいと思っています。