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2016年01月24日(日)更新

『田舎のパン屋が見つけた「腐る経済」』

「小さくても光り輝くブランドをプロデュースする」クエストリーの櫻田です。


明日の朝は京都で打ち合わせ、しかも時間が早いので、前日に京都に入りました。

お昼すぐに京都駅到着、駅構内のお蕎麦屋さんで遅めの昼食、
ホテルに荷物を預け、バスに乗って向かったのは書店「誠光社」さん。



ここで買った一冊は『田舎のパン屋が見つけた「腐る経済』、
ホテルに戻り読み始めましたが、なかなかおもしろい。

31歳の青年が突如パン屋になることを決意し、2008年に独立し、
千葉県南房総のいすみ市でパン屋「タルマーリー」を開業。

4年目の2011年3月に起きた東日本大震災を岡山県真庭市勝山に移り、店を再開。
現在は新たな拠点を鳥取県八頭郡智頭町に構える渡辺格さんの話です。

まだ全部読み終えていませんが、幸せとな何かを考えさせられる内容です。
同時に、商売の大変さはどこにあるのかを考えさせられます。

中途半端に内容を理解したつもりで、同じような道を歩むのは難しい。



『田舎のパン屋が見つけた「腐る経済』
http://www.amazon.co.jp/田舎のパン屋が見つけた「腐る経済」-渡邉-格/dp/4062183897/ref=cm_cr_pr_product_top?ie=UTF8


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「1月度ブランディングセッション」
http://www.questory.co.jp/tabid/204/Default.aspx
 
◆日時:1月27日(水) 13時30分~17時
    交流会:17:30~19:30(銀座界隈のお店)
◆会場:銀座ブロッサム(中央会館)7Fミモザ
 

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クエストリー:http://www.questory.co.jp

2016年01月21日(木)更新

こんな柔らかな感性をどこで失くしたんだろう

「小さくても光り輝くブランド」をプロデュースしているクエストリーの櫻田です。
 
 
昨年のことになりますが、クエストリーのお取引先の武蔵野東高等専修学校(東京都武蔵野市)が
主催する全国の中学生を対象とした作文コンクール『こころの作文コンクール』(略称:ここコン)の
受賞作品集を制作させていただきました。

武蔵野東高等専修学校は、武蔵野学園のグループ校であり、
健常児と発達障害児の混合教育(インクルーシブ教育)に取り組んでいます。
広く「こころの教育の啓蒙」を図ることを目的として、2008年にこのコンクールは誕生しました。
 



同校ではコンクールの趣旨を次のように語っています。
 
私たちは、さまざまな人たちといっしょに暮らしています。
しゃべることが好きな人、速く走れる人、勉強が得意な人、人とは違う特徴を持っている人・・・。
その特徴によっては、日常生活で手助けが必要となることがあるかもしれません。
「こころの作文コンクール」は、3つのテーマから選び、「障害」について理解し、
「こころのバリアフリー」について考えるための作文コンクールです。

 
3つのテーマとは、「①こころの二人三脚、こころのバリアフリーって」、
「②障害のある人も一緒に暮らすには?」、「③障害に代わる言葉ってない?」です。

 
作品集には、2008年度の第1回目から2015年度の第8回目までの受賞作品29点が掲載されています。
どれも中学生が懸命に悩み、真剣に憤り、誠実に考えた中から生まれたものばかりです。
 

一つひとつ読んでいくと、
「ああっ、こういう柔らかな感性を失ってしまったなあ」と感じずにはいられません。
 
 

「1月度ブランディングセッション」
http://www.questory.co.jp/tabid/204/Default.aspx
 
◆日時:1月27日(水) 13時30分~17時
    交流会:17:30~19:30(銀座界隈のお店)
◆会場:銀座ブロッサム(中央会館)7Fミモザ

2016年01月19日(火)更新

シンプルなステップを基本通り

「小さくても光り輝くブランド」をプロデュースしているクエストリーの櫻田です。
 

今日はイタリアのお客様とランチでした。
大きなピザを一人で1枚食べたのですが、まったくこなれていない状態です。

今夜は別なお取引先と焼肉で新年会なのですが・・・ふうっです。


さて、ちょっと乱暴な見方になるかもしれませんが、
業績不振を解消する有効な対策は新しいこと、特別なことではないような気がします。

むしろ、当たり前の基本の見直しと徹底に尽きるのではないかと思うのです。


確かに景気や外的要因に左右されることも少なくありませんが、
低迷や不振の原因の多くは内部に潜んでいるといえます。

それはいい換えれば、基本の軸がずれているということです。


業績不振を解決するには、まずは成果を生むシンプルなステップを基本通り踏むことです。
どんなに小さな成果でも、成果が生まれれば人は明るく前向きなれます。
 


随分前のことですが、こん言葉をどこかで聞いたことがあります。

「出来ない理由を考えることよりも、いま出来ることを考える。
ないものを数えるよりも、いまあるものを数える。
そんな生き方が多分……プラス発想だと思います。」


出来ない理由を考えると悩みはつきません。
出来ない理由は、自分でもわかっているだけに、出来ない自分が情けなくなってくるのです。

ないものを数えると、どうしても他との比較になります。
すべての悩みは比較から始まるといっても過言ではありません。

いま出来ること、いまあるものこそ、基本の実践ではないかとつくづく思うのです。



「1月度ブランディングセッション」
http://www.questory.co.jp/tabid/204/Default.aspx
 
◆日時:1月27日(水) 13時30分~17時
    交流会:17:30~19:30(銀座界隈のお店)
◆会場:銀座ブロッサム(中央会館)7Fミモザ
 

 
クエストリー:http://www.questory.co.jp
 

2016年01月18日(月)更新

27社28名の経営者の覚悟と楽しさがつまった一冊

「小さくても光り輝くブランド」をプロデュースしているクエストリーの櫻田です。


2015年の「ブランディングクラブ」会報に掲載した
対談と講演録をまとめた「ブランディング対談集&講演録」。

年明けから配布しておりますが、とてもご好評をいただいています。
 


昨日、自宅でページを繰ってみましたが、
あらためていろいろと感じるところがありました。

ご本人がブランディングを意識されているかは別として、
企業や店を経営するということは、並々ならぬ覚悟がいります。

でも皆さん、この覚悟を楽しんでいるのを感じます。

 
業種も業態も環境も成り立ちもすべて異なるのにも関わらず、28名の方々に共通しているのは、
ブランディングの基本である経営の「基本軸」が明確に立っていることです。

経営の基本軸が明確かどうかで見える風景がまったく違ってきます。
そして、基本軸が覚悟と楽しさの源になっているのだと思います。

 
「ブランディング対談&講演録」にご登場している27社28名の方々をご紹介いたします。
小売業、飲食業、製造業、地方行政、学校関係など、実に多彩な顔ぶれです。

ご協力に心から感謝申し上げます。本当にありがとうございました。


 
・藤本圭哉さん:株式会社 ガモウ関西 代表取締役
・本田哲也さん:大分県漁業協同組合 中津支店 支店長  
・廣津健一さん:中津市役所 農林水産部 水産振興課 課長  
・木田茂樹さん:株式会社ルミエール 代表取締役  
・大寄智彦さん:TO LABO 代表  
・後藤康一さん:有限会社 Glory Design 代表取締役  
・泉ニ弘明さん:株式会社 銀座もとじ 代表取締役  
・谷口圭介さん:八戸ニューシティホテル 魚菜工房 板長  
・前田市郎さん:株式会社 前田源商店 代表取締役  
・斉藤靖之さん:株式会社 マルサ斉藤ゴム  代表取締役
・小杉光司さん:COSUCOJI 代表  
・廣瀬一成さん:株式会社 アサヒ商会 代表取締役  
・佐藤啓二さん:株式会社 佐市 代表取締役  
・加藤篤彦さん:学校法人 武蔵野東学園 武蔵野東幼稚園 園長  
・宮川大輔さん:有限会社 宮川春光堂本店 専務取締役  
・佐久間勉さん:株式会社 巴潟 専務取締役  
・兼松明里さん:心のつめあわせ 引き出物プランナー  
・内村健太朗さん:株式会社 うちむら家具 代表取締役  
・忰山舞さん:株式会社 丸武 代表取締役  
・五味仁さん:五味醤油 株式会社 6代目  
・五味洋子さん:五味醤油 株式会社  
・西澤和博さん:TRINITY OYSTER HOUSE 統括マネージャー  
・保坂浩輝さん:日本の匠と美 ほさか 店主  
・畦地履正さん:株式会社 四万十ドラマ 代表取締役  
・寺川欣吾さん:株式会社 O・B・U 代表取締役  
・伊藤康一さん:戦うTシャツ屋 伊藤製作所  邪悪なハンコ屋 しにものぐるい 代表  
・高嶋博さん:三元ラセン菅工業 株式会社 代表取締役  (順不同)



「1月度ブランディングセッション」
http://www.questory.co.jp/tabid/204/Default.aspx
 
◆日時:1月27日(水) 13時30分~17時
    交流会:17:30~19:30(銀座界隈のお店)
◆会場:銀座ブロッサム(中央会館)7Fミモザ
 


クエストリー:http://www.questory.co.jp

2016年01月17日(日)更新

桃太郎のあぶせり鍋

「小さくても光り輝くブランド」をプロデュースしているクエストリーの櫻田です。
 
 
東京の天気は下り坂、夜半には雪が降り出すようです。
こんな夜は熱燗で鍋などを食べたくなります。

そんなことを考えていると、ある店を思い出しました。

 
その店は東京・四谷の荒木町にある「桃太郎」という居酒屋です。

店を始められた店主の勝山さんは数年前に亡くなられ、
いまは別の方がそのまま引き継がれているようです。

 
20数年前にお取引先の方にこの店に連れて行っていただきました。
お取引先の方と勝山さんは同級生で岡山県勝山市のご出身でした。

店名の桃太郎も岡山から名付けられたようです。
 

当時勤めていた会社が、四谷三丁目駅から歩いて10分ほどのところにあったので、
その後も仕事帰りによく立ち寄りました。


桃太郎は狭い店ですが、店主を慕って、
広告関係や役者の卵やクリエーターもよく来ていました。

 
当日のメニューは店主の勝山さんが習字紙に毎日筆で書いていました。
店の奥の棚の上には過去のものが丸めて乗せてありました。


その桃太郎の人気メニューの一つが「あぶせり鍋」でした。

「あぶ」は油揚げ、「せり」は野菜のせりのことです。

出汁にこの二つの具材しか入っていない鍋なのですが、絶品でした。

店主自らが目の前で鍋を作ってくれるのですが、せりを食べるタイミングがあり、
それを逃すと、厳しい視線が飛んできたのを覚えています。


ところがある時からこの「あぶせり鍋」がメニューから消えてしまったのです。

店主にわけを尋ねると
「油揚げを頼んでいたところがやめたので、メニューから落としたとのこと」。

 
僕だけではなく、他の多くの客が好んでいた看板メニューでしたので、とても残念でした。

どうやら他の油揚げも試してはみたけれども、どれも納得できなかったようです。
味にうるさい店主ならではの決断でした。


その後、会社が移転したので、桃太郎に足を運ぶことがなくなりました。

いろいろな店に行きましたが、あぶせり鍋を出す店には、
桃太郎以外には出会ったことはありません。


ということで、昼前にかみさんと買い物に行き、油揚げとせりを買ってきました。
桃太郎のようにはいきませんが、今夜は自己流「あぶせり鍋」を作ってみたいと思います。
 
作り方は極めてシンプルですが、さてどうなることやら・・・。



「1月度ブランディングセッション」
http://www.questory.co.jp/tabid/204/Default.aspx
 
◆日時:1月27日(水) 13時30分~17時
    交流会:17:30~19:30(銀座界隈のお店)
◆会場:銀座ブロッサム(中央会館)7Fミモザ
 
 


クエストリー:http://www.questory.co.jp
 
 
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