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2019年02月10日(日)更新

小さな店の「地域のコミュニティ・ハブモデル」

「製菓製パン」という和菓子とパンの業界誌に毎月原稿を書いています。
昨日1月号を読んでみたら、いいこと書いてるなあ(笑)

原稿を書き上げて入稿するときには、
「やったぜ、いい原稿を書いたぜ」と思うのです。

でも、本が届いて読んでみると「ああもっとこう書けばよかった、ここが足りないなあ」と
ちょっとだけ軽い自己嫌悪に陥ります。


でも、1月号は「2019経営指針」という提言っぽい特集なので、
結構気合を入れて書きました(そうでもないかあ)。

タイトルは『小さな店の繁盛のシナリオは「地域コミュニティ」のハブになることです」
このテーマは、このところ問題意識にあるので、わりかし書きやすかった。


原稿量が約3000字あるので、全部は掲載できないし、出版社にも悪いような気がする。
そこで、原稿に添えて、掲載した図をブログに載せますね。

見ていただいて、なんとなく僕の考えていることが伝えわるかな。
文章がないとわかりにくいかも、さてさて、こんな感じの図です。







┏┓
┗■「3月度ブランディングセッション」━━━━━━━━━━ 




◆テーマ
えがおが集う場所を創造する
人が主役の店づくりへのチャレンジ    

●日 時:2019年3月13日(水)13:30~17:00(受付開始 13:10)
●会 場:銀座ブロッサム(中央会館)7階 ジャスミン

【ゲスト講師】
西岡政憲氏 有限会社西岡家具/カフェクヌート 取締役取締役


▼お問合せ・お申込みは下記からどうぞ
株式会社クエストリー
http://www.questory.co.jp/tabid/94/Default.aspx 
または 03-5148-2508まで

2019年01月27日(日)更新

寒さに負けて40分ほどで退散、明石町の散策

会社があるのは東京都中央区築地1丁目だ。
築地というと多くの人は市場を思い浮かべるようだ。

ところが、その築地の隣の「明石町」を知っている人は少ない。

ちなみに「築地」は築地本願寺を築くために
海を埋め立てた場所から名付けられたらしい。

一方、「明石町」は播磨国明石(現在の兵庫県明石)の
漁師が移り住んだことから名付けられたという。

 
築地本願寺、古代インド様式の石造りの建造物、夏の盆踊り大会は毎年常連


明石町は江戸時代には築地居留地が設けられ、文明開化の中心地だった。
慶応義塾大学、立教大学、明治学院大学など、数々の大学の発祥の地でもあった。

明治に入り、治外法権の撤廃により、居留地は廃止されたが、
聖路加病院などの西洋風の建築物は残った。

第二次世界大戦末期の大空襲では周辺は壊滅状態になったが、
聖路加病院があったため、明石町界隈は空襲をまぬがれたようだ。




明石町でよく知られているのは「聖路加国際病院」だ。
ここにはいろいろとお世話になっている。

ここに行くから明石町に行くといってもいい。


聖路加大学と旧病院棟前の気持ちのいい緑の小道


前置きが長くなったが、昨日、築地の京橋郵便局に行く用事があったので、
ついでに、明石町界隈をぶらぶらしてみようと思って出かけた。

出かけたはいいが、隅田川が近いのとビル風の影響もあり、とにかく寒い、寒い。
熱燗を飲めるところを探したけど見つからず、あえなく40分ほどで退散した。

それでも、歩いていると古い建物や住宅と出会うのがうれしい。
古い銅板葺きの建物は風情があるなあ。

 



ビルとビルの間には人の匂いがする路地裏が残っている。
これは路地裏好きにはたまらない。

 

 


「つきじ治作」は三井財閥の創業者の岩崎弥太郎の別邸だったところ、
この界隈では別格の雰囲気、お値段も別格のようです。




まだまだディープなところがある明石町、
寒さに負けて40分ほどで退散したが、今度もう少し暖かい日に時間をかけて歩いてみます。


 

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┗■
「3月度ブランディングセッション」━━━━━━━━━━ 
 


◆テーマ

えがおが集う場所を創造する
人が主役の店づくりへのチャレンジ   
 

●日 時:2019年3月13日(水)13:30~17:00(受付開始 13:10)
●会 場:銀座ブロッサム(中央会館)7階 ジャスミン


【ゲスト講師】

西岡政憲氏 有限会社西岡家具/カフェクヌート 取締役取締役


▼お問合せ・お申込みは下記からどうぞ
株式会社クエストリー
http://www.questory.co.jp/tabid/94/Default.aspx 
または 03-5148-2508まで

2019年01月11日(金)更新

界隈の活性化から地域の活性化へ

弊社は事業コンセプトに「ブランディングで地域と中小企業の未来を輝かせます」を掲げていますが、
「地域の未来を輝かせる」のはなかなか難しい……難問です

プロジェクトを進めていく最中に、さまざまなしがらみや利権や損等が絡んできます。

地方の行政さんの仕事もありますが、これも悩ましいことの連続です。
一番は費用の出所とそれの扱いについての考え方です。



北海道・白老町の駅前近く、人が歩いていないですね


何かをしようとしたときに、
一般の企業は利益からの捻出や借り入れをして自前で資金を調達します。

すべてがそうだとは思いませんが、行政さんの多くはその感覚が希薄です。



いま世の中に地域活性化、地域創世という言葉が氾濫しています。
怪しいコンサルタントが助成金を当てしたプロジェクトに取り組んでいるのも事実です。

弊社もその一つと見られることに憤りを感じます。


そもそも地域の活性化の主役は、そこに住み、暮らしを営む人たちです。

先日お会いした方は地域創世ではなく、
「地元創世」という言葉を使っていましたが、やはり主体は地元です。


そんなこんなで、地域とあれこれ関わっているのですが、
このところ考えるのは地域ではなく「界隈(かいわい)の活性化」です。

界隈とは付近、近
、周のことです。
近所よりも
く、地域よりも狭い……半径5km以内、いやもっと狭いかな。


白老駅の駅舎です

行政も界隈だけでは大きな成果が
えないので手を付けません。

だからこそ界隈に根を下ろした小さな企
や店の果たす役割は大きい。
界隈の活性化は地元企業や店の繁栄と裏表の関係です。


界隈を活性化にするには、界隈に「人が集まってたまる場所」を作ることだと思います。

というと、すぐに箱モノを想像する人が多いのですが、
要はカフェでもレストランでも公園でいいので、人がたまる場所と集まる仕組みを作ることです。

これをいま北海道の「白老」で進めています。

楽観的に聞こえるかもしれませんが、
顔見知りの界隈の人が集まり、たまれば、何かが動き出す、そう思うんです。

小さな界隈が活性化し、他の界隈と連携することで、地域の活性化の兆しが見えてきます。





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┗■「1月度ブランディングセッション」━━━━━━━━━━ 

 



◆テーマ
地域を味方につける経営
魅力的な地域のコンテンツを見つけて活用する  
  

●日 時:2019年1月16日(水)13:30~17:00(受付開始 13:10)
●会 場:銀座ブロッサム(中央会館)7階 ジャスミン


【ゲスト講師】
久米信行氏 久米繊維工業 取締役相談役

▼お問合せ・お申込みは下記からどうぞ
株式会社クエストリー
http://www.questory.co.jp/tabid/94/Default.aspx 
または 03-5148-2508まで

2019年01月08日(火)更新

「足もとの宝ものミーティング」を開催します

1月16日(水)のブランディングセッション終了後の
アフターセッション(交流会)で「足もとの宝ものミーティング」を開催します。


日本各地には量は少ないのですが、ていねいに作られている食材がたくさんあります。
地元や近隣商圏で消費されているので、知られていないケースが少なくありません。


クエストリーではそれらのブランディングを支援しています。


一人でも多くの人に知ってもらいたい、食していただきたい、他の人に勧めてほしい
そんな思いから、ブランディングクラブでも応援をしようと思い、
足下に眠っている食材を発掘する「足もとの宝ものミーティング」を開催します。


時間と場所は奇数月に一度開催しているブランディングセッション終了後に

クエストリーの社内で開催しているアフターセッション(交流会)の始めの30
分間を使って行います。



具体的な内容は次の通りです。生産者から食材を提供していただきます。

それをクエストリーの料理大好きな金田百美子が、
事前に生産者と打ち合わせを行い、料理いたします。

それを参加者に試食していただく内容です。


生産者からは食材の説明資料をいただきます。
また、
Webによるビデオミーティングで、
食材の特徴、つくり方、歴史、背景などをご説明していただきます。

もちろん、当日生産者にご参加いただくこともあります。

試食後には、生産者とフリートーキングでディスカッションを行い、
参加者には簡単なアンケートにお答えいただきます。

これは生産者に後日お届けいたします。概ねこんな感じですが、やりながら修正していく予定です。



1月16日(水)の「足もとの宝ものミーティング」では、
会員の北海道・白老町の虎杖浜地区にある蒲原水産さんの「虎杖浜たらこ」を取り上げます。

代表取締役社長の蒲原亮平さんは現在33歳、27歳で3代目の社長に就任しました。



虎杖浜でたらこの生産が盛んになった理由を蒲原さんは次のように語っています。

「スケトウダラの卵の完熟期は12月の第1週~3週頃です。
回遊魚なのですが、虎杖浜沖にくるのがその完熟期に差し掛かり、漁が盛んになりました」

虎杖浜たらこは小粒でありながらベタつかず、サラサラとした味付けが特徴です。
同社では少ない塩分と調味料で「薄味でも美味しいたらこづくり」を目指しています。

ぜひ、ご試食していただき、その味わいをお確かめください。

 

 

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┗■「1月度ブランディングセッション」━━━━━━━━━━ 



◆テーマ
地域を味方につける経営
魅力的な地域のコンテンツを見つけて活用する    


●日 時:2019年1月16日(水)13:30~17:00(受付開始 13:10)
●会 場:銀座ブロッサム(中央会館)7階 ジャスミン


【ゲスト講師】
久米信行氏 久米繊維工業 取締役相談役

▼お問合せ・お申込みは下記からどうぞ
株式会社クエストリー
http://www.questory.co.jp/tabid/94/Default.aspx 
または 03-5148-2508まで

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