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2017年01月09日(月)更新

三連休初日に銀座を散策してみた  

三連休の初日に銀座をぶらぶらと2時間ほどかけて散策してみました。

銀座の近く(所在地は築地)に会社を構えて15年以上が経ちますが、
ここ数年の銀座は実に変化が激しい。新しい商業施設やホテルが数多く開業しています。

昨年開業した主だった商業施設は、
東急プラザ銀座、銀座プレイス、イグジットメルサ、OKURA HOUSEなど、
年末に閉店したプランタン銀座は3月にマロニエゲート銀座としてオープンします。

2020年をにらんだ上のことだと思いますが、ホテルも数多く開業しました。



歩行者天国の中央通りは、相変わらず海外からの来日客が目立ちます。

政府観光局のデータによりますと、
2016年11月のデータでは、昨年同月比で13.8%アップしました。

国別の上位4ヵ国の伸び率は
韓国が18.6%、中国が19.2%、台湾1.4%、香港16.5%の伸び率です。
この4ヵ国でほぼ70%を占めています。

訪日外国人の動向→http://www.jnto.go.jp/jpn/statistics/visitor_trends/


百貨店も大勢のお客さまでにぎわっていました。
しかし、買い物をしているかというとそうでもありません。

4月20日に開業するギンザシックスも外観はほぼ出来上がり、内装工事が進んでいるようです。

脱・百貨店を目指す銀座最大級の商業施設ということですが、
テナントの数は241店舗、顔ぶれを見るとやはりブランド頼りなのかなあ。



その向かいのユニクロ銀座店は相変わらずの人気。4丁目よりのGU銀座店もにぎわっていました。

どちらもインバウド客の御用達店の様相です。
興味深いのはユニクロでは日本人の高齢者のお客さまも目立つこと、銀座ならではかもしれません。


新橋方面に歩くとファストファッションのZARAとH&Mがありますが、
ZARAは客数が多いのですが、H&Mは客数減でちょっと息切れの感があります。

ファストファッションも明暗がわかれている感じです。


銀座3丁目の紙パルプ会館の前には毎年恒例のアンポ柿がありました。


日銀の黒田総裁は年頭の挨拶で「デフレ脱却へ大きく進む年になる」と述べていました。

日銀によるさらなる量的緩和を期待する声が聞かれますが、
銀座を見る限り、その道はまだ遠いと感じずに入られません。

デフレになると、企業は安売りを可能にするために、雇用や賃金を抑制します。
労働者は購買力を失い、さらなる安売りを求める・・・。

こうした負の連鎖が止まらなくなると、
経済全体が収縮していくデフレスパイラルに陥ります。


まあ、そうはならないと思いますが、
どこか開発優先で消費の実態とはかけ離れた感じが漂う年明けの銀座でした。
 
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