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2012年05月23日(水)更新

「クエストリー・ブランディングクラブ」を発足しました。

「人々が幸せになるブランドをプロデュースする」クエストリーの櫻田です。
今回はちょっと長い話になります。もしよろしければお付き合いください。




昨年から準備を進めてきました情報のネットワークグループ
「クエストリー・ブランディングクラブ」を5月から正式にスタートしました。

私たちの業務の中心は、「ブランディング」の個別コンサルティング、いわゆる受託業務です。
実際にはお取引先と「ブランディング」のステップごとにプロジェクト契約を結び、業務を進行します。

それと並行して行ってきたのが、「中小企業のブランディング」の啓蒙活動です。
年2回の「ブランディングセミナー」の開催、会員制の有料メルマガの配信、
出版物への寄稿などを通じて、「ブランディング」の基本のセオリーと具体的な取り組み方をお伝えしてきました。

ますます激化する同質化競争の中で、中小企業が生き残る道は「独自化経営」にシフトすることです。

「独自化経営」はこれまでは、おもしろいけれどもニッチな分野で
経営の規模が小さく、ダイナミックな事業にはなりにくいと言う見方が少なくありませんでした。

しかし、「ブランディング」を経営のシナリオとして「独自化経営」に取り組むことにより、
事業の深堀りがいままでなかった拡張性を生み出し、考えられなかった他とのコラボレーションも広がリます。

この背景には、社会の求める価値が変わってきたことが上げられます。
(この話だけで長くなりますので、詳しくお知りになりたい方は、無料メルマガにご登録ください)
http://www.questory.co.jp/tabid/120/Default.aspx (バックNo.もありますよ)

ただし、個別の取り組みだけでは解決できないブランディングの様々な課題も感じていました。

「ブランディング」に取り組む経営者は、ときには道なき道を自分で切り開いているような感覚になります。
ともに船に乗り込み、一生懸命船を前に進ませようとしている社員を見ると、
「これで間違いないのか」、「自己満足に陥っていないか」と言う不安にとらわれるのです。

ともに「ブランディグ」に取り組む経営者のネットワークがあればなあ。

「クエストリーさんがプロジェクトに関わっている経営者をご紹介ください」と言う声を耳にするたびに、
本格的に情報のネットワークグループを立ち上げる時期なのかなあと感じていました。

しかし、立ち上げるのはそれほど大変なことではありませんが、
続けていくには無茶苦茶な労力が必要なこともわかっていたので、二の足を踏んでいたのも正直なところです。

でも、会社のメンバーや応援してくれる方々と話し合いを重ね、
正式に5月から「クエストリー・ブランディングクラブ」を発足させることになりました。

現在は、毎週金曜日に発行している有料のメルマガ会員の皆様に
年間契約の切り替え時に「ブランディングクラブ」への移行をお願いしています。
ありがたいことにご賛同いただき、移行してくださる方が増えています。本当に感謝です。

ふうう~、長々とした文章ですみません。
とにかくがんばって続けていこうと思いますので、よろしくお願いします。

「クエストリー・ブランディグクラブ」の詳細につきましては、下記をご覧ください。
http://www.questory.co.jp/tabid/120/Default.aspx

7月11日(水)に発足記念の「ブランディング・セッション」を開催します。
こちらはあらためて、またブログに書きたいと思いますが、ご関心がある方は下記をご覧ください。
http://www.questory.co.jp/Portals/0/image02/201207BRS.pdf

あっ、大事なことを書き忘れるところでした。
7月11日(水)の「ブランディグセッション」は発足記念で無料開催です。
会場の関係で30名様限定ですので、お申し込みはお早めに。

2012年05月18日(金)更新

「ブランディングセッションin山梨」が終了しました。



「人々が幸せになるブランド」をプロデュースするクエストリーの櫻田です。

昨日、「ブランディングセッションin山梨」を甲府商工会議所で開催しました。
21名の皆様にご参加いただき、中身の濃い会となりました。
セッション終了後の交流会でも7名の方々と楽しい時間を過ごしました。

山梨は僕の生まれ故郷です。
市町村合併で南アルプス市と言う名前に変わりましたが、
高校を卒業し、東京に出てくるまでそこで18年間を過ごしました。

仕事で甲府に行ったり、実家に帰るたびに、
感じていたのは地方の中小企業の経営の厳しさです。

とくに甲府市の中心部では空洞化が急速に進んでいるように感じます。
要は中心部に人が集まってこないのです。

中心部の空洞化は甲府市だけのことではなく、
大なり小なり全国的なことではないかと思います。

商業施設、人の集まる機能の不足と言うこともありますが、
もっと根本的なところに原因があるように感じていました。

しかし、地方の中小企業に成長のタネがないかと言うとそんなことはありません。
外部から見ますと、素晴らしい価値のタネがあるのに、
それが当たり前過ぎてその価値に気が付いていないのです。

昨日のセッションでは、まず尊敬する久米繊維工業の久米社長に
「ソーシャルメディアで中小企業を元気にするシナリオ」と題して講演をしていただきました。
いつもながら、久米社長のお話は実に興味深いことばかり。
こちらもなるほどと唸りながらお聞きしました。

僕は第2セッションで「中小企業のブランド価値の見つけ方、育て方」と言う話をさせていただきました。
「中小企業の経営課題」、「ブランドとは何か」を踏まえて、
先ほどの「眠っている価値を見つけて、育てる」ことを話しました。

今回の参加者は業種も立場も様々。企業も小売店も行政の方も参加くださいました。
共通点は山梨でがんばっていること。
地元を何とかしなくてはと言う問題意識が高い方がお集まりくださいました。

いずれにしろ、昨日のセッションでたくさんのご縁の糸が結ばれました。
このご縁を大事にし、クエストリーが出来ること、僕がやれることをしっかりと見つめて、
山梨で「楽しい騒ぎ」を起したいと思っています。
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