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2017年01月20日(金)更新

BANANA JUICE  

僕らの世代は結構バナナ好きが多いと思う。
子供の頃にはちょっと贅沢な食べ物だったからかもしれない。
 

話しはバナナつながりなのですが、会社からあるいて5分ほどのところに、
「BANANA JUICE」というテイクアウトの小さなジューススタンドがあります。

ウチの会社の女性たちも、ここのバナナジュースが好きなようです。
 

基本のジュースはバナナと牛乳しか使ってなくて、砂糖も使ってないとのこと。
ちなみに牛乳を豆乳にも換えることが出来ます。

さらに、基本のジュースにきな粉やヨーグルト入りなどのバリエーションが十数種類あります。
 


女性が一人で運営しているお店で、12時にオープンするのですが、すぐに行列が出来る人気店です。
(まあ、店内が狭いので、並ばざるを得ないということもありますが……)
 
かなり変則の営業で、運営している女性の方の体調が良くない時や用事があると休業です。

さらに、バナナが完熟していない時も休業になります。
これにはちょっと笑ってしまいました。

 
店頭の貼紙やTwitterでお知らせをしているのですが、
店の前で「あれ、お休みなんだ」とつぶやいている人を時々見かけます。

でも、怒っている人は見かけないなあ。
何となくそうだよなあといった感じで立ち去っていきます。
 



それはそれとして、今日店の前を通りかかった時に思ったことだけど、
まあ店名のストレートでシンプルなこと。
 
普通ならば「BANANA JUICE」は取扱商品を示すものであり、
「BANANA JUICE SAKURADA」とでも付けたくなるじゃあないですか。
 

そこを潔くシンプルに「BANANA JUICE」だけなのがいいのです。
覚えやすく、発音しやすく、聞きやすいネーミングです。

それに反して、凝ったネーミングって上手く伝わらないことが多々あります。

やっぱりネーミングって大事だと思う。
この辺りもブランディングの肝のひとつですね。

2017年01月19日(木)更新

昨日の「1月度ブランディングセッション」での学び

昨日、クエストリー・ブランディングクラブの
「1月度ブランディングセッション」を開催いたしました。

テーマは「リアル店舗だから出来るニーズのつくり方」でした。
 


ちなみに、ブランディングクラブは「ブランドになることを目指す」経営者の集まりです。
詳しくはこちらをご覧ください。http://www.questory.co.jp/tabid/120/Default.aspx
 
今回、ゲストスピーカーでお招きしたのは群馬県高崎市と伊勢崎市で
文房具の専門店「 Hi-NOTE」を展開している株式会社アサヒ商会の廣瀬一成社長です。
 
廣瀬社長の「ニーズをつくれる社員をつくる」と題した講演をお聞きし、
参加者同士でディスカッションした3時間半は実に濃厚な時間でした。



文房具を専門に取り扱っているお店ってあるようでいて意外とありません。

大手の量販店は必ず扱っていますし、ホームセンターや書店、
雑貨店やファンシーショップにもあります。
 
会社ではアスクルを使っているし、
Amazonや楽天などのネット通販でももちろん取り扱っています。
 
購買チャネルが多様化する中で
地域の小売店が生き残っていくのは並大抵のことではありません。

 

しかし、そんな厳しい環境下で「 Hi-NOTE」はリニューアルをした7年前と比較すると
売上で175%、客数で280%の伸びを示し、粗利益率も10%アップさせています。
 
「その要因は何でしょうか?」

詳しくは来週月曜日に配信をするクラブ会報に掲載しますが、
講演の中で気になるポイントをランダムに列挙します。
 

・文房具の価値って何だろう?必需の取り合いから需要喚起型へ
・現場にいるのは社員、社員がニーズを作れなければ上手くいかない
・直近の利益よりマーケット拡大を重視
・「好き嫌い」がキー、選ばれるための個性(嫌われるよりも無個性がダメ)
・いまないものではなく、いまあるものを再編集する発想力がカギ
・理念×実行=成果(行動しなければ現場では成果は出ない)
・インプット(理念)からアウトプット(行動)重視へ
・需要が減るのは大前提
・中小企業だからマクロに左右されない
・正解は我々ではなく、お客さま
・お金を使ってお金を稼ぐ
・80%で OKとする

 

2017年01月10日(火)更新

安売りをしないで売上と利益を伸ばすには?

安売りをしないで売り上げを伸ばすにはどうしたらいいのでしょうか?

「そんな上手い話があるのか」という声が聞こえてきそうですが、
そうでないと利益が出ません。やはり経営は売上よりも利益です。

安売りは一時的には売り上げが伸びますが、しばらくすると伸び悩みます。

そうすると、さらに安売りに拍車がかかります。
この繰り返しで財務も社員のモチベーションも疲弊していく企業が少なくありません。



安売りしないで売り上げを伸ばすには、いろいろは方法があると思いますが、
やはり原理原則は、手間暇を惜しまずに魅力的な商品を探し出すことです。

それはじっと店にいても見つかりません。

日本あるいは世界には、素晴らしい魅力的な商品を作っている生産者がたくさんいます。

ご縁があり、地方の生産者のもとを訪れる機会があります。

例えば、山梨県富士吉田市には
素晴らしい商品を生み出している機織り企業が何社もあります。

自らの足で生産者のもとを訪問する。自分の目で確かめ、生産の工夫や努力に耳を傾ける。
そしてリスクを背負って仕入れ、あらゆる手を使って売り切る。

これが利益を生み出すための基本条件です。


誰かから聞いた話や本や資料で読んだ情報は実感がありませんが、
自分で見聞きしたことは実感を持って話すことができます。

お客さまが「へえっ」と驚くような体験は売り切るための大きな力となります。

2014年04月29日(火)更新

ブランディングとは主体的なコントロールのこと

「小さくても光り輝くブランド」をプロデュースしているクエストリーの櫻田です。


ミッションに基づき、経営を主体的にコントロールすることがブランディングです。
コントロールできないことをやると、ブランドはすぐに崩れていく。
 
だからこそ、やらないこと、売らない相手、扱わない商品・・・
これらを決めることがすごく大事。

決まっていることによりコントロールがしやすくなる。
 
 
今回だけ特別に、硬いことは言わずに・・・これに対応していることがブランドを弱くする。
気がつくと、今回だけが当たり前になってしまう。


 
「千𠀋の堤も蟻の穴から決壊する」という例えがある。
これを防ぐには「神は細部に宿る」という考えを徹底することだとつくづく思う。

やっぱり自分に対する小さな約束を守ることが主体的なコントロールの基本だな。



「5月度ブランディングセッション」を開催します



クエストリー:http://www.questory.co.jp



クエストリー・ブランディングクラブ
http://www.questory.co.jp/tabid/120/Default.aspx
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