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2016年11月20日(日)更新

久しぶりに欲しいモノ

まさに小春日和にふさわしい晩秋の1日、暖かな日曜日でした。

午前中のランニングは10.21km、ラップは6min/km、
昨夜は2時頃まで起きていたので、やや睡眠不足でしたが、気持ちよく走れました。


画像はイメージです。


ランニングの時はいつもはウエストポーチにi Phoneを入れているのですが、
今日はGショックの腕時計のストップウォッチ機能を使いながら走ってみました。

時間を気にしながら走ることはあまりなかったので、ちょっと新鮮な体験でした。
でもね、人って体験すると欲が出るんだなあと思うことがあったのです。


午後仕事をしながらFBを見ているときのことです。
知り合いがフルマラソンに出場したコメントが投稿され、
そこにランニングウォッチの「Garmin:ガーミン」のことが書かれていました。


Garmin:ガーミン・・・デザインがちょっとなあ。

たまたま今日はGショックを使っただけで、
実はランニングウォッチのことはそれほど興味はありませんでした。

というよりも、ランニングウォッチの知識もなかったし、必要性も感じなかったのです。

ところが「Garmin:ガーミン」は何とGPS機能が付いているというではないですか。

たかが時計にGPS機能ですよ、でもすごく気になるのです。
他にも、いろいろとランナーにとっていいよなあという機能が装備されているのです。


ものに対する執着はこの年齢になるとさほどありません。
しかし、このランニングウォッチはすこぶる惹きつけられました。

それから30分ほど、ネットでランニングウォッチを検索していました。

EPSONやSEIKOのスポーツウォッチもいいと思うし、Gショックの高機能のものもいいなあ。
SUUNTOというブランドのGPSウォッチも気になります。


このEPSONが気になるのです。
デザインもオーソドックスです。


とうことで、久しぶりに買うかどうか相当迷っている自分がいます。
そんな自分をみると、つくづくモノの価値って不思議だと思うのです。

おそらく、100人いればランニングウォッチに興味を示すのは数人だと思います。
でもその数人は相当強い思いでランニングウォッチをあれこれと調べると思うのです。

間違ってウチのカミさんにランニングウォッチを勧めても買うことはありません。
当たり前のことですが、価値を感じないからです。


ニーズのボタンの掛け違い・・・これってランニングウォッチだけのことではありません。
目指すべき対象者を替えるだけ、大きく支持を集める商品やサービスがたくさんあります。

あなたの価値を支持してくれるのは誰ですか?

ちなみに、ランニングウォッチを購入するかどうか、
購入するとしたらどれがいいのか・・・まだ迷っています。

でも欲しいなあ。GPS機能は必要ないから、初心者向けのモノを買おうかなあ。

2016年11月18日(金)更新

「ないもの」探しよりも、「あるもの」探し 

ちょうど1年前に千葉から都内に引っ越しをしました。
その時に思い切りモノを処分しました。

それほど好きな言葉ではないのですが、いわゆる断捨離というやつです。
 
身の回りのものが、四分の一程度になってもまったく生活に支障はありません。
むしろもっと少なくてもいいくらいです。

しかし、引っ越してから、次第にモノが増えていくことに懸念を感じます。


そういえば、京都・竜安寺のつくばいには、
「吾唯知足(われ ただ たるを しる)」と刻まれています。

あれもこれもと、際限なく求めるのではなく、自分にとって必要なもの、必要な量を知る。
そして、その必要なもので満足することを知る、という意味だと思います。 



もしかすると、経営も同じではないでしょうか?

「あれがあれば、こういった条件ならば」
無意識に口をつく言葉にはっとする瞬間があります。どれも足りないことへの不満と嘆きです。
 
足りないことへ不満を言って、いくら嘆いても答えは見えてきません。
なぜならば、それは「ないモノねだり」だからです。

「ないもの」はいくら求めても、自分の足元にはやっぱりないのです。
 

「ないもの」を追いかけるよりも、目を向けるべきは目の前の「あるもの」です。

当たり前で普通のものにこそ、実は大きな価値があることに多くの経営者は気が付いていません。
 

ブランディングで大事なのは、目の前の「あるもの」を、
他にないものに磨き上げる創意と工夫です。

例えば、掃除一つでも大きなブランディングのタネになります。
 

目の前にあるブランディングの価値のタネに気が付く人とそうでない人では、
やがて大きな違いが生まれます。

思い込みを捨てて、気持ちをフラットにして自分の周りを見回してください。
 あなたならでは価値のタネはあなたの足元に眠っています。

それを掘り起こしたところが、ブランディングのステップを、
いまよりも一段上に上がれるのだと思います。
 
 
┏┓
┗■【お知らせ】━━━━━━━━━━━━━━━━━
 
「1月度ブランディングセッション」のご案内
 


◆テーマ
「~書店に学ぶ~リアル店舗だからこそできるあたらいいニーズの作り方」
     
●日 時:2017年1月18日(水)13:30~17:00(受付開始 13:10)
●会 場:銀座ブロッサム 7F ミモザ
 
■ゲスト:広瀬一成 氏 株式会社 アサヒ商会 代表取締役
人生をときめかせる文房具専門店「Hi-NOTE」を作った理由
 
文具の卸業と小売業を行っていた家業のアサヒ商会は、ネット通販のシェア拡大や大手との競争により、苦戦を強いられ、迷走を続けていました。社内のモチベーションも著しく低下していたのです。
そのアサヒ商会に2009年6月に入社、同年12月に3代目社長に就任した広瀬社長は、様々な改革に着手し、2010年には小売店部門を「Hi-NOTE」として全面的なリニューアルを行い、新しい展開をスタートさせたのです。
リニューアル後の6年間で、売上高は約175%、来店客数は280%の伸びを示しています。また、2012年には2店舗目の伊勢崎店をオープンさせました。
 
▼お問合せ・お申込み
株式会社クエストリー
http://www.questory.co.jp/tabid/94/Default.aspx 
TEL.03-5148-2508  FAX.03-5148-2705
 

2016年11月16日(水)更新

ブランディングには手間と時間がかかります  

「ブランディングって手間と時間がかかりすぎる」
そんなに風に語る経営者が少なくありません。

これって結局は「楽をして儲けたい」ということの
現れでしかないように感じます。

 
確かに無用なことに労力を費やすのは意味がないことです。

しかし、時間も手間もかけずに、ウチには向いていないと言って、
別な方策探しに奔放する姿を見ると、気の毒になります。
 

ブランディングってやっぱり時間がかかります。
「選ばれる理由」はそんなに簡単に育つものではありません。

すぐに結果を求めたくなる気持ちもわかりますが、
ブランディングは一過性のプロモーションではありません。
 
プロモーションはブランディングの一部に過ぎません。

プロモーションは客数や売上を作るためのプッシュ型の刺激策ですが、
ブランディングは経営のシナリオであり、お客さまを引き寄せるプル型です。
 

売り上げに一喜一憂する経営者ほどお客さまの方を見ていません。
「お客様の方を見て物事を判断する」ことがブランディングの入り口なのに・・・。

ブランディングには愚直さが求められています。
 
 
┏┓
┗■【お知らせ】━━━━━━━━━━━━━━━━━
 
「1月度ブランディングセッション」のご案内


 
◆テーマ
「~書店に学ぶ~リアル店舗だからこそできるあたらいいニーズの作り方」
     
●日 時:2017年1月18日(水)13:30~17:00(受付開始 13:10)
●会 場:銀座ブロッサム 7F ミモザ
 
■ゲスト:広瀬一成 氏 株式会社 アサヒ商会 代表取締役
人生をときめかせる文房具専門店「Hi-NOTE」を作った理由
 
文具の卸業と小売業を行っていた家業のアサヒ商会は、
ネット通販のシェア拡大や大手との競争により、苦戦を強いられ、迷走を続けていました。
社内のモチベーションも著しく低下していたのです。
そのアサヒ商会に2009年6月に入社、同年12月に3代目社長に就任した広瀬社長は、
様々な改革に着手し、2010年には小売店部門を「Hi-NOTE」として全面的なリニューアルを行い、
新しい展開をスタートさせたのです。
リニューアル後の6年間で、売上高は約175%、来店客数は280%の伸びを示しています。
また、2012年には2店舗目の伊勢崎店をオープンさせました。
 
▼お問合せ・お申込み
株式会社クエストリー
http://www.questory.co.jp/tabid/94/Default.aspx 
TEL.03-5148-2508  FAX.03-5148-2705

2016年11月15日(火)更新

一途ということ

一途な人ってすごいと思う。僕のまわりにもそんな人がたくさんいます。

一途というと、クレージーなくらいのめり込んでいるイメージがあるけれども、
僕の周りの一途な人たちは、冷静に状況をみきわめている見極める眼を持っています。

クレージーであることも大事だけれども、
一途というのは瞬間的なことではなく継続性だと思う。

僕が思う一途な人とは、自分の関わることを天職だと考えて、やり続けているような人です。


思えば、建具の職人だった僕の父親がそうだった。

毎日同じ時間に仕事を始め、同じ時間にお茶を飲み、同じ時間に昼食を取り、
同じ時間に仕事を終えて、同じ時間に自分で熱燗をつけ・・・
もうきりがないからこのへんで止めるけれども、いつもそうだった。

子供心に感じたのは、仕事には厳しい人だった。
いつも突き詰めたような顔をして、一人で仕事と向かい合っていた。

一途な人は、いつも同じことをやっているように思うけれども、本当は飽きっぽい。

たぶん、継続していると、いろいろなことが見えてくる、
だからやり方を改善したくなるのだと思う。

誤解を承知で言うのだけれども、
もしかしたらお客様のためよりも自分のためなのかもしれない。


父親が亡くなった後に、父がずっと書いていた日記を読んだ。
その中に社会や政治に対する厳しい意見があった。

そんなことには無関心だと思っていたが、実はそうではなかったことに驚かされた。


いまは一途な人が少なくなっているように思う。
簡単に楽して儲けることが、時代的には賢いのかもしれない。

でも、一途の人がいなくなった世の中はかなり殺伐としているような気がする。

6年前に亡くなった父の写真を見ていると、愚直でも一途な人生がいいなあと思う。
「思うのならばとことんやれよ」、そんな声が聞こえたような気がしました。

2016年11月14日(月)更新

2017年1月度ブランディングセッションは「文具店に学ぶ」  

もう来年の話しなんですが、今日は1月18日(水)に開催する
2017 年最初の「ブランディングセッション」のご案内です。
 
■日時:1月18日(水)13時30分~17時(受付開始13時10分)
■会場:銀座ブロッサム(中央会館)7階 ミモザ

詳しくはこちらをご覧ください
http://www.questory.co.jp/tabid/217/Default.aspx 



先日開催した「11月度ブランディングセッション」は「書店に学ぶ」でしたが、
今回は「文房具店に学ぶ」です。
 
あなたは文房具をどこで買いますか?いや、その前にそもそも文房具を買いますか?

僕も、PCやスマホやタブレットで、メールや文章を書いているのが日常的です。
 クリップやホチキスは会社で購入したものがあるし、
自分の好みにこだわらなければ、文房具って何とかなります。

ということで、文房具を買わなくなった人が多いのではないでしょうか?
 


かつて文房具専門店が町中に何店もあり、そこで買い物をするのが一般的でした。
学校の校門の前には必ず文房具を売っている店がありました。
 
しかし、いまではコンビニエンスストアや大型書店、
雑貨店やホームセンターにも文房具売り場が設けられています。

さらには大手ネット通販のシェアが急速に拡大しています。
 
手軽に文房具が買えるようになったいま、地方の文房具の小売店にとっては厳しい状況が続いています。

その中で、多くのお客さまの支持を得ている文房具専門店が群馬県高崎市にあります。
 
「CHANGE STATIONARY CHANGE LIFE~文房具から人生をときめかせる」コンセプトに 、
2010年に群馬県高崎市にリニューアルオープンした「Hi-NOTE」さんです。


 


「ブランディグセッション」の第1部は、
同店を運営する株式会社アサヒ商会の代表取締役、広瀬一成氏をゲストとしてお迎えし
「人生とときめかせる文房具専門店 Hi-NOTEを作った理由」と題し、ご講演をしていただきます。


 
第2部では広瀬社長を囲んでディスカションを行います。会員同士の情報交換もお楽しみに。

もちろん、セッション終了後は恒例の交流会(17時30分~19時30分)を行います。
ここでの会話は実に濃厚、本音がバンバン出てきますよ。
 
ブランディングクラブ会員以外の方も大歓迎です。ぜひ、ご参加くださいね。


1月度ブランディングセッション

日 時:1月18日(水)13時30分~17時(受付開始13時10分)
会 場:銀座ブロッサム(中央会館)7階 ミモザ
テーマ:リアル店舗だからできる新しいニーズの作り方

申し込みは、
TEL.03-5148-2508 あるいは Mail:info@questory.co.jpまで!
 
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