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2013年08月05日(月)更新

8月26日(月)に銀座で「小さくても光り輝くブランド」セミナーを開催します。

「小さくても光り輝くブランドをプロデュースしている」クエストリーの櫻田です。
 

8月26日(月)に銀座でセミナーを開催します。

しかも、参加料はお一人様3,000円。いつもならば15,000円のセミナーです。
なぜこの価格で開催するかかというと、
一人でも多くの経営者にブランディングに取り組んで欲しいからです。
 



「ブランド」「ミッション」「価値」「ファンづくり」・・・
こういう言葉を聞くと顔をしかめる経営者がいます。

「難しいことをいわなくても、要は売れればいいじゃあないの」
う~ん、でもねえ、売上や利益だけを追い求めているとやがてうまく行かなくなりますよ。
 
しかも、売上や利益が一時的で不安定だとしたらどうなるのでしょうか?

やがて、数字に振り回され、常に売上に一喜一憂し、周りのライバル店の動向が気になり、
あっちにこっちにとふらふらする軸のぶれた経営に陥ります。
 
かつてある経営者が僕に「目明(めあ)き千人、盲(めくら)千人」と言い放ちました。

「世の中はわかる人ばかりじゃないから、少々グレイでも商売はOK」という意味です。
お客様をなめているとしか思えません。その会社は結果的にはつぶれました。
 

消費が成熟化したいま、安直な集客手段や小手先のサービス、
他の成功事例を安易にまねた経営では、お客様の目がどんどん超えたいま、
高い支持を継続的に得ることは難しくなっています。
 
あれほど話題になり騒がれたお店や一時期華やかにご商売していた飲食店が
嘘のように厳しい状況に陥っているのを見るにつけ、
経営の根幹となる基本の軸の大切さを強く実感するのを僕だけではないと思います。

 
多くの店や会社のブランディングの手伝いをする中で感じるのは
「スタッフが熱く燃えて、熱烈なファンがどんどん生まれる!」
そんな経営は不可能なのかということです。
 
「否!」、それは必ず実現できます。
僕らが取り組んできた多くの事例や
セミナーやセッションで講演をしてくれたゲストがそれを証明してくれています。
 

しかし、ブランディングは単なる売上づくりの手段ではありません。
経営者が店や会社のミッション(存在理由、選ばれる理由)を明確にし、
「ブランドになる」ことを決意することから始まります。
 

セミナーの第1部では僕が「ブランドの価値のタネの見つけ方・育て方」を解説します。
ブランドになるためのシナリオを事例ともにわかりやすく説明します。

第2部では3名の飲食関係の女性パネリストがブランディングの現場を熱く語ります。
とくに飲食店のかたは 必聴ものだと思います。詳しくはまたあらためて書きますね。




経営者も社員が疲弊していく不毛な同質化競争から脱皮したい経緯者、
トレンドや時流に安易に振り回されたくない経営者、
ふらふらと動き回る浮き草のような状態から抜け出したと感じている経営者

ぜひ、参加をお待ちしております。
 

お申し込みは弊社のホームページからどうぞ
http://www.questory.co.jp

2013年07月28日(日)更新

思うところがあり「iPad」を購入しました。

「小さくても光り輝くブランドをプロデュースしている」クエストリーの櫻田です。


いつも複数のブランディングプロジェクトが並行して動いているのですが、
このところプロジェクトが重なっています。
 
外出も多く、細々した仕事に手が付かないことが度々。
ブログの更新もできなかったり、メールの返信も遅れ気味です。
これって結構小さなストレスになります。

といっていつもPCを持ち運ぶのもめんどうだしなあ・・・。
 
取引先での打ち合わせのたびに資料をコピーして持って行くのもわずらわしい。
それにプリントアウトしてお渡しするするほどでもない時もあります。

 
先日のメンバーズミーティングでは
「時間の効率を高め、時間を主体的にコントロールしよう」と
メンバーと確認したのですが、気持ちだけではどうにもならないこともあります。

 
そんなこともあり、昨日「iPad」を購入しました。

以前はMacを使っていましたが、ここ10数年はウィンドウズ一辺倒でしたが、
5月に「Macbook Pro」に切り替えたのを機にすっかりMac派に戻りました。

スマホも「iPhon」にしようかと思ったら、
ドコモの契約が2年ごとで、今年の1月に3年目に入ってしまったので
違約金が発生するといわれあきらめました。
ちょっと納得いかなかったけどなあ。

 
昨夜からあれこれといじっていますが、「iPad」やっぱり便利です。

それにしてもPC、タブレット、スマホの連携で仕事の環境が随分と変わりますねえ。
どう連携するかを考えるのも楽しい。

使ってみて仕事に活かせるようなら、メンバー全員が「iPad」を持つようにしようと思います。

2013年07月26日(金)更新

「7月度ブランディングセッション」を開催しました

「小さくても光り輝くブランドをプロデュースする」クエストリーの櫻田です。


ここしばらくスケジュールがいっぱいで、ブログの更新をしませんでした。
と言うことで久しぶりの更新です。

今週の24日(水)はクエストリーブランディングクラブの
「7月度ブランディングセッション」でした。

下記の画像はセッション終了後の交流会の集合写真。
皆さんが持っている似顔絵は
似顔絵画家の村岡ケンイチさん(後列右から3番目)に描いていただいたものです。





今回のセッションのテーマは「小さな会社のソーシャル活動を考える」
ゲスト講師は尊敬する久米信行さん(久米繊維工業株式会社 取締役会長)。

久米さんのお話しはいろいろと考えさせられ、いつも学ぶところがたくさんあります。
今回もソーシャルという言葉を通して、働く楽しさや幸せとは何かを感じました。

「ソーシャル活動、即ブランディング、即マーケティングの秘策がある」
この言葉から始まった久米さんの講演、目から鱗でした。

「中小企業をソーシャル化する7つのステップ」を具体的にご説明していただいたのですが、

キーワードは「社長が動けばみんながついてくる」。

ちなみに7つのステップとは次の通りです。
1、経営理念と合ったソーシャル活動のテーマを選ぼう。
2、そのテーマに合ったNPO法人とキーパーソンをを探そう。
3、社長と社員で達人を訪ねて、まずは活動に参加しよう。
4、活動を手伝いながら、本業で役立てることを探そう。
5、NPOとの協業を、ソーシャルメディアで逐次発信しよう。
6、未来の社長候補は、各自の探求テーマの第一人者に。
7、経営者はブリッジパーソン、新たな価値を創出しよう。

いかがですか、しびれますねえ。




久米さんの講演を聞いていて、思い出したのは日本語の「働く」という言葉。
本来「働」には「傍」を「楽」にするという意味だそうです。

ここでいう「傍」とは誰のことでしょうか。

利益をもたらしてくれるお客様、共に働く仲間と答える方が多いと思います。
視野を広げれば、外注先や仕入れ先も「傍」です。
もちろん、株主も大事な「傍」のひとつですね。

さらに「傍」のひとつに「社会」を加えたらどうなるでしょうか。

商売やビジネスを通じてお客様に喜びを提供する。
その結果として利益が生まれる。

そして同時に、社会がよくなるという「働きの好循環」です。

単にお金儲けだけではなく、世の中がよくなることを願って取り組むのが仕事、
そんなことを感じた「7月度ブランディングセッション」でした。

2013年07月12日(金)更新

​可燃性、不燃性、自燃性

「小さくても光り輝くブランドをプロデュースしている」クエストリーの櫻田です。


週末の金曜日です。今週もいろいろと考えさせられることの多い1週間でした。
 
情報化社会は消費者の選択肢をかつてとは比べようもないほどに増大させました。
いままでと同じようなやり方に安住していては、消費者の支持を得ることが出来ません。
わかっているけれども、変化への一歩を踏み出せない経営者が少なくありません。


稲盛和夫さんの言葉だと記憶しているけど、
経営の変化には「可燃性、不燃性、自燃性」の3つのタイプがあるそうです。


 
「可燃性」の経営とは、周りが変化すれば自分も変わるというタイプです。
しかし、変化した時にはすでに周りはもっと変化しており、
常に後追いの経営になってしまいます。
 
「不燃性」はおわかりだと思います。変わろうとしない経営です。
これは決定的にアウト。変わらないことの方が圧倒的なリスクです。
こういう経営者と話しているとため息が出てしまいます。
 
3つ目が「自燃性」です。自ら進んで変化する経営のことを指します。
自燃性の経営は、はたから見ると常に変化していると映りますが、
本人たちはどうしたらいいのかを考え、行動に移しているだけなのです。

変化そのものが常態なのです。
 

素晴らしい経営をされている経営者にお会いすると、
誰しもが正解を持って経営に取り組んでいるわけではなりません。
自分がいいと思っていることを一つひとつ実行に移しているだけのことです。
 
ただし、非常に謙虚であるという共通点がありますね。
人の意見に耳をきちんと傾けるのです。

その上で、自分の信念に基づいて行動に移しています。
行動の基本軸はお客様の支持以外の何物でもありません。

自ら本気で腹をくくらなければ状況は動き出しません。



 

2013年07月08日(月)更新

3年目に入ったちゃんこ巴潟(東京・両国)の「巴潟新聞」

「小さくても光り輝くブランド」をプロデュースしているクエストリーの櫻田です。


多くの店が販促とは別に店の価値を伝えるための情報発信に取り組んでいます。

弊社のお取引先の「ちゃんこ巴潟」(東京都墨田区)では
3年前から「巴潟新聞」と言う情報紙を発行しています。

ちゃんこ巴潟 http://www.tomoegata.com


表紙


 中面


これは同店の会員向けの発行しているもので、
店内でも来店してくださったお客様にお渡ししています。

先月末に発行したものが第7号では、昨年の引退から1年が経つ浅香山親方(元大関魁皇)と
同店女将の工藤みよ子さんの対談を中心に編集されています。
 

ブログやソーシャルメディアなどを使って
情報を発信している店が多いと思いますが、「巴潟新聞」は印刷媒体です。

ブログやソーシャルメディアは基本的には個人の発信ですが、
印刷媒体のよさは関係者が膝を突き合わせて話し合いが出来ること。

 
同店も毎回掲載する内容をスタッフといっしょになって考えます。
何をテーマにするかであれこれ悩みます。

でもこの悩むプロセスがすごく大事だなあと思います。
自店の価値の棚卸しになるのです。立ち位置を確認することにもつながっています。


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