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「店がブランドになる」ことを支援・プロデュース! コンサルティング会社・社長のジャム・セッション
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2019年01月05日(土)更新
「チコちゃんに叱られる!」を経営に活かす
でも何となく見てしまうのが、
NHKで放送されている「チコちゃんに叱られる!」、
今日も見ました。http://www4.nhk.or.jp/chikochan/
この番組は人気があるらしい、視聴率も常に10%以上だという。
「ボーっと生きてんじゃねーよ!」という決め台詞
結構ツッコミどころで使われています。
僕もこの番組はおもしろいと思う。でも、何が人気の要素なんでしょうね。
チコちゃんという5歳児のキャラクターもユニークだし、
ゲストも話題の人を呼んでいる。
解説VTRの「たぶんこうだったんじゃないか劇場」も笑える。
進行のテンポもメリハリがあるし、NHKらしくないのもいいんだろうね。
これらも人気の要素だと思うけれども、
番組の趣旨は「知っていそうで知らないことを専門的に解明する」です。
実はこの手法は古典的です。
これまでも使われてきたし、いまもよく使われています。
雑学バラエティ番組はほとんどこの流れです。
ずいぶん前だから、知らない人も多いかもしれないけど
日テレで「知ってるつもり?!」という人気番組がありました。
そいういえば、作家で映画監督の伊丹十三さんは
「みんなが知っているけれども、実はよく知らない」ことを
テーマにするのがヒットのポイントとどこかで語っていました。
確かに「お葬式」「マルサの女」「スーパーの女」「ミンボーの女」
「たんぽぽ(ラーメンがテーマ)」など、
どれも楽屋裏を覗き込むようなストーリーでした。
伊丹十三さん、若い時に影響を受けた一人です。
「チコちゃんに叱られる?!」もその系統ですが、
チコちゃんの素朴な疑問に
ハッとさせられるのが人気の秘密だと思うのです。
今日の疑問の一つは「部屋のほこりはなぜ灰色なの?」、
僕も「えっ」と思ってしまいました。
「知っているようでいて実はよく知らない」
これはブランディングにも通じることです。
自社の強みは何かという問いかけに、多くの経営者が首をかしげます。
「他にない強みなどない」という答えも返ってきます。
でも、これまでの経験上強みがない会社はありません。
外部の僕らから見ると、「すごいじゃないですか」ということも
知ってるつもりになっているので響きません。
「会社や業界のことは自分が一番よく知っているから」という顔をされ、
真剣に見つけ出そうとしない場合もあります
自社の常識や当たり前が、実は強みになるかもしれないのに、
「そんなことが強みになるとは思えない」
だから価値になるまで深掘りしようとしません。
もったいないなあ、チコちゃんみたいに、
ボーっとしていませんかと言いたくなります。
「知ってるつもり」という落とし穴にはまっている感じです。
そんな時、若手や社歴の浅い社員さんや力を発揮します。
メンタルブロックや確証バイアスがないから、
チコちゃんのようにハッとする意見を出すことがあります。
変化が予測不能な時代だからこそ、
「知ってるつもり」を捨てて、自社の価値を見つめ直す
「チコちゃんに叱られる!」を見ていて、
あらためてこれが大事だと感じた土曜日です。
┏┓
┗■「1月度ブランディングセッション」━━━━━━━━━━
◆テーマ
地域を味方につける経営
魅力的な地域のコンテンツを見つけて活用する
●日 時:2019年1月16日(水)13:30~17:00(受付開始 13:10)
●会 場:銀座ブロッサム(中央会館)7階 ジャスミン
【ゲスト講師】
久米信行氏 久米繊維工業 取締役相談役
▼お問合せ・お申込みは下記からどうぞ
株式会社クエストリー
http://www.questory.co.jp/tabid/94/Default.aspx
または 03-5148-2508まで
2018年12月21日(金)更新
「地域を味方につける経営」ってなんだろう?
1月16日(水)に銀座ブロッサムで開催します。
今回のテーマは「地域を味方につける経営」です。
「地域を味方につける経営」ってなんでしょうか。
味方とは仲間のこと、方法はさまざまでしょうが、
要は応援してくれる人たちが味方です。
個人も企業も応援してくれる人、つまり味方がたくさんいた方がいい。
もっというと、自分にはメリットがなくても応援を惜しまない人もいます。
ちなみに、味方の反対は、敵ではなく無関心だと思うのです。
「あなたの会社には何の興味も感じない」
これが味方の反対にいる人たちです。
応援を惜しまない人たちと、興味を示さない無関心な人たち、
そのバランスが会社の実力だと思うのです。
ということはですね……「地域を味方につける経営」とは、
「地域から応援してもらえる会社になる」ことです。
地域の人たちに喜ばれる会社を作っていけば、
地域の人たちから大切にしてもらえます。
地域を大事にする会社は、地域から愛されます。
そんなことを尊敬する久米信行さんをゲストにお招きし、
具体論も含めてみんなであれこれと話し合ってみようと思うのです。
お時間のお都合がつくようでしたら、ぜひ!
会員でなくても一般参加も大歓迎です。
┏┓
┗■「1月度ブランディングセミナー」━━━━━━━━━━
◆テーマ
地域を味方につける経営
魅力的な地域のコンテンツを見つけて活用する
●日 時:2019年1月16日(水)13:30~17:00(受付開始 13:10)
●会 場:銀座ブロッサム(中央会館)7階 ジャスミン
【ゲスト講師】
久米信行氏 久米繊維工業 取締役相談役
▼お問合せ・お申込みは下記からどうぞ
株式会社クエストリー
http://www.questory.co.jp/tabid/94/Default.aspx
または 03-5148-2508まで
2018年11月12日(月)更新
ねちっこく続けています「365日おはようメール」
ブランディングクラブを4年半ほど主催しています。
現在20社の会員なので、それほど大きな集まりではありません。
でも、クラブのコンテンツは自画自賛だけどもかなり濃厚だと思う。
そのコンテンツの一つが「365日のおはようメール」。
ブランディングのヒントを毎朝7時にメールで届けるサービスです。
内容は、ほぼ100文字、10秒で読めます。
これまで365日、更新をし続け、今朝の配信で2456号でした。
文字数にすると、約245,600文字、400字詰め原稿で614枚、
我ながら、結構ねちっこく続いているね。
もちろん、毎日書いているわけではなく、
半月ごとにまとめて予約投稿の設定をしています。
今日は1時間半ほどかけて、11月の後半の原稿をまとめました。
なんか書いていて、農業のような感じだなと思ったのです。
毎日、毎日コツコツと畑を耕すような感じかな。
まあ、それでも読んでいます、あれは良かったなどと言われると、
単純なので、これからも継続しようと思うわけです。
2018年10月26日(金)更新
「セグメンテーション」の勧め
たくさんの学びを感じるのですが、その一つは「セグメンテーション」の的確さです。
セグメンテーションとはマーケティングの基本中の基本、
「不特定多数の人々を同じニーズや性質を持つ固まり(セグメント)に分けること」を指します。
マーケティング用語で引いてしまう方もいるかもしれませんが、
簡単にいうと「市場の細分化」がセグメンテーションです。
企業は顧客の要望や期待に対して、商品やサービスを提供し、
満足の結果としてお金をいただいています。いうなれば価値の交換ですね。
しかし、顧客の要望や期待は日々多様化し、細分化しています。
すべてに対応する全方位総合型の取り組みはほぼ不可能、しかもこれは大手の独壇場です。
中小企業が全方位総合型を選ぶと大手とのガチンコ勝負になりますよ。
当然、資本力、人材力に勝る大手が圧倒的に有利であるのはいうまでもありません。
その大手も苦しんでいます。なぜならば幅広い客層を狙った商品やサービスを提供しようとしても、
多様化、個性化するニーズに対応できないからです。
やがて向かうのは普遍的な価値だと思っている「価格」です。
しかし、顧客は価格だけでは満足しません。大手同士の不毛な同質化競争に陥るだけです。
そこでセグメンテーションです。大きな市場も実は小さな市場の組み合わせでできています。
細分化することで、市場の構造や成り立ちが見えてきますよ。
よく使われる分類例は、「地理的変数」「人口動態的変数」「心理的変数」「行動的変数」ですが、
まあ、難しく考えず、とにかく小さく分けてみることです。
顧客の要望や期待は商品購入だけではありません。
購入した商品の使用時、使用後にも市場は存在します。
むしろ、こちらが重要なカテゴリーもあります。
自社の商品やサービスは、どのセグメントのユーザーを最も満足させられるのか。
そして、どこならば競合優位性を持つことができるのか。ここが胆ですね。
冒頭の「まさにブランド!」と感じる企業は、数々の失敗を繰り返し、
自社の独自性が発揮できるセグメントを見つけ出し、競争の優位性を確立しています。
あなたの会社の持っている価値のタネを活かすことができるセグメントが必ずあります。
ぜひ一度セグメンテーションに取り組んでみてくださいね。
何よりも社員さんといっしょにワクワクしながら進めることです。
具体的な取り組みでご相談があれば、ご連絡をください。いっしょに考えてみましょう。
2018年10月16日(火)更新
「進化し続ける」継続の力
でもこの言葉だけでは足りてないことがあるように感じます。
そう思わせてくれたのは、
一昨日と本日訪れたブランディングクラブの会員の取り組みです。
(詳しい内容はクラブ会報に掲載します)
一社は東京都新宿区の「とんかつ伊勢」さんです。
同社はとんかつの専門店ですが、日本酒の会、ワインの会を20年近く開催しています。
ワインの会はこの秋になんと43回目を迎え、一種のコミュニティとなっています。
とんかつ伊勢の役員の岡浩之さん
もう一社は神奈川県川崎市の「陽光学院」さんです。
同社は地域に根ざした学習塾として、生徒さんと親御さんに大きな支持を得ています。
ご家庭に郵送している「陽光通信」の発行は18年間にわたります。
陽光学院の塾長の菅野伸一さん
どちらの継続にも、いまよりも少しでもいいものにしようという「進化」があります。
いうなれば「進化し続ける継続の力」です。
それを後押ししているのは、お客様であり、生徒の親御さんの声です。
受け手の声に無頓着で鈍い企業はマンネリに気が付きません。
「継続しているからいつか成果につながる」と信じてただ繰り返すだけ。
受け手も変化のない内容に飽き、次第に反応を示さなくなります。
やがて「成果が見えないから他のものに変えよう」ということになります。
「進化し続ける継続」……これが成果につながる力の源ですね。
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