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「店がブランドになる」ことを支援・プロデュース! コンサルティング会社・社長のジャム・セッション
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それに対して、「言っていることはわかるけど、実際には難しい」という声をいただきました。
確かに世界観という言葉はなじみがありません。
あまりにも総合的、包括的に感じられるのかもしれません。
人は思っているほど長い目で物事を見れません。
すぐに答え(言い換えれば売り上げや利益)を求められることもあります。
時には契約とは異なる内容の答えを求められることも少なくありません。
まあ、こういう人に限って答えを真剣に受け止めませんが・・・。
2014年06月09日(月)更新
世界観を生み出すキーワードを決める
「小さくても光り輝くブランド」をプロデュースしているクエストリーの櫻田です。
前回、世界観のことを書きました。それに対して、「言っていることはわかるけど、実際には難しい」という声をいただきました。
確かに世界観という言葉はなじみがありません。
あまりにも総合的、包括的に感じられるのかもしれません。
ブランドと同様に、世界観は作るものではなく、生まれるものです。
目標や結果を想定して、それに向かって物事を進めることに慣れている僕たちは、
愚直にやることに取り組みことにとまどいを感じがちです。
目標や結果を想定して、それに向かって物事を進めることに慣れている僕たちは、
愚直にやることに取り組みことにとまどいを感じがちです。
自分を振り返ってもそうかもしれませんが、
人は結果を他に任せることに意外と耐性がありません。
結果は相手任せと言うと消極的に感じてしまいます。
でも、世界観を生み出すために主体的に取り組めることがあります。
いや、積極的に取り組まなければならないことです。
人は結果を他に任せることに意外と耐性がありません。
結果は相手任せと言うと消極的に感じてしまいます。
でも、世界観を生み出すために主体的に取り組めることがあります。
いや、積極的に取り組まなければならないことです。
それは、世界観を生み出すキーワードを決めることです。
このキーワードがデザインやコミュニケーションを規定し、ベースとなります。
デザインやコミュニケーションの広さと深さの中心軸となるのです。
このキーワードがデザインやコミュニケーションを規定し、ベースとなります。
デザインやコミュニケーションの広さと深さの中心軸となるのです。
個人で考えてみるとわかりやすくなります。
同じことを繰り返し語り、行動していると、周囲はその人はそういう感性を持っていると感じます。
それが繰り返されると、その人の「らしさ」になります。
世界観はこの「らしさ」から始まります。
同じことを繰り返し語り、行動していると、周囲はその人はそういう感性を持っていると感じます。
それが繰り返されると、その人の「らしさ」になります。
世界観はこの「らしさ」から始まります。
あなたの「らしさ」を決める考え方と行動のキーワードを決めてください。
かりに「優しさ」「明るさ」「気さく」というキーワードとしましょう。
それから浮かんでくるイメージと実際の行動の整合性が、
その人のらしさになり、積み重なるなることでその人の世界観となります。
かりに「優しさ」「明るさ」「気さく」というキーワードとしましょう。
それから浮かんでくるイメージと実際の行動の整合性が、
その人のらしさになり、積み重なるなることでその人の世界観となります。
個人だけではなく、組織も同様です。
会社や店のらしさを生み出すキーワードを見め、それに沿ってコツコツとぶれずに、
行動を積み重ねることでらしさが生まれ、「ならでは」にたどり着きます。
会社や店のらしさを生み出すキーワードを見め、それに沿ってコツコツとぶれずに、
行動を積み重ねることでらしさが生まれ、「ならでは」にたどり着きます。
キーワードから生まれる「らしさ」はまだ印象や雰囲気の段階です。
どこかに比較を含んでの判断です。
しかし、「ならでは」は独自性であり、他との比較は意味をなしません。
世界観は「ならでは」になった時に強くなります。
どこかに比較を含んでの判断です。
しかし、「ならでは」は独自性であり、他との比較は意味をなしません。
世界観は「ならでは」になった時に強くなります。
ところで、これがファンづくりに大きな影響を与える
世界観を生み出すキーワードはどうしたら決められるのでしょうか。
その源はもちろんミッションです。
キーワードはそれほど多くは必要ありません。経験的には3~5つくらいが適当です。
クエストリー:http://www.questory.co.jp
クエストリー・ブランディングクラブ
http://www.questory.co.jp/tabid/120/Default.aspx
世界観を生み出すキーワードはどうしたら決められるのでしょうか。
その源はもちろんミッションです。
キーワードはそれほど多くは必要ありません。経験的には3~5つくらいが適当です。
クエストリー:http://www.questory.co.jp
クエストリー・ブランディングクラブ
http://www.questory.co.jp/tabid/120/Default.aspx
2014年06月06日(金)更新
世界観とは何でしょうか?
「小さくても光り輝くブランド」をプロデュースしているクエストリーの櫻田です。
先日「上顧客とファンの違い」を、昨日は「大坊珈琲店の世界観」をブログで書きました。
今日は「世界観」の話しです。
結論から述べますと、小さな会社や店のファンは世界観から生まれると思っています。
ところで「世界観」って何でしょうかね。ファンと同様に極めて曖昧。
雰囲気とかイメージと同じような意味合いで使われているように感じます。
しかし、世界観の意味するところはもう少し深いところにあります。
世界観とは読んで字のごとく世界の「観」方です。人はそれぞれ異なる感性を持っています。
「この世の中がどんな風に感じられるのか」………
当然のことですが、それは一人ひとり違います。
それぞれの世界についての「感じ方」が世界観です。
世界の見方は選択や判断の基準に現れます。
そしてこれらの目に見えない要素が目に見える要素を決めていきます。
喋り方や仕草、持ち物や使い方、趣味や関心事………
ここから「○○○らしい」「○○○ならでは」が生まれてきます。
個人だけではなく、もちろん会社や店にも世界観はあります。
その多くは経営者のものの見方や代々伝わる考え方がバックボーンになっています。
見方や考え方を明文化したミッションや経営理念は世界観の相当大きな要素ですね。
ブランディングはミッションを軸として、経営のさまざまな要素を、
統一性を維持しながら細部にまで落とし込んでいく取り組みです。
一貫性を持った取り組みから、会社や店ならではの独特の雰囲気、
つまり世界観が醸し出されます。
「大坊珈琲店」に初めて入ったときに感じたのは、
「すごく自分に合っている」という感覚でした。
どれがということではないのです。
言語にならない部分や見えないところの集合体の印象が居心地のよさを形づくっていたのです。
カウンターの上の棚には、早川書店のポケットミステリーや
池波正太郎や司馬遼太郎の小説が並んでいました。
これがコミック本(コミックがダメということではありませんよ)では、
「大坊珈琲店」世界観は異なります。
言語にならない部分や見えないところの集合体を主体的にコントロールすることを
ブランディングでは「デザイン」と表現します。
デザインはビジュアルに限定した狭義の意味ではありません。
言葉や音、香りや肌感覚など五感全体を通じて感じるもの全体を
コントロールすることがブランドのデザインです。
言い方を変えれば、顧客接点全体を「統一感を持って継続的にコントロールする」ことが
ブランディングデザインです。
もちろん、デザインはミッションとリンクしています。
ブランドの世界観は「ミッション」と「デザイン」の
組み合わせから生まれると言っても過言ではありません。
「大坊珈琲店」はそれが見事に結実していたのです。
商品やサービス、接客やおもてなし、立地や店舗………
これらはファンを生み出す要素の一部です。
全体に関わるデザインから生まれる世界観が人を惹き付けるのです。
「神は細部に宿る」の言葉通り、細部のこだわりと全体の調和が世界観を生み出します。
それを体感していただくことによりファンが生まれてくるのです。
まさに「大坊珈琲店」の僕のように………。
クエストリー:http://www.questory.co.jp
クエストリー・ブランディングクラブ
http://www.questory.co.jp/tabid/120/Default.aspx
先日「上顧客とファンの違い」を、昨日は「大坊珈琲店の世界観」をブログで書きました。
今日は「世界観」の話しです。
結論から述べますと、小さな会社や店のファンは世界観から生まれると思っています。
ところで「世界観」って何でしょうかね。ファンと同様に極めて曖昧。
雰囲気とかイメージと同じような意味合いで使われているように感じます。
しかし、世界観の意味するところはもう少し深いところにあります。
世界観とは読んで字のごとく世界の「観」方です。人はそれぞれ異なる感性を持っています。
「この世の中がどんな風に感じられるのか」………
当然のことですが、それは一人ひとり違います。
それぞれの世界についての「感じ方」が世界観です。
世界の見方は選択や判断の基準に現れます。
そしてこれらの目に見えない要素が目に見える要素を決めていきます。
喋り方や仕草、持ち物や使い方、趣味や関心事………
ここから「○○○らしい」「○○○ならでは」が生まれてきます。
個人だけではなく、もちろん会社や店にも世界観はあります。
その多くは経営者のものの見方や代々伝わる考え方がバックボーンになっています。
見方や考え方を明文化したミッションや経営理念は世界観の相当大きな要素ですね。
ブランディングはミッションを軸として、経営のさまざまな要素を、
統一性を維持しながら細部にまで落とし込んでいく取り組みです。
一貫性を持った取り組みから、会社や店ならではの独特の雰囲気、
つまり世界観が醸し出されます。
「大坊珈琲店」に初めて入ったときに感じたのは、
「すごく自分に合っている」という感覚でした。
どれがということではないのです。
言語にならない部分や見えないところの集合体の印象が居心地のよさを形づくっていたのです。
カウンターの上の棚には、早川書店のポケットミステリーや
池波正太郎や司馬遼太郎の小説が並んでいました。
これがコミック本(コミックがダメということではありませんよ)では、
「大坊珈琲店」世界観は異なります。
言語にならない部分や見えないところの集合体を主体的にコントロールすることを
ブランディングでは「デザイン」と表現します。
デザインはビジュアルに限定した狭義の意味ではありません。
言葉や音、香りや肌感覚など五感全体を通じて感じるもの全体を
コントロールすることがブランドのデザインです。
言い方を変えれば、顧客接点全体を「統一感を持って継続的にコントロールする」ことが
ブランディングデザインです。
もちろん、デザインはミッションとリンクしています。
ブランドの世界観は「ミッション」と「デザイン」の
組み合わせから生まれると言っても過言ではありません。
「大坊珈琲店」はそれが見事に結実していたのです。
商品やサービス、接客やおもてなし、立地や店舗………
これらはファンを生み出す要素の一部です。
全体に関わるデザインから生まれる世界観が人を惹き付けるのです。
「神は細部に宿る」の言葉通り、細部のこだわりと全体の調和が世界観を生み出します。
それを体感していただくことによりファンが生まれてくるのです。
まさに「大坊珈琲店」の僕のように………。
クエストリー:http://www.questory.co.jp
クエストリー・ブランディングクラブ
http://www.questory.co.jp/tabid/120/Default.aspx
2014年06月05日(木)更新
「大坊珈琲店」の世界観
「小さくても光り輝くブランド」をプロデュースしているクエストリーの櫻田です。
昨年暮れに東京・青山の「大坊珈琲店」が、ビルの建て直しで38年の歴史を閉じました。
このお店は20年近く通ったお店です。
残念なことに閉店を知ったのは今年に入ってからでした。
もう一度行きたかったと悔やんだのですが、それも後の祭りです。
実はこの8年間ほどはある事情によって
珈琲が飲めないわけではないのですが、少々苦手になりました。
しかし、青山に行ったときは、時間が許す限り「大坊珈琲店」に立ち寄りました。
なぜ珈琲が苦手になってもなぜ足を運ぶのか………?
それは僕が「大坊珈琲店」の大ファンだからです。
思いつくままに僕が「大坊珈琲店」で気に入っていたことを挙げてみますね。
それを考えることが、ファンづくりのヒントになると思います。
店内には店主の大坊さん自らが、手回しの焙煎機でローストした
珈琲のいい香りが漂っていました。
濃さを番号でオーダーをする深入りの珈琲がおいしいこと。
口数が少ないオーナーが珈琲を淹れる様子の素晴らしいこと。
カウンターに座ると、その様子を見ることが出来ました。
珈琲カップも上質感がありました。ミルクコーヒーは抹茶茶碗でした。
チーズケーキもおいしかったなあ。
木肌のはっきりとした木製のカウンターやテーブルや椅子の味わいも好きでした。
カウンターは経年変化で手前側に反っていました。
店内にはいつも使い込まれた清潔感が漂っていました。
小さな音量でジャズが流れているのも気に入っていました。
入り口近くに架けられていた女性を描いた油絵もよかったなあ。
カウンターの上に早川のポケットミステリーが並んでいたのもたまりません。
馴れ馴れしくもなく、よそよそしくもないスタッフと客との適度な距離感も心地よかったですね。
ああ、それから客層も良かったですね。
大声で喋ったり、バカ笑いするような人も少なく、
狭い店でしたので、上手に譲り合って座っていました。
作家(村上春樹さんもその一人です)や映画や音楽の関係者も通ったと言います。
閉店が決まり、私家版の「大坊珈琲店」という書籍が限定1,000部で発売になりましたが、
寄稿しているのはそうそうたるメンバーです。
他にもたくさんありますが、こうやって挙げていくと、一つだけではなく、
それらが組合わさった「大坊珈琲店」の全体が気に入っていたのがわかります。
雰囲気と言う軽い言葉ではなく「大坊珈琲店」の世界観に強く惹かれたのです。
「世界観」………これがファンを生み出す源です。
次回は「世界観とは何か?」を考えてみたいと思います。
ぜひご参加ください。お申し込みは下記のサイトから
クエストリー:http://www.questory.co.jp
クエストリー・ブランディングクラブ
http://www.questory.co.jp/tabid/120/Default.aspx
昨年暮れに東京・青山の「大坊珈琲店」が、ビルの建て直しで38年の歴史を閉じました。
このお店は20年近く通ったお店です。
残念なことに閉店を知ったのは今年に入ってからでした。
もう一度行きたかったと悔やんだのですが、それも後の祭りです。
実はこの8年間ほどはある事情によって
珈琲が飲めないわけではないのですが、少々苦手になりました。
しかし、青山に行ったときは、時間が許す限り「大坊珈琲店」に立ち寄りました。
なぜ珈琲が苦手になってもなぜ足を運ぶのか………?
それは僕が「大坊珈琲店」の大ファンだからです。
思いつくままに僕が「大坊珈琲店」で気に入っていたことを挙げてみますね。
それを考えることが、ファンづくりのヒントになると思います。
店内には店主の大坊さん自らが、手回しの焙煎機でローストした
珈琲のいい香りが漂っていました。
濃さを番号でオーダーをする深入りの珈琲がおいしいこと。
口数が少ないオーナーが珈琲を淹れる様子の素晴らしいこと。
カウンターに座ると、その様子を見ることが出来ました。
珈琲カップも上質感がありました。ミルクコーヒーは抹茶茶碗でした。
チーズケーキもおいしかったなあ。
木肌のはっきりとした木製のカウンターやテーブルや椅子の味わいも好きでした。
カウンターは経年変化で手前側に反っていました。
店内にはいつも使い込まれた清潔感が漂っていました。
小さな音量でジャズが流れているのも気に入っていました。
入り口近くに架けられていた女性を描いた油絵もよかったなあ。
カウンターの上に早川のポケットミステリーが並んでいたのもたまりません。
馴れ馴れしくもなく、よそよそしくもないスタッフと客との適度な距離感も心地よかったですね。
ああ、それから客層も良かったですね。
大声で喋ったり、バカ笑いするような人も少なく、
狭い店でしたので、上手に譲り合って座っていました。
作家(村上春樹さんもその一人です)や映画や音楽の関係者も通ったと言います。
閉店が決まり、私家版の「大坊珈琲店」という書籍が限定1,000部で発売になりましたが、
寄稿しているのはそうそうたるメンバーです。
他にもたくさんありますが、こうやって挙げていくと、一つだけではなく、
それらが組合わさった「大坊珈琲店」の全体が気に入っていたのがわかります。
雰囲気と言う軽い言葉ではなく「大坊珈琲店」の世界観に強く惹かれたのです。
「世界観」………これがファンを生み出す源です。
次回は「世界観とは何か?」を考えてみたいと思います。
ぜひご参加ください。お申し込みは下記のサイトから
クエストリー:http://www.questory.co.jp
クエストリー・ブランディングクラブ
http://www.questory.co.jp/tabid/120/Default.aspx
2014年06月02日(月)更新
ファンと上顧客の違いとは?
「小さくても光り輝くブランド」をプロデュースしているクエストリーの櫻田です。
今日から6月です。月日の経つのは本当に早いですね。
すでに情報をリリースしていますが、6月24日(火)に
「小さくても光り輝くブランドセミナー」を東京・銀座で開催します。
テーマは「ファンづくりの10の原則」です。
ということで、少しずつ「ファン」についてブログに書いていこうと思います。
僕たちは普段に何気に「ファン」という言葉を使っています。
「○○○のファンです」「ファンだから応援する」「ファンが大集合」……
でも、このファンって、実はわかるような、わからないような曖昧な言葉ですね。
ウィキペディアでは「特定の対象に対する応援者、愛好者のこと。
狂信者を意味するファナティスト(fanatist)の略」と解説されています。
まあ、「熱心な支持者や愛好者」というのが一般的な理解だと思います。
ビジネスや商売で考えるとどうなるのでしょうか。
あなたの会社や店のことを「好きで好きでたまらない存在」がファンではないでしょうか。
好きを超えて、愛情やあこがれを感じていると言っても過言ではありません。
それとファンにはサポーターの意味も含まれています。
大げさに感じるかもしれませんが、何らかの形で経営に参画をしたいと感じているのがファンです。
5月に岩手の握手会でメンバーらが襲われた事件を受け、
AKB48のファンもイベントの警備強化に協力する意向を示していることが昨日報道されました。
ファンで結成する応援グループが今後、握手会場などで、
ファンに警戒を呼びかけるプラカードを持ち、安全な運営を呼び掛ける運動を始めるというのです。
やっぱりファンは強力なサポーターなんですねえ。
個人的なサポーターではなく、
ファンは「AKB48」ように一方向性ではなく、双方向性を持っています。
互いに交流し合い、ファン同士が仲間意識で結ばれ、
主体である存在も巻き込んで一種のコミュニティを形成します。
ところで、ファンに似た言葉に「上顧客」があります。
しかし、その意味するところはファンとはちょっと異なります。
上顧客は必ずしも、あなたの会社や店を「好きで好きでたまらない」わけではありません。
利便性や効率性から利用する上顧客もいます(むしろこの方が多いのかもしれません)。
また上顧客はあなたの会社や店の経営に何らかの形で参加しようとは思いません。
クレームも経営参加と言えばそうかもしれませんが……。
さらに、上顧客は会社や店側から一方的に購入の頻度と金額を基準としてグルーピングされます。
あなたの会社や店のサポーターの役割を積極的に果たすわけではありません。
お互いに知り合いならば別ですが、上顧客同士が積極的に交流することはありません。
もちろん、仲間意識で結ばれたコミュニティを主体的に作ろうとは思いません。
クエストリー:http://www.questory.co.jp
クエストリー・ブランディングクラブ
http://www.questory.co.jp/tabid/120/Default.aspx
今日から6月です。月日の経つのは本当に早いですね。
すでに情報をリリースしていますが、6月24日(火)に
「小さくても光り輝くブランドセミナー」を東京・銀座で開催します。
テーマは「ファンづくりの10の原則」です。
ということで、少しずつ「ファン」についてブログに書いていこうと思います。
僕たちは普段に何気に「ファン」という言葉を使っています。
「○○○のファンです」「ファンだから応援する」「ファンが大集合」……
でも、このファンって、実はわかるような、わからないような曖昧な言葉ですね。
ウィキペディアでは「特定の対象に対する応援者、愛好者のこと。
狂信者を意味するファナティスト(fanatist)の略」と解説されています。
まあ、「熱心な支持者や愛好者」というのが一般的な理解だと思います。
ビジネスや商売で考えるとどうなるのでしょうか。
あなたの会社や店のことを「好きで好きでたまらない存在」がファンではないでしょうか。
好きを超えて、愛情やあこがれを感じていると言っても過言ではありません。
それとファンにはサポーターの意味も含まれています。
大げさに感じるかもしれませんが、何らかの形で経営に参画をしたいと感じているのがファンです。
5月に岩手の握手会でメンバーらが襲われた事件を受け、
AKB48のファンもイベントの警備強化に協力する意向を示していることが昨日報道されました。
ファンで結成する応援グループが今後、握手会場などで、
ファンに警戒を呼びかけるプラカードを持ち、安全な運営を呼び掛ける運動を始めるというのです。
やっぱりファンは強力なサポーターなんですねえ。
個人的なサポーターではなく、
ファンは「AKB48」ように一方向性ではなく、双方向性を持っています。
互いに交流し合い、ファン同士が仲間意識で結ばれ、
主体である存在も巻き込んで一種のコミュニティを形成します。
ところで、ファンに似た言葉に「上顧客」があります。
しかし、その意味するところはファンとはちょっと異なります。
上顧客は必ずしも、あなたの会社や店を「好きで好きでたまらない」わけではありません。
利便性や効率性から利用する上顧客もいます(むしろこの方が多いのかもしれません)。
また上顧客はあなたの会社や店の経営に何らかの形で参加しようとは思いません。
クレームも経営参加と言えばそうかもしれませんが……。
さらに、上顧客は会社や店側から一方的に購入の頻度と金額を基準としてグルーピングされます。
あなたの会社や店のサポーターの役割を積極的に果たすわけではありません。
お互いに知り合いならば別ですが、上顧客同士が積極的に交流することはありません。
もちろん、仲間意識で結ばれたコミュニティを主体的に作ろうとは思いません。
クエストリー:http://www.questory.co.jp
クエストリー・ブランディングクラブ
http://www.questory.co.jp/tabid/120/Default.aspx
2014年05月28日(水)更新
原稿を書くことへの恐れ、そして誠実さ
「小さくても光り輝くブランド」をプロデュースしているクエストリーの櫻田です。
以前はそれほど感じなかったのですが、最近思うのは
原稿を書くということは責任があるということ。
責任は誰のためかと言うと、読者と出版社(あるいは主催者)です。
と言うと、どこか偉そうで上から目線のように感じるかもしれません。
以前はそれほど感じなかったのですが、最近思うのは
原稿を書くということは責任があるということ。
責任は誰のためかと言うと、読者と出版社(あるいは主催者)です。
と言うと、どこか偉そうで上から目線のように感じるかもしれません。
個人的に書物で救われた経験が何度もあります。
芳しくなかった出張の帰りに書店で購入した一冊の本、
自分の不甲斐なさに情けなくてページを開いた本、
何気無く買ったのに強い影響を受けた一冊・・・本から学んだことは数え切れません。
芳しくなかった出張の帰りに書店で購入した一冊の本、
自分の不甲斐なさに情けなくてページを開いた本、
何気無く買ったのに強い影響を受けた一冊・・・本から学んだことは数え切れません。
30代に、お取引先から「コンサルタントは聖職の一つ」とやや批判的に言われたことがあります。
自分のことを指してではなかったのですが、身が引き締まると同時に、
なんとも言い難い戸惑いも感じたのも事実です。
自分のことを指してではなかったのですが、身が引き締まると同時に、
なんとも言い難い戸惑いも感じたのも事実です。
聖職とは当惑する言葉ですが、少なくても誠実であろうとは思います。
もちろん、実務の中ではさまざまな予想もしないようなこともあります。
数字成果だけを求められる場面もあります。魔法の杖?のようなことも要求されます。
もちろん、実務の中ではさまざまな予想もしないようなこともあります。
数字成果だけを求められる場面もあります。魔法の杖?のようなことも要求されます。
人は思っているほど長い目で物事を見れません。
すぐに答え(言い換えれば売り上げや利益)を求められることもあります。
時には契約とは異なる内容の答えを求められることも少なくありません。
まあ、こういう人に限って答えを真剣に受け止めませんが・・・。
個人的なブログなどは別として、仕事を通じて原稿を書くことが度々あります。
しかも、直接、間接は別として原稿を書くことによってお金をいただいています。
しかも、直接、間接は別として原稿を書くことによってお金をいただいています。
お金をいただくからではなく、
自分自身が本や記事から大きな影響や救いを得た経験があるからこそ、
原稿に対しては、いつも恐れを持ち、内容に誠実であろうと思います。
可能な限り推敲を重ね、その時のベストを尽くそうと決めています。
自分自身が本や記事から大きな影響や救いを得た経験があるからこそ、
原稿に対しては、いつも恐れを持ち、内容に誠実であろうと思います。
可能な限り推敲を重ね、その時のベストを尽くそうと決めています。
もちろん、読み手が受け止める感覚はさまざまです。
書き手には読み手の参考になるかどうかはわかりません。
でも与えられたテーマについて、少しでも解決や答えになればという思いを、
常に忘れてはならないと肝に命じています。
書き手には読み手の参考になるかどうかはわかりません。
でも与えられたテーマについて、少しでも解決や答えになればという思いを、
常に忘れてはならないと肝に命じています。
まあ、「へえ、この程度で」と言われたら返す言葉はありませんが・・・。
でも、原稿を書くことについては、これからも常に恐れと誠実さを忘れずにいようと思います。
原稿を書くには、やはりこれが必要です。
6月24日(火)、東京・銀座で
「小さくても光り輝くブランド」セミナーを開催します。
クエストリー:http://www.questory.co.jp
クエストリー・ブランディングクラブ
http://www.questory.co.jp/tabid/120/Default.aspx
でも、原稿を書くことについては、これからも常に恐れと誠実さを忘れずにいようと思います。
原稿を書くには、やはりこれが必要です。
6月24日(火)、東京・銀座で
「小さくても光り輝くブランド」セミナーを開催します。
クエストリー:http://www.questory.co.jp
クエストリー・ブランディングクラブ
http://www.questory.co.jp/tabid/120/Default.aspx
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