大きくする 標準 小さくする

2015年10月14日(水)更新

生活の課題を解決し、人を幸せにする専門家集団

「小さくて光り輝くブランドをプロデュースしている」クエストリーの櫻田です。
 

「商品をおけば売れる時代の体質から抜け切っていない」

これはイトーヨーカ堂の2割閉鎖に踏み切った
セブン&アイ・ホールディングスの鈴木敏文会長の言葉です。
 
この言葉を借りるならばまさに敵は心中にありですね。


中小企業や小さな店が生き残るには、
大量販売、価格訴求という土俵は最も避けなければなりません。
 
同質化競争で一喜一憂するよりも、別な土俵に軸足を移し、
買い手の立場に立って、どうしたら喜んでもらえるのかという
シンプルな問いに対する答えを出さなければなりません。
 

その答えは、安さや量のスピードの同質化競争ではなく、
「人を幸せにする」という価値を軸にしたものです。
 
しかも、それは部分的な手法や一時的な対応のレベルではなく、
経営の軸(=ミッション)そのものを定めることが求められています。
 
あらためてミッションを構成する
ポリシーやコンセプトやカルチャーの重要性を感じます。

ミッションによって、物事の判断基準が明確になり、
やることとやらないことがはっきりとしてくるのです。
 

「ミッションって何だかめんどうだし、本当に必要なの?」
いやいや中小企業や小さな店は、ミッションなくして生き残るのは困難な時代ですよ。
 
絞り込むことに不安を覚える経営者が少なくありませんが、
不思議なことに、とんがればとんがるほど、支持が高まってきます。

集中化することで、無駄はコストを使う必要がありません。
限られた経営資源を一点に集中化することが強さを生んでいきます。
 

とくに人的な資源をプロフェッショナル化することです。

「生活の課題を解決し、人を幸せにする専門家集団」が、
いま新しいビジネスモデルになるのを感じます。
 
 

11月度ブランディングセッション
「危機を乗り切るために経営者がすべきこと」
◆日時:11月18日(水) 13時30分~17時
◆会場:銀座ブロッサム(中央会館)7Fジャスミン
 

 
クエストリー:http://www.questory.co.jp