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2016年06月20日(月)更新

毎日86,400円振り込んでくれる銀行の話

「中小企業のブランドをプロデュースしている」クエストリーの櫻田です。


先日、お取引先に行った時のことです。

お取引先の社長さんとスタッフのが
ある企業の店舗視察を兼ねたセミナーに行ってこられたと言う話になりました。

その視察先は僕も気になっていたところで、詳しくお話を聞貸せていただき、
ますます興味がわいてきました。


それはそれとして、その視察先の社長さんから、
「これ参考になりますよ」といただいたのがタイトルの資料です。

ネットで検索してみると、結構知られている話らしいのですが、
僕は初めて目にしました。


出所はどうであれ、本当にいい内容なので、
早速コピーをいただいてきて、翌日、社員にも配布しました。

画像を貼付けますけれども、読めなければネットで検索してみてください。
いろいろな人がブログなどに書いていますよ。



┏┓
┗■【お知らせ】━━━━━━━━━━━━━━━━━
 
「7月度ブランディングセッション」のご案内
 


◆テーマ
 「つなぎ手としての立ち位置の作り方~応援したくなる関係づくり~」
     
●日 時:2016年7月7日(木)13:30~17:00(受付開始 13:10)
●会 場:銀座ブロッサム 7F ミモザ
 
■ゲスト:高橋万太郎 様 株式会社 伝統デザイン工房 代表取締役
 
今回のセッションでは、造り手(生産者)と使い手(消費者)との距離を 縮め、
関わる人々を幸せにする「つなぎ手」としての立ち位置の作り方を学びます。

特別ゲストには、「つなぎ手」の役割を明確にすることで、
お客様・取引先との信頼関係を築き、新しい市場を切り拓いている
「職人醤油」の高橋万太郎氏をお招きします。
 

▼お問合せ・お申込み
株式会社クエストリー/中野友里惠
http://www.questory.co.jp/tabid/94/Default.aspx 
または 03-5148-2508
 

2016年06月15日(水)更新

なぜ傘の柄の向きを揃えるのか?  

「中小企業のブランドをプロデュースしている」クエストリーの櫻田です。


梅雨時に欠かせないものといえば、傘です。

その傘のことなのですが、半年ほど前に、
年輪経営で知られる伊那食品工業さんのことをネットで見ている時に、はっとしたのです。
 
同社は「働く場を快適な環境にすれば、社員は幸せを感じるはずだ」と、
本社周辺の約3万坪の土地に「かんてんぱぱガーデン」と名付けた緑地公園を整備しました。

ここは一般にも無料開放し、年間30万人が訪れるそうです。
 

ネットではっとしたのは、
「雨の日にガーデン内を移動するための貸し傘の柄は気付いた社員が揃える」という一文でした。
 
クエストリーはビルの6階に会社があるのですが、
「エレベーターを降りた時には、下で待っている人のために必ず1階のボタンを押す」と
いうのがメンバー同士のルールになっています。
 

「かんてんぱぱガーデン」の傘の柄を揃えるのもこれと同じだと思ったのです。

すぐに会社の傘立てを見に行くと、傘の柄はあっちこっちを向いています。
翌日の朝のミーティングでウチの会社も傘の柄の向きを揃えようと話しました。
 


メンバーはすぐに実行に移してくれました。

思うのは、傘の柄の向きが揃っているだけで気持ちがいいということ、
それと柄が揃っているだけで不思議と傘立てから取り出しやすいのです。
 
まだまだできていないことがたくさんある会社ですが、
一つひとつ、いい習慣を作っていきたいと思います。
 
 

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「7月度ブランディングセッション」のご案内
 
◆テーマ
 「つなぎ手としての立ち位置の作り方~応援したくなる関係づくり~」
     
●日 時:2016年7月7日(木)13:30~17:00(受付開始 13:10)
●会 場:銀座ブロッサム 7F ミモザ
 
■ゲスト:高橋万太郎 様 株式会社 伝統デザイン工房 代表取締役
 
今回のセッションでは、造り手(生産者)と使い手(消費者)との距離を 縮め、関わる人々を幸せにする「つなぎ手」としての立ち位置の作り方を学びます。特別ゲストには、「つなぎ手」の役割を明確にすることで、お客様・取引先との信頼関係を築き、新しい市場を切り拓いている「職人醤油」の高橋万太郎氏をお招きします。
 
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または 03-5148-2508
 

2016年06月13日(月)更新

相手の気持ちを察知する力

「中小企業のブランドをプロディースしている」クエストリーの櫻田です。


とてもうれしいことなのですが、ここ数年、会社のメンバーや知り合い、お取り引き先で
お子さんが生まれることが多いのです。

先日もお取り引き先の方にお子さんが生まれたので
お祝いの子供服を買いに代官山にいきました。

どういうわけか、子供服は代官山のあるお店で買うことに決めています。


その時に必ずと言っていいほど立ち寄るのが代官山の蔦屋書店です。



この日も1時間ほど店内をぶらぶらと本を立ち読みしながら過ごしました。
本好きにとっては至福のひと時です。

欲しい本はたくさんあるのですが、この日は2冊の単行本を購入。

自分が読みたいということもあるのですが、
社員に読んで欲しいということでデザイン関係の本でした。



レジで精算を済ませていると、蔦屋書店のイベントの案内チラシが目に留まりました。
帰りがけにもらおうと思っていると、レジの女性が「いっしょに入れておきますね」の一言。

サービスの本質を「痒い所に手が届くよりも、痒くなる前に手が届く」と語ったのは
「電化のやまぐち」の山口社長ですが、まさに蔦屋書店の女性の方もそうでした。


接客技術云々の前に、接客業に必要なのは「相手の気持ちを察知する力」です。
「相手がどうして欲しいのか、そこから仕事が始まります」。

実はこれはクエストリーの行動指針である
「クエストリーが大事にする10の力」の最初に書かれている言葉です。

自分への戒めも含めて、あらためて大事なことだと思いました。


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「7月度ブランディングセッション」のご案内


◆テーマ
 「つなぎ手としての立ち位置の作り方~応援したくなる関係づくり~」
     
●日 時:2016年7月7日(木)13:30~17:00(受付開始 13:10)
●会 場:銀座ブロッサム 7F ミモザ
 
■ゲスト:高橋万太郎 様 株式会社 伝統デザイン工房 代表取締役
 
今回のセッションでは、造り手(生産者)と使い手(消費者)との距離を 縮め、
関わる人々を幸せにする「つなぎ手」としての立ち位置の作り方を学びます。

特別ゲストには、「つなぎ手」の役割を明確にすることで、
お客様・取引先との信頼関係を築き、新しい市場を切り拓いている
「職人醤油」の高橋万太郎氏をお招きします。
 
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2016年06月02日(木)更新

経営者はなぜ手動ドアにこだわったのか?  

「中小企業のブランドをプロデュースしている」クエストリーの櫻田です。


いまから17~8年ほど前のこと、
富山のある宝石・時計・メガネの専門店の店舗リニューアルの仕事をしました。

当時はブランディングという発想はそれほどなく、単に店舗の改装でした。
 

しかし、コンセプトの立案には時間をかけました。
そして、コンセプトに基づき、具体的な内装の打ち合わせをしている時のことでした。
 

入り口は自動ドアというところで、打ち合わせが中断しました。

その店の経営者はこう語ったのです。
「自動ドアは絶対にダメです。入り口は手動にしてください」

 
設計士も僕もそれほど深く考えずに、施主の要望ならばとその意見に従いました。

このところご無沙汰をしておりますが、
お店を訪問するたびにそのことを思い出します。
 

ある程度は経営者の想いはわかっていたのですが、
つい最近、ある本を読み、「ああ、そうだったのか」と明確に理解することが出来ました。
 
そんなこともわからなかったのかと思うかもしれませんが、
本当に深い意味で理解するには時間がかかったのです。

単なる自動か手動かの問題ではありません。
 

本に書かれていたのは、ホンダカーズ中央神奈川の会長さんの相澤賢二さんの言葉です。

実はドアのことは一度講演でもお聞きしたことがあるのですが、その時はピンときませんでした。


本に書かれていたのはこんな言葉です
 
社員がドアを開けて差し上げると、
ほとんどのお客さまが「ありがとう」と言ってくださいます。

お金をかけて作った自動ドアに向かって
「ありがとう」と言うお客さまは過去に一人もいませんでした。

こちらの感謝がちゃんとお客さまに伝わるんですね

 
 
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 「つなぎ手としての立ち位置の作り方~応援したくなる関係づくり~」
     
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お客様・取引先との信頼関係を築き、新しい市場を切り拓いている
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2016年05月26日(木)更新

歯医者さんの予約システムから考えたこと  

「中小企業のブランドをプロデュースしている」クエストリーの櫻田です。
 

「数日前から右下の歯が痛かった」というよりも歯茎が腫れたのです。

疲れがたまると、免疫力が落ちて時々こうなります。
歯痛だけではなく、出張の疲れのせいか、風邪気味です。
 

会社の向かいに行きつけ(この言い方もちょっと変かな)の歯医者さんがあるので、
出社するとすぐに連絡を入れて診てもらいました。
治療を終えると、精算と次の予約を入れました。
 


さて、これからが本題なのですが、
「次の予約を入れる」ビジネスって何があるだろうと思ったのです。

実はありそうでいて意外とないのです。
 
来店客が読めるということは、商売にとって大きなメリットです。
しかも、お客さま自らが来店したいと告げる仕組みを作り上げたらすごいと思うのです。
 

出張が多いと、利用時に次回のホテルや交通機関の予約をすることがありますが、
必ずしもいつもとは限りません。
 
ある美容サロンでは、お客さまのヘアスタイルの
賞味期限切れを連絡するというのを聞いたことがありますが、
予約ビジネスとはちょっと違うかも・・・。
 

もちろん、体験したことに感動して、再利用を予約するというのが理想だと思うけれども、
物を販売するビジネスでは、なかなかハードルが高いことです。
 
ひとつのヒントは購入した商品やサービスのメンテナンスやサポートだと思います。
わざわざ再来店することで、他に入れたモノやコトがさらに充実することがポイントです。
 

それを実現するのは、昨日の歯医者の先生のような専門的な技術を持ったスペシャリストの存在です。
来週、もう一度症状を見せにきてくださいって言われたら、嫌とは言えません。
 
使い方やアフターフォローのアドバイスを専門家から受けるためにお客さまが自ら来店する
視点を変えることで、新しい来店の仕組みづくりが考えられそうです。
 
 
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 「つなぎ手としての立ち位置の作り方~応援したくなる関係づくり~」
     
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2016年05月25日(水)更新

しっかりと手がかかった売場は気持ちがいい  

「中小企業のブランドをプロデュースしている」クエストリーの櫻田です。
 

先週、群馬県高崎市にある文具の専門店「Hi-NOTE」さんをお伺いしました。
高崎と伊勢崎にある同店を運営しているのは、株式会社アサヒ商会さんです。
「Hi-NOTE」→http://www.bungu.co.jp
 
今回の訪問は代表取締役社長の広瀬一成さんに、
7月に大阪のお取引先のセミナーで講演を願いしており、その打ち合わせでした。


 

広瀬社長にお会いする前と後に、店内を拝見したときに感じたのは、
一言で言うと気持ちがいいのです。

これって店の運営ですごく大事なことです。
 

まずは、整理・整頓・清掃が行き届いています。
「古い」「新しい」の問題ではなく、細かなところまで徹底されているかどうかです。
 
商品陳列も奇をてらわずに、基本通りに、
どこに何があるかがわかりやすくなっています。

念入りに売り場に手をかけているのが感じられます。
 


POPやショーカードも買い手に寄り添う内容になっていて、思わず読んでしまいます。
表現力云々ではなく、お客さまに向かう姿勢にぶれない軸を感じました。


 

事務所でも整理・整頓・清掃は徹底されていました。

棚に並べられたカタログやパンフレットがしっかりと分類され、
インデックスが付けられていたのです。
 

スタッフの方々のお客さまへの反応も機敏です。
お客さまが来店されるとすぐに明るい声で声がかかり、しっかりと目線を合わせてくれます。
 

どれも当たり前のことですが、これらがしっかりとできている店は思ったよりも少ないのです。
その気になれば、どこでもやれることなのですが……。



「うちの商売はもう難しい」「この商売は時代的に大変」「大手は中小には立ち打ちできない」
……こんな声をよく耳にします。
 
しかし、ネガティブに考える前に、「原理原則に従って、基本通りにしっかりと行うことが先決」、
そんなことを「Hi-NOTE」さんから教えていただきました。
 
まあ、やらない経営者に限って「自分の商売は難しい」と言いますがね。
でも、そんなに楽にできることってありません。やはり基本が大事です。
 

  
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2016年05月24日(火)更新

ブランディングは人の想いの総和です

「中小企業のブランドをプロデュースしている」クエストリーの櫻田です。


10時前に仙台、盛岡の出張を終えて東京駅に着きました。

一泊二日でしたが、どちらもいつも以上に実に濃厚なミーティングでした。
身体はヘろへろですが、心地よい疲れです。

仙台のお取引先は、店舗リニューアルに向けて次のステップへ進みます。

盛岡のお取引先は第1期ブランディングプロジェクトが終了し、
8月から第2期のプロジェクトが始まります。


ブランディングに正解はありません。自分たちが信じられることこそが正解です。
正解主義ではなく、修正主義がブランディングのシナリオなのです。

予定調和の話し合いなど意味がありません。
自分たちでウンウンと唸って導き出したものこそがパワーです。


仙台のプロジェクトのメンバーは6名、盛岡は11名でした。
誰もが会社や店の「在り方」をとことん話し合う機会はこれまでなかったといいます。


やはり、ブランディングは人の想いの総和です。
手間はかかっても根っこの部分を想いでしっかりと固めることが先決です。

もちろんまだまだ課題はたくさんありますが、
関わる人たちの気持ちを一つにして前進あるのみです。

 
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 「つなぎ手としての立ち位置の作り方~応援したくなる関係づくり~」
     
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2016年05月23日(月)更新

地元の価値を掘り起こす  

「中小企業のブランドをプロデュースしている」クエストリーの櫻田です。
 

まだ、進行中の仕事ですが、東京・両国のお取引先が創業40年を迎えることになり、
定期的に年に3回発行しているお客さま向けの新聞(一種のニューズレターです)に、
地元の歴史を掘り起こして、掲載することになりました。
 
どんな内容にするかのお打ち合わせをして、GW中にその原稿を書いたのですが、
これが思った以上に興味深かったのです。

店は構えるといいますが、構えている場所には
さまざまな人やコトが積み重ねてきた歴史があります。
 
 
左は両国の発展に大きく寄与した回向院、右は境内にある歴代相撲年寄の慰霊の力塚


専門的に学んだわけではないのですが、「地元学」というジャンルがあります。
地域の持つ人と自然の力、文化や産業の力に気付き、引き出し、
それを活かしていくための手法のことのようです。
 
いまは過去からの、未来はいまからのつながりです。
売り上げや利益といういまだけのことに目を向けるのではなく、
過去から積み重ねてきた「あるもの」に目を向けてみましょう。

「ないもの探し」よりも「あるもの探し」です。
 

もちろん、すべてがそのまま通用するわけではありませんが、
そこには先達たちの知恵や技術が詰まっています。

それらを再編集することで、新しい価値が生まれます。


 
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2016年05月22日(日)更新

生誕300年記念 若冲展  

「中小企業のブランドをプロデュースしている」クエストリーの櫻田です。

「伊藤若冲」のことは4月24日のブログでも書きましたが、
昨日、上野の東京都美術館で開催されている「生誕300年記念 若冲展」にやっと行ってきました。
 
4月24日のブログ→「若冲~天才絵師の謎に迫る~」
http://questory.keikai.topblog.jp/blog_detail/&blog_id=7&id=448
 


やっとというのには二つの意味があります。
一つはGWに行こうと思いながら2時間待ちと言われて先伸ばしていたこと。
もう一つは土曜日に3時間45分並んだことです。
 
事前のNHKでの特番の影響だと思いますが、会場30分前ですでに2時間待ちの大行列。
iPhoneの「Amazon Music」でジャズ、70年代・80代ロック、映画音楽、演歌・歌謡曲と
聴き続けてやっと入場でした。
 
本当は並ぶのは大嫌いです。飲食店でも並ぶというだけで、別な店に移動します。
それにもかかわらず3時間45分も並んだのは、チケットがすでに購入してあったこともありますが、
やっぱり本物の若冲を見たかったのです。
 

今回の展示会は、伊藤若冲(1716-1800)の生誕300年を記念して、
初期から晩年までの代表作を紹介する内容です。

まさに、謎が多い若冲の生涯と画業に迫る企画でした。
 
とくに楽しみにしていたのが、若冲が京都の相国寺に寄進した
「釈迦三尊像」3幅と「動植綵絵」30幅(宮内庁三の丸尚蔵館)です。

とにかく会場内も大混雑だったのですが、この作品はどれも大きいので比較的ゆったりと観られました。
 
 



日本文化の象徴とされていた「わび」や「さび」とは
一線を画しているダイナミックな構図、独特のカラー、そして緻密で大胆な画力……

どれをとっても天才としか言いようがありません。作品のバリエーションが多いのも魅力です。
 

秋には京都で同様な展示会が開かれるようなので、出張の折に立ち寄りたいと思います。
それにしても、足が棒のようになった土曜日でした。

ご年配の方も多かったので、整理券の発行など、入場の仕方にもっと工夫が必要ですね。
 
 
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2016年05月07日(土)更新

音楽の魔法で、平凡な風景が意味のあるものに変わる

「中小企業のブランドをプロデュースしている」クエストリーの櫻田です。


GWに観たDVDの一つが「はじまりのうた BEGIN AGAIN 」でした。

それほど期待していたわけではないのですが、これが良かったのです。
気持ちがほぐれて楽になるような佳作でした。

監督は第80回アカデミー賞歌曲賞を受賞した『ONCE ダブリンの街角で』のジョン・カーニー監督、
同作品に続いて音楽をテーマにした作品です。



今回の舞台はNYです。恋人に裏切られ失意のどん底にいた女性が、
友人の強引な誘いで、たまたまバーで歌ったところを聴いたが落ち目の音楽プロデューサー。

ストーリーはこの二人を中心に進みます。

彼女の才能に着目したプロデューサーは、何とか彼女を世に出そうとするのですが、
売れることが優先の大手企業からの難題ばかりが押し寄せます。

しかも、別れた奥さんや娘さんのことも絡みながらストーリーは展開します


これからご覧になる方のためにネタバレになるので、
ストーリーは詳しくは書きませんが、いいなあと思ったのがこんシーンです。

後半で二人がお互いのプレイリストをスプリッタで分け合って、
音楽を聴きながら街を歩きながら、プロデューサーが語るのがタイトルの言葉です。


「音楽の魔法で、平凡な風景が意味のあるものに変わる」、
いかにも映画的なセリフといえばそうですが、音楽好きならば納得できると思います。

音楽だけでなく、これからのビジネスは
平凡な風景を意味のあるものに変える」というコンセプトと仕組みが求められていますね。

「あなたの会社と付き合うと、見なれた風景が違って見える」
そんなことを言われる会社が残れる時代です。


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「5月度ブランディングセッション」を開催します



わかるようで、いまひとつピンとこない「ライフスタイル」について、
大いにディスカッションしましょう。ぜひ、ご参加ください。
 
◆テーマ
 編集消費の時代は「ライフスタイル」を売る!
     
●日 時:2016年5月18日(水)13:30~17:00(受付開始 13:10)
●会 場:銀座ブロッサム 7F ミモザ
 
■ゲスト:城丸正 様 株式会社ツールボックス 代表取締役
 
S.H.S(スイートホームストア)はなぜ
ライフスタイルを売ることを目指したのか?

第1部のクロストークには、新潟県新潟市と長岡市でライフスタイル提案を軸として、
家具、インテリア、雑貨の「S.H.S:スイートホームストア」を経営されている
株式会社ツールボックスの城丸正社長をお招きし、
「ライフスタイルを売る」ことの意味とその具体策をお話しいただきます。
 
▼お問合せ・お申込み
株式会社クエストリー/中野友里惠
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会社概要

(株)クエストリーは2003年に「店がブランドになる」ことを支援・プロデュースするために設立されました。「店がブランドになる」ためのプロセスをわかりやすく整理し、具体的な成果につながるコンサルティング、プロデュース、クリエイティブを展開しています。代表取締役の櫻田弘文は、これまでに300社以上...

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個人プロフィール

1955年生まれ、自然豊かな山梨県南アルプス市で育つ。高校卒業後、大学に進むが、学業には目を向けず、芝居に夢中になる日々を過ごす。大学卒業後、広告・マーケティング会社に入社。5年区切りで、コピーライティング、広告プランニング、マーケティング、店舗開発、マネージメント指導などの業務を経験する。2...

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