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2018年05月15日(火)更新

「一人ヒヤリング」のすすめ

店や企業を対象とした「ブランディグプロジェクト」の中で
「ヒヤリング」というプロセスがあります。


ヒヤリングの対象は、基本的には経営者、経営幹部、社員ですが、
ときにはパート・アルバイト、そして外注先まで広げる時もあります。




いうまでもなく、ヒヤリングの目的は
その店や企業に眠っている価値のタネを見つけ出す(気が付く)ことです。


ヒヤリングの項目はプロジェクトの内容に応じて個別に設計をしますが、
必ず項目に入れるのは「その人の歴史」です。


「いまは過去にあり、未来はいまにあり」という言葉がありますが、
いまが出来上がった背景には、過去の事実の積み重ねがあります。




もちろん、過去をいくら見つめてもいまは変えられないのも事実です。
人には触れられたくない過去もたくさんあります。


光を当てるのは転換期での判断です。
「深く考えてのことではない」といいながらも、そこには意思があります。


事実に基づき、ポジティブに紐解くと、
そこにその人だけの価値のタネが潜んでいることがたくさんありました。



ランニングは一人ヒヤリングに最適です。


このヒヤリングは、する側とされる側の2極で成り立っていますが、
実はこのヒヤリングは一人でもできるのです。


「自問自答」といってもいいのですが、
とらえ方によっては自分責めるようなイメージがあるので、
「一人ヒヤリング」と思ってくださいね。




経営は意思決定の連続です。しかも膨大な情報の生みの中で
瞬時に判断をしなければならない状態が続くこともあります。


しばし自分だけの静かな時間を作り、
「一人ヒヤリング」をすることも経営者には必要ではないでしょうか。



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2018年05月14日(月)更新

簡単ではないけど、やっぱり差別化よりも「独自化」です

「ブランディング」とは差別化です。

それでは、差別化すればブランドは安泰かというと、
そうとも言い切れません。


差別化はどこまでいっても競争です。
差別化したと思っても競争相手もすぐに追いついてきます。

しかも、微差僅差の差別化ではお客さまはその違いを認識できません。



先日、会社のミニコンポの調子が悪くなりました。
CDのカセットが開かなくなったのです。

もう5年くらい使っているからね。
でも念のために修理の見積もりをメーカーに依頼しました。


出てきた見積り金額は18,000円・・・微妙です

「買い替えようかなあ」「どうしてですか?」
「CDを聴きたいから」「ネットで聴けるじゃあないですか」・・・。


「それもそうだね」ということで、修理には出さずに、
AmazonミュージックやJazz Radio!で聴いています。

まあ、音質がどうとかいうタイプではないので・・・。



何が言いたいかといいますと、
ミニコンポで差別化をしようと思っても、ミニコンポ同士の競争ではなく、
ユーザーはまったく違う土俵を選んでしまうこともあります。

日本の企業はこれまで機能の良さや、品質の良さを磨き上げてきました。
しかし、それだけでは差別化出来ない現実が目の前にあります。


差別化ではなく、競争を拒否した「独自化」こそがブランドです。
簡単ではありませんが、やっぱりここを目指しましょう。




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2018年05月10日(木)更新

最大公約数狙いではもう通用しない

万人受けを狙った商品やサービスを提供しようとすると、
多様化、個性化する消費者ニーズに対応できず、
結果として満足度は低くなります。


可能な限り多くの人々を引きつけたいと思うのはわかるのですが、
「すべての人に好かれたい」「全員がいいと言ってくれる」ものはあり得ません。

価格の訴求でもそれは同じこと、
安ければ支持してくれるというのは錯覚に過ぎません。


みんなが「良い」と合意するものは無難な最大公約数でしかありません。




みんながほしいと思うような商品やサービスを追いかけるのは疲れませんか。

「こっちを立てればあっちが立たず」という矛盾の中で、
仕事を進めざるを得ないからです。


それよりも自分が好きなこと、ほしいものを仕事にしましょう。

ブランディングってそういうものです。



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2018年05月07日(月)更新

なぜ顧客を絞り込む必要があるのか?

経営者ならば顧客の絞り込みが必要ということを何度も耳にしたと思います。
しかし、なぜ必要なのかに対する答えは案外不明確のままです。



絞り込まない経営の特徴を考えると、絞り込みの重要性がわかります。


万人受けを狙うと品揃えやサービスは多岐に渡り、価格の設定も幅広くなります。
それに伴い売場面積やスタッフも増やさざるを得ません。

すべてがコストアップにつながります。
さらに顧客層ごとに競争相手が存在します。



顧客を絞り込まない経営は全方位総合型であり、
資金力、人材力に勝る大手企業が有利です。

経営資源の限られた中小企業が最も選んではいけない土俵です。
「何でも対応します」は「何も対応できません」と同じなのです。

中小企業は大手との競争を避け、
限られた経営資源を特定顧客に注ぎ込まないと残れません。


忘れてはならないのは
顧客の絞り込みが目的ではないということです。

冒頭の質問・・・なぜ、顧客を絞り込むのか。
それは顧客の満足度を最大現に高めるために顧客を絞り込みのです。


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2018年05月06日(日)更新

売り手は「助け手」です

GWも終わり、仕事再開です。
忙しすぎず、機嫌よく働いて、仕事の価値を高めましょう。


休暇中にかみさんと買い物に行ったときに感じたことです。

お客さまは何としても安い品だけがほしいわけではありません。
高い価格の品を買う理由が見当たらないから安い方を買うのです。


商品にはたくさんの工程、多くの人の手、知恵と技術が込められています。

商品を手に入れることではじまる、お客さまの暮らしがそこにはあります。

売り手に必要なのは「作る人と使う人の間にいる」という意識です。



作り手の思いを使い手に伝え、使い手の要望を作り手に伝える。

そこから生まれた情報を自分の言葉で紡いでいくことが、
価格以上の価値を伝える最大の手段だと思うんだけどなあ。

売り手の役割は双方の「助け手」です。




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