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2010年06月28日(月)更新

「もしドラ」の岩崎夏海さんの講演会

「人々が幸せになるブランド」をプロデュースしているクエストリーの櫻田です。

2週間ほど前ですが、今話題の本のひとつ
「もしも高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネージメント』を読んだら」を
書いた作家の岩崎夏海さんの講演を聞きました。

通称“もしドラ”と呼ばれるこの本は、高校野球の女子マネージャーのみなみちゃんと
甲子園を目指す野球部の仲間たちの青春小説の形を取ったビジネス書です。

岩崎さんはほんのイメージとは違い、じっくりと考えながら語る方でした。
ドラッカーとの出会いや放送作家としての経歴など面白い話を聞くことが出来ました。

ドラッカーを再度じっくりと読んでみようと思っています。

さて、講演会で印象に残ったひとつはこんな話
不況でエンターテイメント関係のビジネスも落ち込んでいるが、
昨年から今年にかけて、4つのメガヒットがあった。

ひとつは村上春樹さんの「1Q84」(1、2、3の合計は800万部以上)
2つ目は「ドラゴンクエスト9」(400万本を超え、シリーズ最高)
3つ目は「マイケル・ジャクソン THIS IS IT」(発売初日売上16億円)
4つ目は「アバター」(興行収益歴代1位)

「売れるものはどこまでも売れる、売れないものはどこまでも売れない」
と岩崎さんは語っていました。


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2010年06月16日(水)更新

業界紙「時宝光学新聞」に第5回目の連載コラムが掲載されました

「人々が幸せになるブランド」をプロデュースしているクエストリーの櫻田です。

5回シリーズの時宝光学新聞の連載コラム
「ショップブランディング講座」の5回目が6月1日号に掲載されました。
今回の5回目で連載が終了です。時宝光学新聞社さん、ありがとうございました。

時宝光学5回目

今回のテーマは「スタイルが店をブランドにする」。
店のスタイルは、お客様と店の接点であるコンタクトの積み重ねによって生まれます。
大事なことが3つあります。
一つ目は、「コンタクトポイントの軸になるのはミッションである」こと
二つ目は「コンタクトポイントは統一され、維持されなくてはならない」こと
そして3つ目は「コンタクトポイントを決定するのはスタッフ一人ひとりである」ということです。


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2010年06月11日(金)更新

「B級グルメを通じて地域活性化」シンポジウム

「人々が幸せになるブランド」をプロデュースしているクエストリーの櫻田です。

少し前のことですが、6月2日に「B級グルメを通じて地域活性化」(日本経済新聞社主催)
というシンポジウムが開催されました。当日の講演者は富士宮やきそば学会の渡辺英彦会長、
八戸せんべい汁研究所の木村聡事務局長、愛Bリーグの俵慎一事務局長の3名。

ちなみに、「B級ご当地グルメ」とは地域独特で、安くておいしく、地元に愛されているメニューのこと。
全国各地のご当地グルメが年に一度集まり、グランプリを競い合う祭典が「B-1グランプリ」、
主催は「B級ご当地グルメでまちおこし団体連絡協議会(愛Bリーグ)です。

3名の講演者のお話はどれもおもしろく、ブランディングのヒントがいっぱいでした。
当日のノートのメモから抜粋して紹介します。

●知られなければ存在しないといっしょ
●「存在するとは知覚されることである」ジョージ・バーグの言葉
●広告ではなくマスコミを通じての報道が鍵になる
●うまいものがあるのは当たり前、それをどう伝えるかがポイント
●ネーミングの言葉の力が大きい。話題づくりと継続的な情報発信が決め手
●社会的利益と個人の利益、自己実現を兼ね備えた活動を目指すべきである
●新しく作らなくてもよい、まずはいまあるものを見直そう
●新たに創るのではなく、まずいまあるものを「探す」
●モノを売るのではなく、町を売る
●食のまちおこしは、食が先はダメ。飲食店が中心になってやってはいけない
●観光客をターゲットにしてはいけない
●一過性のイベントに終わってしまってはダメ。
●持続性、循環的に地域で続いていかなければ地域ブランドとは言えない。
●行政や業界に頼らずに、一般市民の目線が必要
●メディアに取り上げられやすい仕掛けのひとつ
 地域名+メニュー名+活動団体(厚木シロコロホルモン探検隊、鳥取とうふちくわ総研など)
●地元住民が食べないものに、いまどきの観光客は興味を持たない
●B級グルメと言えば何でも売れるわけではない、そろそろ住み分けが必要
●まず町を元気にしたいという考えがあり、そのツールとしての食。食ありきではない。
●飲食関係者が中心になって取り組むと販促活動だと見られてしまう。
●観光客中心ではなく、地元のお客様を大事にしないと食のまちおこしは成功しない
●まずは自分が楽しむ、やらされ間ではうまくいかない、まずは自分がやると決める
●お金をかけずに汗をかく
●予算ありきの活動が続いたためしはない、使うべきは頭と体。


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