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2010年04月29日(木)更新

リーダーは忘れる

「人々が幸せになるブランド」をプロデュースしているクエストリーの櫻田です。

トム・ピーターズというアメリカの経営コンサルタントがいます。
「エクセレントカンパニー」という代表作があまりにも有名ですが、
他にも「経営破壊」「経営創造」「起死回生」などの著書があります。
3部作の「サラリーマン大逆襲作戦」という本もありました。

ひと通り、全部読みましたが、どの著書でも大胆な提言やアドバイスを次々と行っております。
ビジネス書ではありますが、僕には相性がいいのか、あっという間に読めると内容です。

「トム・ピーターズのマニュフェスト」という4部作のシリーズがありますが、
この本はかなり斬新なページ構成になっています。

写真が豊富に使われており、紙面のデザインも自由気ままです。
文字の大きさや色遣いは決して読みやすいとはいえませんが、妙に引き付けられれる体裁です。

体裁だけでなく、内容もかなり独特です。手元にある第2巻「リーダーシップ魂」には、
50項目にわたりシーダーシップのことが書かれていますが、
たまたま開いた25項目目にはこんなことが書かれていました。

25、リーダーは忘れる
リーダーの最も基本的な仕事は忘れることである。
エドウィン・ランド、この希有の発明家にしてポラロイドカメラの創業者に言わせれば、発明とは
「新しいアイディアを思いつくというより、古いアイディアを頭から追い出すことだ。」
VISAの創業者ディー・ホックも負けてはいない。
「問題は考えを生み出す方法ではなく、古い考えを追い出す方法だ。」
忘れることだ!結論。
「リーダーの神髄とは、忘れようとする意志だ。」、と言ったらどうなるだろうか。


世間はゴールデンウィーク、ちょっとリラックスして、いままでのやり方を忘れてみませんか?


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2010年04月19日(月)更新

動物の絵って描けますか?

「人々が幸せになるブランド」をプロデュースしているクエストリーの櫻田です。

昨日は親しい友人たちとの集まりで上野動物園に行きました。
友人と言ってもかつていっしょに仕事をした仲間とその奥さん、それに弊社のメンバーの計6名です。

上野動物園

正直言って、何で上野動物園なのと思っておりましたら、いろいろと仕掛けがありました。
12時に集合し、まずはイタリアンで昼食。その後、幹事が取り出したのは“あみだくじ”。
一人3つずつ選んでくじを引くと、各々に動物の名前が書いてありました。

次に配られたのがポストカードサイズの画用紙とクーピー。
幹事の言葉は“くじで決まった動物の絵を描いてください”とのこと。

僕は、“熊”と“フラミンゴ”と“ワニ”を描くことになったのですが、これがなかなか難しい。
大まかな雰囲気はわかるのですが、細部となるとどうもあやふやです。
あなたは描けますか?出来たらちょっと描いてみてください

描き終わって上野動物園に入り、描いた動物を順番に回りながら確認をすることになりました。
園内は好天ということもあり、多くの人たちでにぎわっていました。

さて、実際に動物を見ると、これが描いたものと随分違うんです。
熊の顔は思ったよりも鼻が突出していて、フラミンゴの体色はピンクよりもオレンジに近い色、
ワニの目は飛び出している………。
描いた絵は幹事が後日実物の動物の写真といっしょにアルバムにするとのことで、お見せ出来ません。
(いえ、お見せするような代物ではないのですが………)

こういうことって、実際の生活やビジネスの中でもあることです。
時々、セミナーや勉強会でも、1万円札の福沢諭吉の顔は“正面に向かって右向き、左向き?”、
紙幣の左側に書かれている金額は“10,000円、1万円、壱万円”のどれですかという質問をします。

“知ってるつもり”というテレビ番組がありましたが、経営環境が大きく変わるいま、
知っているつもり、わかっているはずが、仕事を硬直化させる要因のひとつになります。
一度、頭の中の過去のイメージではなく、現物に当たることが大事ですね。

判断は細部をきちんと見定めた上で行い、決断は細部にこだわらず大胆に行う
というのがいま求められる経営のポイントではないでしょうか。

でも、何十年ぶりに入った上野動物園はすごく楽しかったですよ。


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2010年04月13日(火)更新

作家井上ひさしさんと「わかめ」

「人々が幸せになるブランド」をプロデュースしているクエストリーの櫻田です。

作家の井上ひさしさんが9日に肺がんで亡くなりました。
最近名前を耳にしないなあと思っていたら突然の訃報でした。

僕自身は、熱心な読者ではありませんでしたが、初期の頃の、
「ブンとフン」「手鎖心中」「青葉繁れる」などを学生時代に読んだのを覚えています。
子供の頃、夕方夢中になって見た「ひょっこりひょうたん島」も井上ひさしさんの作品です。

広告や販促物のコピーを書く仕事をしていた頃に読んだのは、「私家版日本語文法」という本でした。
たぶん自宅の本棚の奥に眠っていると思います。

井上ひさしさんで覚えているのは、揮毫を頼まれると
「むずかしいことをやさしく/やさしいことをふかく/ふかいことをゆかいに/ゆかいなことをまじめに書くこと」と書いたそうです。
なぜこのことを覚えているかと言いますと、
弊社の行動精神の「ユーモアと好奇心と遊び心を忘れずに」につながるなあと
思ったからです。

ところで、歌舞伎座の斜め前に「岩手銀河プラザ」という岩手県のアンテナショップがあります。
今日たまたまその前を通りかかると、十数人の中学生たちが
「吉里吉里で採れたワカメを買ってください」と大きな声をあげて、手作りのチラシを配っています。
ジャージーに水色のハッピを着た中学生の一団です。ハッピには「吉里吉里中学校」と書かれていました。

吉里吉里2

そういえば、井上ひさしさんの小説に
「吉里吉里人(きりきりじん)」というのがあったなあと思い、思わず店内に入りました。
聞いてみると、吉里吉里中学校は「吉里吉里人」の舞台となった
岩手県上閉伊郡大槌町に本当にある町立の学校で、
修学旅行で東京に来た時に大槌町の特産品「わかめ」の体験販売学習をしているのだそうです。

吉里吉里1

これも何かの縁かなと思い、試食をして見るとこれがおいしい。「わかめ」1袋500円を購入しました。
夕方、先週ベトナムに行ってきたメンバーの報告会があるのですが、
この「わかめ」をワインでいただきながらやろうと思います。
本棚の奥の「私家版日本語文法」も引っ張り出してみよう。

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2010年04月12日(月)更新

ドイツ式フットケアを体験

「人々が幸せになるブランド」をプロデュースしているクエストリーの櫻田です。

先週の土曜日に初めて「フットケア」を体験しました。
友人のドイツ語の通訳の方が、「ドイツ式フットケア」の資格を持っており、
お誘いを受けたので茨城県の佐貫のお店に行ってきました。

お風呂に入った時は洗うけれども、いつも靴下と靴を履いているので、
自分の足をしげしげと見ることってあまりありませんよね。
でも考えてみると、身体全体を支えているのが足なわけで、かなり重要な身体のパーツです。
足は第2の心臓っていうくらいですから……。

実は足のトラブルを抱えている人は結構いるようです。
代表的なものは「角質肥厚」「タコ」「魚の目」「イボ」
「かかとのガサガサ」「巻き爪」「外反拇趾」などがあるそうです。
実は僕も「かかとのガサガサ」に悩まされている一人です。

というわけで、「フットケア」をしたのですが、
僕の足を見た瞬間、彼女が言った言葉が「櫻田さん、爪を短く切り過ぎ!」
爪って短く切らないと切った気がしないと答えると、男性にはそういう人が結構いるとのこと。

それから1時間に渡り、爪や甘皮の手入れ、かかとのガサガサの手入れ、
魚の目の除去などをしていただきました。
かかとのガサガサは相当ひどいらしく、毎日オイルをていねいに塗るようにアドバイスを受けました。

フットケア1
 1時間以上に渡るていねいなフットケアでした

フットケア2
 お見苦しい足で恐縮ですが、こんな感じのケアもしてもらいました。

足にはいろいろなタイプがあるようで、僕は凹型の足で、踵に圧がかかりやすいタイプのようです。

その日の夜、彼女のご主人はドイツ人で、ハンドメイドの靴を作るシューマイスターなのですが、
ご主人からのアドバイスで
「靴下は化繊ではなくウールの厚手のものを履いてください。
出来れば、踵にクッションを付けた中敷きを使ってください」
というメールをもらいました。心遣いに本当に感謝です。

フットケアのお問い合わせは、ネイルサロン「LUFT(ルフト)」まで
http://blog.luft.main.jp/


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2010年04月09日(金)更新

業界紙「時宝光学新聞」に第3回目の連載コラムが掲載されました

人々が幸せになるブランド」をプロデュースしているクエストリーの櫻田です。

5回シリーズの時宝光学新聞の連載コラム「ショップブランディング講座」の
3回目が4月1日号に掲載されました。

時宝光学新聞3回目

今回のテーマは「顧客価値が店をブランドにする」。
どんなに素晴らしい独自性も、顧客が支持をしなければ、ただの独りよがりでしかありません。
いま支持されている商品、店、企業は、顧客価値に基づく経営の仕組みを創り上げています。


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