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2009年06月29日(月)更新

第3回ショップブランディング実践塾が終了

「店がブランドになる」ことを支援、プロデュースしているクエストリーの櫻田です。

3月からショップブランディング実践塾を8回シリーズで開催しています。
この塾は、店がブランドになるための“技”を学び、磨きをかけることを目的としています。
参加者は限定10名です。

第1回目は「ブログ」、第2回目は「ミッションレター」を取り上げました。
そして、先週の24日(水)に第3回ショップブランディング実践塾を開催いたしました。
今回のテーマは「お店通信で店のファンを作る」。

自店のお店通信づくりに具体的に取り組み、ダミープランではありますが、
2回のワークタイムを通して、お店通信のタイプ、タイトル、コンテンツ、
代表的なコンテンツの文章原稿をひと通り完成させました。

第3回実践塾

第1回のブログも第2回のミッションレターもそうでしたが、
実践塾では技を理解しやすくするために、ツール制作や技術のためのワークタイムを取っていますが、
結果としてはミッションにたどり着きます。個の中に全体があるという感じです。
今回のお店通信は特にこの要素が強いテーマでした。

次回は、7月15日(水)に銀座ブロッサムで開催いたします。
テーマは「体験型DMでお客様が集まる」です。
案内には次のように書かせていただきました。

成熟市場の販売促進は「体験」を売ること

モノがなかなか売れません。
昨年秋からの世界的な経済不況の影響という声を聞きますが、本当にそれだけでしょうか。
不振をもう少し本質的に考えますと、市場が成長期から成熟期に移行していることが根底にあります。

成熟市場の消費者の要望・期待と店との間にギャップが起きているのです。
そのギャップは様々なところで起きているのですが、
今回の実践塾では販売促進の要である「DM」をテーマにして考えてみたいと思います。

商品の機能や特徴、そして価格のみを訴求するDMは成長市場ならばまだしも、
モノが生活にあふれている成熟市場では効果を生みだしません。
「買って、買って」といえばいうほどお客様の腰が引けていくのです。

「買いたい」の前に「欲しくなる」を創り出すことが、成熟市場のポイントです。
「欲しくなる」を創り出すには関心と共感が必要です。
そのためには、私たちは「体験」をキーワードに販売促進を再度組み立て直し、
大きな成果と効果を創り出しています。

第4回ショップブランディング実践塾では「体験型DM」を具体的な事例を交えて解説いたします。
また、ワークタイムでは、明日からすぐに使える体験型DMづくりにご自分で取り組んでいただきます。
「体験型DM」を実践的に学ぶ絶好の機会です。


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2009年06月22日(月)更新

現場は情報の宝庫、やっぱり動くことです

更新が1週間ほど出来ませんでした。かなり過密スケジュールでした。
その分、たくさんのお取引き先の方とお会いすることが出来ました。
よく飲んで、食べて、語り合った1週間でした。

月曜日の午前中は都内のある宝飾・時計メーカーの方と打ち合わせでした。
午後からは社内で進行中のプロジェクトの話し合いと資料づくり。

火曜日は甲府のダイヤモンドメーカーを訪問して社長さんとスタッフの方とミーティング、
この会社の社長の言葉にはいつもハッとさせられます。
理念で社員や外部の職人をひとつにまとめています。

その日の夕方に河口湖の小売店さんを訪問、夜は社長、幹部の方とごいっしょに食事。
この日は河口湖に一泊。翌水曜日の午前中はそのお店で社員ミーティング、
お昼は森のなかの異彩中国菜館「湖宮」で食事、湯麺がおいしかった。

異彩中国菜館「湖宮」→http://www014.upp.so-net.ne.jp/kokyu/

午後からは引き続き、幹部ミーティング、夜9時近く東京に戻りました。
この日はいい天気で富士山が美しい姿を見せてくれました。

木曜日は午前中社内、午後からはロイヤルパークホテルで
自動認識システムの総合メーカー、㈱サトーの講演を聞く。
新しい気づきがたくさんあったセミナーでした。

この日の夜は都内で暮らしている娘の誕生日のお祝いで食事、
プレゼントとお寿司で予定外の出費、娘には甘いなあ。

金曜日は埼玉県加須市の小売店の展示会を視察、
そのまま国立市の小売店に移動して、夜は食事をごちそうになりました。
おいしい焼き鳥のお店でお酒と楽しい会話で盛り上がりました。

土曜日は午後から月に一度の会社メンバーズミーティング、
7~9月の方針と行動計画を話し合う。向かうべき方向がさらに具体的になってきました。
夜はメンバーと銀座のイタリアンレストラン「GINZA NONNINO」で食事、
初めて入った店ですがおいしかった。

「GINZA NONNINO」ぐるなび→http://r.gnavi.co.jp/e204900/

景気がどうのこうの、課題をどうするこうする、頭で考えていても何も変わりません。
基本は自分の立っている現場に足を運ぶことです。
いつも思うことですが、現場は情報の宝庫です。課題解決のヒントでいっぱいです。

そして、現場のトップやプロジェクトの担当者と本音で話し合うことです。
こちらが真剣にならなければ、相手は動きません。
皆さんご自分の会社のこと、顧客のことをド真剣に考えています。
本当にスゴイ方ばかりです。


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2009年06月16日(火)更新

突然の「鉄板焼 Kurosawa」での食事

「店がブランドになる」ことを支援プロデュースしているクエストリーの櫻田です。

昨日の夕方、突然富山のお取引き先の社長からご連絡をいただきました。
いま東京に来ているのでいっしょに食事をしようということで、
弊社の近くにあります「鉄板焼 Kurosawa」に行きました。

「レストラン黒澤グループ」→http://www.9638.net/index.html

「鉄板焼 Kurosawa」は、築地の路地奥にある築80年の民家を改装したお店で、
和と洋が調和したノスタルジックな雰囲気の空間です。

このお店を運営しているのは㈱食文化総研という会社。
日本を代表する映画界の巨匠である黒澤明監督の食卓をテーマとした
「レストラン黒澤グループ」を、築地、永田町、六本木、麻布の4か所で展開しています。
店内には、黒沢監督の撮影風景の写真やご本人が描かれた絵が飾られていました。

黒澤

おいしいステーキをいただきながら、社長からご商売のことをいろいろと聞かせていただきました。
このお店のスゴイところは社員教育を徹底していること。
最終的な競争力は人材とよくいいますが、それを本気でおやりになるお店は決して多くはありません。

「ブランドは、ブランドの力があるから売れるのであり、これを勘違いする社員がいる。
本当に実力があるのはノーブランドの品が売れる人、
それだけお客様との関係が出来ている証拠。」

社長は「コツコツやるのが勝つコツ」ということをよく話されますが、
地道におやりになりながら、まわりがあっというような思い切ったこともおやりになります。
景気に左右されないこのお店の強さをあらためて感じました。


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2009年06月15日(月)更新

映画「レスラー」を観る

「店がブランドになる」ことを支援・プロデュースしているクエストリーの櫻田です。

先週の土曜日の夜、映画「レスラー」を観ました。
主役はかつて「ナインハーフ」や「イヤー・オブ・ザ・ドラゴン」等で
セクシー俳優として人気があったミッキー・ローク。サントリーのリザーブのCMにも出ていました。

最近さっぱり名前を聞かないなあと思っていましたら、
この映画でヴェネツィア国際映画祭の金獅子賞を受賞、
さらにゴールデン・グローブ主演男優賞も受賞しました。見事な復活です。

ミッキー・ロークが演じているのは、80年代に人気を誇ったが、
いまは落ち目でどさ回りをしているプロレスラー、ランディ・ザ・ラム。
なんともせつない映画でしたね。
どうしても、波瀾万丈の人生を送ってきたミッキー・ロークを重ねてしまいます。

当然、プロレスシーンが多いのですが、かなり本格的です。
有刺鉄線の試合や流血もありますので、そういうのが苦手の方はちょっと辛いかも。
ミッキー・ロークは老いた体で怪演しています。

ネタばれになるので、詳しい内容は避けますが、
人生は自分の思うようにはいかなくて、
男(女性も)にはこういう気持ちになることがあるよね、そう思わせる映画です。
(すみません、何が何だかわからないようなコメントで……)

1ヶ月ほど前に、やはりベテラン俳優のクリント・イーストウッドが
監督・主演した「グラン・トリノ」を観ました。
元軍人で自動車工の仕事を引退したウォルトの生き方を、
アジア系移民との交流を軸にして描いた作品です。

この映画も男の気概を描いてよかったけれども、
個人的には「レスラー」のランディ・ザ・ラムに共感してしまいます。
こういうところ、自分にもあるようなと思ってしまうのです。

「グラントリノ」のエンドロールに流れる曲はフランク・シナトラの「 Come fly with me」、
「レスラー」のエンドロールはブルース・スプリングスティーンです。どちらもいいですね。

ところで、映画を観て自宅に帰ると、
プロレスラー三沢光春さんが試合中に亡くなったというニュースが流れました。本当に驚きました。
三沢選手はプロレスの復活をかけ、ノアを組織し、社長を務めながら、
リングに上がり続けていた方だそうです。
ショー化されているとはいえ、プロレスはやはり格闘技ですね。ご冥福をお祈り申し上げます。


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2009年06月11日(木)更新

佐々木かをりさんのブログより

マーケティング&コンサルティング会社「イー・ウーマン」の
社長の佐々木かをりさんのブログ「今日の想い」を時々拝読しています。

「イー・ウーマン」→http://www.ewoman.co.jp/
佐々木かをりさんのブログ「今日の想い」→http://www.kaorisasaki.com/

6月9日のブログにこんな内容が書かれていました。

ジャンルやフィールドは違いますが、
コンサルティングの仕事をしていてとても同感するところがありました。

このところお取引き先の方々とお会いして感じたことを
代弁していただいたかのような内容でしたので、ちょっとご紹介いたします。


世の中を見ていると最近思うのは「停滞」のムードです。……

ニュースを見ていても、とにかく問題が山積していて、多くの人が、
その問題解決のための「考え方」をまとめることに時間をとられたり、
「準備」に気力をつかい、忙しく、元気のない日々を過ごしている、というムードです。

こういうときは、何かを切り捨てても、前進することが大切です。
今を完璧にするのではなく、また、すべての問題を完全に解決することなくとも、
まずは目の前の雑草を刈り取り、道をつくり、前進して、新しい景色を眺めるのです。
前進して、まずは、成果をつくり出す。

実感できる手ごたえ、形になるもの、体験、なんでもいいのですが、
一人ひとりが、前進の快感、成果を創りだした満足感を、感じる必要があるのです。
それが、次へのエネルギーになるのですから。
さ、共に学び、ともに前進していきましょう。



佐々木かをりさんのブログを読んでいて、
気象予報士でエッセイストの倉島厚さんがどこかで書いていたことを思い出しました。

いろいろなことがあってノイローゼ気味になっていた倉島さんにお父様がこういったそうです。

お前の悩みを書き出してみなさい、そしてそれを縦に一列に並べてみなさい。
そうすると、悩みは目の前の一つだけだ。それをつぶしていけばいい。
横に並べると、悩みがみんなお前の方を見ているような気持ちになってくる。


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