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2018年10月04日(木)更新

バックヤードと事務所のクリンリネス

定期的な朝一番のお取引先でのミーティング、
いつも予測不能な内容になるので、ちょっと緊張します。

今日の話題になったのはクリンリネス、
お取引先は専門店なので売場はいつも清潔できれいです。


でもね、売場のクリンリネスはどこも熱心に取り組んでいるけれでも、
バックヤードや事務所はどうだろうか?そんな話題になりました。

働き方改革が声高に言われるいま、
多くの経営者の思いは、生産性の向上とセットでそれを実現することです。


そのための手段や手法はあれこれと挙げられるけれども、
僕はバックヤードや事務所やトイレのクリンリネスだと思う。

乱雑に置かれた資料、汚れの浮いたテーブル、ゴミの落ちている床……
こういった環境で生産性の高い仕事ができるとは思わない。


経営者は社員の資料探しの時間コストを計算したことがあるのだろうか。
中途半端な経費の削減に手をつける前にやることがあるよなあ。

ましてや人の採用が難しくなったと言いながら、
面接の場所がお粗末では求人のレベルが落ちても仕方ない。


僕は本音でそう思うのだけれども、
なかにはそんな精神論的なことで働き方が変わるわけがないという声もある。

でもね、汚れ乱れた環境で働きたいと思っている人などいるわけがない。
あの手この手の対策の前に、働く環境の整理・整頓・清掃、ここが極めて大事です。

2018年10月03日(水)更新

再現できるもの、できないもの

本日の歩数は20,334歩、いつもよりも随分と長い距離を歩きました。
なぜかというと、香川県のお取引先と、東京の商業施設や店を視察で回ったからです。


まずは銀座の「キラリトギンザ」の7階にある
「bistoro BARYARD ginza」で美味しいハンバーガーランチ。
bistoro BARYARD ginza→http://barnyard.jp/


その後は歩いて日本橋に移動し、先月25日に開業した高島屋SCを訪問、
やはり新しい商業施設はおもしろいですねえ。
高島屋SC→https://www.takashimaya.co.jp/nihombashi/


続いて蔵前に移動し、文房具専門店「カキモリ」さんを訪問、
地下鉄の駅から離れているのにもかかわらずにぎわっていました。
同店の広瀬社長には11月のブランディングセッションでご講演をいただきます。
カキモリ→http://kakimori.com/


続いて、両国に移動、ルームシューズの「MERIKOTI(メリコティ)」さんにお伺いしました。
久しぶりですが、編機も動いており、いいですねえ。
お取引先はここでルームシューズを購入。
MERI→http://www.meri.tokyo/


新宿に移動し、京王線に乗り換え幡ヶ谷駅で下車(いつも新宿で迷います)
ここには「パドラーズコーヒー」さんがあります。

同店に行く前に、7月にオープンした
姉妹店のオーダー家具と雑貨の「ブルペン」さんに立ち寄り。
2週間ほど前に取材で訪問しましたが、品揃えもショーイングも変化しておりました。


ブルペンの後は、パドラーズで美味しいラテでひと休み。
代表の松島大介さんとも話しができました。
パドラーズコーヒー→https://paddlerscoffee.com/
ブルペンはHP準備中です。


まあ、かなり駆け足の視察でしたが、いろいろと感じることがありました。

誤解を恐れずにいうと、高島屋SCのテナント店は再現性が高く、
その他のお店は再現しにくいということです。

それはなぜでしょうか?


カキモリさん、MERIKOTI(メリコティ)さん、パドラーズコーヒーさん、
ブルペンさんからは、人のぬくもり、思い、会話が漂っています。

もちろん、高島屋SCのテナント店にも同じようなものがあるはずですが、
大型の商業施設のせいなのか、どうも、それが伝わってきにくいのです。


商品や店舗や立地は簡単とは思わないけど、
お金や時間をかければ再現できそうに感じます。

しかし、人が作り出す世界観は、ちょっとやそっとでは再現できません。
小さな店や会社が生き残るには再現できないものをどれだけ持っているかではないでしょうか。

2018年08月21日(火)更新

あなただけの道を切り開いてください

「Amazon.com 」のCEOのジェフ・ベゾス氏が、
母校のプリンストン大学の卒業式で語った内容がなかなか興味深いのです。

とくに後半の「あなただけの道を切り開いてください」という部分に惹かれます。
それはこんな内容です。




何もせずぼーっと人生を生きるのか、それとも自分の好きなことを追及していくのか?


皆と同じでいるか、それとも他の誰とも似ていないオリジナルでいるか?


安定を選ぶか、それとも挑戦し続けるか?


批判されたら落ち込むか、それとも自分を信じるか?


間違いを犯したらそれを隠そうとするか、それとも謝るか?


恋をする。傷つくことを怖がって何もしないでただ見ているだけか、
それとも思い切って行動に移すか?


安定を取るか、それとも「バカじゃないのか?」と思われるようなことをやってみるか?


困難な状況に陥ったら、そこで諦めるか?それともがむしゃらになってやるか?


言い訳や批判ばかりするのか、それともやってみるか?


他の人を蹴落としてまで賢くなるか、それともやさしくなるか?


80歳になったあなたが、あなたの過去を振り返るとしましょう。
その時に一番心に残っていること、思い出すことは
あなたが下してきた決断の数々であると私は信じています。

あなたが何を選ぶか、あなたが下す決断が「あなた」をつくっていきます。
あなただけの道を切り開いて下さい。



ジェフ・ベゾス氏は、自分の信じることを選び、判断を下し、
「Amazon.com 」をつくり上げました。

あなたはどんな道を切り開いているのでしょうか?
 

  



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2018年08月20日(月)更新

止むに止まれぬ思い

お取引先の創業社長の口癖は「熱くなれ」。
僕らの世代は感覚的にわかるけど、若い世代はいまひとつピンとこない。

でも、ピンとこないのをダメだとも思いません。



ある時「熱くなるってどういうことですか」と尋ねられたことがありました。
その時はパフォーマンスも必要じゃないのという曖昧な返事で済ませました。


でも、最近「ああこういうことが熱さの源なんだ」と感じるようになりました。

それは「止むに止まれる思い」です。



辞書的な解釈では次の通り。
やめようとしても、やめられない。そうするよりほかない」


ネガティブにとらえられがちかもしれませんが、
「何としても達成する」「どんなことがあってもやり遂げる」という
感情のほとばしりだと理解しています。



ブランディングに取り組んでいると、
理屈が通らない矛盾や社会的な課題にぶち当たることがたくさんあります。

「どう考えてもおかしい」そう思う瞬間が多々あるのです。


そういうものだとやり過ごせばいいのかもしれませんが、
そうはできない「止むに止まれぬ思い」に駆られるのです。


もちろん、簡単に解決できることではありません。
でもね、やり過ごすのは我慢できない。


「やっぱりおかしいじゃないか、よしやってやるぞ」
こうなると黙っていても熱くなります。



幕末の志士に大きな影響を与えた「吉田松陰」はこういう言葉を残しています。
「かくすれば かく なるとしりながら やむにやまれぬ 大和魂」

「こうすればこうなるとわかっていながら、やらずにはいられないのが日本人の魂だ」
こんな感じの意味だと思います。


経営も同じです。理不尽で本質が通じないことの連続です。
そんな時にどうするかです。


熱くなって何とかしよう行動を起こすか、
冷めたままそんなものとやり過ごすか

創業社長の「熱くなれ」は「前者になれ」と言いたいのだと思います。

2017年12月12日(火)更新

自分が本気で信じられるものこそが正解

クエストリーの櫻田です。

「ブランディングで地域と中小企業の未来を輝かせる」ために
あっちにこっちにと動いています。


市場は急速に変化しています。

残念なことに、その速さに戸惑い、
どこに舵を切ればいいのかが見えずにいる経営者が目立ちますね。

その経営者の多くは、過去の成功体験に固執し、
他社の成功事例を目の色を変えて追いかけています。

過去どころか、昨日の解が今日の解である保証はありません。
やっぱり変えなければダメです。

他社の成功はその企業の固有のものです。
人の成功を後追いしても答えは見つかりません。

やっぱり自分たちで考えなければダメです。

そもそもどこにでも通用するような正解はありません。

もしあるとすれば、自分が本気で信じられるものこそが正解です。




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株式会社小友木材店 代表取締役、株式会社花巻家守舎 代表取締役、
株式会社上町家守舎 代表取締役、スターティアラボ株式会社 取締役 

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