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2019年03月11日(月)更新

「Turret COFFEE」のブランド力

ブランドの「シンボル」になるものが、あるとないとでは印象は大きく変わる。
そんなことを実感させられたのが、出勤前に立ち寄った「Turret COFFEE」。
https://tabelog.com/tokyo/A1313/A131301/13162482/

会社から歩いて7~8分のところにあるこの店は
知ってはいたが、入ったことはなかった。

「Turret」というのは築地市場で使われている運搬用のターラーのこと、
何か話題狙いの匂いというか感じがして、少々入る気がしなかった。




​​​​​​​まあ、同じ場所で営業していた飲食店がすぐに閉店になったのことも記憶にあり、
それほど持たないのではいう気がしていた。

それに築地の「スタバ」から歩いて5秒の場所だからね。
10分ほどのところには「星乃珈琲店」もある……ちょっとした激戦区です。




「Turret COFFEE」に話を戻すと、
初めて入って驚いたのは、珈琲やラテを一杯一杯ていねいに淹れていること、

一人ひとり少々混んでいても、ペースを崩すことはない。
これって狭い店舗としては、かなり覚悟のいる営業スタイルです。


まあ、時間がない人にとってはアウトだと思うけど、
客の大半は築地市場に来た旅行中の外国人だから、時間はたっぷりとあるわけです。

しかも、お店のスタッフは英語ができる……これも強みだね。
クレームっぽいことにもしっかりと対応していました。




それと店名の「Turret:ターラー」が上手にシンボルとして使われています。
それほど広くはない店内の中央にターラーが置かれ、椅子代わりになっている。

ターラーを知っている人にとっては、どうということはないのだが、
かなりインパクトの強いブランドシンボルです。



二番煎じがしにくい、他にないシンボルだからやっぱり強いね。
美味しさと独自性、これって飲食店のブランドの王道です。




■「3月度ブランディングセッション」━━━━━━━━━━ 




◆テーマ
えがおが集う場所を創造する
人が主役の店づくりへのチャレンジ    

●日 時:2019年3月13日(水)13:30~17:00(受付開始 13:10)
●会 場:銀座ブロッサム(中央会館)7階 ジャスミン

【ゲスト講師】
西岡政憲氏 有限会社西岡家具/カフェクヌート 取締役取締役


▼お問合せ・お申込みは下記からどうぞ
株式会社クエストリー
http://www.questory.co.jp/tabid/94/Default.aspx 
または 03-5148-2508まで
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