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2016年06月15日(水)更新

なぜ傘の柄の向きを揃えるのか?  

「中小企業のブランドをプロデュースしている」クエストリーの櫻田です。


梅雨時に欠かせないものといえば、傘です。

その傘のことなのですが、半年ほど前に、
年輪経営で知られる伊那食品工業さんのことをネットで見ている時に、はっとしたのです。
 
同社は「働く場を快適な環境にすれば、社員は幸せを感じるはずだ」と、
本社周辺の約3万坪の土地に「かんてんぱぱガーデン」と名付けた緑地公園を整備しました。

ここは一般にも無料開放し、年間30万人が訪れるそうです。
 

ネットではっとしたのは、
「雨の日にガーデン内を移動するための貸し傘の柄は気付いた社員が揃える」という一文でした。
 
クエストリーはビルの6階に会社があるのですが、
「エレベーターを降りた時には、下で待っている人のために必ず1階のボタンを押す」と
いうのがメンバー同士のルールになっています。
 

「かんてんぱぱガーデン」の傘の柄を揃えるのもこれと同じだと思ったのです。

すぐに会社の傘立てを見に行くと、傘の柄はあっちこっちを向いています。
翌日の朝のミーティングでウチの会社も傘の柄の向きを揃えようと話しました。
 


メンバーはすぐに実行に移してくれました。

思うのは、傘の柄の向きが揃っているだけで気持ちがいいということ、
それと柄が揃っているだけで不思議と傘立てから取り出しやすいのです。
 
まだまだできていないことがたくさんある会社ですが、
一つひとつ、いい習慣を作っていきたいと思います。
 
 

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●日 時:2016年7月7日(木)13:30~17:00(受付開始 13:10)
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株式会社クエストリー/中野友里惠
http://www.questory.co.jp/tabid/94/Default.aspx 
または 03-5148-2508