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2016年03月18日(金)更新

相手に誠実な関心を寄せる

「小さくても光り輝くブランド」をプロデュースしているクエストリーの櫻田です。
 
 
古典的な名著ですが、デール・カーネギーの「人を動かす」の中に、
「人に好かれる6原則」があります。

その原則の①は「相手に関心を寄せる」です。


 
あらためてこれって大事だなあと思ったのは、
八丁堀にある「サ嘉ダチ」という立ち飲みのお店に行ったときのこと。

 
お取引先の方から「いいお店だからぜひ」とは言われていたのですが、
場所が曖昧だったのと、帰宅コースが違うので、すっかりと忘れていました。
 
3週間ほど前に八丁堀を通りかかって、この店に気が付き、早速入店。

立ち飲みながら、評判通りの魚をメインとした料理を
しっかりと食べさせてくれるお店でした。

 

この店では明るくて笑顔が素敵な一人の若い女性が働いていました。
料理を運んでくれた時に話しかけてみると、この春に大学を卒業し、
この店で正式に働くことになったのだそうです。
 
「卒業旅行でイタリアに行ってきたんです」とうれしそうに語ってくれました。
こちらもイタリアは何度も訪問しているので、イタリアの魅力を少しだけ話しました。
 

先日、会社のメンバーといっしょに仕事帰りに立ち寄ってみました。
この日も彼女は明るい笑顔で忙しそうに働いていました。



こちらは覚えていても、大勢のお客様が来るのですから
忘れているだろうなあと思っていました。

 
ところが、何気ない会話を交わしている時に、
「またイタリアのことを教えてください」と言われました。

正直言って「へえぇ、覚えているんだ」と驚きました。
 

もちろん長年商売をされている方にとっては当たり前のことかもしれませんが、
20代前半の娘さんが、一度だけ行った客のことを覚えているって、
そうそうないと思います。
 

単純なものでこれだけでまた来ようと思ってしまいます。

アイデアを凝らした集客策よりも「相手に誠実な関心を寄せる」
こんなところに商売繁盛のポイントがありますね。


 
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┗■「5月度ブランディングセッション」━━━━━━━━━━━━━━━━━
 
◆テーマ
 編集消費の時代は「ライフスタイル」を売る!
      
●日 時:2016年5月18日(水)13:30~17:00(受付開始 13:10)
●会 場:銀座ブロッサム 7F ミモザ
 

 
▼お問合せ・お申込み
株式会社クエストリー/中野友里惠
http://www.questory.co.jp/tabid/94/Default.aspx または 03-5148-2508