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「店がブランドになる」ことを支援・プロデュース! コンサルティング会社・社長のジャム・セッション
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2016年01月17日(日)更新
桃太郎のあぶせり鍋
「小さくても光り輝くブランド」をプロデュースしているクエストリーの櫻田です。
東京の天気は下り坂、夜半には雪が降り出すようです。
こんな夜は熱燗で鍋などを食べたくなります。
そんなことを考えていると、ある店を思い出しました。
こんな夜は熱燗で鍋などを食べたくなります。
そんなことを考えていると、ある店を思い出しました。
店を始められた店主の勝山さんは数年前に亡くなられ、
いまは別の方がそのまま引き継がれているようです。
20数年前にお取引先の方にこの店に連れて行っていただきました。
お取引先の方と勝山さんは同級生で岡山県勝山市のご出身でした。
店名の桃太郎も岡山から名付けられたようです。
お取引先の方と勝山さんは同級生で岡山県勝山市のご出身でした。
店名の桃太郎も岡山から名付けられたようです。
当時勤めていた会社が、四谷三丁目駅から歩いて10分ほどのところにあったので、
その後も仕事帰りによく立ち寄りました。
桃太郎は狭い店ですが、店主を慕って、
広告関係や役者の卵やクリエーターもよく来ていました。
当日のメニューは店主の勝山さんが習字紙に毎日筆で書いていました。
店の奥の棚の上には過去のものが丸めて乗せてありました。
店の奥の棚の上には過去のものが丸めて乗せてありました。
その桃太郎の人気メニューの一つが「あぶせり鍋」でした。
「あぶ」は油揚げ、「せり」は野菜のせりのことです。
出汁にこの二つの具材しか入っていない鍋なのですが、絶品でした。
店主自らが目の前で鍋を作ってくれるのですが、せりを食べるタイミングがあり、
それを逃すと、厳しい視線が飛んできたのを覚えています。
ところがある時からこの「あぶせり鍋」がメニューから消えてしまったのです。
店主にわけを尋ねると
「油揚げを頼んでいたところがやめたので、メニューから落としたとのこと」。
僕だけではなく、他の多くの客が好んでいた看板メニューでしたので、とても残念でした。
どうやら他の油揚げも試してはみたけれども、どれも納得できなかったようです。
味にうるさい店主ならではの決断でした。
どうやら他の油揚げも試してはみたけれども、どれも納得できなかったようです。
味にうるさい店主ならではの決断でした。
その後、会社が移転したので、桃太郎に足を運ぶことがなくなりました。
いろいろな店に行きましたが、あぶせり鍋を出す店には、
桃太郎以外には出会ったことはありません。
ということで、昼前にかみさんと買い物に行き、油揚げとせりを買ってきました。
桃太郎のようにはいきませんが、今夜は自己流「あぶせり鍋」を作ってみたいと思います。
作り方は極めてシンプルですが、さてどうなることやら・・・。
「1月度ブランディングセッション」
→http://www.questory.co.jp/tabid/204/Default.aspx
◆日時:1月27日(水) 13時30分~17時
交流会:17:30~19:30(銀座界隈のお店)
◆会場:銀座ブロッサム(中央会館)7Fミモザ
クエストリー:http://www.questory.co.jp
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